38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小雨、もう少し降ってくれれば。

2009年08月22日 | 農と暮らしの日記
今日の記事に関係のない写真。
また写真を撮るのを忘れていたので。ところで、これはどこでしょう? 西条在住の方、出身の方はわりとすぐわかるかも。

こたえは西条の市街地、アーケードの商店街の一部を構成する「銀座街」。
昨年まで藤田家族も毎月5日の「五日市」に出店していたのがこのあたり。これを裏側、というか、駅前本通り側から見た風景である。右端が明治屋、左端が越智家具店で、アーケードの中を歩いているとこんなビルだという感じがしないのだけれど、ちょうど隣接の建物が取り壊されていたりして、このあいだ通りかかったときに、カシャリ。中央に聳えているのは最近できたマンション、というか高層アパート。



野菜セットのない土曜、今日もひとり暮らし。
朝:ちょっとゆっくりめに、6時半から収穫約1時間。ごはん。昨日炊いたごはんが残っていたので、茄子、オクラなどを具にして味噌汁の雑炊に。冬のひとり暮らしは鍋三昧(=雑炊三昧)だが、夏もやっぱりこれが楽。ただし、むちゃくちゃ暑い。


未明というか、3時頃だったのだろうか、予報にはなかった小雨。
それでも朝の人参水やりはしなくていい感じの雨音だったので、かなりうれしく、夜明けまでまた眠る。

午前:荷造りをして10時頃に市街スーパー出荷。
戻って、そのほかの出荷作業をしてから昼ごはん。ごはんを炊いている暇がないので、ゴーヤとオクラのスパゲティにする。胡瓜も生でポリポリ。ほんと、自分のぶんだけごはん作るのって、手間がかかる。はけた野菜(収穫したけど出荷できないB品、C品)がどんどんたまってくるので、食べるしかない。

午後:秋冬野菜の育苗の場所を整える。
まだ初期なので、ほとんどは畑に直播きするのではなくセルトレイに播く。それを、防虫のために寒冷紗(目の細かいネット)をトンネルがけしたところに並べるのだが、農家の家じゃないから庭が狭いし、畑も歩くと遠いので、なかなか場所がない。なんとかとりあえずのスペースを確保し、すでに本葉が展開しているキャベツ類を並べる。

15時半ごろから今日も人参の水やり。
朝と午前中の小雨でほっとしたのも束の間。昼ごろからまた昨日までと同じようにカンカン照りになってきて、早めに水やりしようと畑に行ってみたら、もうカラカラ。今日は3往復して17時すぎたところで切り上げ、17時半からは町内の盆踊り(あしたの夜です)の準備に顔を出す。集会所横の広場の草をひき、やぐらを組み、提灯に電球を入れて、というあたりまで。約1時間でお茶をいただいてから解散。ほぼ日没のため、今日はあがり。家であれこれ片付け。



それにしても。
今朝の未明と午前中の雨はほとんど意味がなかった。降っているときは「ありがたい!」と思ったのだが、実際は水やり1回分やらなくてすんだというだけで(それだけでも十分ありがたいのだけど)、昨日の段階で「人参ピンチ!」と叫んだ状況は変わらない。1週間たって発芽の兆しがほとんどない。失敗の可能性はかなり高い。それでもしばらくは毎朝毎夕(ときには昼にも)水やりをやめるわけにはいかない。いつやめるか。「勇気ある撤退」の決断が迫られる。
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