38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

また大雨、秋冬の危機。

2009年08月09日 | 農と暮らしの日記
家から遠いほうの、山裾の畑のオクラ。
こちらも密植にしたので徒長気味だが、ひと株あたりの本数が多いから収量はまあまあある。昨夜からの思いがけぬ大雨で、少し乾き始めていた畑がまた田んぼに戻った。長靴で入ると足首くらいまで泥に埋まってしまう。



日曜、予報は曇りだったが、昨夜からの雨があがらない。
この雨はまったくの想定外。四国沖で熱帯低気圧が急速に発達したようなのだが、そんなことなら昨日のうちに半乾きでもいいからあちこちの畑にトラクタを入れておくところだ。しかも、雨量が大きい。このあとカラっと晴れて高温が続けばいいけれど、曇りがちでにわか雨でもまた降ろうものなら、8月中に秋冬野菜の直播きはもうできないだろう。おまけに除草の進んでいる人参もまた畝間が雨水に浸かっている。根が傷むようなことがあれば、この冬は人参なしも覚悟しなければならない。人参のない冬の野菜セットは考えられない。



朝:5時半に起きたけれど野菜セットの出荷がないので収穫はしばらく見合わせ。
午前:渚はバレーボールに出かけ、残り3人は久々にのんびりした朝。しかし、雨は激しくなるばかり、待っていてもしょうがないので収穫に出る。毎朝とらないと大きくなりすぎるオクラや胡瓜、ズッキーニ、それに、雨で枝が重くなると折れやすいピーマン、水ぶくれしやすい茄子を明朝出荷ぶんも見越して収穫してしまい、2時間ほどで帰宅。

長期出張から一時帰宅中の“援農Sさん”が来訪。
慣れない一人暮らしのようだが、豪勢な朝ごはんの写真など見せてもらうと、まずまず楽しんでいるようすで何より。束の間のお盆休みは子どもたちが放してくれないだろう。

午後:市街スーパーに出荷。
最近ちょっと野菜が飽和気味だが、売れ残りも多いけれど数はそれなりに売れている。夏休み、お盆前で帰省中の家族もいて買い物も増えるのだろう。お盆期間中は多めに並べるつもりなので、ぜひお立ち寄りください。今日の品物は、長茄子、茄子、ピーマン、オクラ、空芯菜、ゴーヤ。他に並ぶ可能性があるのは、つるむらさき、辛い大型とうがらし、など。

雨は5時頃から小雨、または上がっている時間も出てきた。
しかし、明日はまた傘マークが並んでいる。甲子園は第一試合途中で中止、雨天順延になったが、今後もまだ雨の日が多い予報だから、今年はかなり日程が延びていくかもしれない。遠くから応援に出かける人は段取りが大変だろう。

夕方、真の散髪につきあう。
かなり長く伸びているのだが、本人は気に入っていて短く刈るのは嫌だというので、長さは適度に保ちつつ、すっきりするように切ってもらった。そのあいだ僕はBRUTUSの最新号「日本再発見の旅と本」をざっと斜め読み。これ、保存版にしたい。誰か読み終わったの、くれないかな。



西条のフリーペーパー「彩西」の特別号(定価200円)発売中。
西条高校の甲子園出場を特集してあり、50年前の全国優勝の様子を伝える写真や記事、今年のチームの戦歴を振り返るページなど。明屋(はるや)書店など市内の協力店に並んでいるそうです。
コメント (2)
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