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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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おひろめカーニバル!!「ハートキャッチプリキュア!」

2010年02月06日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
これから1年を背負って立つ娘さんたちの活躍を、正規ルートより24時間早く拝んできました。
強風吹き荒れる天候が実によく似合う、そんな新人さんたちの名は「ハートキャッチ」。
何か大事な歴史に終止符を打たれるような、壮絶な1年になる予感がしました。

■おひろめカーニバル!!「ハートキャッチプリキュア!」



 日時:2010年02月06日(土) 開場10:00
 出演:花咲つぼみ、来海えりか、桃園ラブ、工藤真由、池田彩

先行試写会は入場2時間待ちの長蛇の列でした。
初開催の去年も大好評で、桃園さんはかなりオタオタしてしまっていましたが、今年は素晴らしく手際よく行列整理されていました。
具体的に言うと、行列の横に歴代プリキュアの写真撮影ブースを用意して、並びながらも遊べるようになってるとか。

去年も撮影ブースはありましたが、列とは全くの別のところ。
更に「各番組のブースが独立して配置」という残酷な設営をされていました。
止めて欲しいです、そういうの。ずらりとお子様が並ぶ「MH」や「GoGo!」ブースの横で、営業スマイルを浮かべてる美翔さんが見てらんなかった。
それに比べ、今年の「列の横に順次配置」の方式ならば美翔さんも安心です。
多くのお子様に素通りされてる気配がしないでもなかったですが、とにかく安心です。

ちなみに桃園さんブースは凄まじい人気ぶりで、試写会用の列とは別に行列が作られていました。
花咲さんを見るのを後回しにしてでも、桃園さんと写真を撮りたいお子様が沢山おられたらしい。
桃園さんも立派になられた…。

2時間待ってようやく試写会に参加。
だけど開始の前に注意事項が流れました。

花咲さん:
 「撮影・録音は禁止です」
 「もしも流出した場合、二度とこの企画を行わない可能性があります」
 「子供の夢を壊すな」

そういったわけで、詳細な内容には触れることができません。

ですので問題の無さそうな印象論だけ書いてみる。
印象論であってもバレ要素は皆無にならないので、避けられる方は下記は読まないでください。
いずれにせよ、あと15時間程度で全ては明らかになるのですし。




印象ということでいえば、多くの人が今回のシリーズに「おじゃ魔女どれみ」の印象を持たれたかと思います。
OPを見れば全てを悟ります。恐怖と共に。
美翔さんが青ざめた顔をしてる様子が目に浮かぶ。こ、この娘たち、頭おかしい…!
花鳥風月的に先輩ぶって握手の一つもしてみようとしたら、差し出した手を捻りあげられてへし折られたような感じというか…。
腕を押さえてうずくまったところに、「先輩方、よくそんな甘い性格で今までプリキュアやってこれましたね」と言われるような感じというか。

試写会は
 「桃園さんの前説」→「OP」
→「第1話のダイジェスト」→「ステージショー」
→「ファッションショー」→「ミニライブ」の構成。

極めて強く感じたのは、強力な組織体勢です。
ストーリー的な話ではなく、7年に至るバンダイ様と東映アニメ様の資産力とノウハウに圧倒されます。
何言ってるのか分からないと思いますが、見れば伝わると思います。今度の敵さんが可哀そうになってくる。

ファッションショーはキャラリート等々のおひろめ。
モデルをやってた女児様は、CMに出演してるご本人様なんでしょうか。生CM娘が見れるなんて!
土曜日だというのにお仕事されてて、頭が下がる思いです。

ミニライブはOPとEDがステージごとに交代で。
私が見たのはEDの回。工藤真由さんが元気良く歌われていました。コスプレ姿で。
その前にやってたステージでは、OP担当の池田彩さんが出られていました。(遠目に見えた)
彼女も元気よく歌われていました。コスプレ姿で。
しかもお二人とも、ポニーとツインテールまでされてました。歌手さんも全力を尽くしておられる。

工藤さんがコスプレ姿で歌ってる後ろでは、彼女の担当するEDムービーが流れていました。
昨年のおひろめカーニバルではEDは非公開。
いざ本放送で流されて、そのあまりの3Dスタントマンぶりに驚嘆したのを今でも覚えています。
今年はこの場ですぐに公開。絶望しました。驚嘆を通り越して。
これはもう、「凄い」なんてレベルじゃない。「狂気」のレベルです。く、狂ってる…!

メインストーリーは公式ページ等で公開されている通りなのですが、このコンセプトは競合他番組と真正面から被ります。
「しゅごキャラ!」の日奈森さんとか、「ジュエルペット」の紅玉さんとか、緊張の面持ちで身構えていることかと思います。
私は両番組とも好きで、欠かさず見ています。だからこそ、思った。これは勝てる。どちらの番組にも、勝ててしまう。

今回の「ハートキャッチ」のお二人は、はっきり言いまして脅威のスペックを誇っておられます。
開始時点でこのプロオーラは何なんだ。
一緒にステージをやってた桃園さんなんて、1年たってもロースペック臭が抜けないのというのに。

(前説より)
桃園さん:
 「こんにちハ!今日は来てくれてありがとう!」
 「みんなにすっごいお知らせがあるんだ。実は今日、新しいプリキュ…」

 「…あ。そ、その前に!」

 「みんな1年間応援ありがとう!おかげでシフォンを取り戻せたし、メビウスも倒せたヨ!」

 「…で、今日は新しいプリキュアを紹介するネ!」

こんな前説でした。本当に。
桃園さん…。先輩プリキュアの威厳ゼロですよ。
ステージ裏で、花咲さんたちが呆れ目線してますよ。

その新人プリキュアのお二人は、「こんな出来たプリキュアどこに隠れてたんだ」と言いたくなるほどの高水準。
OPとED、それに1話のダイジェストしか見てないけれど、見た方なら分かってくれると信じてる。
このふたり・この兵装・このギミック・この組織力で勝てない相手には、誰が戦っても勝てやしない。
むしろオーバーキルしすぎて、1年後、荒野にプリキュアさんだけが立っている状況が心配されるくらい。
もはや敵は不景気だけだ。第8期の放送を確信しました。恐怖と共に。


(画像なし)(左画像)
「ハートキャッチプリキュア!」OP&EDテーマ::Alright ハートキャッチプリキュア!/ハートキャッチ☆パラダイス

(右画像)
映画「プリキュアオールスターズDX2」主題歌シングル::キラキラKawaii!! プリキュア大集合♪~希望の光(仮)/プリキュアシリーズファンタジックメドレー(仮)

ちなみに限定版には3月20日公開の「オールスターズ2」のED映像が特典収録されています。
このCDの発売日は3月17日です。何かが、おかしい。
(画像なし)


【試写会以外の様子】

別ホールではおもちゃやグッズの販売会の他、歴代プリキュアさんの等身大人形との撮影会等々。
下の画像はオールスターズなキャラドール。美翔さんの三次元商品が出る日が来るなんて!
見えにくいですが、各ショーケースにはキャラドールの他に、ドリームライブのカードも。



劇場版「オールスターズ2」の前売り券販売も行われていました。
壊滅していました。

各種プリキュアグミなどの販売も行われていました。
壊滅していました。

プリキュアさんの玩具やゲーム機器も先行体験できました。
数十分待ちでした。

会場では旧シリーズのプリキュア映像も流されていました。
それを見ていた中学生くらいの女の子が「懐かしい。一番初めのは幼稚園のとき見てた」と言ってました。
確かに小学校を卒業するくらいの期間、放送されています。

会場の狂乱ぶりは「何かとんでもないことが起きている」ことをとてもよく表していました。
つくづく恐ろしいです。
シリーズコンテンツとしては「仮面ライダー」さんや「戦隊」さんが大先輩ですが、それとは違う恐怖を感じる…。

何はともあれ、15時間後の本放送が楽しみです。そしてこの恐怖を早く分かち合いたい。

【蛇足】

会場内にはキャラリートで武装したお子様も多数おられました。
私の見た範囲では一番人気はパッションさん。次点でベリーさん。離れて桃園さん。
主人公の威厳のなさを揶揄するべきなのか、それともただの一人も見かけなかった誰かさんを擁護するべきなのか。悩みどころです。
コメント (5)
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感想:週刊少年マガジン(2010年2月3日)

2010年02月03日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
栄えある単行本第1巻の発売日は2月17日(水)!

波打際のむろみさん 1 (少年マガジンコミックス)

■波打際のむろみさん #30「内輪もめとむろみさん」

人魚さん:
 「あいつは魚類やない」
 「肺呼吸の哺乳類なんやでぇ!!」

哺乳類でありながら海で生活する。
そもそも肺呼吸を獲得したのは陸に上がるためだったはずなのに。
頑丈な骨格を手に入れたら、再び母なる海に出戻りですか。なんたる我儘。

そんなわけでクジラを狩り立てる人魚さんと、物を知らぬ小魚の争いのお話。
「肺呼吸のくせに」が罵倒として成立することに違和感を覚えない体になったのはいつからだろう。
海の平和のためにも、淡路さんには頑張っていただきたいものです。

…サカナの癖にメイド服着たりしてるのは、肺呼吸生物が海に潜るより何かを冒とくしてる気がしないでもないような。
というか、扉絵は延々コスプレシリーズなわけですが、メイド服や学生服に混じってシュモクザメのコスプレだの唐揚げプレイだのが混ざってます。
むろみさん的には全部並列なんだろうか。サカナの考えることは分からない。


ところで対クジラの話が出たので。
個人的には賛成反対どちらの意見も持ってないのですが、捕鯨関連のニュースを見て思うことがあります。
特に最近のオーストラリアあたりの捕鯨反対に対する批判について。

 1. クジラは可哀そうだと言うのに、カンガルーを殺しているのは欺瞞だ。

 →彼らは「クジラは賢いから」という理由で贔屓しているのであって、「動物を殺すな」を主張してるわけではない。
  だからこの反論は的外れ。

 2. 他国の文化に文句を言うな(その1)
 
 →日本近海ならいざ知らず、人の家の庭先でやってる時点で「文句を言うな」は成立しない。
 
 3. 他国の文化に文句を言うな(その2)
 
 →捕鯨自体は昔からやっていても、「最新装備で南極近辺まで行って捕鯨」なんてごく最近の話です。
  伝統文化でもなんでもない。
 
 4. 他国の文化に文句を言うな(その3)
 
 →そもそも、文化だからと言えば何でも通るわけではない。
 
 5. 捕鯨で生計を立てている人がいる。
 
 →それは国内の労働問題であって、職の斡旋なり援助なりで解決できる話。

私自身は本気で「クジラが怖い」と感じてる人なので、食おうが食うまいが特に意見は持ってない。実際、普通に食べるし。
ただ理屈になってない理屈はイライラするので書いてみた。
(蛇足。「日本近海ならどうなんだ」とか「賢いとはどういう基準だ」とかは主題と外れた話なので扱いません。くどいようですが、捕鯨反対を主張したいわけではないので)

■進撃の巨人 ~特別編~「リヴァイ兵士長」

別冊マガジンさんで連載中の絶望漫画。
巨人さんが人を取っては食い、取っては食いするそんなお話。
私の選ぶ「作者さんは先の展開を何も考えてないだろ」漫画部門の第1位です。

今回は週刊の方に宣伝で短編掲載。
「もうしま」でも取り上げられているし、編集部さんの期待が伺えます。
個人的にも別マガさんを購入する原動力の一つなので応援したい。

掲載された短編の感想。
何が驚いたって、兵士長さんが食われなかったことにびっくりですよ。
もはやこの漫画は、

 「主人公が悲壮な決意を固める」→「巨人に食われる」
 「輝かしく夢を語る」→「巨人に食われる」
 「期待の最新兵団が出撃!」→「巨人に食われる」

という一連のオチが約束された漫画だと思っていたのに。
この兵士長さん強い。本当に人間かと思うほど強い。だって食われなかったんだもの。
今までの壮大な食われ劇は、この演出効果のためだったんだろうか…。
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ハートキャッチプリキュア!パン

2010年02月02日 | プリキュア雑談・総合
スーパーに行きました。
案の定、売ってありました。
機械的に買いました。



ハートキャッチパン。

もはや食卓の風物詩となった感のあるプリキュアさん手製のパン、花咲さんたちもちゃんと作ってくださいました。
今のところ花咲さん・来海さんの料理スキルは未知。
若干の不安はあるものの、パン自体は安心のお味でした。ごちそうさま。

山崎パン公式ページ
 ・メロンパン
 ・ミニクロワッサン
 ・チョコリングドーナツ
 ・2食パン(クリーム&チョコ)
 ・クレープサンドケーキ(いちご)
 ・イチゴ蒸しケーキ

近所のお店ではメロンパンとミニクロワッサンは扱ってませんでした。理由不明。

経費削減によりプリキュア数を削られてしまった次期シリーズ、ふたりでパンを6種も作らないといけないとはなかなか大変です。
まぁよくよく見れば、かつて先輩たちが作ったパンの焼き直しですので案外楽なのかもしれない。
桃園さんも、「ピーチなのにメロンパン?」とか責められながらも頑張った甲斐があった。こういうところでもプリキュアマニュアルが整備されていく。

ところでパンと言えば日向さん。
公式ページで3人目のプリキュアさんが公開されてます。
なんでしょうか。「ハートキャッチ」さんはどこまで日向さんをリスペクトすれば気が済むんでしょうか。
時代がついに日向さんに追いついた!そして包囲した!
「日向さんを過保護にする会」の末席に所属してる私としては、これはリスペクトなのかトランプルなのか判断に悩みます。

…取り残されてる美翔さんが凄く寂しそうな顔してるのは見ないふりする。


【蛇足】

大塚監督のTwitterで「せっかく視聴者を喜ばせようと仕込んでいるのに、勝手にネットで公開する輩がいて非常に落胆している」と呟かれてました。
うちも著作権無視なのであまり堂々とは言えませんが、ネタバレは勘弁して欲しい。
また、それの拡散に加担するような真似はしないようにしようと思った。
コメント (1)
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プリキュアさんに、ありがとう

2010年02月01日 | プリキュア雑談・総合
桃園さんのお仕事も一区切りつかれたので、だらだらと書き綴ってみる。

■フレッシュさん

1年前にキャラクターデザインが公開された時には、「プリキュア」らしからぬフレッシュ具合に戦々恐々。
だけどいざ始まってみればとっても「プリキュア」してたのが印象的なシリーズでした。主に桃園さんの腕力具合が。
何であのデザインで、拳で語る娘になるのだろう…?

■フレッシュさん2

純粋に私の好みベースで書きますと、「成長物語」とか「ちょっとずつ仲良くなっていく過程」とかそういうのはあんまり好みではないです。
おかげでショートショートや続編ものが好きな性格になってしまった。
それもあって、フレッシュさんが「最初から仲良し」スタートで面倒なところをすっ飛ばしてたのは、私的には好感度大。

パッションさん加入前のちょっとSFっぽい単発エピソード群はとても好き。
「精神が入れ替わる」とか「明日が来ない」とか。
今までは日常を巻き込むのはありそうでなかったというか、基本、殴り合ってるだけでしたし。

強いて書くなら、パッションさん加入後はそういうのがなくなっちゃったのがちょっと寂しかったです。
というか、パッションさんが全てを持っていってしまったような。
夏合宿のときのような話をもっと見たかった気がする。罪悪感に苦しんでたパッションさんが「何か割に合わない」とふと気がついたあの夏の日。

■フレッシュさん3

結局、何で名前がフルーツで、そこから天使に進化したのかは謎のまま。
「ドリーム→シャイニングドリーム」はまだ理解できる。
しかし「ピーチ→エンジェル」は不可解です。

一応、桃園さんは「桃源郷」が由来だそうなのでシャングリラやパラダイスからの連想なんでしょうか。
桃源郷に天使はいないというか、いたとしても物凄くエロスな空気を感じます。
…別にそのイメージで、さして間違ってはいないような気がしてきた。

■パインさん

始まる前はパインさんに一番期待してました。
ですが、おひろめカーニバルで何か危険な香りを感じ取り、うやむやの内に離脱。
結果的にそれが正しかったのかどうか良く分からない。

何と言うか、私の脳内イメージ的にはパインさんは意図的に日陰に逃げてる雰囲気が。こうルミナス先輩をリスペクトしてるかのような。
自分以外の3人は説得工作に成功してると言うのに、ただ一人交渉すらしようとしないのは逆にタフです。
ウエスターさんがイースマニアだったのが運命の分かれ道だった。パッションさんの副作用がこんなところにも。

■ベリーさん

私は病的な「ぴっち」信者ですので、ベリーさんに対しては他と違う思い入れが。
でも最初から最後までそつなく終わってしまった印象も。
メイン回では綺麗にポイント稼いでたし、常に高評価だったのに何でだろう。

ブルンのコスプレ能力はもっと色々発揮して欲しかったです。コスプレは正義。
まぁそれをフルに使ってしまうと、ブッキーさんの「密かにジャージ作っておいたの」エピソードが無に帰するので遠慮したんでしょう。
完璧なる彼女は友への配慮を忘れない。スペック高いのに損な立ち回りだ…。

■ピーチさん

開始当時は私的順位3位だったのに、気がつけば桃園観察日記と化した1年でした。
なんなんでしょうね、この娘。
全身から漂うロースペック臭に胸がぎゅんぎゅんする。

そしてそんなロースペックだと言うのに、全プリキュア唯一「明白に告白され、かつ振られなかった」勲章の持ち主。
こういう隙だらけの娘さんに、男は騙されるんですよ。
ラストシーンの悪女ぶりは最高過ぎる。

桃園さん:
 「言っわなーい♪」

異性のことしか頭にない男子中学生に対し、悪魔の「保留」宣言。
大輔くんはそこそこ良い物件のはずなのに。
野球部のエースで、惚れた女のためには体を張れるナイスガイ。姉が有名人のオプション付き。しかもそれを一切武器に使ってこない器量まで持っている。
そんな男を「保留」。
私は常々、「桃園さんは悪い男に騙されるタイプだ」と思っていましたが、むしろ男を騙すタイプだった。ていうか、騙された!

■ピーチさん2

彼女を表する個人的単語は「マジ落ち込み」と「ロースペック」。
プロフィールだけ見ると、全プリキュア中、最も魅力のないプリキュアというこの素敵さ。
それだけに「失敗してもやり直せばいい」の言葉が強い説得力を帯びます。

…そういえばロースペックロースペックと連呼してますけど。
逆にスペックの高いプリキュアさんは誰なんだろうと思ってみた。
娘さんを勝手な都合で評価する。人として最低の思考ゲームをしてみよう。

…。
……。
………。

考え込むまでもなく、ミルミルさんじゃなかろうか。人じゃなかった。
あの年にして自活可能な職を持ち(しかも国王直属)、家事能力も完璧。
国家滅亡の危機も単身乗り切り、自身の戦闘能力も異常。
おまけに一つのところに縛られない好奇心と行動力の持ち主です。
凄い。どこかの桃とえらい違いだ。

次点で考えるとルミルミさん。
ミルミルさんと比べると内向的な面が目立ちますが、方向性が違うだけでスペックは凄い。
しかも正体はクイーンなので、下手したら不老長寿ですよ。化け物。

更に次点でいえば霧生姉妹。ポテンシャルが半端ないです。
そしてそこまで考えたところで、プリキュア娘のスペックの低さに泣けてきました。
どうしよう。上から順に選んでいくと間キャラばかりが上位に来る。これが人間の限界か。

■ピーチさん3

ちなみに今日の「プリキュアボイス」は桃園さんの担当でした。

桃園さん:
 「2月1日!」
 「今日はあたしがあったかいミルクシチューを作っちゃうよ!」

ハンバーグ以外も作れたのか…。

いや自炊当番してるんですから、ハンバーグの無間地獄はなさらないとは思ってましたが…。
ピルンに全く頼らない姿勢は評価に値すると思うものの、よりにもよって普通の料理能力持ってる娘に、オート料理機能の謎生物支給しなくても。
ブッキーさんや蒼い人は、本人スペックと謎能力が噛み合ってるのに、桃園さんだけ壮絶な自己否定。

■ハートキャッチさん

今までにない程の、ほんわかした雰囲気に不安はあるとはいえ、「どうせ殴り合うんだろう。プリキュアだし」という安定感も。
プリキュアさんの信頼度は高い。
絶対この娘ら、殴る。魔法のステッキを支給されても、殴打武器としか認識できない世界の人たちだ。

今のところ花咲さんと来海さんのふたり体勢ですけれど、順当に考えれば追加戦士もいますよね。
何せ過去シリーズがルミルミ・霧生・ミルミル・イースさんで盛り上がってますし。
プリキュアシリーズは非プリキュアによって支えられている。

ところで花咲さんの二代目花キュアにばかり意識を取られてましたが、
来海さんも「くるみ」だの「姉がカリスマモデル」だの際どいワードを装備してらっしゃる。
この新人さんたちが何を考えてるのか分からなくて怖い。

…来海さんの公式プロフィール「美人でスタイル抜群の姉にコンプレックスを抱いている。」にちょっとどぎまぎ。
花咲さんは花咲さんで「引っ込み思案の性格にコンプレックスを抱いていており」とか書かれてるし、この娘らコンプレックスの塊ですか。
他にもやたら頑張ってる設定がてんこ盛りです。さすが少人数で始めるだけあって、武装を満載しておられる。

■7年目

ふと思ったのは、「桃園さんが続投するかどうか」は話題になったものの、「7年目が始まるかどうか」は誰も疑ってなかった。
先日、美墨先輩の中の人のTwitterで「初代の頃は毎回アフレコ前に視聴率の発表があり、玩具の売れ行きを視察に行ってた」とありました。
今もやってるのかもしれないですけど、そんな時代を乗り越えて、物凄い領域にまで来てしまった。
先日発表された東映アニメ様の決算短信でも、桃園さんは大変褒めていただけてる。
この調子で是非8年目や80年目に突入して欲しいものです。

だらだら長くなりましたが、桃園さんやスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。来年度にも期待。
コメント (3)
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