穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

工藤真由さん ライブイベント関連

2010年11月17日 | プリキュア雑談・総合
2日連続でイベント宣伝ですが、くどまゆさんだから仕方がない。

Roll Together Vol.4

 日時:2010年12月18日(土)15時30分~20時00分
 場所:渋谷Glad
 出演:Daisy×Daisy、Missing Link、星のオトメ歌劇団、SAWA、Michiru、唐沢美帆、工藤真由

さりげなく上演時間が4時間とか書いてある。
演じられる方が一番大変だということは重々承知していますが、観客も結構な根性がいる長丁場。
でも前売りは2000円。物凄い割安。

単純計算で、出演者1組当たり30分ほど。
くどまゆさん、オリジナル曲が基本的に3曲なので、それだけでは時間が持ちません。
しかしこの出演者と並んで「プリキュア」ソングはきつくなかろうか。
一体、どういう武器を選択するのか。
非常に気になります。

…残念なことに、既に予定が入ってるので私は参加できず。無念です。

石丸電気 秋葉原フリーライブ

 日時:2010年11月27日(日)11時00分
 場所:秋葉原
 出演:工藤真由

[引用]
 ソロでは秋葉原初登場!!
 ご家族でも参加していただけるように、座席もご用意いたします。
 (会場内、ご家族連れの方々への座席優先にご協力をお願いいたします。)

 (中略)

 ※当日は、工藤真由オリジナルグッズ、1月9日のワンマンラブのチケットも販売いたします。
[引用終]

くどまゆさんの全力ぶりと苦闘が物凄くよく分かる…。
私の狭い了見基準ですけれど、秋葉原の石丸電気イベントは、あまりご家族向けとは思えません。
しかしくどまゆさんの最大の武器は「プリキュア」。この噛み合わなさを乗り越えられるかどうか。

来年1月のチケット販売も行うとのこと。
うがった見方をすると、チケットの販促イベントの側面が見え隠れします。
くどまゆさんは本当に体を張っておられる。
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プリキュアオールスターズ スペシャルコンサート、他イベント色々

2010年11月16日 | プリキュア雑談・総合
年末から年明けにかけてイベント盛り沢山。
色々と教えていただいた情報をまとめてみる。
いただいたコメントにろくにお返事もできてない有様なのに、本当にありがたいです。

プリキュアオールスターズ スペシャルコンサート

 日時:2011年02月26日(土)15時30分、27日(日)10時30分/14時00分
 場所:梅田芸術劇場メインホール
 出演:五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、宮本佳那子、茂家瑞季、林ももこ、池田彩、プリキュアの皆さん

宣伝文句の「コンサートデビューはプリキュアだった!そんな思い出を是非子どもたちにプレゼントしてあげてください」が格好いいです。

出演者は、嫌がらせかと思うほどのオールスターズぶり。
ずらり揃った歴代陣営には恐怖すら湧きます。
全員一斉に舞台に上げると、もはや物理的にスペースがなさそうな勢い。

プリキュアさんによるコンサートイベントは、「GOGO」時代の一度きりだったと記憶しています。
その際には夢原さんが録画機材をうっかり破壊し、DVD化もお流れになる幻具合。
あれから数年、当時の反省が活かされるのかどうか…。

キングラン アニソン紅白2010 supported by スカパー!

 日時:2010年12月31日(金)22時00分~
 場所:竹芝ニューピアホール
 出演:池田彩、榎本温子、沖佳苗、五條真由美、宮本佳那子、他

主演者は非常に盛りだくさんなので、勝手にプリキュア関係者のみを抜粋。
年越しイベントなので行くかどうかは微妙なところなのですが。
「プリキュア」さんはいわゆる「アニメ」需要からは外れたところにいるので、微妙にアウェイな予感。応援に行けるなら行ってみたい。

…榎本さんの場合、プリキュア声優と言うより、別の枠じゃなかろうかという気すらする。美翔さんに、そんな需要は、ない。

西武園ゆうえんち プリキュアオールスターズがやってくる!

 日時:2010年11月21日(日)12時00分/14時00分
 場所:西武園ゆうえんち
 出演:プリキュアの皆さん

西武園さんは現在、開園60周年祭を実施中。入園料が60円の太っ腹ぶりです。
そしてその一貫で、プリキュアさん勢ぞろいでイベントが行われることに。
同じ西武線沿線で働く仲間同士、麗しい交流が垣間見える。

[引用]
 各入口にてウェルカムグリーティング、アトラクショングリート、ア-ケード大通りグリーティング、ハートキャッチプリキュアプレイランドの設置(有料)
[引用終]

なぜか「ハートキャッチ」さんだけ有料のようです。
花咲さん…。一人だけギャラを要求したんですね…。
先輩方の白い目に気がつかなかったのか、それとも無視したのか。新人さんも、この一年で強くなった。

工藤真由ワンマンライブ『Going MAYU Way 2011冬』

 日時:2011年01月09日(日)18時00分
 場所:恵比寿LIVE GATE
 出演:工藤真由

みんなの歌のお姉さん・くどまゆさんのワンマンライブ。
別の機会にも記事にしようと思いますが、ひとまずとにかく記載してみる。
開催日は来年1月9日!三連休のど真ん中!くどまゆさんの決死のダンスを見て、新年を始めよう!
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ハートキャッチさんの裏側で その19

2010年11月15日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
先日の「ハートキャッチ」さんにて、来海さんがプリキュア能力を私的利用する不祥事が発覚しました。
大変に忌むべき事態です。
ですがその感想を書いた際に、「桃園さんとか悪用しまくってそうだ」と書きました。

…さて、1年間お世話になった「フレッシュプリキュア! 2010年 カレンダー」も、とうとう最後の一枚。
11月12月に突入しました。季節はすっかり年末気分。
そして最後の最後で、桃園さんがやらかした。



 何 な ん だ こ れ は 。

お分かりでしょうか。この構図です。
「サンタコスプレをするパッションさんと、トナカイコスプレをする蒼い人」
「それを見て大笑いする桃園さんとブッキーさん」

何がおかしいって、何やってるんですかパッションさん!?

せつなさんがコスプレしてるんじゃないんです。パッションさんがコスプレしてるんです。
この二つの間には、とんでもなく大きな違いがあります。
もう一度繰り返しますよ。
キュアパッションさんが!サンタコスプレを!してるんです!

あらためてカレンダーを見てみましょう。
異常です。その一言です。プリキュアモードでコスプレですよ。
別に私がコスプレに過敏反応する性癖の持ち主だからではなく、とにかく異常なんです。

今やコスプレくらいは当たり前の時代。
プリキュア娘も積極的に御着替えしてます。
嗚呼でも。プリキュアに変身したその上でコスプレする例があっただろうか。

性に貪欲なあの夢原さんでさえ、変身後の姿でのコスプレは拒絶なさってたように思います。
え?だってもう既にコスプレしてるよ?あ、二段変身して欲しいの?シャイニングドリーム疲れるんだよね。
とか、そんなノリです。

パッションさんはその壁を乗り越えられました。
まぁよく見ればサンタ帽子を被ってるだけなのですが、これは大いなる一歩です。
しかも当人は、全くその重大性を御理解なさってないっぽいのが何とも言えない。
絶対に桃園さんの発案でしょう。
何も知らない無垢な娘に、なんてことさせるか。

そして周囲にいる3人は未変身状態。

「仲間のピンチに着の身着のまま駆け付けた」といったケースはよくあるものの、あくまで瞬間的。
一人が変身しており別の娘さんは変身していない、という状況での生活描写は、おそらくなかったかと思います。
日常と非日常が混じり合う、なんとも言えないもぞもぞ感。

またこの一幕は、桃園さん達がプリキュア能力を宴会芸として使用していることを物語っています。
実にアグレッシブです。
こういう特殊職業的な能力を、遊びに転用できる柔軟性は素晴らしい。コフレが知ったら発狂しそうですが。

彼女達は正体を町の人に公開済み。
おそらく年末の商店街では、楽しいイベントが盛りだくさんなんでしょう。
たとえば、

桃園さん:
 「では出しもの1番、キュアピーチ、やります!」
 「チェインジ・プリキュア・ビート…!」

とか、そんな「一発芸」が繰り広げられてるんだ。どこの酔っ払いだ。

では、そもそも何でパッションさんがこんなことやってるかと言えば。
おそらくは「赤い服=サンタ」というしょうもない洒落かと思われます。
発案者は桃園さんに違いない。繰り返しですが、桃園さんに違いない。

桃園さん:
 「じゃ、せつな、キュアパッションに変身して!」
 「そしてこの帽子を被って、それからこの袋をもってネ!」
パッションさん:
 「持ったけど、これは一体…」
桃園さん:
 「きゃはははははははははは!!」

馬鹿笑いぶりが実に悪女な桃園さん。
この桃は、ロースペックかと油断させておいて、こういうちゃぶ台返しを平気で行う。
劇中最終回でも、「言っわなーーい!」の一言で全てをひっくり返して見せました。
今回もカレンダーの最終月、最後のメインでの現役仕事がこれとは…。
フレッシュさんのほのぼの具合を、実によく表してる。

そして最後に。
パッションさんの横で、トナカイコスプレしている蒼い人。
彼女も体を張ってるのに、ぶっちゃけ影が薄いです。美希たん…。
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ハートキャッチプリキュア! 第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」

2010年11月14日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今週のOP】



特殊OPは月光づくし。これだけ月光さんのシーンを写すのは、テーマ的に一番近しいからなんだろうな。
月光さん、超格好いいです。超怖いですけど。
今話の植物園での超反応シーンなんて、殺気出まくりですよ。お父さんも逃げたくなるわけだ。

■ハートキャッチプリキュア! 第39話「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!!」

コフレがブチ切れました。
シリーズ開始以来、来海さんに厳しい教育を施されてきたコフレ。
ですが、とうとう堪忍袋の緒が切れました。



来海さんがプリキュア能力を私的利用したのです。
前代未聞の不祥事。
桃園さんたちですら、一応自制してたのに。
まぁ私的利用しようとはしましたけど。
アカルンを悪用しまくってましたけど。



ごろろん。

あろうことか、タクトを放置しやがった!
大事な大事な玩具を、床に!
おもちゃの国の大惨事の教訓が全く活かされず、それ以前に支給された玩具をあんな風に扱うなんて…!

そこでコフレは脱走しました。
玩具の切れ目が縁の切れ目。
もはや暴君に従う理由はない。

放浪した先々で見たのは、プリキュア娘と良好な関係を気付いている同僚の面々。
他の娘さん達はあんなに優秀なのに、どうしてうちの機体は…。
思えば、初回でいきなりデザトリアン化の大失態。
数々のプリキュアらしからぬ言動も目に余ります。
コフレもつくづくげんなり。

コフレ:
 「マリンは僕をどう思ってるですか?」
海キュアさん:
 「じゃあコフレはあたしのことどう思ってるの?」

この女…ッ!
コフレの苛立ちが頂点に達する。
こういう時に限って本音封印か!

険悪ムードは最後まで続き。
コフレもいよいよ覚悟を決めた顔をし始めます。
このまま陰惨な同居生活に戻るのかと思われましたが、最後の最後で来海さんがぼそりと呟く。

来海さん:
 「とりあえず、コフレが傍にいてくれればそれでいいよ」

卑怯なほどのお言葉。
客観的に見れば、同様の台詞はおそらく花咲さんも生徒会長さんも月影先輩もおっしゃるはずです。
つまり別に来海さんの相対評価アップにはつながらないはずなのですが、まぁそんなことは関係ない。
ちゃんと自分を見ていてくれる。
こうしてコフレは再び来海さんの元へ。

…これが自由を手に入れる最後のチャンスだったかもしれないのに。。


(左画像)
S.H.フィギュアーツ キュアマリン

(右画像)
chibi-arts キュアマリン

プリキュアボーカルアルバム2


先週の放送はお休み。そして花陽月の3人は、続けて連休を取得されたようです。
一人で出勤を志願した来海えりか役の来海えりかさん(仮名)は優秀だ。
残りの3人は別録りですよね。出番が極小ですし、2週間前に撮影してたんだ。

【今週の海】

今回の舞台は、来海デザトリアンとの戦闘のあったあの公園。
ゲスト出演の花咲さんも、あえての来海さんと出会う前のいでたち。
だからといって特段に初回を連想する作りではなかった気はしますが、来海さんのメイン回としてはしっくり来たように思う。

【今週の海2】



タクトが超・私的利用されてる。
異様に素敵ボイスなダーク幼女様によって。
そして言い放たれるこの言葉。

女児様:
 「今度は私がブロッサムね!」

本物のマリンタクトでブロッサムごっこ。
これを屈辱と言わずして何と言う。
そして最後までお子様からの海キュア評価は低いままで終わった今回。リアルでは大人気なのに…。

【今週のナイトメア】

マリンタクトの奪取および海キュアさんを追い込んだのは、名もなきスナッキーたち。
それもこれもたゆまぬ鍛錬に、手厚いサポート体制の賜物。
一介の構成員も努力を忘れぬ、素晴らしい組織です。
しかし上司は全く取り合わない。
気のせいかな、サソリーナさんだけ部下から慕われてない気がする。

【今週の先輩】

公式ページのあらすじには「えりかがタクトを私物として扱ったからキレた」との表記がありました。
私物じゃないのか、タクトは。
こころの大樹流は貸与式のようです。

ついでに先代を振り返ってみると。
大戦終了後に変身能力を失っていた夢原さんたちも、貸与式のように思われます。
美墨先輩や美翔さんは、貸与云々以前に謎生物の機体なので、私物というかむしろ彼女達が徴用されて私物化されてる気配。
となると支給形式はフレッシュさんだけ。
桃園さん、悪用しまくってそうです。

【今週の先輩2】

先輩話のついでに。
今回の主役の来海さんは、歴代プリキュアの中でも結構異質な立ち位置の娘さん。
私見ですが、意見が対立する娘さんが多いと思う。特にレモネ。

春日野レモ子さんは、才能ない(※)のにも関わらず正統派女優を目指した人。
一方の来海さんは、モデルの才能の無さを認め、もっと自分に向いてる道を選んだ人。
どちらが良い・悪いとは言えませんが、意見が交わることはなさそうです。

(※あれだけ努力家で、プリキュア経験により培った洞察力・判断力・行動力・度胸等々があり、親が有名女優という肩書きつき。
それなのに成功しないのは、劇中では語られていない致命的な欠陥があるように思えて仕方ありません。
例えば「金髪ツインテール」とか、もう外見で終わってます。あんなアクの強い容姿で正統派女優とか、向いてないから)

その他で言うと、例えば美墨先輩。
同じ部屋に二人きりで放り込むと、血の雨が降ると思う。
歩く本音マシーン VS 迂闊なところに地雷が埋まってる女。

…一応保身のために書いておくと、弊ブログは花・月光支持なので海・陽光への感想が薄めですが、別に嫌ってるわけではないです。

【来春のくどまゆ】

歌のお姉さん・工藤真由さんのライブが開催されます。

 日時:2011年01月09日(日)18時~
 場所:恵比寿LIVE GATE
 詳細:公式ブログ

「プリキュアソングを唄う」と公言されてるので、相当にプリキュアライブと化しそうです。
そもそも完全オリジナルライブをやるには、根本的に自前の曲が足りてないですし。
これが初のワンマンライブにして、プリキュア歌手から一皮むけられるかの正念場。
ちなみにチケットは絶賛余り中。
くどまゆさんの窮状を、救いたい。

【蛇足】

道を歩いてたらプリキュア声優さんと出くわしました。
あるもんですね、こういう偶然も。
もちろん最低限の礼儀として、黙って素通りしましたけれど。反射的に二度見したことは否定しない。
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ジュエルペットてぃんくる 第33話「夢に向かってドッキ☆ドキ!」

2010年11月13日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【新春の桜さん】

池袋サンシャインシティでイベントを行われるようです。(ジュエルペット・マジカルフェスタ
サンシャインといえばプリキュアさんのメッカ。
桜さん、やる気だ。

■ジュエルペットてぃんくる 第33話「夢に向かってドッキ☆ドキ!」

その日、桜さんはうっとりと祐馬くんを見ていました。
そしてご友人から驚愕の事実を聞かされました。
姉が、祐馬くんに手を出したそうです。ちょっと待て。今、なんて言った御同輩。

ご友人:
 「図書館で二人、らぶぅな感じだったんだって」
 「あのモニカ様に好きだって言われたら、」
 「断る男子なんてこの世にいないよね~♪」

ぐ、ぐぅ。た、確かに…。
姉が…姉が…。
桜さんの脳がぐるぐる回る。ま、待って。ちょっと落ち着こう。

こんなときはジュエルランドです。魔法のお勉強をしよう。
いつものように現実逃避。
桜さんの魔法修行は物凄くネガティブな香りがする。

だけど今日は逃避すら許されない。



っ!!
密会してやがる!
姉め!

でもここで姉に対して憎悪を燃やせるような娘ではありません。
桜さんの猫背を舐めてはいけない。
物ごころついて以来、丁寧に丁寧に、優秀な姉によって心を折られ続けてきたのです。
もはや反抗心なんてない。
姉怖い。姉怖い。うぅ…。祐馬くんを取られた…。

もはや現実から逃げる力もなく。
うなだれ続ける桜さんに、宝石生物は悲鳴を上げます。
しっかりして!そんなに落ち込んでたら、魔法が使えなくな…

桜さん:
 「魔法が使えたって仕方ないもん!
 「意味ないもん!」

言ってしまった。
そう。魔法が使えたからといって、何が変わるわけでもないんです。
言ってしまった。気づいてしまった。

こうして魔法力も失われました。
男は取られ、姉に圧敗し。唯一の拠り所である魔法まで消滅か。
もう、どうしようもない。

宝石生物も大泣きです。
こうなったら突破口はもう一つしかない。
本当に姉は祐馬くんに手を出してるのか。
本人に聞いて確認するしかない。
でも真正面から聞くのは怖いので、変装して聞きに行こう。



右の幼子が桜さん。
可愛いです。これなら姉にも勝てそうだ。
左の不気味生物のことは気にしない。

変装までして行った先は姉の職場。
そこで頑張りまくる姉の姿を目撃。
姉が…。生まれつき何でも出来るパーフェクト姉だと思ってたのに、あんなに努力してたなんて…。
おまけに姉と祐馬くんの逢引は誤解だったと分かりました。
地獄から天国。桜さんも大はしゃぎ。

その結果。



桜さん:
 「祐馬くんにどうしても言わなくちゃって、そう思って…」

あの桜さんが、何を言う気なの!?
思わずパニックです。
あ、ええと。ていうか桜さんのスカート、異常に短いですね。どぎまぎします。現実逃避。

桜さん:
 「今までお姉ちゃんを羨ましがってるだけだった」
 「でもこれからは違う」
 「お姉ちゃんみたいにできなくても。地味で平凡でも」
 「自分に出来ることを、今、目の前にあることを精一杯頑張る」
 「私、祐馬くんにふさわしい女の子になりたいから!」

暴走しました。
告白するよりも早く、「今の自分では断られる」前提での大宣言。
桜さんらしいです。

あまりの暴走に唖然としますが、勢いで無意味にコスプレ変身までする有様。
これだけのスペック持ちなのに、「絶対に振られる」と確信してるのは何故だろう。
ある意味、祐馬くんにとってはプレッシャーです。
待て、魔法使ってコスプレ変身するアレでも、俺には釣り合わないと考えてるのか。
どんだけスペック高く見られてるんだ…。


(左画像)
Happy☆てぃんくる/空ニラクガキ(DVD付)

(右画像)
ジュエルペットてぃんくる☆DVDブック 2


「魔法は直接的に解決にならない」という競合他番組と同様のテーマを扱ってた桜さん、一応の決着を見ました。
彼女の結論は「頑張る」。
最初から完璧な娘はいないのだから、弱い自分に絶望せず頑張る。良い答えだ。

【今週の姉】



桜さんのコンプレックスの根源・姉。
これは良いアイキャッチです。
無言で見つめる桜さんの心境やいかに。
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感想:週刊少年マガジン(2010年11月10日)+ジャンプ

2010年11月12日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
久々に。

■波打際のむろみさん #68「好奇心とむろみさん」

富士さん:
 「包帯を巻けば尾鰭を守ることができると思うの」

おずおずと包帯を差し出す富士さんが健気過ぎる。
愚かなるむろみさんは、せっかくの綺麗な尾鰭を浅はかに痛めまくり。
もう見てられない。

「価値観の違いだ」と反発していますが、別に「地上に上がる」ことと「尾鰭の保護」は対立しない。
人魚最大のアピールポイントである尾鰭を、何故ああも傷つけるのか。
さっぱり理解できません。

そしてあっさりと懐柔される富士さんも、やっぱり魚脳だと思った。

■逢魔ヶ刻動物園 第17話「ライオンVSシャチ」

動物が人化というか、人が動物能力を手にしたというか、とにかくそんな漫画。
兎人間や獅子人間が出てくる。
現在、動物園VS水族館なバトルの真っ最中。

個人的には水族館派です。
お魚さんは可愛い。海洋性ほ乳類はおぞましい。
理由は全く違いますが、両者ともに陸棲生物より強いことは疑いの余地がない。

例えば地上最速生物として名を馳せるチーターさん。瞬間最高速なら、時速100キロで走れます。凄いですね。
まぁマグロは時速160キロで泳ぎますけれど。
魚脳すぎて「動いていなければ窒息する」なんて気合の入った進化をしてしまった生物との差が、ここに。

実際問題、陸上生物VS水中生物では、まず陸に勝ち目はないです。
例を挙げて考えてみましょう。
生息域が違う生物同士が戦闘することは通常ありませんが、仮に「お互いに逃げずに戦う」という前提があったとします。
(その前提がないとそもそも戦闘が起きないので、どっちが強いと考えること自体がナンセンス)
戦う生物は、まぁとりあえず水中の最大肉食獣・マッコウクジラVS陸上の最大肉食獣・ライオン(クマでも何でもいいですが)とします。

生息域が違うので、公平を期すため、それぞれのホームでの2回戦で考えましょう。
まず舞台が陸上だった場合。
マッコウクジラは図体がでかいので、自重で力尽きます。ライオンの勝ち。
でも待って欲しい。クジラは図体がでかいんです。無駄に。
そのため寝がえりをうっただけでも、近くにいたらアウトです。

前提として「逃げずに戦う」がある以上、ライオンさんは健気に戦いを挑みます。
でもうっかりクジラの微動に巻き込まれたら、あえなく力尽きます。
つまり「陸上で勝負した場合、基本的にライオンが勝つが、たまにクジラが勝つ」のです。

次にクジラのホームである海中で考えましょう。
マッコウクジラの狩り場は深海2000メートル。まずそこに両者を放りこみましょう。ぐしゃ!哀れ、ライオンさん、水圧の前に散る。
そういったわけで、一矢報いる余地なく、クジラが勝利してしまう。

以上から、水中生物の方が強いと分かります。海洋性ほ乳類は、つくづくおぞましい。

■AKB49 恋愛禁止条例 第12話「適正価格」

AKB48をモデルにした漫画さん。
研修生の主人公さんは、「先輩と同じように底辺から頑張るべきだ」との方針の元、解雇をかけた厳しい条件を突き付けられた。
条件は「チケット代1万円のライブを行い、満員にすること」。

…別にそれは、厳しくもなんともないような。

具体的にAKB48さんという存在を題材にしているだけに、チケット代1万円は普通に買う人が多数いるはず。
そもそもイベント代としては、それほど無茶な値段でもありません。
ちょっと遊びに行けば、普通にそれくらいは飛ぶ。(元々ライブのチケット代は、遊びの代金としては破格に安い部類だと思う)

「厳しい条件」という設定にするのなら、「名前を一切出さずに自前で客引きし、今までライブに来たことのない客だけで満員」とかの方が、比較対象としても適切だったんじゃなかろうか。
どうやって「ライブに来たことがない」とかを証明するのかは、さておいて。
何か妙な方向に走ってしまった気がする。
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再宣伝:Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~

2010年11月11日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
チケット買いました報告を忘れてました。

Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
[引用]
 2010/12/18(土)OPEN17:30/START18:30 吉祥寺スターパインズカフェ
 Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日11/3(水・祝)
 チケット購入方法:スターパインズカフェ店頭16時より&HP予約16時から
 入場順は
 ①10.31 M3会場販売
 ②11.3 SPC店頭販売
 ③SPCHP予約
 と、なります。③予約は事前に店頭で引き換えをした場合②での入場となりますので、直接購入をお勧めします。
[引用終]

Cri☆siSさんの次回ライブは年末。
チケットは首尾よく10月31日のM3で購入してきました。
ちなみにその日は大泉まつりの日。「ぴっち」は全てに優先するんです。おかげで移動時間が面倒なことに。

…しかしもはや「ぴっち」とは関係ない世界に突入してますね。良い意味で。
「ぴっち」が終了したのが今からちょうど5年前。
放送期間の3倍近い月日が経ってる。そこからこうして新しい展開が続いて行っていることに、つくづく感謝。
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買ってみた:プリキュアまんがえほん

2010年11月09日 | プリキュア雑談・総合
先日の大泉まつりで買ってみました。



「プリキュアまんがえほん プリキュアオールスターズ ハートキャッチプリキュア!」。

何故か店頭ではローソンさんで限定発売。
ローソンさんは「エヴァ」や「けいおん」等々、タイアップに力入れてますね。
しかし上記二つは分かるにしても、「プリキュア」さんと共演してどんな客層を期待してるんだろう…。
フィギュアとかならまだしも、全開でお子様向けのご本です。
素人考えではコンビニの利用者と噛み合わない気がするのですけれど…。

それはさておき中身。
基本的にはお子様向けの可愛い本です。
花咲さんと来海さんと生徒会長さんが、桃園さんと共にほんわか戦います。

…まず、この時点で色々おかしい。

とりあえず月光さんは一体どこに行ったんだ。
別に月光解禁前の本と言う訳でもありません。
単に出てきません。どうやら花咲さん、誘わなかったようです。酷い。

また桃園さんがでしゃばりすぎです。
半年前なら分かりますよ。まだ花咲さんも新人新人してますから。
しかしこの時期になってもなお出張って来るとは。

まるで卒業しても頻繁にやってくるOBのようです。
悪気がないのは分かる。後輩思いのいい子なんでしょう。
でも花咲さんからは「正直、とてもウザイです」とか思われてそうだ。桃園さん…。



漫画のほかに、オールスターズの可愛いシールつきです。
美翔さんが実に胡散臭い顔してる。
そしてこんな小さなデフォルメキャラなのに、桃園さんの無駄な熱血具合が伝わってくる。つくづく、この桃は…。

オールスターズのキャラクター紹介も何かが引っかかる。
枠も少ないので、当たり障りのない褒め言葉が並んでます。
例えば美翔さんなら「絵が上手い」「思いやりがある」みたいな。

そんな中。

キュアドリーム
「うんどうもべんきょうもいまいち。でも ゆめときぼうをわすれないわよ」

ただ一人、いきなりダメだしから始まってる。
だけど相手が夢原さんなだけに、逆に強く感じます。
美辞麗句が並ぶ中にあってこの紹介文では、夢原さんが主人公みたいだ。


プリキュアまんがえほん(1)プリキュアオールスターズ ハートキャッチプリキュア! (講談社MOOK)

ローソンさん限定かと思ってたら、Amazonさんでも取り扱ってた。
桃園さんが好きな方なら楽しめると思います。
大変に桃らしい鬱陶しさを満喫できる。もうそれだけで満足しました。
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買ってみた:「はみどる!」第2巻

2010年11月08日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
ブログの方向性と合致してるんだかしてないんだか、多少不安定になりつつも。

はみどる! 2 (少年チャンピオン・コミックス)

めでたく「はみどる!」の2巻が発売されました。おめでたい。

以前に記事にしましたが、週刊チャンピオンさんで連載中のアイドル漫画です。
「アイドル漫画」という呼称に若干思う所はあるものの…。
おそろしく売れない3人組ユニット・まっしゅ♥るーむが、ガチで頑張るお話です。

ジャンル的には、可愛い娘さんが下着やら裸体やらを晒して票を稼ぐポジションです。
実際、毎回毎回、露骨なまでにお脱ぎになります。
しかし、全くのところ色気を感じません。理不尽なほどに。

かすみさん:
 「どーせ私達はサービス要員なんだから適当にキャーキャー言ってりゃいーのよ!!」

もはや、かすみさんが割り切ってしまっていてエロスのかけらもない。
そしてそれが故に、せっかく脱いでるのに全くポイントアップにつながってないのが泣けます。
劇中のアイドル人気にしろ、劇外の漫画としての人気にしろ。二重に脱ぎ損だ。

私的には、元・天才子役にして、現・売れないアイドルのかすみさんが格好良すぎます。
スペックは高いんです。仕事を仕事と割り切るプロ根性もあるんです。
嗚呼でも貧すれば鈍する。

最後の決定的なラインでプライドが邪魔し、どうしても譲れない一線は死守しようとしてしまう。
そのくせ最後は仕事のために一線を踏み越える羽目に。
でもぎりぎりまで頑張ってしまってるせいで、全てが裏目裏目。身につまされて、胸が痛むほどに格好いい。

2巻になり、ライバル役もゴリゴリ出てきます。中山せりかさん。
まぁライバル役と言うか、トップアイドルと底辺アイドルなので勝負にすらなってないのですけれど。
中山さん、純粋に嫌なキャラのはずなのに、きっちり仕事熱心なところが憎めないです。
計算づくで男ウケを狙い、ズレてる部分は短期間でしっかり修正してくる。
これがトップの実力か…。お仕事ができる人は、やはり違う。

なんというか「仕事を頑張ろう」という気にさせてくれる、良い漫画です。
表紙からは想像できぬほどに。
その辺の「何か漫画としての方向性が間違ってる」ところも含めて、二重三重に切ない。

【蛇足】

2巻を購入した近所の本屋さんでは、何故か1巻が平積みされてました。


はみどる! 1 (少年チャンピオン・コミックス)

肝心の2巻は棚にひっそり置かれてた。
売れてない…と言いたいんだろうか…。
「チャンピオン」さん連載の同系ギャグ漫画が次々とアニメ化していることと合わせ、「はみどる!」さんの劇内外の状況に胸が痛い。
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ディケイドプリキュア! 第11話・第12話「フレッシュの世界」

2010年11月07日 | ディケイドプリキュア!他
つい最近再放送があったばかりだし、時期外れじゃないって信じてる!

■ディケイドプリキュア! 第11話「フレッシュの世界」、第12話「You make me Happy?」

これまでのディケイドプリキュアは!



 「だから、そんなんじゃお客さんが満足してくれないでしょ!」
 「どれか一つあればいいというものじゃない。どれが正しいというわけでもない」
 「私はどちらの味方でもない!」
 「ブローチも使うニャ!」
 「私?通りすがりのプリキュアよ!覚えておきなさい!」

 第1話「プリキュア大戦」
 第2話、第3話「プリキュア5の世界」「夢のその先へ」
 第4話「SplashStarの世界(前編)」
 第5話、第6話「GoGo!の世界」
 第7話、第8話「MaxHeartの世界」「無限の光 永遠の闇」
 第9話、第10話「スイートの世界」「新たなる運命の扉」
 第11話、第12話「フレッシュの世界」「You make me Happy?」
 第13話、第14話「ハートキャッチの世界」「せめて、そうすれば」
 第15話、第16話「ふたりの世界」「旅の始まり」
 第17話、第18話「鏡の世界の闇プリキュア」「歩くプリキュア図鑑」
 第19話、第20話「銀水晶の世界」
 第21話、第22話「見参双子姫」「それが宇宙の授けた光の答え」
 第23話、第24話
 第25話、第26話(最終回)「世界の破壊者」
 劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」

『世界の破壊者・ディケイド』
『8つの世界を巡り、その瞳は何を見る…』

…。
……。
………。

巡り巡ってやってきたディケイド姉。今日は「フレッシュ」の世界です。



桃キュアさん:
 「うぉぉぉりゃあっっっ!!」

ゴリゴリゴリゴリゴリ!!

びしりと技を撃ち放ち、見事にナケワメーケは撃退されました。
たちまち上がる大歓声。商店街の皆々様から、プリキュアさんに声援が起こる。
この世界のプリキュアさんは、街の人たちに大層愛されておられる。どこの熱血ヒーローだ。

正体を既に公開済みの桃園さん、日常生活でも愛されまくり。
元々桃園さんは街の人気者。
その上プリキュアと分かった今、町ぐるみで大盛り上がり。喜ばしいことです。

だけど。



現れたる不死鳥ナケワメーケ。
もちろん即座に粉砕です。
桃園さんにこの程度の敵は、もはや通用しない。ボコ殴りですよボコ殴り。



その翌日。
再び現れる不死鳥ナケワメーケ。
もちろん即座にボコ殴り、再粉砕するけれど。

その翌日もそのまた翌日も。
終わりなくナケワメーケはやってくる。
桃園さんも必死に走り回るけれど、何度倒してもナケワメーケはいなくならない。一体、いつまで殴ればいいのやら。



ぐったり。

色気も何もあったものではない寝姿に、こちらもぐったり。この娘は、サービスシーンってものを分かってない…。
でもそうも言ってられません。
大好きなダンスレッスンもままならぬほど、桃園さんは私生活を犠牲にして走り回っておられるのだから。

だけどそれでも。やっぱりナケワメーケはいなくならない。殴っても殴っても、潰しても潰しても涌いてくる。

今にも倒れそうになってるのに、今日も今日とて各地で不死鳥ナケワメーケが発生。
4人で手分けし、ばらばらに分かれて撃退に出向くものの…。
桃キュアさんが向かった先で助けた女児様から、何気ない一言が漏れる。

女児様:
 「…キュアピーチ?」
 「……。」
 「………。」
 「…………ねぇパッションは来ないの?」(がっかり)

桃園さん:
 「ッ!!」

この子!?いくら女児様でも言っていいことと悪いことが!



はっと気がついて周囲を見てみれば、微妙に不安げな顔をしている街の人々。
あ、あれ?あたし、あんまり期待されてない?
そんなにパッションが良いのか…。みんなして4人目4人目って…。

一旦気がついてしまうと、どんどん気が付いてはいけないことに気が回る。
美希たんには親衛隊がついている。ブッキーには御子柴財閥が。せつなの人気は言うまでもなく。
あ…。もしかして…。あたし、いらない…?



桃園さん:
 「あたし頑張ってるのに、どうして…」

それでもどうにか倒しても。
やっぱりナケワメーケはいなくならない。
倒しても倒しても復活してくる。昨日も今日も明日も。
そのことを面と向かって責めるような人は、この町にはいない。
でもきついものはきつい。

そしてまた不幸はやってくる。



応戦する桃園さんも、もういっぱいいっぱい。
何であたしはこんなことをやってるんだろう…?
頑張っても、どうせ…。



女児様:
 「ありがとう!プリキュアのお姉ちゃん!」

ふと庇って戦った女児様から声援があがる。
つられて周囲の人たちからも。
頑張れプリキュア!頑張れ!!

桃園さん:
 「そうだ…。あたしは皆を守りたくて」
 「だからいつも頑張って…」
 


桃園さんに呼応するように、各地で人々が不幸に対して立ち上がる。
戦ってるのはプリキュアさんだけじゃない。
いやそもそも日常と戦っているのは、日常を生きる人たち自身だ。



桃園さん:
 「あたしが一人で全部抱える必要はない」
 「みんなで考えて戦うから、意味があるんだ」

プリキュアさんがあんなに頑張ってるのに、それが周りに伝わらないわけがない。
そりゃ桃園さんはロースペックだし、問題点もいっぱいあるけれど、別に何でもできるハイスペックである必要なんてないんです。
むしろロースペックだからこそ、あんなにも愛されてるんだ。

 『PreCu Ride ...』

 がしゃこん!

 『Cure Decade!!』

ディケイド姉:
 「何でもない日常、でもそこに幸せがある」
 「不幸はなくならない、でもきっと乗り越えられる」
 「私たちは、いつだってやり直せるし、幸せをゲットできる!」

ディケイド姉も啖呵を切る。
決して不幸がなくなることはない。
だけど、私たちはそれに抗っていける。きっとみんなで戦っていける!

ディケイド姉:
 「私?通りすがりのプリキュアよ!覚えておきなさい!」



不死鳥さん:
 「………。。。」

聞かれてもいないのに、何故この人はいきなり自己紹介してるんだろう…。
若干冷たい空気が流れましたが、それはさておいて。
私たちは、不幸とも戦っていける。決してくじけはしない…!

 『PreCu Ride ...』

 がしゃこん!

 『Cure Melody!!』



こうしてまた無事に不死鳥ナケワメーケは撃退されました。
町の人たちも大喜び。
でもそれでもなお、不幸はきっとなくならない。明日になれば、また不幸が蘇ってくる。

だけど。



桃園さん:
 「幸せ、ゲットだよ!」

だからこそ、こう叫ぶ。
そして戦っていける。
不幸はなくならない。でも、幸せもまた、決してなくならない。


(左画像)
chibi-arts キュアピーチ

(右画像)
chibi-arts イース

デフォルマイスタープチ プリキュアオールスターズ Ver.pretty (BOX)


なお今現在、上の玩具のAmazonさん売れ行き順位は。
左の桃人形は636位。右のイース様は507位。
これだから桃園さんは…。

あとルミルミは、日常に疲れてる人&子育て繋がり。
→(訂正:2011年6月19日)
 「スイートの世界」を間に持ってきたので、メロディさんと入れ替え。
 「街の人たちが協力してる」「その中で孤独だった」繋がり。

【蛇足】

実際に製作者様が意図されたかどうか微妙で、多少にこじつけの部分はあるのですが。
「幸せ」ワードで起動している桃園さんが精神的に弱い、というのは私の中ではしっくりきます。
人は幸せの最中にあっても鬱になれる。

よく誤解されてる気がしますが、例えば残業が多いといった「不幸な」状況は必ずしも鬱のトリガーにはならない。
まずいのは変化がないことであり、「ずっとこのままなのか?」「この幸せには意味があるのか?」「今までやってきたことは無駄だったのでは?」とふと気づいてしまうことにあると思う。
ここを違えると「他の人(あるいは昔の人)より楽なのに、心を病むなんて軟弱だ」という勘違いをやりかねない。

そういう意味で桃園さんの「あたし頑張ったのに」はかなりきつい。
あんなに頑張ったし、楽しかったのに、全部無駄か。
これは心を病む。

「DX2」で「絶望」を糧にしてるアラクネア姐さんに圧敗したのも、勝手ながらそういう理由だと思ってる。
「絶望」に対抗できるのは「希望」であり、「今後、こう変わることができる」と仮に無根拠でも信じ込めることだと思う。
逆に言えば、過酷な状況であっても「希望」があれば心は病まない。

更に言えば「問題が何もない(不幸の要素がない)」のも心を病む。
だって問題がないということは、改善の余地がないということ。つまり、今が最高の状況であり、これ以上がない。
今がとんでもなく幸せならまだしも、大抵の場合、そうではない。これは結構な絶望ですよ、実際。

桃園さんは他シリーズと違い、戦う明確な目的がありません。
いきなり祖国滅亡してたココナツや、奇跡のしずくやハーティエル回収の目的があった諸先輩とは違う。
初回のベストの状況から、一方的に削られていくお話。
結果的にイース様という戦う理由が出来たから良かったものの、それがなかったら割と普通に心折れてた気がする。
今のところ「フレッシュ」さんの映画は、唯一TVシリーズの敵が関与していない(ラビリンスは完全に無関係)。
桃園さんが戦っていたのは明白で強大な分かりやすい「敵」ではなく、日常生活そのものだったんだと思ってみる。

また、唯一あったプラス方向の「変化」がシフォンという子育て要素だったのは、いかにも桃園さんらしいかもしれない。
女王復活だとか祖国復興だとかの大仰な話ではなく、子育て。
敵も味方も平凡な日常そのもの。そりゃ桃園さんもロースペック(何でもかんでも標準的にこなしてしまう)に設定されますよ。なんて可愛い娘だ。

【蛇足2】

毎週8時に送られてくる「プリキュアメルマガ」が、今週も「特別号」と銘打って配信されました。
送ってきたのはシプコフ。「今日はプリキュアないけど早起きしてますか?」と題して。
絶対、花咲さんはぐっすり寝坊してることを思うと、謎生物の仕事ぶりが健気です。
コメント (2)
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