穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

工藤真由 ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー 横浜店

2010年11月06日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
更新が遅れましたが、くどまゆさんを称えて見る。

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー 横浜店

 日時:2010年11月02日(火)開場18時00分/開演18時30分
 場所:アニメイト横浜店
 出演:工藤真由
  --. 「My sweet days」上演
  01. My sweet days
  02. 人生☆レボリューション
  03. KUDOMAYU プリキュアメドレー
  --. 握手会

(本記事は私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

工藤さんのミニアルバム発売記念ツアーの第一日目。
全国各地を駆け巡る工藤さんを応援しよう。
というわけで行ってきました。

初めにPVの上映と工藤さんのコメント。
撮影時に辛かったこととして「暑かった」と語られてました。
今となっては遠い昔のようですが、撮影当時は猛暑の真っ最中。
映像の中では涼しげな顔して写ってる工藤さんも、実際は汗みどろだったらしい。
これも「ハートキャッチではサンシャインが一番好き」と言ったりするからだ。

映像ではカメラを構えて歩いています。
が、ご本人曰く、ああいうカメラを扱ったことはなかったので持ち方が間違ってると指導されたとのこと。
また何を撮影しているかと言えば「花を撮ろうと思ってたけど、全部枯れてた」。
当時の熱さが偲ばれます。
花咲さんもがっかりだ。

替わりにそこらのお子様を見てたそうです。
撮影場所は、普通に公園。普通にお子様が走り回ってる。
そしてお子様を見るたびに、工藤さんはこう思ったそうだ。

工藤さん:
 「まさか私がプリキュアを唄ってる人だとは思うまい」
 「子供を見るたびに、唄いたくなる」

完全に病気です。
道を歩いていると、いきなりお姉さんがやってきて「プリキュア」を唄って去っていく。
辻斬りもいいところだ。

お唄の二曲目「人生☆レボリューション」は、ライブでの盛り上がりを念頭に置いて作ったとのことで、コール指導が行われました。
多少本末転倒かもしれませんが、ライブ用の曲というのは大事です。
オリジナル2曲目にして、こういう曲を想定できるは素晴らしいです。
察するに、「プリキュア」曲のコールの盛り上がりが影響を与えたんじゃなかろうか。
唄い終わった後、くどまゆさんも大興奮されてました。

(なお本日11月6日のアリオ橋本さんでのミニライブでも、同様にコール指導をされたそうな。
こちらのイベントはお子様・家族連れも多数参加されていたそうですが、気にせずお子様に指導。
お子様も元気にコールされてたそうです。なんて幸せな空間だ)

衣装が動きづらそうなものだったので(何せヒールだ)ダンスはしないのかと思いきや。
「プリキュアメドレー」では踊っておられました。今日のコーデいい感じ!
くどまゆさんはいつだって本気すぎる。

ライブの終了後、当初は予定してなかった握手会が行われました。
「握手したければ何度でも列に並べ」という剛腕システムで。
くどまゆさんはいつだって本気すぎる。あと主催のアニメイト様も本気だ。

正直なところ握手会は嬉しいような苦手なような。
1対1で面と向かい合っても、恐怖で震えあがることしかできないです。
にこやかに談笑されてる人は、何を話してるんでしょうか。
私なんて「くどまゆさんのお手々やわいお手々やわい」とか「くどまゆさんちまっこいちまっこい」とか、そんなことで頭がいっぱいです。
こんな可愛い娘さんが、何をどうすればあんなにパワフルに動き回れるんだろう。ていうかこの人がリアルプリキュアなんじゃなかろうか。

そんなこんななイベントでした。
アニメイトさんのイベントには相当に久しぶりに行った気がする。
「プリキュア」さんは他のアニメとは多少距離がある感じがありますが、これを機にアニメイトさんでも扱ってくれる割合が増えると嬉しいです。



たまたまアニメイトさんで見つけたので、記念に買ってみた。プリキュアクッション。良い一日だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ふたりはプリキュア SplashStar」 再放送開始

2010年11月04日 | プリキュア雑談・総合
本日よりTOKYO MXさんで「SplashStar」の再放送が始まりました。
夢原さん→桃園さんときて、ようやくの美翔さんのお出番です。
良かったですね。出番を飛ばされたりたらい回しにされたりしないで。

承知の通り、美翔さんといえば失敗プリキュアで著名です。
そして同時に、異様なまでに愛されてるシリーズです。
非公式自主ライブ「TEUCHI」に代表されるように、何か妙な連帯感が。

本日の再放送も、樹元オリエさんおよび榎本温子さんがリアルタイムでTwitter実況されてました。
仲良しさん過ぎます。
美翔さんも幸せ者だ。

その美翔さん。後々猫背が板に付く彼女も、第1話当時は大層凛々しいです。
プリキュアなんだから売れて当たり前。そんな恐ろしい自信に満ち満ちておられる。
やがて厳しい黒白ファンからの圧力と、神・きらりさんの腕力パンチに心折れるわけですが。

しかし見れば見るほど味のある娘さんです。
例えば引っ越してきた彼女、荷ほどきを放置して一人でお散歩ですよ。
美翔さんは内弁慶という隠れ設定があると、私信じてる。



もはや一挙手一投足に突っ込みどころがある。
初戦からして、早々に日向さんに頼りきり。
確かに鳥バリアは足止めての防御には向かないですが(やる度に打ち破られるイメージしか)、少しは積極性と言うものを…。

第1話にしてコミュニケーション力に致命的な欠陥があることも、端々で匂わせています。
つい先日、現役プリキュアの花咲さんが「別に変わる必要はないのでは?」と葛藤されてましたが、美翔さんの場合、変わらないと大変にまずい。
でも果たして変われたのかどうか。何か「不完全でも別にいい」の開き直りの結論に落ち着いた気もしないではない。



あとこの当時はオートパイロット機能が健在ですね。
錯乱しながら戦った花咲さんとは基本性能が違う。おまけに精霊オートバリアつき。
スペックは高いんですよ鳥キュアさん。中身に問題があっただけで。

大問題児の美翔さんと比べ、日向さんの安定度は桁違い。
全プリキュア随一の智将の活躍を、楽しみに待ちたいです。
奇跡のしずくが着実に回収されたのも、一重に日向さんのおかげだと思ってる。

もっともその日向さんも、第1話では「美翔さんの名前も連絡先も聞きそびれる」という大失態をやらかします。
運良く美翔さんが同じクラスに転校してきたから救われましたが、それがなかったらいきなり詰んでた。
ただでさえ、ふたり一緒にいないと変身できないという強烈な制約があるってのに。

初っ端から危機的状況をラッキー頼みで切り抜けたことからも分かるように、美翔さんの戦いはこの後、地獄の形相に。
何せこの後……と気が付いたら感想が止まらない。
美翔さんの魅力は、やっぱり何かおかしい。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日体フェスティバル2010 日本体育大学学園祭 工藤真由&プリキュアショー

2010年11月03日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
色々レスポンスが遅れてて申し訳ないですが、イベント続きなのでまずそっちを。

■日体フェスティバル2010 日本体育大学学園祭 工藤真由&プリキュアショー



 日時:2010年11月3日(水)11時00分/13時00分
 場所:日本体育大学 第三体育館
 出演:工藤真由、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライト
 演目:
   01. ハートキャッチ☆パラダイス
   02. Alright!ハートキャッチプリキュア!
   03. プリキュア5、スマイル go go!
   04. プリキュア5、フル・スロットル GO GO!
   05. Tomorrow Song~あしたのうた~
   --. キャラクターショー
   --. Tomorrow Song~あしたのうた~(フルバージョン)
   --. 握手会

(本記事は私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

学園祭シーズンといえば稼ぎ時。
みんなのお姉さん・工藤真由さんも、日体大イベントにご招待されました。
戦友のプリキュアさんもご一緒に。日体大さんも粋だ。

入場無料でプリキュアさんが見れる!となれば人も集まる。
体育館内は結構な入りでした。
お子様も大喜び。素晴らしいです。

くどまゆさんはお馴染みの制服姿でご登場。
もうあの戦闘服がデフォルトだ。
下手したら花咲さんよりも着こんでるんじゃなかろうか。

お唄はあいかわらず格好いいです。
特にお子様を上手く盛り上げていたのが印象に残りました。
それでいて、要所要所で大人の方にも参加を呼び掛ける。伊達にこの道を数年されてません。

お子様も物凄い勢いで跳ねまわってました。
正直なところ、くどまゆさんを見ているよりも、くどまゆさんを見て狂喜しているお子様を見てる方が微笑ましかった。
あんなお仕事が出来るなんて、やっぱりくどまゆさんは凄い。

お唄の後、司会のお姉さんから工藤さんにインタビューがありました。

問1:「ハートキャッチの中で一番好きなプリキュアは誰ですか?」
工藤さん:「ッ!!」

残虐なことを聞きます。打ち合わせはなかったそうで。
プリキュア好きを公言されている工藤さんの返答は、「サンシャイン」でした。
あんなに一緒にお仕事してたブロッサムさんは…。

午後からの部でも、同じく質問コーナーがありました。

問2:「全プリキュアの中で一番好きなプリキュアは誰ですか?」
工藤さん:「ッ!!」

血も涙もない質問が重ねられる。一度答えたばっかりに…。
「ハートキャッチ」で一番好きなのは「サンシャイン」。
ではオールプリキュアの中では…?

血を吐くような葛藤の後、返答は「ドリーム」。
夢キュアさんは偉大だった。
「ハートキャッチ」さん、惨敗。

一連の回答は、後のキャラクターショーの際に、司会のお姉さんによって花咲さんらに全て暴露されました。
鬼のような司会の方です。ショックでうなだれる花咲さんの姿が泣けました。
それを見て「ブロッサムがいじけた♪」とはしゃぐ司会のお姉さんは、マジで鬼です。
第1部の回答を聞いて喜んでいたサンシャインさんも、第2部の回答を知って愕然。
これにより、工藤さんとハートキャッチさんの間に深い深い溝が生まれなかったことを祈ります。なんて仕事のできる司会者だ。

そんな破局もありつつ。
キャラクターショーが公演されました。
時間は30分くらい。



要約すると、掃除をサボった生徒がデザトリアン化し、花咲さんらが叩きのめすお話。
たかが掃除をサボっただけなのに、「全ての心が満ちるまで、私は戦い続ける!」と宣う月光さんが凄く怖いです。
教育効果が高いですね。「掃除をしないと、ムーンライトが来るよ!」「ちゃ、ちゃんと掃除するよ!」みたいな。

全般に月光さんの妙なテンションが面白かったです。
先日の舞台公演といい大泉まつりといい、ムーンライト役のムーンライトさん(仮名)は愉快な方のような気がします。
カメラが回ってないと地が出る。
 
そんな感じで、色々と楽しい面が見れたイベントでした。無料でこれはお得すぎる。
また工藤さんが何度も「1月9日にワンマンライブをやるのでよろしく!」を繰り返されてました。
果たしてお子様にどれほどの宣伝効果があるのか。
疑問ですが、「お父さんお母さん、よろしく!」とアピールする様は、非常にアグレッシブで励まされました。
私もああいうパワーを持とう。


(左画像)
My way【初回限定盤】

(右画像)
ハートキャッチプリキュア! ミュージカルショー~うたって おどって みんなのハートをキャッチだよ!! [DVD]


【蛇足1】

「ハートキャッチでどのプリキュアが好きか」と聞かれた工藤さん。
悶えつつ「難しいですね。今、(キャラクターショーのために)ムーンライトも来てるんですよね」と謎の言葉を口走られました。
月光さん、そういうところでまで圧力をかけてるんですか…。

【蛇足2】

司会のお姉さんは、実に生き生きと花咲さんらに「工藤真由はどのプリキュアが好きか」を報告されてました。

司会のお姉さん:
 「(工藤さんは)デザトリアンになったとき、みんなに助けてもらったんだよね」
 「それなのに、サンシャインが好き」

なぜ追い打ちをかける。
つくづく今後のくどまゆさんとブロ子さんの関係が不安です。
司会のお姉さんが優秀すぎて困ります。今後も、ぜひこういう引き出しをお願いします。

【蛇足3】

イベントの合間に、せっかくなので学園祭を回ってみることに。
模擬店の他、体力測定のコーナーがあったので参加してみた。
さすが体育大学。

血圧、体脂肪の他、握力、背筋力、腕立て伏せ回数、垂直飛び等々。
骨密度検査も出来たのが嬉しかった。
測定の結果、握力等の筋力系は劣るものの、敏捷力や肺活量は年齢以上。
骨密度はぎりぎり合格ライン。
喜んでいいのか心配すべきなのか、微妙な結果だった。

その後に解説を受けて、妙に納得。
私は運動と言えば、学生の頃からジョギングや水泳。
これらの運動は敏捷力・肺活量の上昇には効果があるけど、筋肉は付かない。
また骨を強化する運動は、重力や衝撃(ボールを蹴るとか)があるものだそうで(分子の歪みによる電位が大事らしい)、水泳等々はむいてないそうです。
食生活の面からも納得がいく。(魚よりも鳥が好き)

とりあえず骨は40歳も過ぎれば低下する一方なので、30代までにいかに上限を高めておくかが重要だそうです。
これは今の内に鍛えておこう。いつプリキュアさんと殴り合うことになるかも分からないし。
予想もしないところで勉強になりました。だから大学イベントは好き。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回 聖地・大泉まつり

2010年11月02日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
「プリキュア」さんでお馴染みの東映アニメーション様。
その本社が存在し、日夜プリキュアさんたちの撮影が行われているその場所で。
先日10月31日、お祭りが開催されました。

キャッチコピーは、
 『プリキュアが!ゴセイジャーが!!アニメの都 大泉が本気を見せる1日限りのスーパーイベント』

■第2回 聖地・大泉まつり



 日時:2010年10月31日(日)09時00分~17時00分
 場所:大泉学園 東映アニメーション、東映東京撮影所、T・ジョイ大泉、LIVIN OZ 大泉店
 出演:
  キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライト、
  キュアピーチ、キュアベリー、キュアパイン、キュアパッション、
  ゴセイジャーのみなさん、シンケンゴールド、他みなさん

大泉学園に着いたのは朝9時少し前。
ちょうど開演の9時ごろに現地に到着しました。
さあ早速、入場しよう。そうしよう。



っ!桃園さんだ!!

さしあたりメイン会場とおぼしき東映撮影所を目指そうと思ってたら。
東映アニメ様前に、桃園さんが。
なんとも豪勢です。そこらに、プリキュアさんがいる。

あまりに開演直後すぎたのか。
ほとんどお客さんもおらず、桃園さん達も準備中な雰囲気を漂わせていたのが素敵でした。
所在なげにシフォンをいじり倒したりしておられる。でもちゃんとお仕事モードは崩してなかったのが健気でプロだ。



時折愛想良くこちらに手を振ってくれるのが嬉しいです。
桃園さん、頑張ってます。
時代は今やハートキャッチさんですが、そういうこと気にせず頑張っておられる。

そんなことに感動している内に、9時を過ぎました。
メイン会場らしき東映撮影所に行きました。
吐くほど人が並んでた。
桃園さんに懸想している場合じゃなさすぎた。すぐに並ぶべきだった。
なんて酷い罠だ…。桃園さんめ…。

結局30分以上並んで、ようやく撮影所に入場。
入り口で配布された記念カードには1000番台の入場番号が踊っていました。
物凄い人の量だ。

撮影所内には、激戦の傷も生々しい巨大ロボ群や、寿司の屋台が並んでいました。
今回のイベント、予定では雨天決行。
しかしどう考えても、寿司の屋台とか雨降ったら辛そうです。
物理的には大丈夫でも、精神的にきつい。
幸い外れましたが、ちょっとタイミングがずれていれば台風直撃コースだったわけで、崖っぷちで戦うヒーローの強さを感じました。

入場後、とりもなおさず限定グッズを買いに物販コーナーへ。
既に売り切れていました。
100名様限定商品が、即座に蒸発したらしい。
他の方の情報も踏まえると、真っ直ぐにこちらに向かっていれば、ギリギリ間に合ったどうか、くらいだった模様。
桃園さん…。入り口で桃園さんに捕まったせいで、こんなことに…。

会場内はどこもかしこも人でごった返していました。
スタンプラリーですら、スタンプ押すのに10分ほど並ぶ。
プリキュアさんの訴求力の高さが物凄い。

具体的にはこんなイベントがあっていた。

イベントマップより:
[東映アニメーション]



 ・プリキュア総力展示
 ・プリキュアにメッセージを送ろう!
 ・スタッフルームをのぞき見しちゃおう!
 ・フレッシュプリキュアが来るよ!

[T・ジョイ大泉]



 ・プリキュア総力展示(映画版)
 ・プリキュア劇場限定グッズ販売
 ・ガシャポンコーナー



 ・ハートキャッチプリキュアが来るよ!
 ・映画上映
 ・キャラクター展示(コッペ様、ゲキトージャ)

[LIVIN OZ 大泉店]



 ・ゴセイジャーが来るよ!

[東映東京撮影所]



 ・スペシャルカードプレゼント
 ・ゴールド寿司
 ・プリキュア3D版エンディング映像上映
 ・「ゴセイジャー」セット公開



 ・プリキュアの世界に入っちゃおう!(写真撮影)
 ・シンケンオーに搭乗せよ!(写真撮影・特撮)



 ・ハートキャッチプリキュアが来るよ!
 ・アミューズメント&グッズ販売
 ・東映モバイル景品お渡し



 ・殿の玉座(写真撮影)
 ・東映撮影所の歴史展示

壮絶です。そしてどこもかしこも人に溢れ、景品や限定品は即座に壊滅していく。

「殿の玉座」が個人的には熱かったです。
殿が実際に座っていたあの場所が、展示された挙句に実際に座れる豪華イベント。
何がどう豪華なのか、分からない人には全く分からないあたりが熱い。

そして、皆しっかり価値を分かって、長蛇の列が出来ていたのがまた熱かった。
真横では1/1花咲さん達の写真撮影が行われていたのですが、それよりも明らかに列が長かった。
無理もない。だって、初公開の殿の玉座なのだもの。

シンケンオーの搭乗サービスも豪快に並んでいました。
私が見た時には90分待ちだった。
殿の慕われぶりは、放送終了から半年以上が経過しても健在すぎる。

グッズ販売も皆さま大奮闘。
カレンダーを前後に張りつけてサンドイッチマンをし、会場を練り歩いているスタッフ様。
「OOO」台本仕様ノートとかいう謎の物販を展開される東映スタジオ様。
プリキュア福袋や特製テレカや図書カードが次々に消滅していく。
このノリなら、こっそり美翔さんの在庫とか置いておいても「限定品」とシールを張っておけば無くなりそうな勢いです。

東映デジタルセンター様の実力発揮の3D放映も大人気でした。
整理券が配布されていたのですが、配布時間のはるか前に売り切れる。
明らかに並んでいる人間が多すぎて、「今から並んでも無理ですから…」とスタッフ様に断られる有様。

散発的に現れるプリキュアさんも同様。
放っておくといつまでも幾らでも人が群がるので、一定時間で打ちきって撤収させられてました。
何をするにも時間切れと売り切れが付いて回る。

以前に東映デジタルセンター開校記念セミナーで入ったことがありましたが、やっぱり撮影所内はそれだけで胸が踊ります。
普段、ここでプリキュアさんは撮影されてるのですね。
その辺をすっぴんの美翔さんとかが歩いていても、何の不思議もな…



Wだ!仮面ライダーWが、窓からこっち見てる!

何を思ったのか、通りすがりのWさんが窓から手を振ってくれてました。
恐らくイベントとは全く無関係に、サービスでやってくれたっぽい。
何て格好いいんだW。

偶然居合わせた道行く人たちからも、一斉に歓声がわき上がる。
もはやお子様よりも大人の方が大興奮。
恐ろしい場所です。そこらにヒーローやヒロイン様が働いておられる。

以前に「テーマパークも夢じゃない」と書きましたが、改めて実感しました。
何と言っても撮影所なので、本物がそこら中にある。おかしいです本当に。
TJさんによれば第1回よりも格段に進化していたとのことなので、今後には大期待したいです。

そんなわけで何だかんだで一日遊び倒しました。
最後にハートキャッチさんの映画を見て終了。
充実した一日でした。これは是非とも続けて欲しい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハートキャッチプリキュア! 第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」

2010年11月01日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【今週の大泉学園】

聖地・大泉まつりに行ってきました。
先着5,000名様プレゼントが昼には消滅する大騒ぎ。
大泉の本気を、見た。感想はまた別途書いてみる。(追記:書きました

■ハートキャッチプリキュア! 第38話「プリキュア、スーパーシルエットに変身ですっ!!」

プリキュア城にて。花咲さんは無体な試練を受けさせられていました。
本当の自分と戦えとか言うのです。
しかも相手は「引っ込み思案な私」とか言ってるのです。
違うのに。
私、変わったんです。もう引っ込み思案じゃないんです。変わった、はずなんです…!



影花さん:
 「ちっちゃかった私は優しいお母さん、お父さん、お祖母ちゃんに囲まれて幸せだった」
 「ずっとずっと。私はこのままでいたい」
 「だから私のこと、嫌いにならないで」

本シリーズのテーマは「変わる」。
でもそもそもの大前提。
別に、変わる必要なんてないのでは?

影花さん:
 「シャイで引っ込み思案。すぐに人に頼ってしまう」
 「それが本当の私なのよ」
 「そしてそれはプリキュアになっても変わらない」



 「…変わらないままでいてもいい」
 「大丈夫。お父さんやお母さんも皆も、そのままの私を認めてくれるわ」
 「変身しなくても。戦わなくても。皆、優しくしてくれるわ。ね?」

何せ花咲さんは、取り立てて問題を抱えていません。
ご家庭に不足があるわけでも、ご友人がいないわけでもない。
引っ込み思案のままで、一体何が問題なのか。

だけど花咲さんはおっしゃった。
それではダメなんです。強くて優しい仲間と、同じ道を進むために。
自立した一人の人間として、大事な仲間と肩を並べるために。
私は皆がいたから頑張れる。少しずつだけど、私、変わります。
だから引っ込み思案から、チェンジする。



影花さん:
 「もうシャイで引っ込み思案な私は、いらないのね…」

そう。引っ込み思案は、嫌だものね。
「変わる」ということは、過去や今の自分を否定し、殺すこと。
だから影花さんも悲しく微笑む。

でも待って欲しい。
引っ込み思案でちょっと寂しげな影花さんと。自称・引っ込み思案の天然悪女の花咲さんと。
どちらか選べと言われたら、悩みます。とにかく悩みます。ええと、やっぱり影花さ…。

違う。そういう問題じゃなかった。

そんなわけで。
別に引っ込み思案だからって全否定する必要なんてない。
花咲さんも微笑むと、影花さんに手を差し出す。

花咲さん: 
 「…いいえ」
 「私が私らしくいるためには、ちょっと臆病な私も必要なんです」
 「シャイで引っ込み思案な私も、大好きです」



「夢を叶えるのは過去の自分を殺すのと同じだ」と悟ったレモネたち。
「過去の自分に見送られながら先に進んだ」夢原さん。
別にレモネたちも間違ってない。(何せ彼女たちの目標は「変わる」じゃない。「(不可能とも思われるほどの)夢をかなえる」だ)
でも花咲さんらは、第三の選択「過去を抱えながら変わる」を選ばれました。
ある意味では最も困難です。でも人はきっと、チェンジできるんです!



花咲さん:
 「ハートキャッチプリキュア・スーパーシルエット…!」

飛来したデザートデビル相手に、シルエットフォーム発動。
自分自身を映し出す「鏡」がキーワードなのが熱い。
更にはシルエット。決めシーンの変身直後が影絵という思い切りぶり。

そして打ちだされる必殺攻撃。



巨大姉さんの召喚は、光の女王から脈々と続いた伝統です。
そのままぶん殴るあたりも含めて。
何故、拳を握りしめて、正拳を打ちこむ。でもちゃんと理由があるところがまた凄い。だってあの娘さんの正体は。

何か変えるべきだった所を変えそこなった気がしないでもないですが。
そういうところが「プリキュアさんらしさ」なんでしょう。
「拳で殴る娘さんは、もういらないのね」と微笑む娘さんを、ぎゅっと抱きしめたい。殴られるけど。


(左画像)
S.H.フィギュアーツ キュアブロッサム

(右画像)
ハートキャッチプリキュア! ミュージカルショー~うたって おどって みんなのハートをキャッチだよ!! [DVD]

「ハートキャッチプリキュア!」挿入歌(いつき/キュアサンシャイン&ゆり/キュアムーンライトのテーマ)


デザートデビさんは、デザイン的にもデューンさんの説明的にも「デューンさんの影」っぽい。
プリキュアさんの「シルエット」と何がしかの比較になってそうだけれど、何なのかはよく分からない。
そもそもデューンさん自体、何だかよく分からない。

【今期のテーマ】

「最後は人は一人だ」「でも表面的にはバラバラでも、だからといって孤独と言う訳ではない」。
夢原さんも扱ったテーマを、花咲さんも。
魅惑のフォルテッシモ合戦も、その辺を加味してる気がする。

ところで夢原さんの場合、対比としてナイトメア社や闇キュアさん(どちらも表面的には団結しているが内面はバラバラ)がいたわけですが。
花咲さんに相対する砂漠の使徒の場合、むしろ「表面的にはバラバラだが、内面は相性ばっちり」に見える。
彼らの行方はどうなるんだろう。

【今期のテーマ2】

7年続いたプリキュアさんに相応しい「変わる」のテーマ。
悪い所もあるけれど、それはそれで個性として過去の自分として認めて行こう。
具体的には、巨大な娘さんを召喚して殴りつけるとか。

なんでそんなことを7年もやってるのかは良く分かりませんが、これはこれで「プリキュア」さんなんです。
なんか他にも致命的な問題がいっぱいある気もするので変わっていく必要はあるんでしょうけど、プリキュア娘はこれはこれでいいんです。きっと。
だから巨大な娘さんが拳を握りしめて身構えても、文句を言わない。

【今週のOP】



映像だけだと割とおとなしめに見えますけど、かなり深い所を出してきてる。
というか、基本的に全シーン、メッセージが凄い映画でした。
これだけ重厚な映画を見せられると、半端なものが見られなくなる勢い。(映画の感想はこちら

【今週の玩具】



花咲さん:
 「みんな、行きますよ!」

この台詞、毎回言うのかどうかは定かではありませんが。
今回に関して言えば「お待たせしました!CMでお馴染みのアレ、ついに行きます!」な響きを感じました。
花咲さんはこういうところがあくどい。

【次回予告】

来海さん:
 「ごめん。マリンタクトなくしちゃった」

この期に及んで、大事な玩具になんてことを。

マリンタクトって、本人の手を離れても具現化したままなのか。
それとも維持し続けてるボスナッキーの実力の高さを表してるのか。
おそらくは来海さんの最後のメイン回になると思われますが、本当にこれでいいんだろうか。疑問が尽きません。

私見ですが、歴代プリキュアの中で最もプリキュア業に執着してないのが来海さんだと思ってる。依存していないと言い変えても可。

なお来週の放送はお休みです。
映画も公開され、一段落。
盆も正月もないプリキュアさん、せめて一日くらいはお休みをしないと…。

【今週の一言】

無事めでたく花咲さんらは試練を乗り越えました。
おめでたいことです。
ところで、もしも失敗していたらどうなっていたんでしょうか。

祖母さん:
 「何も変わらないだけよ」

一瞬、背筋が冷えた。
命に別条があるわけではない。変わらなくても、人は生きていける。
でも「変わらない」。
不変のエターナルを否定してきた「プリキュア」文法としては、死よりも酷いその状況。
影花さんにときめいてる場合じゃなかった。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする