38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

人参、2度目の播種。

2009年08月15日 | 農と暮らしの日記
今朝播いた、この秋冬2回目の人参。
昨日の夕方播き始めたけれど日没で種が見えなくなり、今朝の収穫前に残りを播いた。畑の状態や今後の天気予報を勘案して昨日急に思い立って播いたので、耕耘も畝立ても完全ではないのだが、とりあえずの取り急ぎで。最初に播いた人参が、発芽はしたのだけれどその後の長雨で過湿になっていると思われ、もしかするとうまく育ってくれないかもしれないし、そもそも総量がまだまだ足りないので、8月中にもう1作播いておきたいところ。



土曜、64回目の終戦記念日。
朝:5時半から冒頭の人参種播き30分、収穫1時間。雨が降ってきたので、渚に手伝ってもらって、人参の畝に寒冷紗がけ。戻ってごはん。
午前:出荷準備、市街出荷、そして僕の実家へ。お盆の大集合で、渚・真のいとこたちも集合。時折小雨も降るので、畑仕事は休みにして夕方からは机しごと。
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この夏初、快晴の空。

2009年08月14日 | 農と暮らしの日記
最近の、藤田家族の食卓。
毎日これと同じということはないけど、同じ野菜が行ったり来たり、味付けと素材が入れ替わったりそのままだったり。

左上は空芯菜のシンプル炒め。
オイスターソースやにんにく醤油など濃いめの味付けが合う。右上はオクラのおひたし梅肉添え。とろとろ感とさっぱり感の夢の競演(あやしいカタログふう)。左下はつるむらさきのおひたし。青くさいけどくせになる野菜。右下はおなじみゴーヤちゃんぷる。卵は入れても入れなくてもいいけど、重要なのはゴーヤと豆腐の配分だ。ゴーヤ重視で。ゴーヤはたっぷり入れたほうがゴーヤ当たり前になって違和感がない。逆にゴーヤを控えめにするとかえって目立ち、苦くなるから要注意。って、ほんとうか。うちはゴーヤ三昧で味覚がおかしくなっている。だれか本当のことを言ってください。

そういえば、茄子とピーマンがない。
たまたま。夏野菜がいっぱいなので、夏野菜の主役である茄子とピーマンがなくても気づかない。トマトもないけど、それはあまり触れてほしくない。気づかないふりをしているのだ。



快晴の金曜。高知では36.5℃を記録したという。
朝方の湿っぽい雲が徐々にとれて、日中はまさに雲ひとつない快晴。この夏初めてだろう。やっと本当に梅雨が明けたという感じ。

朝:5時半から収穫2時間、戻ってごはん。
午前:野菜セットなど荷造り、市街出荷。帰省中の妹と甥が遊びに来る。
午後:一時帰省の援農Sさん一家も立ち寄ってくれたけど、車ごと家の前の用水路にも立ち寄ってくれたので、夏らしくみんなで大汗かく。ご近所さんが手際よく大ジョッキじゃなくて大きめのジャッキを持ってきてくれたので無事脱出。
夕方:トラクタ耕耘、管理機で畝立て、人参を1列播いたところで日没。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛とうがらし、ゴーヤ、胡瓜、オクラ、つるむらさき、空芯菜、などから。
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台風9号、静岡で地震。

2009年08月13日 | 農と暮らしの日記
最近、毎日収穫している五角オクラ。
なんとなくの感触として、この数日、わりとよくとれているなと思ったので、計量してみたら約2kg。10本で100gとすると200本。約40mの畝に千鳥の2条、毎日収穫。それで2kgというのは収量的にどうなんだろう。

他にもオクラがあるので、一日の収量はこれの2倍くらいか。
うちとしては、それくらいとれていれば野菜セットを組むのにも不自由しないし、余ったらスーパーの地産地消コーナーに並べればほぼ即日完売なので、適量といえる。これより多くても売れるかもしれないけれど、収穫に時間がかかりすぎる。いま、毎朝約1時間半ほどの収穫時間のうち、半分程度がオクラにかかっている。あと30分オクラをとれといわれると、かゆいし、暑いし、ちょっとつらい。



またしばらくブログを休んでました。
今回は単にさぼっていた感じ。急に暑くなって、疲れているのか夜が眠い。というわけで、これまでなら4日ぶんくらい1日ごとの記事を立てて取り返していたのだが、今回は無理せず、まとめて記録。パソコン不在中の記録はどうなったのかという疑問が残ったままですが、深く考えないことにしました。

8月10日(月)雨のち曇り。
台風9号がいきなり発生。昨日の熱帯低気圧が発達したらしい。
午前:大風に備えて明朝出荷ぶんもあわせて収穫。市街・氷見・小松方面に出荷・配達。
午後:遅昼のあと机しごと、そして、台風のなかご近所でBBQ。というか、台風は結局接近せず、雨も風もなく、晴れていたので予定通り決行。鶏、豚、牛、食べました。うちの野菜も持って行ったけど、辛いはずの辛とうがらしが炭で焼いたら辛くなかった。たまたまかな。

8月11日(火)明け方に雨、日中は晴れ。
未明に静岡で震度6弱を観測する地震発生。東海地震とは直接の関係なしとのこと。
午前:収穫、セットづくり。お盆休みなどでセットのお休みもあり、いつもより少なめ。
午後:新居浜方面の配達、渚と。戻ったら15時、それから昼ごはん。夕方、畦草刈り払いなど。19時あがり。

8月12日(水)晴れときどき曇り。御巣鷹山の日航機墜落事故から24年。
午前:収穫、市街出荷、人参の手除草2時間。
午後:人参の除草の続き3時間。薫は田の草とり。19時あがり。

8月13日(木)曇り時々晴れ、一時小雨。
午前:収穫、セットづくり(宅配便のみ)、市街出荷。
午後:葱の草とり3時間、トラクタ耕耘2時間半。20時前あがり。



<最近の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、とうがらし(辛い、または甘い)、オクラ、ゴーヤ、胡瓜(一部は地這いに移行)、つるむらさき、空芯菜、などから。
※ズッキーニ、茎ブロッコリィは終了。トマト類もどうやらほぼ終了。
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また大雨、秋冬の危機。

2009年08月09日 | 農と暮らしの日記
家から遠いほうの、山裾の畑のオクラ。
こちらも密植にしたので徒長気味だが、ひと株あたりの本数が多いから収量はまあまあある。昨夜からの思いがけぬ大雨で、少し乾き始めていた畑がまた田んぼに戻った。長靴で入ると足首くらいまで泥に埋まってしまう。



日曜、予報は曇りだったが、昨夜からの雨があがらない。
この雨はまったくの想定外。四国沖で熱帯低気圧が急速に発達したようなのだが、そんなことなら昨日のうちに半乾きでもいいからあちこちの畑にトラクタを入れておくところだ。しかも、雨量が大きい。このあとカラっと晴れて高温が続けばいいけれど、曇りがちでにわか雨でもまた降ろうものなら、8月中に秋冬野菜の直播きはもうできないだろう。おまけに除草の進んでいる人参もまた畝間が雨水に浸かっている。根が傷むようなことがあれば、この冬は人参なしも覚悟しなければならない。人参のない冬の野菜セットは考えられない。



朝:5時半に起きたけれど野菜セットの出荷がないので収穫はしばらく見合わせ。
午前:渚はバレーボールに出かけ、残り3人は久々にのんびりした朝。しかし、雨は激しくなるばかり、待っていてもしょうがないので収穫に出る。毎朝とらないと大きくなりすぎるオクラや胡瓜、ズッキーニ、それに、雨で枝が重くなると折れやすいピーマン、水ぶくれしやすい茄子を明朝出荷ぶんも見越して収穫してしまい、2時間ほどで帰宅。

長期出張から一時帰宅中の“援農Sさん”が来訪。
慣れない一人暮らしのようだが、豪勢な朝ごはんの写真など見せてもらうと、まずまず楽しんでいるようすで何より。束の間のお盆休みは子どもたちが放してくれないだろう。

午後:市街スーパーに出荷。
最近ちょっと野菜が飽和気味だが、売れ残りも多いけれど数はそれなりに売れている。夏休み、お盆前で帰省中の家族もいて買い物も増えるのだろう。お盆期間中は多めに並べるつもりなので、ぜひお立ち寄りください。今日の品物は、長茄子、茄子、ピーマン、オクラ、空芯菜、ゴーヤ。他に並ぶ可能性があるのは、つるむらさき、辛い大型とうがらし、など。

雨は5時頃から小雨、または上がっている時間も出てきた。
しかし、明日はまた傘マークが並んでいる。甲子園は第一試合途中で中止、雨天順延になったが、今後もまだ雨の日が多い予報だから、今年はかなり日程が延びていくかもしれない。遠くから応援に出かける人は段取りが大変だろう。

夕方、真の散髪につきあう。
かなり長く伸びているのだが、本人は気に入っていて短く刈るのは嫌だというので、長さは適度に保ちつつ、すっきりするように切ってもらった。そのあいだ僕はBRUTUSの最新号「日本再発見の旅と本」をざっと斜め読み。これ、保存版にしたい。誰か読み終わったの、くれないかな。



西条のフリーペーパー「彩西」の特別号(定価200円)発売中。
西条高校の甲子園出場を特集してあり、50年前の全国優勝の様子を伝える写真や記事、今年のチームの戦歴を振り返るページなど。明屋(はるや)書店など市内の協力店に並んでいるそうです。
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甲子園、西条-八千代東。

2009年08月08日 | 農に関する情報
開会式のある初日の第3試合(15:20~)で県立校同士の対戦。
組み合わせの詳細はこちら。学校の詳細はこちら。西条八千代東。応援ツアーはこちら(ワカタケツアー、中学生以上7,000円)。
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3日連続の、援農。

2009年08月08日 | 農と暮らしの日記
さつま芋の畑の現在。
ひととおりの草とりが終わってから10日ほどたち、つるがきれいに畑を覆っている。がしかし、やはり草はまた出始めている。これをもう一度、8月中にざっととって、あとは11月の収穫まで放任、といきたいところ。



土曜、朝から晴れて暑い。
朝:7時ごろから収穫、今日は薫が荷造りから出荷まで。
午前:9時に新居浜から初対面のお客さん。OさんとTさん、二十代の若者である。Oさんは会社員で、有機農業か自然農のスタイルでの就農を頭に描いていて、その研究の一環で友人のTさんと一緒に訪ねてきてくれた。畑をざっと案内したあと、やはり今日も人参の畑へ。2時間ほど除草を3人でやって、かなりまた進行し、このままずっと続けたいところだったけれど、やはり今日も暑く、しかも真昼の太陽なので無理は禁物、帰宅。お茶を飲みながら少し話し、再会を約して別れる。

午後:昼食後、畔の石垣の草とり。
草というか木のようになってしまっているものも多く、石と石との間から抜くようにしてきれいにしていく。ここまで育ててしまっては本当はいけないのだが、どうしてもこういう作業があとまわしになってしまう。18時すぎ終了。

草とりの途中からラジオは甲子園の初日、第3試合。
西条が同じ公立校、千葉県代表の八千代東をなんとか振り切って初戦突破(3-2)。楽勝ムードもあっただけに、これくらいの接戦のほうが今後に向けてはプラスのステップになったかもしれない。2回戦は大会7日目、明豊(大分)との対戦。
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農業高校生、実習。

2009年08月07日 | 農と暮らしの日記
人参の除草が、進む、進む。
さすがに4人、プラス僕1人で計5人いると速い。僕がひとりで約4時間かかったのと同じくらいのところを、1時間ほどでやってしまった。ま、単純に人数で割れば僕が5人いるより時間はかかっているけど、それは当り前、というか、それくらいの成長は就農4年目の僕にあってもいいだろう。

4人は地元、西条農業高校の2年生。
生産科学科(かつての農業科)の実習で、今日1日だけだけど、農家での体験を今後の学習に生かす、ということのようだ。



金曜、心配していた雨はなく、逆に晴天、高温、真夏の空。
朝:5時から収穫、ごはん、セットづくりも少し開始。
午前:9時に高校生到着。引率の先生は帰り、すぐに出荷作業の実習。大きさの異なるいくつもの野菜セットと市街スーパー出荷品の両方を同時並行でやるので、目方や包装が細かく違っていて、それを4人の手が休まらないように振り分けなければならないので、なかなかこれは指揮者(僕です)がたいへんだ。ピーマン、オクラ、空芯菜、ゴーヤなどを2人1組で次々に分別、計量、包装してもらい、最後は宅配便で送るぶんの野菜セットを、段ボール箱に僕が手速く詰める様子を見てもらって、出荷の実習は約2時間で終了。

昼まで、畑の見学。
小学校横の畑に歩いていき、うちの野菜づくりの特徴を目の前の畑の様子からつかんでもらう。定植後の葱の畑に大きな草が出ているのを10分ほどみんなでひいてもらってから、帰宅。昼の休憩。

午後:戻って、涼しい木陰で育苗の種播き。
昨日に続いて、キャベツとブロッコリィを少しだけ。そのあと、冒頭の人参除草を約1時間。しかしあまりに暑いので、ほんとはもう少し「数の力」でやってしまいたかったのだが汗だくになりながら撤退。いちおう「実習」なので、あまりへとへとになってしまってはいけないような気がしたので。

戻って、これで作業は終了。
先生が迎えに来てくださるのを待つあいだに、先日放映された「ズッキーニ@藤田家族」のテレビのDVDをせっかくなので見てもらう。16時ごろ実習終了。



16時すぎから、JA支所まつりの準備に真と出かける。
昨年までは家の前が会場(JA駐車場)だったので楽だったが、引っ越して遠くなったので自転車で。行くとすでにテントも椅子、テーブルも、そして昨年も熱かった焼き鳥コーナー(&イカ焼き、生ビール)も準備が整っている。17時ごろから焼き始め、なしくずし的に店も開店。真はエプロン姿で、次々にやってくるお客さんからチケットをもらい、焼き鳥やイカ焼きを袋に入れて渡す係。現金のやりとりがないから、ほいさほいさと小学2年生でもこれなら一人でできる。

真のお楽しみはあれこれ食べられる出店。
身内の焼き鳥に加えて、たこやきはチケットを買い、また、差し入れのラーメンも食べた。出店はほかに、唐揚げ、おでん、おいなりさん、など。去年、ぶどうを勝ち取ったビンゴは今年は残念ながら当たらず。20時半ごろ終了。真を連れて帰り、再び戻って会場の片付け。そのあと、残ったスタッフ20人ほどが、こちらも残ったあれこれの食べ物で反省会。23時ごろ帰宅。



渚が少年自然の家(2泊3日)から帰ってきた。
出発前夜に発熱があり、体調不良で現地でも先生方や施設の方々、友達のみなさんにいろいろお世話になりました。登山はできなかったけど、キャンプファイヤーや自炊、肝試しなどたっぷり楽しんだようだ。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛とうがらし、オクラ、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、トマト、つるむらさき、空芯菜、などから。
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朝の収穫から、援農。

2009年08月06日 | 農と暮らしの日記
自給用の田んぼ、ヒノヒカリの現在。
例年より植えるのが遅かった(6月27日)とはいえ、どうも周辺の田んぼと比べると稲が弱よわしい。草はいま、薫が猛烈な勢いで二度目の除草をしていて、なんとかこのていどで済んでいる。中干しはいつするんだったっけ。まだまだ稲がそんな状態になっていないからのんびりしているけれど、時期的にはもうぼちぼちかもしれない。



木曜、明け方から小雨。
朝:6時、援農のIくん到着。朝の収穫からの援農、今年の第1号なので期待するところ大。すぐに畑に出て、今日の野菜セットをつくる材料を収穫。茄子、辛とうがらし、オクラ、空芯菜など、それぞれの野菜について、まず取り方の見本を実際に見てもらってから、半々より少し少なめの個数・本数を指示して収穫してもらう。
午前:朝ごはんのあと、Iくんも一緒に野菜セットづくり。うちの出荷はお客さんによって量や種類が違うので、何を何gずつ計って…というような単純作業にならないから、指示するのが難しい。けれどIくん、のみこみが速く助かる。

昼前、一緒に市街スーパーに出荷。
野菜セットは宅配便のみで配達はなし。

午後はキャベツ、ブロッコリィの育苗の種播き。
育苗用の床土を配合して混ぜるところから、セルトレイに土を詰め、穴を開けて種を1粒ずつ落とし、覆土するところまで。ふたりで6箱ささっと播く。15時ごろ、援農終了。

夕方、ひとりで人参の除草。
18時すぎにあがり、19時からは市街で青年農業者の会の「野菜実践班」総会。今年1年の班長を務め、仕事らしい仕事ができなかったけど、班のみなさん、事務局のHさんにはたいへんお世話になりました。晴れてお役御免、そしてめでたく生ビールで懇親会。23時ごろ帰宅。



今日の援農Iくんは高校3年生。
有機農業に関心が強く、卒業後はこれに関連のある分野の勉強ができるところに進むことを考えているようだ。この年齢でそういうことに目が向き、そして行動に移していけるというのはすごいなぁと思う。比べてもしょうがないけど、自分の高3の夏休みを思い返すと……、思い返さないほうがいいようだ。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛とうがらし、オクラ、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、つるむらさき、空芯菜、ミニトマト、などから。
※野菜はいま、かなり好調。やはりこの気温のなかで、これだけ畑が湿っていると、野菜も快適なのだろう。
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人参除草、冷たい風。

2009年08月05日 | 農と暮らしの日記
7月19日に播いた、この秋冬作第一弾の人参。
昨日から除草を始めて、昨日4時間と今日4時間でなんとか30m×5条ぶんくらいを終了。左側手前のすっきりしているところが除草済み、右側から奥にかけての緑が美しい(?)ところが、これから。さらに右手は多雨で順調な里芋。

それにしても涼しい。
秋冬人参の除草といえば、炎天下の作業というのが通例で、それでも「残っているじゃが芋掘り」とか畦草刈り、さらには田の草とりなどに比べると、体を大きく動かすことがないぶん、夏の畑しごとのなかでは楽なほうなのだが、この夏(?)は人参除草に「逃避」することのありがたさが感じられない。時折吹く風は心地よいというより、おそろしいほどひんやりする。忍び寄る「冷害」の気配だろうか。



水曜、野菜セットのない日。予報は曇り時々晴れ。
朝:収穫はあとまわしにして、6時すぎからごはん。渚は2泊3日の旅程で「少年自然の家」に出かけていった(学校行事で、いわゆる林間学校)。
午前:収穫、市街スーパー出荷。昼まで2時間、トラクタ作業。まだ湿気がとれていないけれど草の勢いが強いので、やむをえず、ごく浅く耕耘して草の根を浮かせておく。
午後:冒頭の人参除草。並行して隣の田んぼに水入れ3時間。ちょっと早いけど都合により18時半あがり。



夏の全国高校野球、甲子園の組み合わせが決まった。
地元・西条高校は初日(8日)の第3試合、八千代東(千葉)と県立校同士の対戦。
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ゴーヤの葉陰で、涼を。

2009年08月04日 | 農と暮らしの日記
ゴーヤもようやく天井に達し、「棚」らしくなってきた。
しかし同時にカメムシも増えてきて、せっかく大きく育ったものが傷ものになっている。見つけたらつぶす、少し小さめで惜しがらず収穫する、というあたりでなんとか対応。ズッキーニと胡瓜の勢いが衰えてきたいま、ウリ科の頼みの綱なのでがんばってほしい。



火曜、野菜セットのいちばん多い曜日。予報は曇り時々晴れ。
朝:5時半から収穫約2時間、戻って朝ごはん。
午前:野菜セットなどの荷造り、11時すぎ、まず市街スーパーに出荷。戻ってごはん。
午後:新居浜方面への配達、今日は珍しく食後の午後発。14時もどり。15時から人参の除草に着手。播種後の雨続きで発芽は揃ったが、ずっと雨に打たれて地面も湿っており、草の成長も速い。なんとか初期の除草で先手を打っておきたいということで、4時間で2条ぶん。あと10条だから、20時間。どこで確保するか。隣の田んぼでは薫が田の草とり。久しぶりに田んぼに水入れ、19~21時の2時間で4~5cmの水深増。



夕方のラジオで「道草の効用」のようなのをやっていた。
首都圏にいるときから思っていたが、ほんとうにいまの子どもたちには無駄な時間が少ない気がする。道草のできる時間と場所を、いまいちど子どもたちの手に取り戻してやらなければいけないように思う。その結果、大人の社会も変わるだろう。「○○手当に○万円」というような政策も大切だけど、こういうことを書いてあるマニフェストがあったら、ちょっとその先も読んでみようかなという気になるんだけれど。公約に具体性がないという批判はわかるが、その前段階として目指すべき社会の在り方について、もう少し夢がほしい。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛いとうがらし、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、オクラ、つるむらさき、空芯菜、じゃが芋、などから。
※トマト類はそろそろ終わりかもしれない。毎年のことながら、うちのトマトは夏が嫌いらしい。
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注意! 辛いとうがらし。

2009年08月03日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットに入っている「辛いとうがらし」。
長さが15~20cmと大型で、見た目はこれまでにもセット入りしていた「万願寺とうがらし」とほぼ同じ。一般的な「ししとう」より格段に大きく、そして、「辛い」。ししとうや万願寺にも、たまに辛いのが出現するけれど(いわゆるロシアン・ルーレット的に)、今年の辛いとうがらしは100%辛い。

この辛いとうがらしは、そういう品種である。
ただ、種の袋には「種をワタをとると辛味が和らぐ」とある。しかし、うちの畑にできたものはそんなわけにはいかず、とにかく辛い。おひたしはちょっと厳しい。よほどの辛味好き向き。うちではたいてい、くたくたに炒めて常備菜にしている。これだとひとつまみでごはんがどんどん進む。炒め物などにアクセントとして入れる使い方は注意が必要。他の野菜も辛くなってしまうからだ。全体をエスニック風に辛くして楽しむ場合はいいけれど、辛いとうがらしは大人が食べて、あとの野菜は子どもたち……というつもりだと、かわいそうな展開になる可能性が大きい。



月曜、予報は曇り時々晴れ、夕方から雨。
朝:5時半から収穫、7時半からごはん。渚は登校日。
午前:野菜セットづくり、昼前に終わって机しごと。
午後:市街と氷見・小松方面の配達など。戻って遅い昼ごはん。15時半ごろからトラクタ作業、途中で雨が降り始めて1時間で終了、そのほかあれこれ畑しごと。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛いとうがらし、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、オクラ、ミニトマト、空心菜、つるむらさき、などから。
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真、バレーボール初陣。

2009年08月02日 | 農と暮らしの日記
つるむらさきが、今年は好調。
就農4年目にして、ようやく継続的に摘み取り収穫ができている。これまでは、発芽がそろわなかったり(たぶん温度不足)、発芽してもなぜか収穫初期に斑点が出て病気のようになったりして、夏のセットに貴重な葉ものとしての役割を果たすことができなかった。今年もまだこれから、という段階なので予断を許さないけれど、いまのところ元気なので、期待が大きい。



日曜、ゆうべの雨はあがり、日差しもあるが、雲も低い朝。
朝:6時ごろから収穫、7時ごろからごはん。
午前:出荷準備、9時に市街出荷、そのついでに近くの西条小学校へ。真がバレーボール、ついにデビュー戦。ここは4年生以下チームの会場で、4チーム総当たりの各チーム3試合、真たちの1試合目を観戦。2セット連取で初勝利。この試合、真は第1セットにフル出場で、サーブも決まった。その後、飯岡小学校へ。こちらでは渚たち5年生チームの試合。残念ながらこちらは予選2連敗で終了。
午後:昨日に続いて畑の草刈り。豆類の中耕、金時豆のネット張りなど。18時あがり。

帰ってきたら、真たちは結局3戦全勝で優勝したとのこと。
それでみんなでお祝い(ご褒美?)の焼肉なのだそうで、薫とふたりで出かけて行った。渚と僕は留守番で、これからふたりで晩ごはん(考えてみたら、これはかなり珍しい)。渚がいま残っている玄米ごはんでおにぎりを作り始めた。あとはそうめんを茹でて(そのあいだにまた渚がトッピングの錦糸玉子を焼くだろう)、僕は胡瓜と海苔を切って、ビールをあけるのだ。
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梅雨が明けても、雨。

2009年08月01日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの例。
これはいつものように、大セット(1800円前後)より少し多め、約2000円のセット。通常はまだトマト類(ミニか中玉)があり、また、胡瓜、ズッキーニもたいてい入っているのだけれど、このセットにはたまたまそれがなく、そのこともあって、全体的に色合いが単調……。

例によって、野菜の内容を簡単に……。
中央、上のほうが茄子類で、普通の中長茄子、長茄子(焼き茄子がおいしい)、緑茄子(皮がしっかりしているように思うけれど、調理すると普通の茄子との違いがあまりよくわからない)。通常のセットにはこの3種類の茄子のうち1~2種が入る。その下がゴーヤで、ズッキーニ、胡瓜を含むウリ科3種類から1~2種類が入る。

右側は葉もので、上から、ひゆな(ジャワほうれん草)、つるむらさき、空心菜(エンサイ)。いずれも暑さに強く、虫の害がほとんどない。通常のセットにはこのうちの1~2種類が入る。モロヘイヤはまだ生育中。

左側、上から、甘とうがらし、辛とうがらし、ピーマン。
とうがらしはいずれも大型で、一般的な小型の「ししとう」の代わり。甘とうがらしはししとうと同じように使えるけれど、辛とうがらしは思っていたよりも本格的に辛く、ししとうのつもりで他の野菜などと炒め合わせてしまうと、料理すべてが激辛エスニック調になってしまうという困りものである。といっても、慣れれば癖になる辛さで、うちではしっかり炒めて常備菜にし、お酒とごはんのお供に毎日活躍している。

左下が、オクラ。
小さいのが一般的な五角オクラ、大きいほうが丸莢の島おくら。こちらのほうが大きくなっても固くならず、野性味がある。収穫も取り遅れをさほど気にしなくていいので楽です。



梅雨明けから一夜明けた土曜。朝から低い雲。
朝:5時半ごろから収穫、ごはん。
午前:大雨のなか、出荷準備、10時頃に市外出荷(スーパー)。戻って畑の草刈り。薫は田んぼの草とり。
午後:畑の草刈りの続き。今日は通算6時間ほど刈り払い機を振り回した。けっこう疲れる。18時すぎ雨が本降りになってきたので、あがり。



午前中の雨はかなりの量。
梅雨じゃなくても夏の雨と考えればいいのかもしれないけれど、梅雨明け当日も翌日もこれだけしっかり降ると、ほんと、梅雨明けってどういう意味を持っているんだろうと思う。夕方からまたしっかりした雨。そして雷もなっている。
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