38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

周ちゃん広場に、かかし集合。

2009年08月30日 | 農と暮らしの日記
市内のJA周桑直販所「周ちゃん広場」で行われた「かかしコンテスト」。
西条市青年農業者協議会が主催する毎年恒例の行事なのだけど、僕は今年初めて参加した。市内といっても旧東予市、うちは市内の東端、こちらは西の端に近いエリアということもあって、去年まではこの周桑エリアの会員のみなさんに「おまかせ」という感じでいた。

しかし、今年は僕はこの会の副会長ということになっている。
なのに、ちょっと遠方への視察旅行とかいろんな交流行事などにはなかなか顔を出せないので、出られるときには出ておこうという感じで。それと、このコンテストには「籾まきからとうどまで」の稲作学習に取り組んでいる飯岡小からも参加していて、今年は5年生になった渚もいよいよ出番。夏休みに何日も登校して仕上げた傑作?が並んでいるので(指導してくださった先生方には大変お世話になりました)。



8月最後の日曜。
朝:5時半から人参の水やり、市街スーパー出荷ぶんの収穫。戻ってごはん。
午前:渚は松山にバレーボールの練習試合なので、真を連れて軽トラで上記「かかしコンテスト」の会場へ。9時スタートのちょっと前、8時過ぎに到着。土日の2日間行われていて、今日は二日目なので準備もほとんどなく、足をたたんであったテントを立て直すくらい。

それにしても、人がすごい。
この「周ちゃん広場」はJA西条の「水都市」と同じく生産者が直接、野菜などを持ち込み、自分のつけた値段で売ることのできる直売所。規模は「水都市」が市街地でこじんまりしているのに比べて、こちらはロードサイドの郊外店といった感じ。

で、日曜ということもあるのだろう、とにかく人が多い。
駐車場を歩く人たちに、「かかしコンテストの投票をお願いしま~す」と片っ端から声をかけるとほぼ9割がた、投票に参加してくれる。だから、もうめちゃくちゃ忙しい。声をかけ、投票用紙と鉛筆を渡し、「奥のほうにもかかしがありますから、全部見てから決めてくださ~い」とか言って、そしたら用紙に書き終わった人が次々戻ってくるから、「あの投票箱に入れて、くじ引きして帰ってください」と指さして、あ、また新しいお客さんだ、「かかしコンテストの投票をお願いしま~す」、の繰り返し。



あっという間に正午になる。
みんなはたぶん一日いて動き回ってくれるのだけど、僕はどうしても午後、畑に出なければいけないので(みんなも同じだと思うけど)、正午すぎに辞去。周ちゃん広場で簡単な昼ごはんを買ったから、そのまま家に帰って食べてもいいけど、夏休みのお出かけもたいしてしてないので、「真、海と川とどっちがいい?」と聞いて、そしたら「川」だというから、市街近くの加茂川の河原へ。

「いもたき」の始まっている旧トリム公園のあたりに駐車。
去年はここにエンテツさんこと遠藤哲夫さんと、「日頃お世話になっているみなさん」と一緒に来て、いもたきを楽しんだのだが、今日は真とふたり、河原の大きな石に腰をおろして弁当だ。買ったのは、たこめし、おこわ、野菜かきあげ、小いかの煮つけ、である。8月も末なら川遊びなんかしてる人もいないだろうと思ったらびっくり、車は100台以上停まっていて、みんなターフやらテントやらはって、バーベキュー、ボートや浮輪で川遊び、釣り、など、とにかくにぎやか。こちらはとくに川遊びの用意をしてきているわけではないので、そうなれば奥の手で、川遊びの原点、石投げだ。平べったい石を水面をスキップするように飛ばす遊びで、4、5回投げたけど、どうやら周囲と雰囲気が違うので、やめた。

13時半帰宅。
午後は、14時すぎから第一弾の人参の除草とまびき、里芋の水入れ、第二弾の人参の除草、その水やりなど、19時あがり。



昨夜の雨は市内西部の一部ではかなり降ったらしい。
車の運転がこわいほどだったという。同じ西条市でもこれだけ離れていると、そういうことも珍しくない。市街地とここ飯岡でも降り方がまったく異なることもあるのだから。飯岡の中でも、うちの何か所かある畑によって雨量が全然違っていることもある。とにかく、秋作本番に入る前に、ちょっとまとまった雨がほしい。
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2 コメント

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かかしコンテスト (やさしい先生)
2009-09-02 01:45:33
お疲れ様でした。
投票を呼び掛けたのですが、飯岡から遠いこともあってか聞いてみると児童の参加は???
自分で自転車で行ける距離じゃないから。

夏休み中、子どもたちはいっしょうけんめい作製しましたね。

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Unknown (藤田敏)
2009-09-02 21:29:46
お世話になりました、真は飯岡小の知ってる子が来てたと言ってました。飯岡からは少なかったかもしれませんが、たくさんの子どもたちがかかしたちを見て、投票もしてくれました。

審査(投票)の都合上、「飯岡小の作品!」というようなアピールができないのが残念ですが、周ちゃん、リラックマ、ぜんまい侍、スーパーマリオたちを見て、「自分たちも来年、作りたいなぁ」と思った子どもたちも多かったのではないでしょうか。
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