38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

朝の収穫から、援農。

2009年08月06日 | 農と暮らしの日記
自給用の田んぼ、ヒノヒカリの現在。
例年より植えるのが遅かった(6月27日)とはいえ、どうも周辺の田んぼと比べると稲が弱よわしい。草はいま、薫が猛烈な勢いで二度目の除草をしていて、なんとかこのていどで済んでいる。中干しはいつするんだったっけ。まだまだ稲がそんな状態になっていないからのんびりしているけれど、時期的にはもうぼちぼちかもしれない。



木曜、明け方から小雨。
朝:6時、援農のIくん到着。朝の収穫からの援農、今年の第1号なので期待するところ大。すぐに畑に出て、今日の野菜セットをつくる材料を収穫。茄子、辛とうがらし、オクラ、空芯菜など、それぞれの野菜について、まず取り方の見本を実際に見てもらってから、半々より少し少なめの個数・本数を指示して収穫してもらう。
午前:朝ごはんのあと、Iくんも一緒に野菜セットづくり。うちの出荷はお客さんによって量や種類が違うので、何を何gずつ計って…というような単純作業にならないから、指示するのが難しい。けれどIくん、のみこみが速く助かる。

昼前、一緒に市街スーパーに出荷。
野菜セットは宅配便のみで配達はなし。

午後はキャベツ、ブロッコリィの育苗の種播き。
育苗用の床土を配合して混ぜるところから、セルトレイに土を詰め、穴を開けて種を1粒ずつ落とし、覆土するところまで。ふたりで6箱ささっと播く。15時ごろ、援農終了。

夕方、ひとりで人参の除草。
18時すぎにあがり、19時からは市街で青年農業者の会の「野菜実践班」総会。今年1年の班長を務め、仕事らしい仕事ができなかったけど、班のみなさん、事務局のHさんにはたいへんお世話になりました。晴れてお役御免、そしてめでたく生ビールで懇親会。23時ごろ帰宅。



今日の援農Iくんは高校3年生。
有機農業に関心が強く、卒業後はこれに関連のある分野の勉強ができるところに進むことを考えているようだ。この年齢でそういうことに目が向き、そして行動に移していけるというのはすごいなぁと思う。比べてもしょうがないけど、自分の高3の夏休みを思い返すと……、思い返さないほうがいいようだ。



<本日の野菜セット>例
茄子、長茄子、緑茄子、ピーマン、辛とうがらし、オクラ、ズッキーニ、胡瓜、ゴーヤ、つるむらさき、空芯菜、ミニトマト、などから。
※野菜はいま、かなり好調。やはりこの気温のなかで、これだけ畑が湿っていると、野菜も快適なのだろう。
コメント
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