蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

とんび(映画)

2023年05月12日 | 映画の感想

とんび(映画)

市川安男(阿部寛)は実父が消息不明担っておじ夫婦に育てられる。その分、息子の旭(北村匠海)に愛情を注ぐが、妻(麻生久美子)は不慮の事故で亡くなってしまう。旭は、安男の行きつけの居酒屋の女将(薬師丸ひろ子)、近所の寺の住職(安田顕)らに見守られて、とんび生んだ鷹のように育つ・・・という話。

 

キャストは豪華で、ストーリーは王道、ロケやセットは安っぽくなくてちゃんとした感じ。まるで映画製作の学校の教科書みたいな・・・なのだが、どうにもマトモすぎて、「どこかで見たような」という印象が始めから最後まで漂ってしまう。

 

外見は全くそうは見えない僧侶役の安田顕が、力が抜けた感じの演技でとても良かった。


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