蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

博士と狂人

2021年06月12日 | 映画の感想
博士と狂人

オックスフォード英語辞典の編纂の経緯を描く。編集長?のマレー(メル・ギブソン)は、アメリカ人の元軍医マイナーからの投稿に注目し、協力を依頼する。しかし、マイナー(ショーン・ペン)は戦場での心理的後遺症に苦しみ、錯乱して殺人を犯し精神病院的刑務所?にいた・・・という話。

マレーは学位のない在野の学者で、特別に招請されて編集長?に就任するのだが、学内の権力争いや学者間の嫉妬に苦しめられる。この、描写が難しそうな筋書きがうまく映像化されていた。
ただそれだけでは、映画として盛り上がらないので、マイナーのエピソードを付け加えたのだと思うけど、実際のところ、マイナーの貢献って重要性が高いものだったのかな?

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