蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

プラダを着た悪魔

2017年04月26日 | 映画の感想
プラダを着た悪魔

主人公(アンドレア=アン・ハサウェイ)は、ジャーナリスト志望だったが、ある雑誌の編集長秘書のアシスタントに応募したところ、合格する。この雑誌はファッション界を牛耳る「ランウェイ」で、編集長(ミランダ=メリル・ストリープ)は、センスの良さと編集力そして人使いの荒さで有名だった。案の定、主人公は理不尽な命令に振り回されるが・・・という話。

アン・ハサウェイ出演作品で初めて見たのは「インターステラ―」だったのですが、同作の彼女を見た時、各パーツがあまりに整いすぎた美形であるのにびっくりしました。それに比べると本作での彼女は「そこまでではないか・・・」(あくまで私の印象です)という感じだったけど、目の大きさが往年の少女マンガ並みだったのは記憶に刻まれました。多分、本作では「(秘書になった後)洗練されたものの、ざっくばらんな所は変わらなかった所は変わらなかった、というあたりが魅力的な女性」という設定なので、「インターステラー」での上品?な役柄とはちがう演技だったのでしょう。

本作はツタ●で借りたのですが、10年前の作品にもかかわらず、店の在庫5枚のうち4枚は貸出中でした。
と、いうことでも本作の人気ぶりがわかりますが、アン・ハサウェイに負けず劣らずメリル・ストリープが素晴らしくて、ハイセンスだけど鬼畜な編集長以外の何物でもない、と見えました。
彼女のキメ台詞、「ザッツオ~ル」という響きが見終わった後も脳内で響いているように思えます。

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