穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第39話(最終回) 「夢のその先へ」(4/4)

2006年08月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

………。
……。
…。

観客:
 「アンコール!アンコール!」

 

一瞬静まり返ったのち、『観客』一同からあがる怒涛のコール。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第39話(最終回) 「夢のその先へ」(4/4)

観客:
 「アンコール!アンコール!」

 

その声に応え、もう一度だけ、幕が上がる。

 

ずらりと並んだ「ぴっち」の出演者一同。
リヒトさんの指揮の下、太郎ちゃんの伴奏に乗せて。
唄うのは「ぴっち」の最初の曲、そして「ぴっち」を象徴する歌。

 
 【参考:「Legend of Mermaid」

 

 『七色の風に吹かれて 遠い岬を目指してた…』

 

 『夜明け前聴こえたメロディ それはとても懐かしい歌』

 

 『東の空へと 羽ばたく鳥たち』

 

 『さあ、宝島に抜ける近道』

 

 『七つの海の楽園 嵐の夜のあとには』

 

 『愛を伝えるため 命がまた生まれる』

 

 『七つの国のメロディア 誰もがいつかはここを』

 

 『旅立つ日が来ても 私は忘れない…』

 

出演者一同:
 「ラブシャワーピッチ!」

出演者一同:
 「アンコールはいかが!」

 

今度こそ本当に、幕。


最後にエンディング。もちろん、特殊仕様。
超絶ロングバージョンで送る最後の「ぴっち」。
 【参考:「愛の温度℃」

 『だって瞳の愛が non・stop 全てを たった一夜で変えていく奇跡もある!』

 

挿入歌多すぎ。

いつものお約束を叫んだ後、主役三人娘の後日談。

波音さん。

 

 『素敵なものは残っていくわ 時のいたずらに負けずに…』

姐さん。

 

 『心はいつでも暖かい場所へ流れて行くから またいつか会えるでしょ?』

そして、るちあさん。

 

 『本当の愛の温度 non・stop 感じて たった一つの世界を冷たい世界にはしないで』

るちあさん:
 「ねぇ、海斗の夢ってなに?」
海斗くん:
 「今のこの普通の暮らしが俺にとって夢だったような?」
 「でも、本当の夢はそんな毎日の先にあるって」
るちあさん:
 「夢のその先へ?」

 

 『だって裸の風が island 抜けたら きっと夜明けが近い サインだから…』

 

 『太陽から生まれた私たちの ねぇきっと恋の微熱も 確かな愛の温度だから…!』

るちあさん:
 「海斗、大好きだよ…!」

 

1年と9ヶ月、本当にありがとう…。


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(右画像)
ぴちぴちピッチ(7)
ぴちぴちピッチ(7)

…そして最後のアイキャッチ。

 

 1129 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  (゜⊿゜)イラネ
 1131 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  ( ゜д゜)ホスィ
 1133 名前:名無しだよもんっ♪ ◆jF3/DAYoB2 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:??
  (゜⊿゜)イラネ
 1134 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  (゜⊿゜)イラネ
 1135 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  (゜⊿゜)イラネ
 1136 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  (゜⊿゜)イラネ
 1166 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  おねがいします
 1173 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:27 ID:???
  ( ゜д゜)ホスィ
 1189 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  (゜⊿゜)イラネ
 1220 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  いやまじでアンコールしてくれ
 1242 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  (゜∀゜)イル!
 1246 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  (゜⊿゜)イラ………うあ゛ぁあ ・゜・(´Д⊂ヽ・゜・ あ゛ぁあぁ゛ああぁぁうあ゛ぁあ゛ぁぁ
 1253 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  最後の(゜⊿゜)イラネ
 1259 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  ( ゜д゜)ホスィ
 1254 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  第3期まだぁ?
 1255 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/25(土) 08:28 ID:???
  ( ゜д゜)ホスィカモ・・・


「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」、完結。
コメント (8)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第38話「聖夜の戦い」(前編)

2006年08月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
ここに書いてるネタの幾つかは、2ちゃんねるの「ぴっち」スレッドの情報を参考にさせてもらってます。
スレは現在「109曲目」
他にもAAは「テレビ頭狂」さんの「ぴっち」コーナーから、本放送時の様子は「大ぴ林」さんや、実況掲示板を参照させてもらっています。

また、「ぴっち」だらけになってしまってるこのブログを、見捨てずに見てくださってる皆々様。
頂いたコメントはとても励みになってます。
お礼が遅くなってしまいましたが、せめて感謝の気持ちだけでも。皆様、ありがとうございました。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第38話「聖夜の戦い」

「ぴっち」の事実上の最終回。
前回、ミケルさんの猛攻の前に倒れ伏した人魚さんたち。
苦悶に喘ぐるちあさんの耳に、聖羅さんの声が届きます。

聖羅さん:
 「ミケルを倒すべき敵だと思わないで」
 「ミケルは可哀想な存在なの」
 「ミケルを倒そうとばかりするから、みんなの歌がミケルの心にまで届かないんじゃないかって」

 

るちあさん:
 「そうか、私は忘れていたのかもしれない…」

今更何かを悟ってみた。でも。

 

年長組:
 「ミケルは自分でなくて、人間たちが地上に君臨してるのが気に食わないのよ!」
 「とても悲しいことです」
 「私たちが叩きのめしてやらなきゃ!」

みんな好戦的過ぎる。特に黄色、空気が読めてない。

そんなマメプリさんに、ミケルさんのエナジードレイン攻撃が襲い掛かる。

 

対象は…藍色。なぜ。

 (実況スレ68曲目より)
 2231 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/18(土) 08:05 ID:???
 藍色はいらない子


ノエル姉さん:
 「ぅきゃぁ!?」

酷い扱いに涙が出そうになったところで、海斗&リヒトさんのパンタラッサ組が援軍に到着。
ノエルさんを解放すると、ミケルさんと対峙。
リヒトさんの持つガイト棒が唸りをあげ、謎の波動を放出。

 

こいつ、完全に使いこなしてやがる。

ミケルさんをけん制しつつ、二人は彼の中にいるはずの みかるさんに訴えかけます。
その言葉は彼女の耳に届きますが、みかるさんは二人を拒絶。
もう私のことは放っておいて…!

みかるさん:
 「帰って!それ以上、何も言わないで帰って!!」

しかし、海斗くんは引き下がらず、説得を続けます。

みかるさん:
 「海斗はどうしてそんなに優しいの…」
ミケルさん:
 「お前があの男を好きになったのは、あの男がパンタラッサの末裔だからに過ぎない」

 

みかるさん:
 「違う。そんなんじゃない。私には海斗の心が必要だったの」
ミケルさん:
 「心などまやかしだ!」
みかるさん:
 「じゃあ、この胸にあふれてくる温かいものは何なの…?」
 「あなたも、一人じゃないと感じたがってる…」

一つの身体の中で行われる自問自答。
結局、ミケルさんは自分の中の孤独に気が付きました。
そして、そこから救われたいと願ってる自分自身にも。


錯乱するミケルさんの余波で、リヒトさんは謎の黒幕のいる場所に飛ばされました。

 

謎の黒幕:
 「リヒト、お前はリヒトなのか…?」
リヒトさん:
 「この声は、父さん!?」

黒幕の正体は父親かよ。
唐突な展開についていけなくなり始めてる視聴者をよそに、
みかる&リヒト父はここに至るまでの経緯を説明。

 

 ・病弱なみかるを救いたかった
 ・調査中の南極でミケルの化石を発見
 ・一緒に眠っていた「みつかい」から、ミケルとみかるの身体を混ぜることを提案
 ・父、それを実行。かくして、みかるの中にミケルが混入
 ・さらに父は人間としての体を失い、炎の化身に

こんな終盤に来て、怒涛の説明台詞。
今まで、これらに関する伏線らしきものは、ほとんどありません。
この一年、どういう脚本構成でやってきたんだ…。

なお、思いっきり余談ですが、南極といえば紫のかれんさんの管轄。
やっぱりあの極地には化け物しか住んでないのか。

リヒト父:
 「ミケルの心の源は、この塔のDNAの柱の礎になってる化石。
  それを壊せば、おそらく…」
 「リヒト、みかるのことを頼んだぞ」

 

ミケルさんたちの目的は、あくまで同族の古代人類の復活。そして人類の抹殺。
今のままでは、みかるは決して幸せにはなれない…。
説明するだけすると、何かを勝手に悟った模様。
やおら炎の体を舞い上げると、地下へと突撃。
化石へと体当たりをかまし、我が身と引き換えに見事に粉砕。

…黒幕がラスボスと共に心中してしまいました。

 (実況スレ68曲目より)
 2987 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/18(土) 08:12 ID:???
 超展開
 3003 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/18(土) 08:12 ID:???
 ラスボス自爆かよ!!!!!!!!!!!!!
 3035 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/18(土) 08:12 ID:???
 なんてバカな脚本なんだ
 3228 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/18(土) 08:13 ID:???
 なあ,

 マメプリいらないじゃん


正論過ぎて返す言葉もない。

ミケルのみつかい:
 「なんて馬鹿な親父なんだ!」

 

全くだ。

かくしてミケルさんは撤退。脅威は去りました。

 

彼に捕まっていた聖羅さんのハートのカケラも大量に噴出されて、つかみ取り状態。
今まで苦労してちびちび集めて来たのは何だったんだろう…。
たった1話で、1年かかって集めた量の100倍ほどが集まりました。

星羅さん:
 「オレンジパールボイス!」

 

パワー充填。ついに星羅さんが復活。
早々に変身能力も起動し、視聴者サービスもばっちり。
彼女の変身シーンが拝めるのはこの回だけ。

 

リヒトさん:
 「るちあちゃん、この娘もミケルの中に取り込まれていたのかい?」

なぜ、彼女が「るちあ」だと知ってる。
まぁ、ここに来るまでに海斗くんに教えてもらったのかもしれませんが…。
すんなりと怪異を受け入れすぎ。

リヒトさん:
 「だったら、まだみかるを助けられる可能性も…!」

しかもメカニズムを理解してやがる。


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以下、長くなったので後編へ。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第38話「聖夜の戦い」(後編)

2006年08月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

前編からの続き。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第38話「聖夜の戦い」

本体である化石を破壊され、撤退したミケルさんはもはや戦意喪失。
他者を徒に傷つけてまで生きる命に何の意味があるのか。
一人静かに朽ちていくことを選択。

 

ミケルのみつかい:
 「あなたには古代人類を復活させ、もう一度この星を蘇らせる使命があるはずだ!」

が、それに待ったをかけたのが「ミケルのみつかい」。
なお、「フクちゃん」という名前があるのですが、劇中では未登場。
蘭花やレディバたち「みつかい」と紛らわしいので、以後、「フクちゃん」呼称で。

フクちゃん:
 「所詮お前は作られた偽者。
  僕がお前に付き添っていたのは、僕が乗り移りお前をコントロールすることができるようにだ!」

 

豹変すると、ミケルさんの体を乗っ取り、再びマメプリさんに攻撃開始。

 

圧倒的な力に押されながらも、るちあさんは慟哭。
みかるを、ミケルを、なんとかしてあげたい。救ってあげたい!
彼女の叫びに応えて、海斗くん&リヒトさんのパンタラッサ能力が展開。
指揮者の二人に導かれ、マメプリ7人は堂々のライブスタート。

 

マメプリ一同:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
 【参考:「希望の鐘音 ~Love goes on~」(7マメver)】

 

マメプリ一同:
 『青い瞳の奥に隠した 壊れそうに深くきれいな心 破れた空に流した涙…』

 

マメプリ一同:
 『新しい夢が宿る頃 あなたは自由になれる 純白の心をあげたい…!』

 

唄うは「希望の鐘音」の2番。
7人がかりの大合唱は、ミケルさんの心の防壁を突破。
深く眠るみかるさんの元にも届きます。

みかるさん:
 「この歌声は…」
 「ミケル、私は一人じゃなかったわ。だって、あんなに私のことを思って唄ってくれる人がいるんだもの」
ミケルさん:
 「…お前はあいつらに救われたが、所詮、私は一人だ」
フクちゃん:
 「そうだ、そのためにも古代人類の復活を!!」

 

マメプリ一同:
 『最後の歌を今 強いものだけの世界じゃないから Listen to my Love この歌を…!』

 

歌声は奇跡を呼び起こす。
海の女神・アクアレジーナさま降臨。
全てを救うため、自らぴちぴちボイスをご披露。

アクアレジーナさま:
 『愛する気持ちから世界はきっと始まり…』

 

 『全てを引き寄せて 大きな愛の輪となる』

 

 『間違い傷ついて』『戦い 涙流して』

 

 『それでも終わらない』

 

 『誰かを愛する気持ち…!』

まさかのアクアレジーナさまのライブ。
8人がかりの「ぴちぴちボイス」にミケルさんも涙。
何か、胸の中で…温かい、優しい…心の中に生まれてきている…。

 

???:
 「ミケル、お前は一人ではない」

現れたのは古代人類の亡霊。
孤独に苦しむミケルさんを招き、フクちゃんを使命から解放し…。
ようやく居場所を見つけたミケルさんは、亡霊と共に光の彼方へと。

 

…そして、みかるさんも一緒に。


リヒトさん:
 「みかるはミケルと一緒にいってしまったか」
 「命を救うことはできなかったが、心を救うことはできたと…思う」

 

夜空を見上げながら、寂しげにつぶやくお兄さん。
そんな彼の元に、アクアレジーナさまの声と共に、光が舞い降ります。
それが晴れたとき、そこには赤ん坊が。

 

星羅さん:
 「赤ちゃんだ!」
ココさん:
 「わぁ」

妙に黄色が可愛い反応。

それはともかく、授けられたのは生まれ変わったみかるさん。

るちあさん:
 「みかるちゃん、今度こそ幸せな人生を送れるよね…」

 

暗に今までは不幸だったとでも言いたげ。
(事実上の)自殺して転生してめでたしめでたし…というのはどうかとも思いますが、当事者が満足してるのでそれでいいんでしょう。
釈然としないながらも、最終決戦、これにて終了。


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(右画像)
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ

「病弱のゲストヒロイン」「ラスボスと一心同体」「ラストで転生」。
…言いたいことはよく分かります。
でもそれを言っちゃうと、何かが終わってしまうのです。

それでもどうしてもという方は、「ぴっち」好きを公言していらっしゃる高遠るいさんのページに掲載されてるイラストを見て、満足してください。
コメント (2)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第37話「天空の城へ…」

2006年08月25日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

漫画版とテレビ版の違い。(ちなみにタイアップ企画なので、「漫画版=原作」とはちょっと違う)

 ・るちあさんの居住地
  テレビ版:パールピアリ(ホテル)
  漫画版:真珠湯(銭湯)

  おそらく漫画版は、「人魚姿で談笑する絵」が欲しかったからだと思う。

 ・キャラの名前
  テレビ版:ガイト、レディバット
  漫画版:ガクト、レディーバット

 ・決め台詞
  テレビ版:るちあさんの「ラブシャワーピッチ!」のみ
  漫画版:上記に加え「プリティーシュガー」(波音)、「クールシャイン」(リナ)、「キューティホット」(かれん)

  つうか、かれんさん、貴女のどこが「キューティ」なのか…。

 ・その他、細々したキャラ配置
  リナ姐さんの住まいやタキさんの存在、あららのコスチューム等々。
  黄色にちゃんと見せ場があったり、みつかいに存在意義が与えられたり、浜崎さんが人魚の末裔だったりと、脇キャラの扱いが格段に良くなってる。
  さらには密かに、黄色とリヒトさんの間にフラグが立ってたりもする。

漫画版は「歌を再現できない」という致命的なハンデがあるものの、対ガクト、対ミケルの最終決戦はかなりいい感じ。
特にココがむちゃくちゃ頑張ってる。
黄色はいらない子だなんて言ったのはどこの誰だ。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第37話「天空の城へ…」

対ミケルさんとの決戦を控え。
マメプリさんたちはそれぞれの意中の人と最後の一時。
姐さんは浜崎さんと、波音さんは渚くんと、事情は話せぬままも、別れと再会の言葉を交わします。

 

そして、るちあさん。

るちあさん:
 「これからはそれぞれに信じた道を行こう」
 「私はマーメイドとして生きていく」
 「お別れだね…」

 

なんと海斗くんと決別宣言。
あんなに仲良しだったのに、別れることを選択。
最後の最後に来て、色恋沙汰よりもマメプリとしての使命を優先することに。


さて、地上。
海斗くんと別れたるちあさんは、海辺の崖の上で黄昏。
そこに麗しの紫の君が助っ人としてやってきました。

 

かれんさん:
 「…泣かないで、るちあ」

唄って!唄ってかれんさん!
視聴者の狂喜の叫びを盛り上げるように、さらに援軍は続々。

ざぱぁん

ココさん:
 「はぁ~い、るちあー♪」
ノエル姉さん:
 「笑って、るちあ!」

 

黄色と藍色が崖下から沸いて出た。
このサービス精神に、もう大はしゃぎ。
やっぱり「ぴっち」は年長組が出てないと!

…ちなみに、るちあさんがいるのはここです。

 

化け魚どもめ。

これでひとまず6人集合。
捕らえられた聖羅さんを除けば、マメプリ全員集合です。
みんなそろえば怖くない!

 

一方、ミケルさん。
「みつかい」たちが最後に遺した言葉「お前も作られた偽者だ」が気になり、彼らの黒幕に問いただします。
私は一体何者なのだ!

謎の黒幕:
 「この塔を支えている地下深く。
  この世界の礎となっている哀れで儚い化石、それがミケル、お前の本当の姿だ」

 

自分の正体は化石。自分は所詮、それから作られた偽者にしか過ぎないのか。
愕然とする彼を励ますように、星羅さんが出現。
その上、何故か「Birth of Love」を唄いだした。

 

星羅さん:
 『愛と夢が一つになり…』

彼の事情を知った星羅さんは、励ましか慰めか、言葉をかけます。

星羅さん:
 「ミケル、可哀想な人」

 

だったらその笑顔はなんだ。
心底楽しそうに歌う彼女の様子を見てると、単に同情して面白がってるようにしか見えません。
やっぱりインド洋は邪悪だ。


 

同時刻、ミケルさんの居城へと続く螺旋柱が各地に出現。

リヒトさん:
 「なんだ、あの柱は!」

 

お前こそなんだ、その棒は。

しかもその恥ずかしい格好を海斗くんに見られてしまいました。
けれど彼は冷静に状況を判断。
あれは、兄さん(ガイト)の持ってた棒!それに、リヒトさんの額にある紋章は!

海斗くん:
 「この額の紋章はパンタラッサ一族の証。あなたも、おそらくみかるも」
リヒトさん:
 「なるほど。だからみかるは君のことをあんなにも…」

 

二人とも、異常な状況に順応しすぎだ。


その頃、るちあさん他マメプリ一同は、柱を使って天空の城へと突入。
ほどなくして現れるミケルさん。
ずらりと並んだマメプリを前にして、一言。

 

ミケルさん:
 「圧巻だな」

…その気持ちは物凄くよく分かる。なんて素直な奴だ、ミケル。

るちあさん:
 「みんな!行くわよ!」

セクハラ発言に、交渉はすぐに決裂。
実力行使とばかりに、るちあさんたちは変身能力を起動。
これが、シリーズ最後となる変身バンク。

マメプリ一同:
 「ピンクパールボイス!」「水色パールボイス!」「グリーンパールボイス!」
 「パープルパールボイス!」「藍色パールボイス!」「イエローパールボイス!」

 
 

長い長い変身バンク。
嗚呼、これも今回で見納めか。
餞別代りか、紫・藍色・黄色に新カットが用意してある心遣いがとても嬉しいです。

…まぁ、二段変身の新作は紫のみでしたが。中途半端な黄色と藍色の扱いが伺えます。

マメプリ一同:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

 

唄うのは頼みの新曲「希望の鐘音」。
 【参考:「希望の鐘音 ~Love goes on~」(6マメver)】

 

るちあ&波音&姉さん:
 『夢の終わりを願うのはなぜ?』
 『七色の風 七色の空 希望は世界にあふれてるのに』

 

かれん&ノエル&ココさん:
 『間違えた夢を見てただけ 愛の在り処や記憶の謎と…』
 『強いものだけの 世界じゃないから』

 

マメプリ一同:
 『Listen to my Love(Listen to my Love) この歌を…!』

全てのマメプリ+最新曲。
持ちうる最大戦力による必殺のはずの一撃。
これが通じなければ、もうどうしようもない。

 

ミケルさん:
 「そんな歌が私に届くとでも思ったか」

 (実況スレッド68曲目より)
 848 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2004/12/11(土) 08:23 ID:???
 話をまとめる気あるんか?


私もそう思った。

 

打つ手がなくなったマメプリさんに、ミケルさんから謎の攻撃。
歌が効かなければ、マメプリさんなんて単なる目の保養要員です。
絶望的な状況の中、るちあさんの耳に星羅さんの言葉が響く。

 

星羅さん:
 「どうか、あの化石を壊して」
 「(あの化石が)この城の地下に眠る、ミケルの本当の姿。お願い、壊してあげて」

いきなり「壊して」かよ。
さっきまで「かわいそう」などと同情してたくせに。
内心では「弱点発見!」とか喜んでたんだ、この娘。

思わぬ情報を得たるちあさんですが、戦況は既に敗北濃厚。

 

ぐったり倒れ付すマメプリさんたち。
やっぱり、オレンジがいないとダメなのか…。
絶望に飲まれそうになったところで、次回、最終決戦。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
ぴちぴちピッチ(6)
ぴちぴちピッチ(6)

なお、漫画版でも一応、歌は出てきます。(もちろん歌詞だけですが)
登場したのは「LoM」「夢のその先へ」「翼を抱いて」「希望の鐘音」。
このうち、「夢のその先へ」は第1期のラストシーン相当で使われました。

……なんつうか、確かに歌詞だけ見たら納得できるのですが。
この曲、結構明るいメロディなので、「歌」として脳内再生されると物凄い違和感。
まぁ、歌詞しか載らないことを逆手にとった演出と考えると、なかなか上手いといえるのかも。
コメント (4)
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第36話「絶望の果て」

2006年08月24日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

DVD版とテレビ放送時の違い。

 ・放送事故、作画ミス、気象テロップ等の修正・削除
 ・OPムービーの一部が変更
  (一部シーンが水着、波音さんのアクション数が増えてる、ラストの集合絵が変更)
 ・一部シーンの色気が倍増
  (るちあさんの二段変身、沙羅さんの通常変身等)

つうか、基本的に色が増える方向で邁進。意外と、ファンの間では不評でしたけれど…。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第36話「絶望の果て」

サブタイトル「絶望の果て」。
週末朝の子供向け番組で、「絶望」だの、まして「果て」だの。
陰鬱なことこの上ない。

 

前回、ミケルさんを召還した みかるさんは、彼の交渉に応じ、自我を放棄。

みかるさん:
 「これ以上海斗に嫌われてしまう前に、私なんていなくなってしまえばいい…!」
 「さよなら海斗。今までありがとう。そして、今でも好きよ…」

 

運命共同体のミケルさんに全てを明け渡し、消滅。
みかるさんの存在を取り込んだことで、ミケルさんはパワーアップ。
完全体になったと超強気な姿勢。

そこに、最後の新曲「希望の鐘音」を習得したるちあさんたちが到着。

 

るちあさん:
 「みかるはどこ!?」

嗚呼、るちあさんが、さりげなく呼び捨てにしてる。
そういえば、リヒトさんの前では「ちゃん」付けなのに。
礼儀正しいのか、単に猫かぶってるのか…。

そんな人魚さんたちに、ミケルさんは事の成り行きを説明。
みかるさんが、孤独に耐えかねて全てを放棄したこと。
それによって、同一体の別人格である自分が、完全な力を得たこと。

 

るちあさん:
 「みかるの苦しみや悲しい気持ち…」
ミケルさん:
 「それはみかるを苦しめていたお前が一番知ってるんじゃないか、るちあ」

正体バレてる!
みかるさんは正体云々のことは知らないですし、一体どうやって把握したのか。
愕然とする一同をよそに、ミケルさんは高らかに宣言。

ミケルさん:
 「完全体になった私の前ではお前たちの力など無に等しい…」
るちあさん:
 「ピンクパールボイス!」

人の話を聴かずに、変身能力起動。
おサカナさんは、あんまり頭が良くないんです。
とりあえず、唄ってから考えよう。

 

マメプリさん:
 『嵐の海に打たれて 負けそうな今を…!』

何故か攻撃ソングに「KODOU」をチョイス。
せっかく新曲覚えたのに…。
まぁ、いきなり新曲打ち込んで通用しなかったらゲームが終わってしまいますし…。

 

マメプリさん:
 『…そして生まれる熱いパーフェクトハーモニー!』
ミケルさん:
 「そんな歌が、私に何か影響を与えると思っているのか…!」

やっぱり効きませんでした。
せっかくの完全版「KODOU」だったのに…。

 

追い詰められところに、今度は海斗くんが到着。

海斗くん:
 「るちあーー!!」
ミケルさん:
 「またあの光か!」

 

いつものパンタラッサパワーでミケルさんを攻撃。
援護の甲斐あって人魚さんたちは無事に逃亡。
さらに追撃をかけますが…

 

みかるさん:
 『今は透明な風の中、静かに眠りたいの 翼を抱いて…』

なぜミケルの中にみかるが!?
ミケルさんの身体から聞こえる歌声に、海斗くんは攻撃を躊躇。
その隙を突かれて、海中に叩き落されてしまいました。

…つうか、この辺の描写を歌でやるあたりが、つくづく「ぴっち」だと思う。


 

さて、なんとか逃げ延びた人魚さん+海斗くんは近くの洞窟に退避。
敵は強大。しかも中にみかるさんがいると知って、彼女に恩義のある海斗くんは戦意喪失。
しかし、暗く沈んでいる暇もなし。すぐにミケルさんに発見され、連戦。

 

るちあさん:
 「ピンクパールボイス!!」

もう様子見はお仕舞い。今度こそ、最後の切り札「希望の鐘音」を発動。

マメプリさん:
 『夢の終わりを願うのはなぜ…?』

 
 【参考:「希望の鐘音」(三人バンク)】

これが効かなかったらもう後がない。
必死になって人魚さんたちは熱唱。
唸れ!「希望の鐘音」!

マメプリさん:
 『間違えた、夢を見てただけ 愛の在処や記憶の謎と…』

 

マメプリさん:
 『Listen to my love この歌を…!』

ミケルさん:
 「ふん。誇り高き我が古代人類の血を引くパンタラッサとマーメイドがそのような汚らしい人間の姿をしているとはな」

 

全く効きませんでした。
もはやマメプリさんたちに反撃手段はなし。
ここまでか、と思われたそのとき。

星羅さん:
 『愛と夢が一つになり…悲しい今を星屑にして…!』

保護者の危機に、星羅さん出撃。

 
 【参考:「Birth of Love」

【Birth of Love】
 星羅さんのソロソング第二段。
 同時に「ぴっち」の最後の曲。
 
  『その力 愛のために使うなら 未来の地図でさえ 変えてゆけるわ!』

 シリアス全開の中での登場でしたが、用意されたバンクは妙に陽気。
 弾けんばかりの笑顔と、セクシーなのか卑猥なのか危うい体を曝け出しての熱唱に、視聴者は唖然。

 ちなみに、中の人・喜多村英梨さんは以前のライブでこの曲を歌ってくれました。
 ぜひ、これからもそういうサービスを希望。

 

異様に楽しそうに歌う星羅さんの魅力に、ミケルさんもたじたじ。

ミケルさん:
 「これは、またオレンジ真珠のマーメイドプリンセスか!?」

三人がかりの「希望の鐘音」でも全く動じなかった彼に多大なダメージ。
これが最強種族・インド洋のマメプリの力。
たった一人でミケルさんを圧倒すると、るちあさんたちを逃がしてくれました。


なんとか逃げ切ることには成功。しかし、足止めを買って出た星羅さんは捕まってしまいました。
なんとしてでも星羅を取り戻す!
気勢を上げるマメプリさんに、海斗くんは待ったをかけます。

 

海斗くん:
 「るちあ、すまない。ミケルがみかるを取り込んでしまっているのなら、
  俺はお前たちと一緒にミケルとは戦えない」

衝撃の敵前逃亡宣言。

るちあさん:
 「…分かった。たとえ海斗が戦えないとしても私たちは戦うわ」

しかし、るちあさんは決然と宣言。
以前のるちあさんだったら、海斗くんに離れられたら何もできなくなってたのに…。
しかも…

 

るちあさん:
 「だって私はマーメイドプリンセスだもの!!」

マメプリとしての使命に目覚めました。
あの、色恋沙汰しか頭にない魚脳のるちあさんが…。
いきなりご立派になられてしまった。


今回のラストシーン。
天空の居城に戻ったミケルさんは、「みつかい」たちを召集。
もはや不要になったと「みつかい」をも捕食。

ミケルさん:
 「完全体となった私に、お前たちのような作られた屑の手助けなどいらぬ」

 

蘭花&あらら&レディバ:
 「私たちが屑?しかし、その屑の元はお前でしょ!」
 「あんたの秘密なんて知ってるんだからね!」
 「あなたも僕たちと同じ、あのお方が作った偽者だということをね」

なにやら意味深なことを言いつつ、「みつかい」、あっさりと消滅。
って、これで最後?
専用回まで用意してもらえたBBSとは雲泥の差。
わずか1分ほどで辻褄あわせのように退場させられてしまいました。
嗚呼、蘭花さん…。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ

冒頭で書いたとおり、DVD版ではサービス精神満載。
そんなわけで、みかるさんの色気も倍増してます。
今回の話で「みかるさんがパジャマで空を飛ぶ」シーンがあるのですが、パジャマでなく全裸に変更。
…もっとも、貝ブラに慣れまくってるだけに、視聴者からは逆に「不自然だ」といまいち不評でしたが。
みかるさん、脱ぎ損。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第35話「さよならのかわりに…」

2006年08月24日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

今日、どこぞの玩具コーナーに立ち寄ったところ、女児が物欲しげな視線を棚に向けていました。
視線の先にあったのは、忌まわしき「kira-kara」。
なんてこった、女児が騙されまくってる!「e-pitch」の方が、絶対可愛いのに!
悪貨が良貨を駆逐する現場を見てしまいました。
タカラトミーさまは、この現状を早く何とかしてください。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第35話「さよならのかわりに…」

勝手に暴走した挙句、意識不明に陥った みかるさん。
彼女を抱きかかえ、海斗くんは彼女の家へ。
更には、しばらくそこに再滞在することにしました。

 

リヒトさん:
 「本当にいいのかい、海斗くん…?」

みかるさんの溺愛ぶりにつきあってくれるのか。
兄のリヒトさんはそう思いましたが、海斗くん的には別のことが目的。
みかるさんとミケルさんが、何やら関係ありそうだと睨んだ彼は、それを警戒していたのです。

…それはいいのですが、うっかり者の彼は、自宅で誕生会のために待っててくれてる るちあさんの存在を忘れていました。
結局、るちあさんは一晩待ちぼうけ。
しかも、海斗くんは恋敵の家に行ったっきり。

 

今までのるちあさんなら半狂乱になるところですが、健気に微笑むと、彼のことを全面的に信じて待つことに。

姐さん:
 「るちあ、強くなったな、お前」

全くもって本当に。

…余談ですが、中の人の成長ぶりも素晴らしいです。
放送当初こそ「ぴちぴちボイス」と揶揄された彼女も、いつのまにか芸達者に。
本当、強くなったものだ。


 

その頃、みかるさんは意識を取り戻し、海斗くんに心境を吐露。
小さい頃から病弱で孤独。ずっと一人で寂しかったこと。
そして、夢の中に、「白い羽根の人」(=ミケル)が現れること。

 

みかるさん:
 「こんな私なんて嫌だよね。私だって、嫌だもの…」

 

何かを悟ったか、以前に海斗くんから貰ったペンダントを返却。
妙にすっきりとした顔をすると、しばらく一人で眠ることに。
…しばらくして、リヒトさんが様子を見に行くと、ベッドはもぬけの殻。

 

慌てて捜索を開始する一同。
るちあさんたちも、一応、応援に駆けつけます。
そんな中、海岸に謎の螺旋柱が出現。

 

姐さん:
 「あれはミケルの空間にあった柱だ…」

現場へ急行する人魚さんたち。
その前に、「みつかい」たちが立ちふさがります。
なんか、存在をすっかり忘れかけてましたが、まだ生きてたんだな…。

 

みつかい一同:
 「あらら!蘭花!」「オッケーでーす♪」「はぁぁぁ!!」

声を掛け合うと、三人並んでライブ開始。

みつかい一同:
 『バラよりも美しく 月よりも悩ましく…!』
 『ハートがどっきどっきするような視線 あららやっぱり私に釘付け!』
 『月夜に咲いた花の香りはかぐわしく…!』

横並びで全く別々の歌を唄うな。
相変わらず協調性ゼロ。
聞くに堪えない不協和音。

なお、三人の歌の効果はそれぞれ、
「全てを忘れる」「堕落した夢の虜になる」「享楽に沈む」。
全部まとめて発動すると…?

 

人魚さん:
 「…うぅ!ぐぅ!!」

単に苦しむだけ。

とはいえ、物量作戦の前にマメプリさんたち大ピンチ。

みつかい一同:
 『…そして永遠になれ!』
 『星のバトン振ったら君を夢中にさせたい!』
 『踊り踊れ今宵は 花匂うアゲハの舞…!』

るちあさん:
 「だめ!ここで負けるわけにはいかない…!絶対に!」

 

るちあさんの必死の叫びに呼応して、彼女の真珠が発光。
それに共鳴したか、別の場所にいた海斗&リヒトさんのパンタラッサの紋章も発現。
力が集まり、アクアレジーナさま、何故か降臨。

 

るちあさん:
 「アクアレジーナさま!」

やった!新曲が手に入る!
るちあさんたちも、大口開けて満面の笑顔。
もちろん視聴者も大喜び。

アクアレジーナさま:
 「あなたたちは孤独な魂を救わなくてはいけません」
 「新しい歌を授けます…」

期待通り、新曲配信。
そしてこれが、るちあさんたちにとっては最後の曲。
「希望の鐘音 ~Love goes on~」、発動。

 

マメプリさん:
 『夢の終わりを願うのはなぜ?荒れ果てた場所にも花は咲くのに…』

【希望の鐘音 ~Love goes on~】
 シリーズの最後を象徴するラストソング。
 最終曲なせいもあり、勝率は5割以下と低成績(なにせ、通れば話が終わる)。
 シングル発売されてなかったりとデータ的には不遇な気もしますが、視聴者人気は高し。

 「ミケル=みかるを救う」をテーマにした、一点突破な曲で歌詞もラストを飾るにふさわしい内容。

  『希望の鐘音 最後の歌を 今…』
  『破れた空に流した涙 悲しみのすべて 消さなくていい』
  『間違い 傷ついて 戦い 涙 流して それでも終わらない、誰かを愛する気持ち…!』

 …まぁ、ろくでもない突っ込みもできますけど。

  『夢の終わりを願うのはなぜ?』
  『間違えた夢を見てただけ』『間違えた夢を、終わらせて』

 「夢=このアニメ」と思うとスタッフの本音が見えてげんなり。

マメプリさん:
 『希望の鐘音 最後の歌を今 強いものだけの世界じゃないから…!』
 『Listen to my Love この歌を…!』

 


しかし、その頃。

家を抜け出したみかるさんは、ミケルさんと密会。

ミケルさん:
 「お前は人として生きてきて今まで幸せな思いをしたことがあるのか?」
 「さあ、もう楽になるがいい」
 「来るんだ、我の元へ」

 

みかるさん:
 (さよなら。さよなら、海斗…!)

 

身投げ決行。
宙に躍り出た彼女の背中に白い羽根が生えると、ミケルさんとともに空中へ。
なんだかどうしようもない空気を撒き散らしつつ、次回へ。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
/マーメイドメロディー ボーカルコレクション マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ

最後のアルバムは全10曲収録。
ただし、カバーが多い上(「希望の鐘音」×2、「七つの海の物語×3)、
メロディが同じ曲(「翼を抱いて」と「明日が見えなくて」)があるので、実質6曲。

…酷い水増しみたいですが、気にしません。
「ぴっち」に商売倫理を求めるな。必死なんです、彼女らも。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第34話「白い羽根の誘惑」

2006年08月24日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

るちあさんの身体の秘密!

1.人魚時の全長は約2~3メートル。意外とでかい。さすがは海洋生物。
2.マメプリは人間→人魚になると髪の毛が異常に伸長。
 視聴者の間では「あれは水中における呼吸器官だ」と実しやかに囁かれてます。
 多分、切ると溺れちゃうと思う。
3.人魚さんは卵生。じゃあ、あの立派なお胸は何のために?
 これも視聴者の間では「浮き袋の一種だ」と結論付けられることに。
4.彼女は密かに立派なアホ毛の持ち主。よくよく見てると、伸びたり縮んだり遊ばれまくってる。
5.るちあさんの瞳をアップで見てみましょう。
 …何か、台形の光彩が見えますね。
 これが有名なプリン体。食べると大変なことに。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第34話「白い羽根の誘惑」

昨日まで病弱だったみかるさん、突然、元気になってしまいました。
あんまり元気なので、海斗くんを誘惑するべく、サーフィンまで始めてみた。
落差の激しさに、海斗くんもびっくり。

 

ちなみに元気になった理由は、彼女の運命共同体・ミケルさんがBBSを食べちゃったからです。
おかげでせっかく元気になったのに、視聴者的には憎しみしかわいてこない。
私のBBSを返せ。

 

そんな殺伐とした空気を読んだのか、海斗くんもげんなり。
どうしよう、この娘。
元気になったおかげで、ますますまとわりつかれる…。

そんな彼の元に、助け舟が。

 

るちあさん:
 「海斗ー♪お弁当持ってきたよー!」

助かったとばかりに、るちあさんの元に駆け寄る海斗くん。
とてもじゃないですが、ここに転記できないようないちゃつきぶりを見せ付けてくれます。
まるで「こういうことだから諦めてくれ」と遠まわしに言ってるかのよう。

しかしそんなことで みかるさんが引き下がるはずもありません。

 

みかるさん:
 「ぐふっ、げほっ!」

この女、仮病使いやがった。

 

気遣う るちあさんの手は払いのけ、海斗くんに全力で抱きつき。


 

家まで送ってもらうと、必死で説得にかかります。

みかるさん:
 「私を一人にしないで…」

けれど海斗くんからは冷たい反応。

海斗くん:
 「…いい加減にするんだ!」

この言葉に、みかるさん、発狂。
泣き喚きながら、海斗くんにしがみつき絶叫&号泣。
海斗が一緒にいてくれないなら、死んでやるんだから!

 

海斗くん:
 「こんなことで俺を引き止められたとして、お前は本当に満足なのか」
みかるさん:
 「ええ、幸せよ!」

もはや説得不能。
騒ぎを聞きつけた兄のリヒトさんと共に、無理やり引き剥がすことに。
しがみつく指が一本一本、離されていく…。

 

みかるさん:
 「お兄様、やめて!待って海斗!行かないで!!」

ますます泣き叫ぶ彼女の目の前で、海斗くんは去っていく…。

 

みかるさん:
 「いやぁあ!!」

嗚呼、みかるさんの悲鳴が響き渡る。
全てに絶望した彼女は大暴走。
なまじ元気になっただけに、性質が悪いです。

 

クマさんが可哀想。

そんな阿鼻叫喚の中。

 

ミケルさん:
 「なぜ自分だけいつも一人で孤独なのか。
  なぜ自分だけがこんなにも苦しまないといけないのか。
  そう思ってるね?」

錯乱する彼女の耳に響く、ミケルさんの声。
なに?頭の中から声が聞こえる!?
みかるさん、さらに発狂。

妹の大暴れ振りに、リヒトさんも唖然。育て方を間違えた…。
思わず、他界した母の思い出の部屋に行き、己の力のなさを嘆きます。
そんな中、ふと目に止まった、一つの鍵。

リヒトさん:
 「鍵…。これは母さんが大事にしていた…」

 

思い立って開けてみた箱の中には…

 

なぜ、麗しのガイト棒(注:前作ラスボス愛用の指揮棒。でかい)がこんなところに。


一方、海斗くん。
今日は密かに彼の誕生日なのです。
るちあさんと楽しくバースデーをしようと、色々と買い込んで家路へと急ぎ中。

が、不幸にも、家を抜け出し海へと入る みかるさんを目撃してしまいました。

 

みかるさん:
 「海斗ー!私分かってたわ!海斗が私を見つけ出してくれるって!」

慌てて駆け寄るも、みかるさんの勘違いぶりにはがっかりするばかり。
しかも、みかるさんの喜びの表情はすぐに凍りつきます。
彼女の視線の先にあるのは、るちあさんとのバースデーのために買った、チキンその他。

 

みかるさん:
 「…海斗、なにこれ」
 「るちあと一緒に食べようと思って買ったのね…!」

こんなもの!えい!

 

ニワトリさんに謝れ。
さすがにこれ以上放置できないと思ったか、海斗くんも「俺はるちあの方がいい」と切り出しかけますが…。
みかるさんは全力で拒否。そんな話は聞きたくない!今、その話はしたくない!!

 

あまりの拒絶ぶりに、謎パワーまで発動。

 

ミケルさん:
 「私は誰なのだ!私は何者なのだ!」
 「どうだ苦しいだろう、悲しいだろう」
 「全てを捨ててしまえ!私と一体になれ!それがそなたの魂の解放だ!」

彼女の未知の力に呼ばれて現れたミケルさんは、みかるさんに謎の交渉。
ひとまず海斗くんのパンタラッサパワーで撃退するも、みかるさんの意識は戻らず。
ただうわごとのように一つのことを繰り返します。

みかるさん:
 「私は一人…。私はいつも一人ぼっち…」

彼女の孤独な喘ぎを聞き、海斗くんは彼女を抱えたまま硬直。

 


その頃るちあさんは、海斗くんの家で帰ってこない彼を一人、待ち続け…。
暗くなっていく中、彼女の歌声だけが響く。

 

るちあさん:
 『ぐんと深呼吸して青い空にとけたら 大丈夫よ、二人ならきっとできるはず…』
 『会えない時間も胸に届くよ 輝いているよいつも 忘れないでいて…』


この回は、ここで終了。お歌こそ出てきたものの、人魚さんは変身せず。
そのため、キラー商品「e-pitch」も登場しません。
最終回間際になって、ついに販促魂にも鈍りが出てきたか…。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
ぴちぴちピッチ(6)
ぴちぴちピッチ(6)

ちなみに、漫画版のみかるさんは色仕掛けに打って出ます。
私の全てをあげるから!
まぁ、人魚さんの豊満バディを見慣れた彼に通用するべくもないですが。
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星を継ぐもの

2006年08月23日 | アニメ、ゲーム・全般
ちょっと古いニュースですが。

太陽系12惑星 新定義「自己重力で球形」提案 候補さらに12個

> 国立天文台によると新しい惑星の定義の柱は、「恒星を周回する天体で、自己の重力でほぼ球形になるもの」としており、直径800キロ以上が目安になる。この定義だと、火星と木星の間に位置する最大の小惑星「セレス」、冥王星の衛星とみなされてきた「カロン」、昨年夏に米航空宇宙局(NASA)が「第10惑星」と発表した「2003UB313」が、新たに惑星の仲間入りをする。

かくして、アニメ系のブログでは「セーラー戦士が増える」とネタにされることに。
でも残念。実際はそんなに増えなかったりする。
だって、「セーラーセレス」は既にいるから。

・セーラーセレス:
  第四期(「SuperS」)にて登場の次世代キャラ。
  同僚に「パラス」「ジュノー」「ベスタ」。

「セーラーカロン」は居ませんが、「三途の川の渡し守」の仕事はセーラーレテやムネモシュネがやっちゃってるので、存在意義がなさそう。
そんなわけで、まともに増えるのは第10惑星の一人だけ。

とはいえ、それでも晴れて惑星になった以上、セレセレは同僚のパラスやジュノーにでかい顔してるかと思っていたのですが…

太陽系惑星「8個案」で調整…国際天文学連合総会

> 太陽系の惑星を9個から12個に増やすとする惑星の定義案を示していた国際天文学連合(本部・パリ)は23日、冥王(めいおう)星を惑星の地位から格下げし、8個にする修正案で最終調整に入った

やっぱり取り消されてしまいました。
それどころか、冥王星が降格の危機。
どうするセーラープルート。

……まぁ、元々冥王星を惑星扱いすること自体が微妙だったのでしょうがないのでしょうけど。
「増える」ならともかく「減る」のはちょっとがっかり。
誰か冥王星の代わりになるような、未知の謎惑星を発見してください。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第33話「乱れる心」

2006年08月22日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

土日朝の番組の最大命題は「玩具を売ること」。
スポンサーさまはもちろんのこと、視聴者が一番楽しみにしているのも、この販促シーンです。
それだけにこれに失敗してしまうと袋叩きにあう羽目に。

そんなとき、主力商品が歌の「ぴっち」なら大丈夫。

るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」

「ぴっち」はいつだって販促回。
嗚呼、右手に光るe-pitchが眩いばかりに輝いて見える。
毎回2、3分に渡って商品の紹介をする彼女たちに、スポンサーさまも大満足です。

…でも、たった一回だけ、人魚さんたちが歌わなかった非販促回があるのです。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第33話「乱れる心」

先日、地上に友達ができたシスターミミ。
そのせいで潜らなくいい死線を潜るハメにはなりましたが、友情は揺らぐこともなく。
毎日のように地上の様子を覗きに行っては、遠くから「友達」の様子を眺める日々。

 

今まで深い海の底で生活し、心を許せるのは姉のシェシェだけ。
そんなミミにとって初めてできた友達は、彼女の壊れた心を癒してくれました。
遠くから様子を見るくらいしかできませんが、それでも彼女にとっては幸せ。

が、その穏やかな日々はある事実と共に崩壊。

 

シスターミミ:
 「あのペンギンは、マーメイドプリンセスのペット!?」

るちあさんと共にいるペンギンの姿を目撃し、ついにミミは真実に到達。
初めての大事なお友達。皮肉にも、それは宿敵・マーメイドプリンセス。
この事実はミミを打ちのめします。

落ち込みながら海の底に戻った彼女は、シェシェ立案の最後のマメプリ捕獲作戦に参加。
自分の気持ちを姉に打ち明けようとしますが、間が悪く、言い出せずじまい。
流されるままに作戦は始まり、マメプリと対峙することに。

 

るちあさん:
 「ピンクパールボイス!」

起動される変身能力。
けれど、今回シスターシェシェが用意した対策法は、「変身を強制解除する」。
謎パワーがほとばしり、変身はリセット。これではお歌が唄えない!

 

シスターシェシェ:
 「貴女達には歌わせてあげないわ」

歌を防ぐのではなく、変身を防ぐ。元から断つ作戦は発狂レベルで効きました。
圧倒的な優勢に、しかしミミは動揺の色を隠せません。
マメプリとの戦いを躊躇するミミですが、シェシェに促され、やむなくライブスタート。

シェシェ&ミミ:
 「イッツ、ショウターイム!」

 
 【参考:「闇のバロック」(最終決戦)】

ブラックビューティシスターズ、マメプリとの最終決戦に挑む。

シェシェ&ミミ:
 『変わり果てた世界で 運命のもろさを知る』
 『あてのない悲しみが心を砕く前に…!』

 

特別のロングverで流れる「闇のバロック」。
戦況は圧倒的。
でも、かえってバリバリに立っていく退場フラグ。妙な胸騒ぎが消えません。

シェシェ&ミミ:
 『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ!』

 

シェシェ&ミミ:
 『黒い罠のささやく 未来を目指し、共に行こう…!』

 

シスターシェシェ:
 「これで本当に最後よ!」

 

万感の思いを込め、ダメ押しの一撃。
マメプリの周囲の海水が押しのけられ、彼女たちの周囲が干上がります。
完膚なきまでに行動不能の人魚さんたちは、やがて人魚形態から変化してしまい…

 

シスターミミ:
 「!!」

 

そこにいたのは、予想通り「友人」たち。
やっぱりあの娘たちがマーメイドプリンセスだったんだ…!
ショックの余り、ミミは泣き出すとその場を後に。急に錯乱したミミを追いかけ、シェシェも退場。

人魚さんたち:
 「た、助かったけど…」「やつらに何があったんだ…?」

 


…海の底に戻ったミミはシェシェに告白。

シスターシェシェ:
 「一体どうしたっていうの、ミミ」
シスターミミ:
 「ごめんシェシェ、私、あの娘たちとは戦えない…!」

 

突然の発言に真意を問いただそうとしたとき、ミケルさんの使いが登場。

 

ミケルさんの使い:
 「ププププ やっぱり失敗したね」
 「どっちみちお前たちはミケルさまに取り込まれる、捨て駒なのさ」

ほどなくして現れるミケルさん。
体調不良から暴走寸前の彼は、心身安定のために力ある存在を取り込むことが必要。
そのターゲットとして、マメプリ、…そしてBBSが選ばれていたのです。

シスターミミ:
 「待ってください、ミケルさま!悪いのは私なんです!」

 

必死になってシェシェの助命を嘆願するミミですが、それを止めたのは、シェシェ。

 

シスターシェシェ:
 「…私たちを捨て駒にしか見ていなかった奴なんかに、命乞いすることはないわ」
 「敵わないまでも、私たち、ブラックビューティシスターズの力、見せてやりましょうよ…!」
シスターミミ:
 「シェシェ…!」

 

ブラックビューティシスターズ、誇りある玉砕を選択。

シェシェ&ミミ:
 「イッツ、ショウターイム!!」

 
 【参考:「黒の協奏曲」(最終ライブ)】

シェシェ&ミミ:
 『Voice in the Dark! 闇のフォリア!』

 

シェシェ&ミミ:
 『愛に守られている幸せな者たち 伝わると信じてる瞳が眩しい…!』

しかし、BBSの伝家の宝刀「黒の協奏曲」も、ミケルには通じず。

 

彼の白い羽に襲い掛かられ、存在を取り込まれていく。

 

シェシェ&ミミ:
 「シェシェ、私、シェシェと歌ってるときが一番幸せだったよ」
 「ミミ、私もよ。二人はいつまでも一緒よ」

 

シェシェ&ミミ:
 「あのね、生まれ変わったら、シェシェに紹介したい友達が居るの」
 「まぁ、ミミったらいつの間にそんな友達なんて作ったの?」
 「きっと驚くわよ、シェシェ」
 「それは、楽しみだわ…」

 

優しく微笑みあいながら、やがて光が全てを多い尽くし…。
光が晴れたとき、そこには既に何もなく。
1年に渡り視聴者に愛され、マメプリと戦い続けたブラックビューテーシスターズ、退場。


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(右画像)
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼

なお、「るちあさん=マメプリ」にミミは気づきましたが、「ミミ=マリー」とマメプリは気づいていません。
マメプリ側からしてみれば、BBSの最期がどうだったのかも、なぜあのとき退いてくれたかも分からないまま。
それだけに、なんとも切ない気分に…。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第32話「海に消えた記憶」

2006年08月21日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「ぴっち」のシリーズごとの構成はこんな感じ。

 第一期:「身内の覇権争い」=「一般魚 VS 深海魚」
 第二期:「異世界からの侵略者」=「海の生き物 VS 空の生き物」

この流れだと、もし第三期が実現したら「最後の敵はマーメイドプリンセス」がお約束。
別次元のマメプリとの戦いが期待されます。
静かな海のマーメイドプリンセスとか、アメリシウムのマーメイドプリンセスとか。
すげぇ強そう。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第32話「海に消えた記憶」

記憶を失い、みかる・リヒト兄妹の家に居候中の海斗くん。
なんとか記憶を取り戻そうと、昔の自分が好きだったというサーフィンに精を出します。
けれど、そんな彼の行動に、みかるさんは超ご不満。

 

みかるさん:
 「はっきり言えば!俺が思い出したいのは、るちあのことだって!!」

凄まじい言いがかりです。
どちらかというと、ここまで凶悪に絡まれるので、それから逃げようとしてる線の方が強そうな気も。
彼女のお怒りは学校でも続き、殺意すらこもった目で睨み付けてきます。

 

恐怖のあまり、惚れてしまいそう。

いっぱいいっぱいの彼女とは裏腹に、るちあさんは幸せモード。
海斗くんの記憶は依然として戻っていませんが、彼自身は、再びるちあさんに興味を持ち始めてる模様。
お弁当を作ってあげたりと、甲斐甲斐しく尽くします。

 

るちあさんの笑顔はいつ見ても癒される。大口開けてる表情が、激烈に間抜けで可愛い。

 

しかし、みかるさんの妬みと絶望はついにMAX。
それに呼応するように、ミケルさんが海辺に登場。
サーフィンの練習をしていた海斗くんを海中に引きずり込み、攻撃を加えます。

 

海斗くん:
 (そうだ思い出した…あのときも…)

かつて彼が記憶を失ったそのときも、今のように突然、誰かに襲撃されて…。

海斗くんの危機に、るちあさんたちは即座に応戦。
必死になって「PoM」を打ち込みますが、全くのノーダメージ。
正直この曲、あんまり強くない気がする。

ミケルさん:
 「お前達を取り込んでやる!」

 

羽根を使ってマメプリさんを捕捉すると、エナジードレインを開始。
たちまち意識が薄れ、力を奪われていく人魚さん。
せめて海斗だけでも…そう思って眼下に目を向けると、ちょうど彼が立ち上がったところでした。

 

海斗くん:
 「俺は全てを思い出した…」

(回想シーン)
 ミケルさん:
  「お前の記憶の全てを私の元に曝け出すのだ!」
 海斗くん:
  (こいつは恐るべき新しい敵なんだ。
   パンタラッサやマーメイドプリンセスのことを知られてはいけない…!)

 海斗くんの額の紋章が光り、パンタラッサの力が解放される…!

(回想終了)

海斗くん:
 「俺はあのとき、貴様からマーメイドプリンセスの記憶を奪われないために、自分の記憶を封印したんだ…!」

大ピンチに陥る人魚さんの横で、海斗くんの記憶、ついに復活。
「記憶喪失」は、ミケルさんに「奪われたから」のように見せて、実は「自分で封印」というオチでした。
「ぴっち」の割には、それなりに考えたミスリードのような気がする。

 

記憶を取り戻した海斗くんは力を振り絞り、ミケルさんを攻撃。
思わぬ援軍に、ミケルさんはひとまず退却。
ようやく戻ってきた恋人に、るちあさんは当然、大歓喜。

 

…一方その頃。

猛烈な勢いで、リヒトさんの額からも光が。

 

ガタン

そこに、倒れこむようにしてやってくる、みかるさん。

 

みかるさん:
 「…海斗は?」
リヒトさん:
 「すぐに帰ってくるから…」
みかるさん:
 「いいえ!帰ってこないの!きっと、もう帰ってこない…!」

完全に錯乱すると、ついに何かが切れたか、未知の歌まで口ずさみ始める始末。

みかるさん:
 『今は透明な風の中 静かに眠りたいの、翼を抱いて…』

 
 【参考:「明日が見えなくて」

【明日が見えなくて】
 みかるさんの専用曲。
 「翼を抱いて」(ミケルさん)の裏バージョンで、メロディは同じ。
 ストーリー上の役割は「同種の歌を唄ってる=二人には何か関連が!?」。

 …そういう大事な伏線を、歌をメインに提示するあたりが「ぴっち」だと思う。

  『ひとりぼっちじゃないと 誰か教えて 夢が全てを、消す前に』
  『永遠は切なくて、果てしなくて あこがれてしまいそうなの』

 聞けば聞くほど、ひたすら暗くなっていく歌。
 みかるさんの中の人は、どこぞのミルフィーユさんと同じ人なのですが…。
 同時期放送なのに、歌ってる曲の性質の違いが物凄まじい。

みかるさん:
 『愛されたい、そばにいてほしい だけど明日が、見つからない…』

 

歌う彼女の部屋には白い羽根が一片。
猛烈な勢いで欝を撒き散らし、いよいよクライマックスへ。
残り、7話。


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(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

冒頭の続き。
もしくは、第三期は次世代話で。星羅さん主役とか、そんな感じの。
タカラトミーさまのことだから、三ヵ年計画くらいで構想を練ってくれてる最中なんだと思う。
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