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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

シムーン 第19話「シヴュラ」

2006年08月11日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
「電波 DE リマージョン」、ネヴィリルさんにグーパンチするロードレさんにときめき。
この番組のおかげで、ロードレさんの株が上がったような気がします。
さすがはスキスキスーの人。

高橋さん:
 「色々とシムーンの世界のことを教えてくださいね」
ロードレさん:
 「はい。ではまずは告知です!」

…なんて商売意識の高い良家のお嬢様だ。

・シムーン 第19話「シヴュラ」

提供の「バンダイビジュアル」の謳い文句が変わっててびっくり。
これを上回る衝撃は本編にはないだろうなー、と思ってたら、うちのマミマミが大変なことに。
どうしてくれようこの番組。

何やかやで敵国の空中基地の偵察へと赴いたテンペスト隊(除くアーエル・ユン機)。
二手に分かれて調査を続けたところ、アルティ・フロエ機、マミマミ・ネヴィリル機は空中基地と遭遇。
…そしておまけに、敵国の謎シムーン部隊も。

フロエさん:
 「こいつら、速いよ!?」

大空に敵なし、最高の部隊と言われたのも今や昔。
気が付けば、ぽっと出の素人巫女にまで追い詰められる始末。
この娘たち、本当にエリートさま?

波頭のリマージョンを始め、全力戦闘を展開するも、敵シムーンを落とすにはいたらず。
今更気づきましたが、発動に時間のかかるリマージョンじゃ、対シムーンはシビア。
シムーン対シムーンでは千日手になりそうですが、それ以外の雑魚戦闘機が地味に効いて、テンペスト隊大ピンチ。

ネヴィリルさん:
 (逃げろ)

激戦の最中、フロエ-アルティ機に指示。
密かに、人気投票ぶっちぎりの最下位パル。
秒で決断すると、ネヴィリル機をおいて全速離脱。

残されたマミマミ-ネヴィリル機は奮闘するものの、数の前にはどうしようもなく。
謎シムーンの放つ謎リマージョンに追い込まれ、最終的には雑魚機の機銃に被弾。
敵空中基地に軟着陸。

辛うじて一命は取り留めたものの、敵地のど真ん中に不時着。
このままでは…。でもネヴィリルだけは…。
駆けつけた敵シムーンパイロットの巫女さんの前に、マミマミが立ちふさがる。

マミマミ:
 「私の後ろにいらっしゃるのは、我が宮国の誇る最高のシヴュラ・アウレア・ネヴィリル。
  絶対ここから助け出し、あなたたちには指一本触れさせない…!」

マミマミ必死。が、巫女さんから返ってきたのは意外な言葉。

巫女さん:
 「後ろの方も、貴女も最高のシヴュラです」
 「貴女がたは神に最も近いところにいらっしゃる」

本家本元シムーン乗りのテンペスト隊は、他国の巫女さんからもリスペクトされてる模様。
なんか、彼女たちの実態を見せたらがっかりされそうですが、それでも他の人たちからしたら羨望の的。
捕らえるどころか逃がしてくれることに。

巫女さん:
 「さ、私と一緒に」

名もなき敵巫女さんとマミマミの接吻によって、シムーン再始動。
そんなんでも動くのか、これ。
百合アニメを自負してたはずなのに、この辺、超適当。

ぎこちないながらも飛び立つシムーン。
けれど、敵巫女さんたちの表情から、何かを悟ったマミマミ。
先週から物凄い勢いで死亡フラグを立ててきた彼女は、一人静かに決心。

マミマミ:
 「貴女方は私を本当のシヴュラとして認めてくれた…
  私たちを逃がせば、貴女方が裏切り者として殺される…!」

遺髪を託すと、ネヴィリルさんだけを飛び立たせ、自分は敵基地に残る道を選択。
嗚呼、だから今日のネヴィリルさんは操縦席側に座ってたのか。
残ったマミマミに殺到する敵兵士。

このままでは捕縛され、射殺されるのは必至。
むざむざ敵の手にかかるくらいならいっそ…。
空に響く一発の銃声。

そのほんのわずかの後。
別行動していたテンペスト隊や母艦が援軍に到着。
って、またこのパターンか!

この間のドミ機といい、テンペスト隊の皆さんは見切りをつけるのが早すぎです。
あとちょっと踏ん張っててくれてれば状況が変わったのに。
てか、「捕まったら殺される」と決めてかかってましたが、最重要機密の塊のようなテンペスト隊なら、交渉の余地があったような気がするのですが…。

とりあえず負傷したマミマミは回収され医務班に。

次回予告:
 『シヴュラ・マミーナ死す』

身も蓋もなく結末が暴露されて今週は終了。

…ええと、メンバーが奇数になっちゃいましたけど、どうしましょう。


Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]
Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]

【シムーン連載】
 7月発売雑誌コミック百合姫2006年vol.5
 シムーン(第1巻)

「シムーン」外伝CDドラマ~嗚呼麗しの派遣OL,実録シムーン株式会社
7月発売雑誌コミック百合姫2006年vol.5シムーン(第1巻)

人気投票の話。
まさかのパラ様3位に対し、ネヴィリルさんからひと言:「同情票?」…つくづく報われねぇ。
この人気投票、ロードレさんの活躍ぶりといい、企画としてすごく楽しめたような気がする。

あと、毎週「高橋ムーン」の主題歌が楽しみなのは私だけじゃないはず。
「シムーン」はサイドイベントが充実しすぎです。
なんかキャラホビにも行きたくなってきた。
コメント (2)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第18話「星の迷宮」

2006年08月10日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

夏休みに入られたせいか、キタエリさんのページの更新頻度が上がってる気が…。
そして相変わらずの画伯ぶり。
意地でもテキスト更新をしないあたりが、画伯の画伯たる所以なんだろうなと思ってみる。

で、「ピュア」の第2クールは夏休みイベント。
年長組を初め、レアリティ感あふれる展開に視聴者も大歓喜。
毎週黄色の姿が拝めるなんて夢みたい!

そんな中、今回は画伯と懐かしのあのキャラが遭遇。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第18話「星の迷宮(ラビリンス)」

深夜、ヒッポくんはホテル・パールピアリを抜け出すと、どこかへ。

 

その翌日。

 

パールピアリ周辺に謎の結界発生。
閉じ込められてるわけではなく、外への出入りは自由なようですが、状況は把握できず。
この怪異に、相変わらず夏休みを満喫中のノエルさんは急にリーダーシップを発揮。

ノエルさん:
 「一見変わらない日常、これが一番厄介なのよ…」

 

いつのまにやら眼鏡っ娘。
愛読書と思しき超常現象大百科を取り出すと、調査を開始。
もう、このお嬢さんのキャラ付けが全く分からない。

とりあえず、るちあ・波音・姐さんは結界外へ。
一歩外に出た途端、何故か服装が制服にチェンジ。
よく分からないまま、ひとまず学校に向かいますが…。

 

謎の女の子:
 「なにボーっと立ってるの、るちあ?」

いきなり見知らぬ少女に馴れ馴れしく話しかけられてみた。
あの娘、誰?あんな娘いたっけ?
謎は深まるばかり。

……まぁ、どっからどう見ても星羅さんなんですが、あんまり突っ込まない。

その頃、資料調査に励んでいた年長組、「奇跡の入り江」の情報を入手。
特定の条件を満たせば願いが叶うそうで、その条件日が昨夜だったそうな。
これを聞き、ヒッポくん、ふと思い当たる節が。

 


同時刻。
星羅さんにつれられ、るちあさんたちは街に繰り出し。
と、店頭に並べられた商品を見て、姐さんは何かに気づきます。

 

姐さん:
 「これは発売前の新型プラズマテレビ…!
  …そういうことか」

何もそんなことで気づかなくても。


 

あちらこちらに「ぴっち」アイテムが溢れかえる不可思議な街。そこで一通り遊んだ後で。

姐さん:
 「そろそろ自分のことを話してくれてもいいんじゃないかな?」

 

星羅さん:
 「私にも分からない。ただ、ここには私が願ったものがある」
 「平和でみんなで幸せに暮らしていて、側にるちあや波音やリナがいて」
 「一緒にお勉強したり、遊んだり…あ!」

 

星羅さん:
 「私、アイスクリームが食べたい!」

途中までいい雰囲気だったのに台無し。
そうか、星羅さんの食いしん坊設定はこんな時期から既に始まってたのか…。
やむなくアイス屋さんへと連れて行きますが…

マリアさん:
 「あら、プチホテルの娘たちじゃない?」

 

マリアさんが!?
みんな大好きダークラヴァーズ、前作ラストで他界されたはずの彼女たちが、何故か復活。
しかも、すげー幸せそう。

 


…その頃、ヒッポくんが奇跡の入り江の件で思い出します。
もしかしたら、昨夜、願いを叶えようとして、奇跡の入り江に行ったかも…?
どうも、関係者一同、その辺の記憶に混乱を来たしている雰囲気。

ノエルさん:
 「…もしかして私たちも奇跡の入り江に居たのかもしれないわ」

(回想)
姐さん:
 「こっそり夜中に抜け出して、どこに行くのかと思えば…」

 

確かにみんな居るし。人魚さんたちは野次馬すぎだ。

 

ついでにBBSまで。集まりすぎ。

ヒッポくん:
 「お願いします。もう一度、もう一度だけユーリさんに会わせてください…!」

 

願いは死に別れた愛しの人との再会。
奇跡は発動したものの、何かイレギュラーな要因が紛れ込み、妙な発現の仕方をしてしまった模様。
どうやら、誰かの願いと混ざってしまったらしい。

…まぁ、言うまでもなく、星羅さんの「みんなと遊びたい」が混ざったのですけれど。

ようやく状況を把握したヒッポくんは、ユーリさんに会うために二人の思い出の場所へ。
奇跡の有効時間は翌日まで。もはやほとんど時間なし。
途中、同じく奇跡に巻き込まれてたBBSとの戦闘もあったものの、ヒッポくんはなんとか目的地へ。

るちあさん:
 『母なる愛のシンフォニー…!』

 

交戦中の人魚さんの歌う「MOTHER SYMPHNOY」ロングverが鳴り響く中、二人は念願の再会。

波音さん&姐さん:
 『緑の風と青い水の音、いつまでも守りたいから…!』

ちなみに、今回のバンクシーンのパッチワークぶりはいつにもまして秀逸です。
専用バンクだけじゃ尺が足りなくて、「KODOU」のバンクまで引っ張り出してきての大奮闘。
そんなに書き下ろすのが嫌だったか…。

 

涙の抱擁を交わすヒッポ&ユーリさんですが…、ほどなくして奇跡の効果時間が終了。

ユーリさん:
 「…残念ですが、もうすぐお別れです」
ヒッポくん:
 「そんな、やっと会えたばかりだったのに…」

 

るちあさん:
 「あと少しだけ、せめてヒッポとユーリが別れの言葉を言い終わるまで…」
 「お願い、時間よ止まって…!」

星羅さん:
 「…やってみるね」

恐ろしいことをさらりと言うと、星羅さんの歌声が静かな夜の海に響き始める。

星羅さん:
 『誰かの声で名前を呼ばれて目を覚ます…』
 【参考:「Beutiful Wish」(第18話)】

 

【Beautiful Wish】

 画伯演じる星羅さんの専用曲第一弾。
 最強のインド洋のマメプリの歌だけあって、奇跡は起こるわ攻撃力も高いわと一分の隙もない万能曲。
 密かに歌詞が、沙羅さんやかれんさんに喧嘩を売ってるようにも聞こえる。

  『泣いてる心から愛は生まれない 悲しみだけがあふれてしまう…』
  『朝焼けに染まる紫の海にも私の願いは溶けている…』

 つうか、この曲の出来具合は卑怯。
 そりゃ奇跡の一つや二つ、簡単に巻き起こるわ。
  
  『いつか悲しい争いのため全てが消えるそんな日がきて 一つの愛を歌いたい、青い海の中で…』
  『美しい海の光の欠片から生まれていきたい 闇を開いて…』

 なお、5月のイベントでは、生で歌ってくれました。
 今後もそういうサービスをやってくれることに期待。
 頑張れ、画伯。


 

星羅さん:
 『夕焼けに染まるオレンジの海には、世界の涙が眠ってる…』

歌声は奇跡を巻き起こす。ほんのわずかの間とはいえ、二人の時間は静かに続き…

ヒッポくん:
 「ユーリさん、さようなら…」

 

やがて朝が来て。
一夜限りの奇跡は終わり、全ては幻のように消え失せる。
後にはただ、母なる海を見つめるヒッポくんたちだけが…。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHONY
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHON

今回の話は小ネタも多数。
小技でポイント稼ぎまくりの姐さんや、あらぬ方向に走り出したノエル嬢さん、マメプリへの敵対心を解いたダークラヴァーズ等々。
こういう回を見ると、実は「ぴっち」は名作なんじゃなかろうかと勘違いしたくなってくる。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第17話「真夏のセレブな夜」

2006年08月09日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

みんな大好きマーメイドプリンセスはピンク、水色、緑、紫、藍色、黄色、橙の7色。
そのうち、実に6匹までが色欲に溺れ中。
中には国を滅ぼす勢いで恋の道を突き進む恥魚まで。

そんな中、最後の希望が藍色のノエル姉さん。
おっとりした口調と、清楚な容姿から皆の期待も高まります。
きっと一人くらいは良い娘がいたっていいはず…!

…今回は、その期待が単なる幻想でしかないことを思い知らされた回。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第17話「真夏のセレブな夜(ナイト)」

水色人魚こと波音さんは、渚くんからデートに誘われました。
面食いの上、年齢・性格・金力・身体能力・センスにまでうるさい波音さんは当然相手にせず。
が、渚くんが近くで行われるセレブなパーティの招待状を持ってると聞き、態度を豹変。

 

つうか、この娘は、自分がお姫様だという自覚を持ってないんだろうか…。
押しも押されぬ南大西洋の姫君のくせに、人間ごときの開くパーティで有頂天。
自慢たっぷり、優越感満載。

 

波音さん:
 「あいつはお子ちゃまで頼りなくて全然男を感じないけど、
  そんなに私とセレブな夜を過ごしたいなら、行ってあげてもいいわよって感じかな~」

 

ココさん:
 「ふ~ん…」

傲慢な態度をぼへら~っと眺める年長組。
ってか、前回からまだ滞在してたのか、こいつら。
なんて素晴らしい。もうずっと滞在してくれてたらいいのに。

それはともかく。波音さんの様子を見て、ココさんはちょっと悪巧み。

ココさん:
 「波音ってば、渚くんが自分のことを大好きだからって油断してるのね~」
 「もし渚くんが急にかっこよくなって、女の子たちにモテモテになったらどうかしら」
 「そしたら波音は渚くんを男として意識し始めるに違いないわ」

 

かれんさん:
 「はは~ん、分かったわ、私たちで渚くんをかっこいいともてはやせば…」
ノエルさん:
 「波音も渚くんを見直して…」
ココさん:
 「今夜のセレブナイトで二人のハートは大盛り上がりってわけ!」

…年長組は暇です。言うまでもなく。


かくして無垢な渚くんを誘惑しまくり。

 

年長組:
 「渚く~ん!こっちに来て一緒に遊ぼうー!」

 

なんだこの絵面。

ちなみにココさんたちが超重装備なのは、「水にぬれると人魚に戻る」から。
この設定が出てきたのは半年振りくらい。
劇中では一切補足されてないので、新規視聴者には意味不明すぎる。

どう見ても弄り倒されてるだけの渚くんですが、それを見た波音さん。

波音さん:
 (なによ渚のやつ…あんなにデレデレしちゃって!!)

思いっきり焼きもちモード。
作戦はある意味成功しまくり。
しかしまぁ…

 

これでデレデレするなという方が無茶だ。

さらにダメ押しとばかりに、ノエルさんが誘惑攻撃。

ノエルさん:
 「るんるんるん♪ きゃ!足、挫いちゃった」
渚くん:
 「大丈夫ですか?」
ノエルさん:
 「パラソル借りたいの~」

 

意味が分からない。分からないですが、「波音の友達のため」と渚くんは奮闘。

 

「お財布忘れちゃった!」「日焼け止めも欲しいな!」「パラソル立てるのあっちがいい!」

渚くん、ノエルさんを背負い、真夏の砂浜を東へ西へ。

渚くん:
 「ぜぇはぁぜぇはぁ」(波音の友達が困ってるんだから…頑張らなくちゃ…!)

 

この状況で一切邪念を抱かず、ただ波音さんのために尽くす渚くん。

 

そして邪念たっぷりの笑顔で楽しみまくってるノエルお嬢さん。
なにその心底楽しそうな笑顔。
貴女までそんな人だったんですか…。

 (マーメイドメロディーぴちぴちピッチ実況スレ52曲目より)

  3206 :名無しになるもんっ♪ :2004/07/24(土) 08:09
  もしかして、人魚王女ってバカじゃなきゃなれないのか?


そんなことはない。そんなことはないと信じたい…。

 

最後はノエル姉さんの膝枕。羨ましいにもほどがある。
この狼藉ぶりに、波音さんの焼きもちもマックス。
とうとうメーターを振り切って、渚くんにちょっと気のある自分に気づいてみた。


一方その頃、海の中。

 

敵幹部・BBSも夏休み中でお暇モード。
エアパッキンをぷちぷち潰して暇つぶし……ていたのですが、そうもやってられないので、カニの水妖を地上に派遣。
ぶっちゃけ、かなり適当感覚。

 

おかげで民間人を巻き込みまくり。
とりあえず現場に居合わせたマメプリさんたちは介入に入りますが…。
カニの他に、蝶まで襲来。

蘭花さん:
 「何やらビーチが騒がしいから来てみれば…」

 

マメプリ VS 第二のみつかい・蘭花 VS BBS配下・カニ。…口火を切ったのはマメプリさん。

マメプリさん:
 「水色パールボイス!」「ピンクパールボイス!」「グリーンパールボイス!」

歌うのは…勝率10割ソング、懐かしの「KIZUNA」。
が、歌う寸前でインタラプト。
蘭花さんは必殺の十二分割を果たすと、先に「花と蝶のセレナーデ」の歌唱開始。

 

蘭花さん:
 『天の鈴音 笛の音色を研ぎ澄ます…』

 

蘭花さん:
 『優美なるセレナーデ 全てを忘れて踊れ…!』

マメプリ敗北寸前。
けれど、蘭花さんのお歌の効果はBBS配下のカニにまで影響。
トチ狂ったカニは無差別攻撃を始め、蘭花さんまで巻き込まれ。

るちあさん:
 「演奏が…止まった?」

 

その隙に人魚さんたちの「MOTHER SYMPHONY」。
綺麗に決まって、蘭花さん退場。
カニの妖怪の方は、爆裂四散して息絶えました。惨い。


さて、肝心のセレブなパーティ。
昼間、年上のお姉さんに弄ばれまくってた渚くん、そのどさくさで招待状を落としてしまいました。
気合入れてお洒落してあげてた波音さんは大激怒。

波音さん:
 「昼間のデレデレとした態度といい…もう一生、口利いてやらないんだから!!」

ですが、そこでめげないのが彼のいいところ。
ボートを借りてくると、再度波音さんを夜のデートにお誘い。
その様子に、るちあさんたちも協力。

るちあ&姐さん:
 「波音、自分の気持ちに素直になれば?」
 「ごめんね、波音。昼間の件は全てココたちが仕組んだやらせだったのよ」

 

「俺、弄ばれてたのか?」な表情の渚くんが切ない。
まぁ、あれだけ露骨な誘惑されても波音さん一筋だった彼の気持ちは評価に値します。
波音さんのどこにそんな魅力があるのかは不明ですが…。

なんにせよ、ボートに乗った二人は、パーティ会場の裏手の海へ。
そこからならパーティの夜景や花火は楽しめます。
海の上で二人きり。考えようによっては普通にパーティに出るよりもいいかも。

 

渚くんの不器用ながらも真摯な行動に波音さんもちょっと頬を染め。渚くんが金星に一歩近づいたところで、終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHONY
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHON

…この時期の「ぴっち」は次回予告を見るたびに、毎回火を吹いてた気がする。
「予告が本編」とはよくいったものだと思う。
もちろん次回も大パニック。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第16話「夏休みだヨ!全員集合」

2006年08月08日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

初めにお断りします。
今回の16話は、第二期の中で最も作画が崩壊している回です。
特に、人気の女キャラの崩壊ぶりが酷いので、目立ってしょうがない。

さらにお断りします。
この16話は、シリーズ構成上、何の意味も必然もない話です。
それどころか、今回使ったネタのせいで、後の大事なストーリー展開に矛盾を来たしてしまってる、「ない方がマシ」な回。

でもそれでもあえて断言します。
「『ピュア』の中で最も面白い話を選べ」と言われたとき、多くの人が挙げる話の一つ、それがこの回。
「ぴっち」を長々見てきた人にだけ通用する、まさに一回こっきりの飛び道具回。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第16話「夏休みだヨ!全員集合」

普段はるちあさん一人によるタイトルコールも、今回は皆で一斉に。

 『全員集合!』

もはや子供番組としての自覚も誇りもないサブタイトルに唖然とするべきなのか。
当然連想される展開に心躍らせるべきなのか。


るちあさんが入り浸ってる海の家の近くに、大型リゾート施設ができてしまいました。
おかげで売り上げ激減。このままでは閉店の危機です。
でも、海斗くんとの思い出の残る海の家を、るちあさんは何としても残したくて…。

るちあさん:
 「大丈夫よ!もうすぐ強力な助っ人が来てくれるの」

そんな声に応えて現れたのは、みんな大好きなあの三人。

 

黄色&藍色&紫:
 「は~い♪、るちあ、波音、リナ、お元気?」

年長組、前回に続いて再登場。
確かにこれは強力だ!
でも、肝心のことは本人たちには伝わっておらず…

ココさん:
 「せっかくのんびりしに来たのに…」

 

大不評。

ですが、かれんさんはこの申し出を承諾。
前回、南極に救援に来てくれたことに恩義を感じているようです。さすが紫。
これを受けて、彼女の姉・ノエルさんも協力を約束。

そんな二人の反応を見たココさん。

ココさん:
 「うげぇ」

 

心底、嫌そう。

…一応この時点では、まだココさんは清純派路線という説も細々と生き残ってはいたのです。
前回登場時には何やらボケた発言をしていましたが、アレは波音さんの会話にあわせただけとも取れましたし…。
ですが、そんな一部のファンの願いに、無残な回答が示されることに。

波音さん:
 「このあたりって結構いい男が多いから、もしかしたら一夏の淡い恋の経験、なんてこともあるかもよ?」
ココさん:
 「それを早く言って!」

 

黄色、色めきだち。嗚呼、黄色…。


かくしてせっかくのバカンスを、海の家のお手伝いで潰す羽目になった年長組。

ココさん:
 「私たちの美貌を持ってすれば、簡単なことよ!」

 

余裕モードで客を捕まえに浜にお出かけ。
けれど、待てどくらせど客は来ず。
気になって様子を見に行きますが…。

 

かれんさん:
 「ぃや~ん♪」

かれんさんが壊れてる。

 

極海姉妹の二人は暢気に男とビーチバレー。
周囲に大量に観客が集まってるあたり、二人の注目度は相当高いらしい。
でも、店の売り上げには全く貢献せず。もはやこの姉妹、当初の目的を完全に忘れてる。

一方の黄色。

 

ココさん、ハーレムを満喫中。
美貌に自信があると宣ってただけはあります。
有限実行なだけに性質が悪い。しかも、やっぱり売り上げには貢献してない。

ポテンシャルは高いのに、やる気を全く見せてくれない年長組ですが、るちあさんの切羽詰った事情を知ると、ようやく重い腰を上げてくれました。
彼女たちの提案したアイデアは、「オリジナル料理を作って、それを目玉にする」。
先ほどまでの様子を見るに、ナンパしまくって連れ込みまくったほうが早そうですが、こういうときだけ正攻法。

 

黄色&藍色&紫:
 「夏季限定・南海風料理!」
 「暑い夏にぴったり!スタミナ抜群のアンコウのコンフィ!」
 「美容と健康のために、ミント風味の北極風冷たいポタージュ!」

各々の腕を振るった料理をご提供。
七つの海のお姫様方が自らお料理。なんて素晴らしい。もはや一介の海の家のレベルを超えています。
そこへやって来た最初のお客さんは…海斗くんと、みかるさん。

 

るちあさん:
 「二人は運がいいよ♪ オリジナルメニューを始めたばかりだったんだ」
みかるさん:
 「ねぇねぇ海斗、早く向こうのリゾートクラブに行こうよ!」

みかるさんの空気の読めなさ具合は神がかってる。

愛しの海斗くんとわずかな時間でも再会できて、るちあさんのやる気もさらに向上。
が、彼以降、お客さんはさっぱり来ず。
この浜のビーチクイーンコンテスト前年度優勝者+決勝進出者3名の手作り料理&給仕が楽しめるドリーム店だというのに…。

 

かれんさん:
 「こうなったら、こっちから出向いて勝負してやるわ!」

我慢の限界に達したかれんさんは、先ほどビーチバレーをしていた集団と交渉。

 

かれんさん:
 「私たちがビーチバレーで勝ったら、あそこにいる六人で海の家に食べに来てくれるって」
姐さん:
 「でも負けたら?」
ノエル姉さん:
 「私たち六人が彼らと一日デートするってことに」

なにその超お得な賭け。
男の側からしたら、勝ったら人魚さんとデートで、負けたら人魚さんの手料理が食えるってことですか。
かれんさんの交渉能力の低さは何なんだ。

 

試合は、るちあさんが足を引っ張りまくったせいで、圧倒的に不利。
当然、男性側のテンションは最高潮。
思わず、「ここから逆転されたら、この場にいる観客全員に料理を奢ってやる」発言。

この言葉に、人魚さんたち、大発奮。

 

本気を出せば、所詮人間ごとき、マーメイドの敵にあらず。
基本の身体能力が違うわ。
めでたく勝利を収めたところで、Aパート終了。

 

アイキャッチはレアカードのノエルさん。レアすぎて、何かのミスかとすら思える。

Bパート開始と同時に、謎の人物が海の家に来店。

 

って、BBSじゃないか!
深海魚のくせに陸に上がってる!しかも、本邦初公開の人間バージョン!
特にミミさんのこの可愛らしさは何だ。

るちあさん:
 「あ」
シェシェ:
 「なによ、早く案内しなさいよ」

 

BBSは人魚さんたちの地上での姿を知らず。
あくまで素でお客さんとしての来店です。
目の前に宿敵がいるとも知らず、適当に料理を注文。

さて、BBSの正体はアンコウの妖怪。
…「アンコウ」という単語を、最近、どこかで聞いたような気がしますね。

 

かれんさん:
 「暑い夏にぴったり!スタミナ抜群のアンコウのコンフィ!」


って、まさか!?

 

やっぱり!その料理を食べちゃダメーーー!!

シェシェ&ミミ:
 「ん?なにこれ!?」
 「こっちの料理も、なんだか共食いしてるようで気持ち悪いわ!?」

 

視聴者の願いは通じず、BBSは同胞の死骸を喰わされる羽目に。
なんて酷い…。
おぞましさで前が見えません。

何を喰わされたのかは分からないものの、「食べてはいけない何か」を口にしたことには気づいたBBS。
立腹して料理を残したまま、退店・海へと帰っていきました。
BBSからすれば当然の反応ですが、料理担当の年長組ブチ切れ。

 

年長組:
 「待ちなさい!」「許さないから!」

海の中まで追撃かけやがった。
共食い料理を喰わせた挙句、それに反発されたら逆ギレし、徒党を組んで袋叩き。
これが子供番組のヒロインたちのやることか。

年長組:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」

世にも珍しい、年長組3人による「KODOU」が炸裂。

 【参考:「KODOU」(年長組ver)】
 (なお、途中で音が不自然に切れてるのは、本来その部分にあった別の場所の様子の挿入シーンが削られてるからです。
  なんかアップした人が編集したらしい。
  また、歌ってる時間が短い理由は言うまでもなく…。黄色や藍色にはフルコーラス分のバンクなんてないんだよ、悪いか!)

年長組:
 『…そして生まれる、熱いパーフェクト・ハーモニー!』

嗚呼、癒しってこういうのを言うんだな的残虐行為の結果、BBSの二人は敗北。

 

ココさん:
 「食べ物の恨みは怖いのよ」
ノエルさん:
 「さあ、帰りましょう、私たちの料理を心待ちにしている人たちのために」

年長組が、問題の本質を全く理解してない台詞を吐いたそのとき。突如、海が真っ二つ。

 

レディバット:
 「…騒々しいから来てみたけど、マーメイドプリンセスが三人もいるなんて、僕は運がいいな」

空からの侵略者・「みつかい」の一人、レディバットさん再登場。

レディバットさん:
 「君たちのハートは、もう僕のものだよ」
ココさん:
 「へ?」

 

 何 故 、 頬 を 染 め ま す か コ コ さ ん 。 

 

なんにせよ、ビジュアル的に物凄く映える構図の中、なし崩しに連戦に突入。
が、不意を突かれた年長組、イニシアチブ勝負に敗北。
この歌合戦、基本的に先に歌ったほうが勝ちます。

レディバットさん:
 『暗黒の世界、扉が今、開かれるよ…!』

 

洗脳ソングの前に、年長組、意識朦朧。
最初で最後となった「年長組 VS みつかい」のこの一戦。
ココとレディバにフラグが立った!と風説が流布するわ、どこかの同人作家様が1週間で新刊を書き上げてくださるわと、ろくでもない方向に話題に。

レディバットさん:
 『怯えなくていいよ、そして永遠になる…!』

 

年長組、絶体絶命。
そこにようやく、るちあさんたちも到着。
即座に変身能力起動して、新曲「MOTHER SYMPHONY」。

 

…戦い終わって。
海の家に戻ったるちあさんは、一人だけ後片付けの仕事をやらされることに。
酷いいじめに泣きそうですが、行った先には海斗くんも。

 

どうやら二人きりになるよう、気を使ってくれた模様。
みんないい人たちばかり。
久々に一緒に過ごす海斗くんの姿に、るちあさんはうっとり。


 

そしてその様子は全員から覗かれまくり。
まさに鈴なり状態。
最後までよく分からない展開のまま、「夏休み編」第1話、終了。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHONY
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/MOTHER SYMPHON

とりあえず結論。
「『ぴっち』は年長組が出てくると、とても楽しい」
第三期はぜひ、年長組メインで頼みます。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第15話「七つの海の祈り」

2006年08月07日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

昨日で「Voice in the Live」から一周年。
そして明けた今日、我らがウィーヴの株価がストップ高。
巷では単なるマネーゲームと噂されてますが、きっとライブ一周年のご祝儀ですよ?

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第15話「七つの海の祈り」

いきなり登場、魅惑のかれん姉さん。

 

きゃー!歌ってかれんさん!歌って!!

最強のデスボイスを打ち放ち、接近しての格闘戦までこなす彼女はみんなの憧れ。
視聴者一同、大喜びな今回は、まさかの紫メイン回。
舞台となるのは彼女の統治国・南極海。生命の極限・極寒の地に、マメプリ降り立つ。


南極では現在、温暖化が進行中。
それを慮ったかれんさんは、人間の調査団に紛れ込んで、原因を究明中。
特に、調査団の一人、スバルさんと仲が良い模様。

 

かれんさんまで色にボケてる…。

とはいえ、事態は一大事。
南極の守り神「伝説の巨大氷」まで溶け出すにあたり、かれんさんは北太平洋のるちあさんたちに助けを依頼 。
このままでは、地上全土が海に沈んでしまう!

ちなみに、その頃のるちあさんたち。

 

ピュアな姐さんをいじって大はしゃぎ。ニヤニヤ笑いが邪悪すぎる。

援軍がこんなんで頼りになるのか不安ですが…。
わざわざ最も近い位置に居る南太平洋のマメプリ・ココさんを素通りして、北太平洋に助けを頼んでるあたり、信頼はあるんでしょうけど…。

 

案の定、かれんさんご立腹。
もっとも、かれんさんはかれんさんでデレまくり。
かつての猛獣のような攻撃性はどこにいってしまったのか…。

 

なお、るちあさんたちを見たスバルさんの反応。

スバルさん:
 「ところで君たちは、かれんと同じ調査団の娘かい?」

お前はどこからどう見ても頭の弱そうな女子中学生が、国家レベルの調査団員に見えるのか。
まぁ、まさかお散歩感覚で自力で泳いで南極まで来たなんて、想像の範疇の外の外もいいところ。
人間の常識でマーメイドは推し量れない。

さて、到着したはいいものの、温暖化の原因は分からず。
そうこうするうちに状況が悪化。
突如、氷の大地に亀裂が走ると、るちあさんがそこに飲まれてしまいました。

 

るちあさん:
 「あー!?」

普通、死にますが、幸いにして下は海でした。
たとえ下が海であろうと、南極海に身一つで落ちれば余裕で死ねることに変わりはないですが…

 

人魚、なめんな。
南極だろうが北極だろうが、貝ブラ一つで楽勝。
そんな彼女の目の前には、謎の機械。どうもそれで水を温め、氷を溶かしている模様。

 

シスターシェシェ:
 「あらびっくり。こんなところでピンク真珠のマーメイドプリンセスに会えるなんて」

そしてそれを操るはBBS。
密かに、前大戦で南極海の人魚さんを滅ぼしたのは彼女たちです。
南極との相性はばっちり。早速、るちあさん目掛けて攻撃開始。

シスターミミ:
 「逆回転♪」

 

ミミさんの超可愛い掛け声とともに、るちあさん、機械の中に吸い込まれ。

一方、るちあさんたちを探すかれんさん。
救援がいきなり足を引っ張る展開に、さすがの紫もパニック。
世界各国の海に、改めて救援を求める羽目に。


その頃のスバルさん。たまたまBBSとばったり。

スバルさん:
 「な!?なんだ君たちは!?」

 

そりゃ、驚きもするわ。
くどいようですが、ここは南極です。
目の前に出現した薄着にもほどがある人物を前に、スバルさんは愕然。

生物の脅威を思い知らされた彼は、BBSに捕まり洗脳されてしまいました。
彼の協力により、前述の温暖化兵器がパワーアップ。
捕らえられたるちあさんの目の前で、猛烈な勢いで南極が溶け出していく。

 

るちあさん:
 「ひのい…!」

どうでもいいですが、るちあさんの「ひのい」はもの凄く心の琴線に触れます。名文句。

 

強敵BBSの出現。見る見るうちに溶け出す南極。それに加え、ミケルさんまで襲来。
状況はあまりに絶望的。

シェシェ&ミミ
 「私たちを倒したところでアレは止められないわ!」

やられる気満々のBBSですが、余裕はたっぷり。

るちあさん:
 「一体どうしたらいいの…!?」

解決方法なんて、最初から一つしかないくせに。
視聴者の「やれやれ」な気持ちを代弁するかのように、沙羅さんの亡霊が登場。
何を言い出すのか、完全に予想できる中、お約束の台詞をどうぞ。

 

沙羅さん:
 「諦めてはダメ!歌って、るちあ!」
聖羅さん:
 「歌って、るちあ、お願い!」
るちあさん:
 「…そうよ。何も出来ないって諦める前に、私には歌うことが出来る!」

決意と共に変身能力起動。
ぴちぴちボイスでライブスタート!!
勇ましい掛け声と共に、歌うは基本曲「Legend of Mermaid」。

 【参考:「Legend of Mermaid」 (決戦、南極大陸編)】

ミケルさん:
 「ふ。無駄なことを」

歌いたければ、どうぞご自由に。
当然のごとく、ミケルさんには通用しません。
嗚呼、これで何連敗目だろう…、ぼんやり思っていると、

 

藍色:
 「るちあ!かれんの使いから聞いたわ!」
黄色:
 「私たちも一緒に歌うから!お願い、るちあ、負けないで!」

まさかの黄色(インド洋)と藍色(北極海)参戦。
藍色パールボイス!イエローパールボイス!
それぞれのお国から歌声を響かせます。

 

藍色&黄色:
 『ゆっくりと雲は流れて』『虹の果てに消えていった…!』

 

ミケルさん:
 「ん?なんだこの他の歌声は?」
シェシェ&ミミ:
 「一体どこから聞こえてくるの!?」

インド洋と北極海からです。
北極で歌って南極に到達する、恐怖のぴちぴちボイス。
思わぬ援軍に、波音さんや姐さんも歌唱開始。

水色&緑:
 『南の空から聞こえる口笛』『そう、大人になるときが来ていた』

 

せっかくのお歌のシーンに、本当に申し訳ないのですが、ここは南極大陸です。
泣く子も黙る極限環境。平均気温が-10度の氷の世界。
でもマメプリさんたちは、袖なしミニスカ生足で全然平気。そりゃ、生物の頂点にも立つわ、こいつら。

 

紫:
 『胸に抱きながら 誰もが旅をしてるー!』

そしてついに、かれんさんのデスボイスも炸裂。
6人がかりのライブ攻撃。
これはむしろ南極の崩壊を進めるだけのような気もしますが、お構いなしに大熱唱。

 

藍色&黄色:
 『七つの国のメロディア 誰もがここを旅立つ日がきても私は忘れない!』

あまりの破壊力は現実世界にも影響。
震える大地に呼応して気象速報テロップが。
本格的に世界の滅亡迫る。これがマーメイドプリンセスの力なのか…!

 

ピンク:
 『星降る夜のファンタジア 溢れる涙と祈り 誰にも分からない 未来を照らしてる!』

全世界規模の攻撃に、さしものミケルさんも撤退。
初めて実力で勝利しました。
すごいやマメプリ。やっぱりデスボイスさまが参加してくれると破壊力が違う!


で、そのかれんさんですが、ちょっといい雰囲気になったスバルさんとは涙のお別れ。

かれんさん:
 (ごめんスバル。あなたのことが好きだったわ)
 「スバルと私はやっぱり人間とマーメイド。
  もし私とスバルが一緒にいれば、また今度のようなことに巻き込んでしまう。
  …だから、これでいいの」

 

彼女の気高い決断に、思わず惚れ直してしまいそう。

 

…そして、それを居場所のない顔で聞く、「人間との恋」に邁進する るちあ・波音・リナ+沙羅さん。
壮大な皮肉に思わずにやにや。
かれさんはどこまでも素敵すぎる。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア ボーカルコレクション ピュアボックス1
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア ボーカルコレクション ピュアボックス1

なお、かれんさんメインの今回ですが。
彼女がソロで歌ったのは1コーラスのみです。
せっかくのメイン回なのに、歌を歌わせてもらえない彼女。
スタッフからの何かのメッセージを感じてなりません。
大丈夫、その方針は間違ってない。
コメント (2)
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夏休みを平和に過ごせたらイイナ!

2006年08月07日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第19話「のんびりできたらイイナ!」

今回は総集編。そんなわけで、心持ちいつもより集中してOPを見返してみた。
「くるくるシャッフル」は、ことOPムービーに関しては、前作を越えてると思う。
じたばた逃げ回ってる歌ちゃんが超可愛い。

 

さて本編。

「のんびりできたらイイナ!」、そんなスタッフの夢の扉が開き、歌ちゃんたち一行も今日はオフ。
サンリオ直営店を覗いたり、どこぞの海岸に遊びに行ったり。
とりあえずこれで販促ノルマは達成しました。おめでとうスタッフ。

後はひたすら総集編。

一発目の、前作第1話の回想:
 「バイオリンにぶらんとぶら下がり、ぷかぷか浮かぶ歌ちゃん」

 

なにこの癒し映像。その直後の「顔面からコンクリ床に落下する歌ちゃん」も素敵。
最近の歌ちゃんはちょっと保護されすぎてる気がするのです。
粗雑な扱いをされ続けたあの頃よ、もう一度。

一応、捨て回のはずの今回ですが、柊弟がついに前大戦のいきさつを知ってしまいました。
ストーリー上、地味に大きな前進。
総集編だというのに、今までで一番話が先に進んだ気がする。

前期のラスト付近もそうでしたが、「マイメロ」は総集編的ネタの使い方は上手いような。
でも、前作第1話から最終話まで流してる「総集編」なのに、これを見てもどういう話なのか全く分からないあたりが「マイメロ」だと思ってみた。
去年一年、何をやってきたんだろう…。

来週は「泳げたらイイナ!」
久しぶりに直球ど真ん中なサブタイ。
ここ数週はなかなかいい感じなんでこの調子で頑張れスタッフ。


おねがいマイメロディ クロミ×メイドカフェ ぬいぐるみB(クロミ×メイリッシュ)(左画像)
おねがいマイメロディ クロミ×メイドカフェ ぬいぐるみB(クロミ×メイリッシュ)

(右画像)
おねがいマイメロディ クルミTシャツ/BLACK-S(予約)

その他、マイメロ関連アイテム、および、同、オークション
おねがいマイメロディ クルミTシャツ/BLACK-S(予約)

サンリオ社内地位の高いマイメロと違い、クロミさんは汚れ仕事ばかり。
マイメロぬいぐるみ(メイドver)とかは一向に出ないあたりに、両者の身分の違いが伺えます…。
てか、どうせならこれのシリーズで歌ちゃんのやつを出してください。

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ぶっちゃけはっちゃけ8月6日では早すぎる

2006年08月06日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第26話「咲には内緒!ドッキドキの夏合宿!」

東映アニメとディズニー、世界市場向けアニメ共同製作で提携

なんてこった。プリキュアさんたちの雇い主・東映アニメが、ディズニーと提携してしまいました。
なにその路線転換。
プリキュアさん、リストラの危機。

でも考えようによってはこれはチャンスです。
うまく取り入れば、ディズニー映画「ふたりはプリキュアSplashStar」として世界108ヶ国同時上映も夢ではありません。
きっとそのうち、例のランドに「美翔さんのホーンテッドマンション」とか「雪城さんのマッドティーパーティー」とかがオープンするんだ。


そんな期待を乗せつつ始まった今回の話。
日向さんたちは夏合宿中。
が、親睦を深めるはずのイベントで、日向さんは何やらハブられ気味。

日向さん:
 「なに?どうしたの?」
部員:
 「なんでもなーい」

果ては美翔さんまで彼女を避ける始末。
酷い話です。
みんなでよってたかって一人を放置。日向さんだけ蚊帳の外。

で、先週の次回予告から察するに、「お化けの振りしてみんなで脅かす」企画かと思ったのですが、オチは普通にサプライズ誕生会でした。
ちくしょう、お化けにパニックになる日向さんが見れると思ったのに!
なんだかとても残念です。

しかしまぁ、日常的に怪異と死闘を繰り広げてる日向さん、よくよく考えればお化けどころの騒ぎではない。
今日も今日とてシタターレさんと熱戦。
あいもかわらず強敵の彼女ですが、夢の二段変身で撃破。これで集めた「奇跡の雫」は2個ゲット。あと5勝すれば次ステージ。

最後に、みんなから誕生日プレゼントを貰った日向さんですが…。
部員、星野くん、美翔さん兄、美翔さんと揃いも揃ってろくでもないものばかりなあたり、日向さんの人望を如実に表しています。
とりあえず、ほら貝をプレゼントした星野くんは、特殊な性癖の持ち主だと思った。
そしてそれ以上に、「日向さん型のクッション」を当人に贈る美翔さんは変な娘だと思った。
きっと彼女の部屋には、お手製の日向さんグッズが溢れてるに違いない。


プリキュアスプラッシュスター プリキュアスパイラルリングセット(左画像)
プリキュアスプラッシュスター プリキュアスパイラルリングセット

(右画像)
Beena ソフト ふたりはプリキュア スプラッシュスター

その他、プリキュア関連アイテム、および、同、オークション
Beena ソフト ふたりはプリキュア スプラッシュスター

ところで、「民間人に謎生物を見られる」というのは地味に初めてのような…?
ここから芋づる式に正体バレて、大変なことになる展開希望。
つうか、真面目な予想として、これだけ脇キャラにスポット当ててることだし、最終回付近ではバレそうな気がしないでもない。実現率20%くらいで。
コメント (2)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第14話「闇からの声」

2006年08月06日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「Voice in the Live」の参加者は「イズール」「かれん」「シスターシェシェ」ともう一方。
その最後の一キャラは、通算66話目にしてようやく登場。
嗚呼、これでやっと目標回に到達…。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第14話「闇からの声」

記憶を失い、浜辺で倒れていたところを、みかるさんに拾われた海斗くん。
以来、愛人兼世話係として彼女の家に囲われることに。
若い身空で破天荒な生活を送ることになった彼は、思わず空を見上げてため息。

と、そこにみかるさん登場。

 

みかるさん:
 「もう!今、るちあちゃんのこと考えてるんでしょ!!」

そんな馬鹿な。ただちょっとボーっとしてただけなのに。
お姫様はとんでもなく理不尽な言いがかりをつけて、大激怒していらっしゃる。
頬を引き攣らせながらも、弁解を始めようとしますが…

みかるさん:
 「はうっ…」

病弱なみかるさんは、発作を起こして卒倒。
俺か?俺が悪いのか?
頭を抱えるしかない海斗くん。

そんな彼も中学生。
今日はみかるさんのお許しが出たので、彼女の看護から解放されて登校できることになりました。
つうか、義務教育とか、そういう概念はこの世界にないらしい。

久々に一人で学校に来た海斗くんは、開放感からか、るちあさんを観察しまくり。
どういうわけか記憶からすっぽり抜け落ちてる彼女の存在が、妙に気になります。
嗚呼、あの娘を見てると癒されるなぁ…。

 
 

今日のるちあさんは、面白い顔大増量。
我がままお嬢様の相手で疲弊しきってる海斗くんの心も癒されるってものです。
彼の失われた記憶も、何かを感じて蘇りそう…。

その頃、みかるさん。

みかるさん:
 「いつも私がいい子で待ってると思ったら大間違いなんだから…!」

ベッドを抜け出すと、束の間の自由を満喫している海斗くんの、抜き打ち調査を行うことに。
発見した彼は…浜辺でるちあさんと遭遇してる最中でした。
これは良くない!急いで連れ帰らないと!

海斗くん:
 「…みかる、悪いけど、先に帰っててくれ…」
みかるさん:
 「あっそ!分かりました!」

海斗が私に逆らった!
みかるさんはブチ切れながら、海辺のボートでふてくされ。
けれど、怒りのあまり神経が何本か飛んだか、そのまま気絶。

 

倒れこんだ弾みで、ボートは岸に流され始めてしまいました。
慌てて海に飛び込む海斗くんですが…、謎の渦に巻き込まれて意識を失うと、流れに乗って海底洞窟へ。
るちあさんたちもそれを追いかけて、洞窟の中に飛び込みますが…

謎の人物:
 「あら、聞いていたよりたいしたことないのね、マーメイドプリンセスって」

 

そこには、チャイナ服を纏い、背中から蝶の羽根を生やした謎の女キャラ。

姐さん:
 「お前は誰なんだ?」
るちあさん:
 「貴女なの?海斗をこんな所につれてきたのは」
謎の人物:
 「ミケルさまから可愛いって聞かされてたから期待してたのに。
  私をがっかりさせるなんて、お仕置きよ~ん♪」

 

とりあえず、会話が成立しない相手だということは分かった。

どう考えても関わりあいになりたくないタイプですが、海斗くんを置いて逃げるわけにも行かず。
なお、前述の通り、今、舞台になっているのは、海中の洞窟。
そこで平然と会話を行う蝶々姿の謎人物。大した緊張感もなく、気絶している海斗くん。何かが理不尽。

 

謎の人物:
 「私は蘭花。ミケルさまのみつかいの中で、一番美しい女」

そんな中、第二の「みつかい」、歌って踊れる敵幹部・蘭花さん、名乗り上げ。

【蘭花(ランファ)】
 専用曲:「花と蝶のセレナーデ」

 二人目の「みつかい」。欲望と享楽の翼・チャイナ服な蝶の化身。
 戦闘時には12体のデフォルメキャラに分身し、それぞれが各種楽器をかき鳴らして攻撃。
 元ネタは言うまでもなく、女子十二楽坊。

 自分の美貌を鼻にかけた高飛車傲慢キャラ…なのに、「みつかい」随一の肉体派。
 他の「みつかい」と違い、眷属らしきものもおらず。
 自ら泥にまみれて落とし穴を掘ったり、汗にまみれて肉体労働に従事する姿は視聴者に不必要な感動をもたらすことに。
 個人的に、敵キャラの中では一番お気に入り。
 だって、この娘、微妙に間が悪くて不幸なんだもの。

 中の人は「ふたご星」のファイン役でおなじみのあの人。
 「Voice in the Live」には昨年に引き続き、今年も参加。
 去年の「チャイナ服着込んで蘭花の物まねしながらライブ」には思わず火を吹いた(物まねというか、半分本人だけど)。

波音さん:
 「るちあ、リナ!ドレスアップよ!」

対抗心に火がついた波音さんに乗せられ、一同は変身能力発動。

蘭花さん:
 「ふん!可愛くもないあんたたちの歌なんて聴きたくもないわ」

言うと扇子を一振り。
そこから放たれる謎の波動がマメプリさんを襲う。
でもマメプリさんは既に歌唱体勢。そんな攻撃、絶対防壁のライブステージが…

 

ぱりん

ライブステージ、あっさりと崩壊。
かつての敵幹部・DLでは死力を尽くさないと破れなかった絶対防御が、こんなにも簡単に…。
さりげなく、とんでもない戦闘能力を見せ付けた蘭花さんは、傲然と自分たちの戦闘動機を吐露。

 

曰く、「自然を破壊する愚かな人類なんて、醜くてくだらない」。
なんだろう、この「ぴっち」っぽくない理論。
あんまり素直に受け入れる気がしません…。

蘭花さん:
 「そんな生き物なんて滅びればいいのよ」
 「歌を忘れたものたちは滅びる運命なのよ!」

なんだその「ぴっち」理論!
これはこれで受け入れられねぇ!
そりゃ確かに、歌えないキャラに市民権がないのがこの世界の理ですけど。

言うだけ言うと、蘭花さんは本格的に戦闘開始。

蘭花さん:
 「とっておきのお目覚めの曲を贈るとしますか!」

 
 【参考:「花と蝶のセレナーデ」(第14話より)】

必殺の十二分割。呆然とする人魚さんたちを尻目に、一斉に演奏攻撃。

リャーファ、プォンファ、シファ、ティンファ、ニャンファ、クァンファ、トンファ、シャファ、チューファ、ヅァンファ、シンファ&リェーファさん:
 『月夜に咲いた花の香りはかぐわしく…』

蘭花さんの肩書きは「欲望と享楽の翼」。お歌の効果は「不安を忘れさせ、満足感や安心感を与える」。

…それはいい奴なんじゃなかろうか。

るちあさん:
 「どうして!?体が勝手に!!」

が、歌の効果で強制的に踊らさせられ、るちあさんたちは悲鳴。

 

つうか、これは攻撃として成立してるのか…?

 

リャーファ、プォンファ、シファ、ティンファ、(以下略):
 『私にかしずく可愛い下僕よ 煌く刺繍の羽衣授けよう…!』

傍から見たらお歌に合わせて楽しく踊ってるようにしか見えませんが、当人たちは命を賭けた大激戦。

シャファ、チューファ、ヅァンファ、シンファ(以下略):
 『紫こぼれる花びら 優美なるセレナーデ 全てを忘れて踊れ!』

 

…その最中、気を失っていた海斗くんは夢の中で懐かしいあの人と再会。

ガイトさん:
 「情けないぞ、我が分身。目を覚ませ、そして立ち上がれ!」

 

第1期ラスボス・ガイトさん、亡霊になって登場。
海斗くんに意味深なアドバイスを残すと、彼のパンタラッサの力を一時的に発動。
その力が周囲に満ちると…どういうわけか、海の女神・アクアレジーナさんが降臨。

 

アクアレジーナさま:
 「…マーメイドプリンセスの癒しの力は、その歌声の届く範囲に留まりません」

あの「ぴちぴちボイス」の、どこに癒しの力が!?
納得できない上に、「効果範囲は地球全土だ」などと恐ろしいことを。
この地上に、逃げ場はない。

アクアレジーナさま:
 「さあ、みんなを守って。あなたたちの愛と友情と新なるハーモニーで」

たっぷりと恐怖を撒き散らしてから、お馴染みのカートリッジによる新曲配信。
e-pitchに差し込むと、すぐに新しいお歌が手軽に歌えます。
便利ですよね。欲しくなりますよね。さあ、みんなで買おう、e-pitch。

るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

歌うのは新曲・「MOTHER SYMPHONY」。

 
 【「MOTHER SYMPHONY」(第14話より)】

るちあさん:
 『流星が今、輝きを増す…!』

【MOTHER SYMPHONY】
 「ピュア」第2クールで使用の戦闘曲。
 建前上、るちあさんのソロソング扱いなのだけど、合唱曲として採用されたせいでその印象はなし。
 おかげで、るちあさんだけソロが貰えてない可哀想な娘に見えてくる。

 この時期はちょうど「夏休み編」にあたり、「ピュア」の中では一番人気のころ。そのせいか、曲のイメージも相当良かったりする。
 特に前奏がむちゃくちゃ格好よくていい感じ。
 バンクシーンも、出だしのフリッカーや、「愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!」の、動きの連続性を潔く捨てたカットが超素敵。

  『すべての命よ、心のルーツを目指せ 争いの輪を断ち切るため 傷つき破れた 願いを引き継いで…』
  『心閉ざすものよ 友を憎むものよ いつかは同じ海へと帰るため…』

 第2期は「海の生き物 VS 空の生き物」。
 激化する生物戦争を反映して、歌詞に「空」についての言及が。
 「海に帰れ」と言ってるあたり、「生命発祥の本家はこっち!」という海洋生物の誇りがちらほら。

 攻撃一辺倒の「KIZUNA」や「KODOU」と違い、一応、癒しがテーマらしい。言われてみれば……釈然とはしないけど、分からんでもない。


 

るちあさん:
 『母なる愛のシンフォニー!』
ニャンファ、クァンファ、トンファ、リェーファ、(以下略):
 「いやなうた!」「いやなうたー!!」「いやな…」

下等生物の分際で、母なる海に喧嘩を売るなど生意気な!
おサカナさんの怒りが炸裂。
曲のテーマ:「癒し」を完全に無視した攻撃ソングの前に、蘭花さん退場。


新しい歌、新しい敵、そして、海斗くんが記憶の断片を取り戻し始めたところで、今回のお話は終了。
ここら辺から、低調と不評だった第2期も復活。
EDも新カットに差し替えられ、魅惑の2クール目の始まりです。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼

なお、細かい話ですが。

蘭花さん:
 「それにしても貴女も噂ほどじゃないわね、波音ちゃん

蘭花さん登場時のこの台詞、多分、脚本のミスです。
なにせ敵サイドは、人魚さんたちの本名を知らない設定ですから。
人間時も同じ名前を名乗ってるので、さすがにこれを知られると、正体がバレる。

まぁ、敵の前でも平気で名前を呼び合ってるので、知られる機会は山ほどあるのですが…。
「異世界が舞台だけど日本語で会話」や「『プリキュア』のいつのまにか異世界」とかと同種の、「便宜上そういう設定」の類が、この瞬間だけ破綻。
多分、全話通じても、このシーンだけだと思う。

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「かつてない危機」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年08月05日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第19話「ただいま!☆ふしぎ星」

アニメのお楽しみといえば、前時間枠の番組終了後の「このあとすぐ!」。
でも最近、テレビ東京系アニメ番組は終了後に某アニメ映画のCMを挿入。
おかげで「このあとすぐ!」が削られてて不愉快なことこの上なし。私の楽しみを返してくれ。



さて、一週間遅れで母星への帰還が叶ったふたごたち。
何の因果か、みんなの憧れエリーさんまでついてきました。
しかもお付のシャシャ&カーラさんはお暇を出されてる最中。代役をふたごに命じますが…

ふたご:
 『無理無理むーり、それは無理♪』
アルテッサ:
 「そりゃ無理よね。いろんな意味で」

最近のダンスはレベルが高い気がしてならない。

そんな一幕はあったものの、一行は無事に到着。
数ヶ月ぶりに会う肉親に、一同、涙の抱擁。
アルテッサにシェイド、リオーネにティオにミルロに…って、え?

あれ?ミルロさん…?
貴女、先週のうちに帰省してたんじゃ?もしかして、先週も残ってたんですか?
じゃあなんでキャンプに不参加…。

 可能性その1:ナチュラルにハブられた
 可能性その2:カップルだらけだったので気を利かせた
 可能性その3:別のお友達と遊んでた

新しい道を開拓していく彼女に万歳。
そうです。いつまでも、古馴染みとばかり付き合っていてもしょうがないのです。
リオーネさんも、ちょっとその辺、見習ってみてください。

感動の再会はもちろん、ふたごたちも。
ふたごに付いてきたエリーと、ふたごが拉致ってきたファンゴくんにちょっと引き気味なものの、温かく迎え入れられます。
そういえば、この金力に飽かした乱暴者と筋力に飽かした乱暴者コンビ、地味に一緒にいること多いですね。

さて、一息ついたふたごは、早速ご両親にお土産をプレゼント。
金銭的価値はない物でしたが、愛娘からの贈り物ということが大事。
以前に贈られた「想い出の品」と共に、大切に大切に保管されることに。

…どうでもいいですが、このときの私服姿のふたごさんが超可愛い。
ファインさんの胸元にどぎまぎしっぱなし。
おまけに騙し討ちのようにして水着シーンまで挿入。これはなんて教育に悪いアニメ。

登場人物・視聴者共に弛緩しまくった、そんな空気の中。

黒エリー(中の人:絵のお兄さん):
 「ふたご姫。どうしてこいつらにはこんなに優しい家族が。許せん…!」

清清しいまでの言いがかり。
エリーさんは謎の黒幕に取り付かれていたのでした。
といっても、一時的に操り状態にされるだけなので、いまいち緊迫感ないですが。

思うに、この「持ち回りで悪に利用される」展開ってあんまり意味がないような。
キャライメージを破壊しないための配慮なんでしょうけど、これなら、心の奥底の黒い欲望を刺激・増大されてトチ狂う…って流れの方が楽しそうな気がします。
開け、夢の扉!その夢、叶えてあげるよ。

そんなわけで操られたエリーさんは、こっそりふたご母の部屋に忍び込むと荒らしまくり。
家族愛の象徴のような「想い出の品」を窓の外に放り投げてしまいました。
哀れ、「想い出の品」は通りすがりのゴミ収集船に乗って焼却場へ。

ふたご:
 「お父様とお母様の部屋が!」

惨状を知ってふたごはパニック。
警備兵は何をやっている。
おひさまの国は開かれた王宮を目指しすぎだ。

事態を把握したふたごは、焼却場のあるメラメラの国へ急行。
つうか、メラメラの国はゴミ焼却まで担当してるのか…。
密かに火力発電所とかもありそうですね。自分の裏庭には欲しくないものばかり。

一刻を争うふたごですが、焼却場入り口にて門番に止められ。
許可がないものを通すわけにはいかないそうな。
そりゃまぁ、各国のゴミが集まるなら、ろくでもない機密情報とかあるかもしれないし、当然といえば当然か。

とはいえ、そんなこと聞いてる暇はありません。
ファンゴくんの協力の元に殴り倒すと、場内に突入。
しかし「想い出の品」はベルトコンベアに乗り、今まさに燃え盛る火の海の中へと。

ふたご:
 「輝くレイン!」「煌くファイン!」

変身能力起動。
唐突に現れた使い魔集団の手をかいくぐり、ふたごたちは懸命に焼却通路をダッシュ。
「想い出の品」およびふたごに迫る炎。

かつてない物理的危機も省みず、ふたごは必死に追いかけます。つうか、これはリアルに死ねる。
しかし、それでも間に合わず「想い出の品」は焼却炉の中へと…。
今こそ唸れ!ハッピーベルン!

ふたご:
 「お母様の大切なものを守れ!」

守れませんでした。

勝利を確信するふたごの目の前で「想い出の品」は焼却炉にどぶん。
メラメラの国の誇る炎の中で、一瞬にして燃え尽きる「想い出の品」。
そんな、どうして…。

落胆するふたごたちを、駆けつけた母は優しく慰めます。
本当に大切なものはちゃんと守られたと。
ふたごが場内で叫んだあの瞬間。焼却炉の炎はしっかりとふたごの身にも降りかかっていました。

 『お母様の大切なものを守れ!』

大宇宙の意思は真に大切なふたごを守ることを選択。
さすが大宇宙。なんて柔軟な結論を下すんだ。
これはうっかり「想い出の品を守れ」と叫んでたら命が一大事なところだった。

…つまり、「炎よ、消えろ!」と叫ぶべきだったのですね。そしてメラメラの国と緊張関係に。


来週は、「レイン、出し抜かれる」の回。
未来の姉アルテッサいじりに夢中と見せかけたソフィーさんの、抜け駆け戦術炸裂。
ある意味、今回のよりもやばい危機がレインさんを襲う。愛しのブライトさまを寝取られた彼女の未来やいかに。

…なんか、物凄く楽しそう。来週を楽しみに待とう。


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しつこく宣伝。
ファインの中の人、小島めぐみさんがライブ出演します。

Voice in the Live
 日時:2006/08/26 開場 18:00 開演 18:30 
 場所:新宿RUIDO K4

8月6日24時まで、出演者あての「スゴイ質問」受付中。
嫌がらせじみた質問も歓迎される雰囲気。
どなたか、「最近レインに差をつけられてるファインについて一言」とか聞いてみてください。
コメント (2)
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おとぎ銃士 赤ずきん 第6話「ごめんね、りんご」

2006年08月05日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその6】

(第5話:グレーテルとの再会シーンより)

 草太くん:
  「静森さん!」
 グレーテル:
  「その名前で呼ぶな!」
 草太くん:
  「じゃあメアリー・アン」
 グレーテル:
  「その名前でも呼ぶな!!」

…えー?エプロンドレス着てるのにー?

・おとぎ銃士 赤ずきん 第6話「ごめんね、りんご」

童話世界の住人・白雪姫さんたちの仕事は草太くんの護衛。
でも肝心の彼は狙われてる自覚ゼロで日常生活を満喫中。
平和ボケした現代人に、危機管理しろという方が無理なんです。

そんな中、童話世界への帰り道が閉ざされかけてることが判明。
これはとっとと帰還しないと戻れなくなる!
ついでに草太くんも拉致れば一石二鳥!

かくして草太くんは童話世界へと旅立つことに。

が、内縁の妻・りんごさんはご立腹。
一緒に楽しく夏休みを過ごそうと思ってたのに!
そんな危険なことに首を突っ込むなんて!

ぷんすか怒りつつ、草太くんを放置の刑に処すと毎年恒例の夏祭りに出店。

クラスメイト:
 「(りんごさんの出し物を食いつつ)なんかいつもと味が違うのよね。物足りない」
 「分かった、草太くんがいないからだ」
 「料理は人に食べてもらいたいっていう真心だっていうし!」

料理は心。
14歳にしてその境地に達したりんごさんがすごいのか。
それとも、その境地で飯を食えるクラスメイトがすごいのか。

…つうか、りんごさんと草太くんの内縁関係は既に公知なのですね。

14歳というより24歳と言った方がしっくりきそうな りんごさん、草太くんへの気持ちを切り替えると料理を手土産に早速自宅訪問。
けれど、彼は既に立ち去った後。
しょんぼりうなだれるものの、居場所を突き止めると追跡開始。

その頃、現実世界に別れを告げようとしていた草太くん+三銃士一行は、長靴をはいた猫と交戦中。
罠の達人VS罠にかかりまくった三人娘。
猫にも劣る知能しか持たぬ彼女らに勝ち目はあるのか。

そんな今日のゲスト敵はモグラ。出身・イソップ童話のはったり野郎です。
長靴猫は強敵ですが、視覚どころか嗅覚まで退化した土中生物には、さすがに負ける要素がなし。
軽く蹴散らすことに成功。

……でも同時刻。
非戦闘員のりんごさんがグレーテルさんに拉致られ。
以下次週。


田村ゆかり/童話迷宮(左画像)
OP:田村ゆかり/童話迷宮

(右画像)
ハッピースウィートカードじゅ~しぃ~2(トレカ)
フィギュア ボイススタチュー赤ずきん

ED:marhy/Clover
★NEW★【コナミ】おとぎ銃士赤ずきん/ハッピースウィートカードじゅ~しぃ~2(トレカ)'06年10...【予約】おとぎ銃士赤ずきんボイススタチュー赤ずきん 12月中旬発売

今日のりんごさんの一言:
 「私、本読むの苦手だもん!」

それは童話世界に喧嘩を売ってるとみなして良いのか。虚無がファンダヴェーレを包み込む日も近いです。
コメント (2)
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