花咲さんは一足早い夏休み。
過酷な経済状況の中、辛く苦しい夏商戦が始まる…。
花咲さんの勝利をお祈りしつつ、戦勝報告をいい子でお待ちしたい。
そんなわけでいつものように、お留守番記事。
[お留守番リンク]
ハートキャッチプリキュア!/第18.5話「怒濤の衣替え!新しい寝間着、作ります!!」(Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)-少女創作ファンブログ-)
仮面ライダーW 第38.5話「明日のN/ロスト・ワールド」(『真・南海大決戦』)
ハートキャッチプリキュア!SP(naitou-souの日常(So-net式))
ハートキャッチプリキュア!#18.5(色・彩(いろ・いろ))
■ディケイドプリキュア! 第13話「ふたりの世界」、第14話「旅の始まり」
これまでのディケイドプリキュアは!
「プリキュアは強い心をみんなに教えてくれたんだ」
「俺たちだって、頑張らないとな」
「詳しい事情は存じませんが、私達に力を貸してくれませんか?」
「単純だけど、それでいいと思ってるんだよね」
「私?通りすがりのプリキュアよ」
第1話「プリキュア大戦」
第2話、第3話「プリキュア5の世界」
第4話「SplashStarの世界(前編)」
第5話、第6話「GoGo!の世界」
第7話、第8話「MaxHeartの世界」「無限の光 永遠の闇」
第9話、第10話「フレッシュの世界」
第11話、第12話「ハートキャッチの世界」「せめて、そうすれば」
第13話、第14話「ふたりの世界」「旅の始まり」
第15話、第16話「鏡の世界の闇プリキュア」「歩くプリキュア図鑑」
第17話、第18話「銀水晶の世界」
第19話、第20話「見参双子姫」「それが宇宙の授けた光の答え」
第21話、第22話
第23話、第24話(最終回)「世界の破壊者」
劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」
『世界の破壊者・ディケイド』
『7つの世界を巡り、その瞳は何を見る…』
…。
……。
………。
やってきた最後の世界「ふたりの世界」。
美墨さん:
「ほのかーーーーー!!」
到着早々ディケイド姉が見たのは、片割れを敵に奪われ慟哭する黒キュアさんの姿。
いきなりピンチです。
もはや万事休す。だけどふと顔を上げたら、プリキュアっぽい娘がいた。
美墨さん、即座にディケイド姉を捕縛し協力を要請してきました。
一緒にほのかを助けに来い!いいから来い!
ディケイド姉:
「…でも私は、ほのかじゃないし」
「通りすがりの、プリキュアだから…」
完全に後ろ向きです。
前回の「ハートキャッチ」の世界で心を萎れさせたのが、思いっきり後を引いている。
ごめんね。通りすがって。すぐ出てくから。
どうせ私じゃ、誰かの代わりなんてできないし、役に立つことだってできないし。
美墨さん:
「あんたが ほのかじゃないことなんて分かってる」
「あんたなんかが、ほのかの代わりになるなんて、ありえない!!」
ほらやっぱり。
ディケイド姉が、再びしゅんと落ち込む。
やっぱり私はいらない子なんだ。
美墨さん:
「でもほのかを助けるには、あんたの力がいるのよ!」
「一緒に来て、戦え!」
そんな無体な。それって、私の力を利用したいだけじゃない。
ディケイド姉、口をとがらせ拗ねてみる。ふんだ。
どうせ私のキャラリート能力がお目当てのくせに…
美墨さん:
「そうよ」
「それの、どこが悪い」
い、居直りやがった…!
唖然とするディケイド姉に対し、美墨さんの言葉が突き刺さる。
いいから来い。そしてほのかを助けろ。
はっきり言って誰でもいいんだけど、今ここにはあんたしか居ないんだから、とにかく来い!
ディケイド姉:
「………。。。」
美墨さん:
「…」
「……」
「………もういい」
凄まじく短気です。
悩んでるディケイド姉に見切りをつけ、単身生身で雪城さんの救出へ。
でもあまりに無茶苦茶すぎて、逆にディケイド姉の心に木霊する。
私がどこの誰かなんて、実はあんまり関係ない。本質的な解決?なにそれ。
大事なことは、実際に役に立つかどうか…。
場面変わって。
たった一人で特攻した美墨さん、だけど多勢に無勢で力及ばず。
もはや風前の灯…というところで、誰かが助けに入ってきた。
やってきたのは…。
ディケイド姉:
「…貴女が本当に必要としているのは私じゃない」
「でも今ここで、貴女の力になれるのは私だけ」
「だから」
「私が戦う」
いきなり現れた彼女の姿に、闇の戦士たちも戸惑いながら聞く。
誰だお前は。
「ふたりはプリキュア」なのに、何で他にもプリキュアが居る。
ディケイド姉:
「私?通りすがりのプリキュアよ。…覚えておきなさい」
自嘲するように。あるいは誇り高く。
そう、私はただの通りすがり。幾らでも替えの利くただの通りすがり。
でも今ここに通りすがった以上、見過ごすわけにはいかない。
『PreCu Ride ...』
がしゃこん!
『Cure Decade!!』
何かをふっ切ったディケイド姉が突進する。ザケンナーの群れを引き裂いて。
私は誰かの一番ではない。通りすがっただけのこの世界で、一番になれるはずもない。
それでも自分のことを必要としている人がいる。だから前に進もう。
誰だって最初から誰かの一番だったわけじゃない。人は元々ひとりなんです。
だから、いつか見つかる「一番」の場所にたどり着くまで、前に進もう。
その思いがあれば。私もきっと、変わることができる…!変わっていける!
『PreCu Ride ...』
『Cure Blossom!!』
『Attack Cure ...』
『Kokoro Perfume!!』
強化スペルが向かった先は、組伏せられた美墨さん。
たちまち花のパワーが彼女に宿る。名もなき人々の心が力を与える。
間髪いれずザケンナーをふっ飛ばし、美墨さんも立ち上がる。
その前に立ちふさがる闇の戦士たち。だけど…
『PreCu Ride ...』
ゴッ!!
『Cure White!!』
闇の戦士を蹴り倒し、すたんと舞い降りたのは、白っぽい人。
それはディケイド姉が変化した偽物に過ぎない。
だから美墨さんも、振り向きもせずに「本物の」白い人を助けに走っていく。
あまりにもあからさまな、「ディケイドよりも、ほのかがいい」の態度。
…でも、それでいい。
闇の戦士:
「…何かと思えばただの偽物か」
「せっかく助けに来たというのに、紛い物では相手にもされない」
「所詮は、ちっぽけな存在だな」
ディケイド姉:
「そうね。とてもちっぽけね」
「でも、それがちっぽけだというのなら…」
『PreCu Ride ...』
『Cure Black!!』
「…ちっぽけで、何が悪い」
もしも「本物の」黒い人ならば、ここできっと戦う。
でも「彼女」は今、ここにいない。それならば、私が戦う。
もしも「本物の」黒い人ならば、どこかの誰かのところを通りがかった時きっと戦う。
たとえ真に必要とされているのが「彼女」でなくても。それならば、私も戦う。
それが出来ない人は、誰かの一番になれるわけもない。何もしないうちから、最高のパートナーに巡り合えるわけがない。
全てをふっ切って戦うディケイド姉の元に、ディケイド版夢原さんも救援に駆け付ける。
あの夢原さんにとっての「一番」が、ディケイド姉なのかどうかは分からない。でもそんなことは関係ない。
誰かに必要とされているから戦うんじゃない。
戦うから、必要とされる存在になれるんだ。
始めは「ひとり」きりだったこの旅も、気がつけば「ふたり」。そしてここからが、本当の旅の始まり。
これで「世界を旅して仲間を作った!」→「でも認めてもらえなくて大抗争」→「ディケイドには物語なんてない」→「いや旅したことは確かに真実だ。それが物語」とつながるかな。
個人的に旅行が好きなのですが、旅先で似たようなことを感じます。
どこに行くのも自由だけど、いきなりそこで特別な人以上に特別な立ち位置につけるわけではない。
所詮は通りすがりでしかない。
あと細かい拘りですけど、ディケイド姉が変身してるのは「MaxHeart」verの黒白。
最終的には、ディケイドルミナスさん&初代黒白のルミナリオもどきで撃破したとかなんとかかんとか。
それと花キュアさんが出張ってるのは、最弱&最新プリキュアが助力するシーンが見たいとか、「ふたり」だけど「ふたり」だけで戦ってるわけでもないという本編のテーマを出したかったからとかなんとか。
過酷な経済状況の中、辛く苦しい夏商戦が始まる…。
花咲さんの勝利をお祈りしつつ、戦勝報告をいい子でお待ちしたい。
そんなわけでいつものように、お留守番記事。
[お留守番リンク]
ハートキャッチプリキュア!/第18.5話「怒濤の衣替え!新しい寝間着、作ります!!」(Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)-少女創作ファンブログ-)
仮面ライダーW 第38.5話「明日のN/ロスト・ワールド」(『真・南海大決戦』)
ハートキャッチプリキュア!SP(naitou-souの日常(So-net式))
ハートキャッチプリキュア!#18.5(色・彩(いろ・いろ))
■ディケイドプリキュア! 第13話「ふたりの世界」、第14話「旅の始まり」
これまでのディケイドプリキュアは!
「プリキュアは強い心をみんなに教えてくれたんだ」
「俺たちだって、頑張らないとな」
「詳しい事情は存じませんが、私達に力を貸してくれませんか?」
「単純だけど、それでいいと思ってるんだよね」
「私?通りすがりのプリキュアよ」
第1話「プリキュア大戦」
第2話、第3話「プリキュア5の世界」
第4話「SplashStarの世界(前編)」
第5話、第6話「GoGo!の世界」
第7話、第8話「MaxHeartの世界」「無限の光 永遠の闇」
第9話、第10話「フレッシュの世界」
第11話、第12話「ハートキャッチの世界」「せめて、そうすれば」
第13話、第14話「ふたりの世界」「旅の始まり」
第15話、第16話「鏡の世界の闇プリキュア」「歩くプリキュア図鑑」
第17話、第18話「銀水晶の世界」
第19話、第20話「見参双子姫」「それが宇宙の授けた光の答え」
第21話、第22話
第23話、第24話(最終回)「世界の破壊者」
劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」
『世界の破壊者・ディケイド』
『7つの世界を巡り、その瞳は何を見る…』
…。
……。
………。
やってきた最後の世界「ふたりの世界」。
美墨さん:
「ほのかーーーーー!!」
到着早々ディケイド姉が見たのは、片割れを敵に奪われ慟哭する黒キュアさんの姿。
いきなりピンチです。
もはや万事休す。だけどふと顔を上げたら、プリキュアっぽい娘がいた。
美墨さん、即座にディケイド姉を捕縛し協力を要請してきました。
一緒にほのかを助けに来い!いいから来い!
ディケイド姉:
「…でも私は、ほのかじゃないし」
「通りすがりの、プリキュアだから…」
完全に後ろ向きです。
前回の「ハートキャッチ」の世界で心を萎れさせたのが、思いっきり後を引いている。
ごめんね。通りすがって。すぐ出てくから。
どうせ私じゃ、誰かの代わりなんてできないし、役に立つことだってできないし。
美墨さん:
「あんたが ほのかじゃないことなんて分かってる」
「あんたなんかが、ほのかの代わりになるなんて、ありえない!!」
ほらやっぱり。
ディケイド姉が、再びしゅんと落ち込む。
やっぱり私はいらない子なんだ。
美墨さん:
「でもほのかを助けるには、あんたの力がいるのよ!」
「一緒に来て、戦え!」
そんな無体な。それって、私の力を利用したいだけじゃない。
ディケイド姉、口をとがらせ拗ねてみる。ふんだ。
どうせ私のキャラリート能力がお目当てのくせに…
美墨さん:
「そうよ」
「それの、どこが悪い」
い、居直りやがった…!
唖然とするディケイド姉に対し、美墨さんの言葉が突き刺さる。
いいから来い。そしてほのかを助けろ。
はっきり言って誰でもいいんだけど、今ここにはあんたしか居ないんだから、とにかく来い!
ディケイド姉:
「………。。。」
美墨さん:
「…」
「……」
「………もういい」
凄まじく短気です。
悩んでるディケイド姉に見切りをつけ、単身生身で雪城さんの救出へ。
でもあまりに無茶苦茶すぎて、逆にディケイド姉の心に木霊する。
私がどこの誰かなんて、実はあんまり関係ない。本質的な解決?なにそれ。
大事なことは、実際に役に立つかどうか…。
場面変わって。
たった一人で特攻した美墨さん、だけど多勢に無勢で力及ばず。
もはや風前の灯…というところで、誰かが助けに入ってきた。
やってきたのは…。
ディケイド姉:
「…貴女が本当に必要としているのは私じゃない」
「でも今ここで、貴女の力になれるのは私だけ」
「だから」
「私が戦う」
いきなり現れた彼女の姿に、闇の戦士たちも戸惑いながら聞く。
誰だお前は。
「ふたりはプリキュア」なのに、何で他にもプリキュアが居る。
ディケイド姉:
「私?通りすがりのプリキュアよ。…覚えておきなさい」
自嘲するように。あるいは誇り高く。
そう、私はただの通りすがり。幾らでも替えの利くただの通りすがり。
でも今ここに通りすがった以上、見過ごすわけにはいかない。
『PreCu Ride ...』
がしゃこん!
『Cure Decade!!』
何かをふっ切ったディケイド姉が突進する。ザケンナーの群れを引き裂いて。
私は誰かの一番ではない。通りすがっただけのこの世界で、一番になれるはずもない。
それでも自分のことを必要としている人がいる。だから前に進もう。
誰だって最初から誰かの一番だったわけじゃない。人は元々ひとりなんです。
だから、いつか見つかる「一番」の場所にたどり着くまで、前に進もう。
その思いがあれば。私もきっと、変わることができる…!変わっていける!
『PreCu Ride ...』
『Cure Blossom!!』
『Attack Cure ...』
『Kokoro Perfume!!』
強化スペルが向かった先は、組伏せられた美墨さん。
たちまち花のパワーが彼女に宿る。名もなき人々の心が力を与える。
間髪いれずザケンナーをふっ飛ばし、美墨さんも立ち上がる。
その前に立ちふさがる闇の戦士たち。だけど…
『PreCu Ride ...』
ゴッ!!
『Cure White!!』
闇の戦士を蹴り倒し、すたんと舞い降りたのは、白っぽい人。
それはディケイド姉が変化した偽物に過ぎない。
だから美墨さんも、振り向きもせずに「本物の」白い人を助けに走っていく。
あまりにもあからさまな、「ディケイドよりも、ほのかがいい」の態度。
…でも、それでいい。
闇の戦士:
「…何かと思えばただの偽物か」
「せっかく助けに来たというのに、紛い物では相手にもされない」
「所詮は、ちっぽけな存在だな」
ディケイド姉:
「そうね。とてもちっぽけね」
「でも、それがちっぽけだというのなら…」
『PreCu Ride ...』
『Cure Black!!』
「…ちっぽけで、何が悪い」
もしも「本物の」黒い人ならば、ここできっと戦う。
でも「彼女」は今、ここにいない。それならば、私が戦う。
もしも「本物の」黒い人ならば、どこかの誰かのところを通りがかった時きっと戦う。
たとえ真に必要とされているのが「彼女」でなくても。それならば、私も戦う。
それが出来ない人は、誰かの一番になれるわけもない。何もしないうちから、最高のパートナーに巡り合えるわけがない。
全てをふっ切って戦うディケイド姉の元に、ディケイド版夢原さんも救援に駆け付ける。
あの夢原さんにとっての「一番」が、ディケイド姉なのかどうかは分からない。でもそんなことは関係ない。
誰かに必要とされているから戦うんじゃない。
戦うから、必要とされる存在になれるんだ。
始めは「ひとり」きりだったこの旅も、気がつけば「ふたり」。そしてここからが、本当の旅の始まり。
(左画像) ふたりはプリキュア キューティーモデル キュアブラック (右画像) 映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!【特装版】 [Blu-ray] |
これで「世界を旅して仲間を作った!」→「でも認めてもらえなくて大抗争」→「ディケイドには物語なんてない」→「いや旅したことは確かに真実だ。それが物語」とつながるかな。
個人的に旅行が好きなのですが、旅先で似たようなことを感じます。
どこに行くのも自由だけど、いきなりそこで特別な人以上に特別な立ち位置につけるわけではない。
所詮は通りすがりでしかない。
あと細かい拘りですけど、ディケイド姉が変身してるのは「MaxHeart」verの黒白。
最終的には、ディケイドルミナスさん&初代黒白のルミナリオもどきで撃破したとかなんとかかんとか。
それと花キュアさんが出張ってるのは、最弱&最新プリキュアが助力するシーンが見たいとか、「ふたり」だけど「ふたり」だけで戦ってるわけでもないという本編のテーマを出したかったからとかなんとか。