世にも奇妙な君物語(朝井リョウ 講談社文庫)
著者は、TV番組の「世にも奇妙な物語」のファンだそうで、番組と同様なテイストの“奇妙な”5つの短編で構成された短編集。
どれも落し話なのだが、むしろ序盤から中盤の盛り上げ方がうまくて、オチの部分は、盛り上げた割には・・・とちょっと物足りなかったような気がした。
ただし、幼稚園の保父さん(なんて今は言わないのかな?)を主人公にした「立て!金次郎」のオチは「これはうまくダマされた」と思える意外感があった。
著者は、TV番組の「世にも奇妙な物語」のファンだそうで、番組と同様なテイストの“奇妙な”5つの短編で構成された短編集。
どれも落し話なのだが、むしろ序盤から中盤の盛り上げ方がうまくて、オチの部分は、盛り上げた割には・・・とちょっと物足りなかったような気がした。
ただし、幼稚園の保父さん(なんて今は言わないのかな?)を主人公にした「立て!金次郎」のオチは「これはうまくダマされた」と思える意外感があった。