穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第31話「最後の恋文」

2006年08月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

記事の構成上、あまり触れてきませんでしたが、「ぴっち」にもお約束の背景キャラがいます。

【たまには台詞もあるよ組】
佳乃(ちょっと意地の悪い
海斗好きの娘)
健吾(左)、大地(右)
サーフィン仲間で、
姐さんのファン
三つ編み眼鏡の娘、
黒髪の子


【場面転換担当組】
謎の眼鏡っ子ピンクイルカのモモちゃん名も無き鳥さん

…まぁ、だから何と言うわけでもないのですが。紹介しないのも不憫に思えたので、ひとまず掲載。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第31話「最後の恋文(ラブレター)」

「みつかい」ラストバトルシリーズの最後はレディバットさん。
カルトな人気を誇る蘭花さんや、なんかもうどうしようもない勢いでファンを獲得していったあららさんと比べ、彼女はどうにも影が薄く。
某掲示板で使われるAAも、頭の部分がずれたまま流布して定着してしまいました。
同僚も魚類や虫類ばかりで、高等生物はコウモリな彼女だけ。
いつだってコウモリさんは仲間はずれの可哀想な役回りなんです。

そんな敵方の事情はさておいて。
波音さんは渚くんといちゃつきまくり。
渚くんの強引なアプローチも、ようやく功を征し始めたようです

 

けれど間の悪いことに、そこに愛しの太郎ちゃんからのエアメールが到着。
去年一年、ウサギを追い回すトラのように付きまとった彼からの、初めての手紙。
太郎ちゃん、大好き。でも最近、渚といると楽しい。波音さんの心が揺れます。

なおこのとき、波音さんの「太郎ちゃんとの楽しかった想い出」の回想が入るのですが…。
例によって例のごとく、彼女の妄想でしかなかったことも、まるで実際にあったことのように思い返されています。
波音さんはつくづく、現実と妄想の区別がつかない娘。

自分世界に没入する彼女を救うべく、波音さんのためなら何でも頑張る渚くんはドライブに誘い出すことに。
といっても彼は中学生。
ドライブといっても二人乗り自転車ですが。

 

まぁ、こういうのはアイデアと行動力が大事なんです。
彼の頑張りは評価に値します。
視聴者に毛虫のごとく嫌われた浜崎さんと比べ、渚くんの評価がまだマシだったのは、その辺の影響な気がする。

 

つうか、波音さん、二人乗り自転車でその乗り方はあんまりだ。

波音さん:
 「そんなこと言われたって、今日初めて乗ったんだもん」

自転車なんて、海育ちの彼女には未知の文化。
嗚呼、カルチャーショック。
異種族間の恋愛は色々と大変です。挫けるな、渚。

絶望的な負荷にもめげず、渚くんはドライブを続けます。

渚くん:
 「小学生の頃はよく自転車でもっと遠いところまで行ってたし」
 「別の街に入るとわくわくしたりしてな」
波音さん:
 「わぁ、それなんとなく分かる!
  私も小さい頃、泳いで別の国に入ったとき、ドキドキしたもん」

密航者なのかこの娘は。
渚くんの中に不審が芽生えそうですが、愛の力は偉大。
なんとか脳内補正して納得します。

そんな折、「恋人たちのイリュージョン」なるイベントが開かれることを知り、行ってみることに。

 

レディバ:
 「ようこそおいでくださいました!それは僕の愛のイリュージョンをご覧ください!」

もちろん、そこにいたのはレディバット。
恋愛好きのマメプリなら、この手のイベントを開けば必ず来るはず!
相変わらず適当な作戦ですが、これでも本人は大真面目。

ショウがある程度盛り上がったところで歌唱開始。
これが最後のメイン舞台。
気合を入れて、「暗黒の翼」のロングver。

 
 【参考:「暗黒の翼」ラストバトル】

レディバ:
 『怪しげに揺らぐ風 くぐり抜けた瞬間…』

【暗黒の翼】
 「みつかい」の一人、レディバットさんの持ち歌。
 不安な気持ちを消し去り、全てを忘れさせる歌。
 見た目の描写だけなら、「みつかい」中、一番強そうに見える。

  『新しい時、刻もう 誰かのため悩んだり心痛めなくていい…!』
  『翼に捕まって きっと永遠になる…』

 「みつかい」の中で、最も早く登場したのがレディバ。
 「今度の敵幹部は、全員、歌を標準装備」と判明したときは「毎回、歌合戦か」と涙が出たものです。
 この方針を考え付いたおかげで、毎話4、5分はバンクで潰すことに成功。なんて画期的なシステム。

 お話の都合上、やられ役の「みつかい」ですが、改めて見返すと結構、強敵描写されてます。
 何せ「みつかい」初登場時は、三人中二人は新曲でないと倒せず、残り一人は事実上の負け試合。
 第一期の敵幹部DLと比べ、色々と不幸な彼女達ですが、個人的には大好きです。

 

歌声は観客を洗脳。
たちまち意識を失い立ち尽くす一同の中、もがき苦しむ波音さん。
彼女の様子を見て、渚くんは呪縛から自力脱出。地味に凄い。

渚くん:
 「待ってろ!今、なんとかしてやるからな!」

 

果敢にもレディバットに挑みます。
すぐに蹴り飛ばされるも、波音さんに反撃の糸口を作ってくれました。
民間人なのに超頑張ってる。

波音さん:
 「水色パールボイス!」

それに発奮し、浪音さんも変身能力起動、応戦体勢。

 

レディバ:
 『その瞼閉じて 見つめて未来から呼ぶ声が…』

 

波音さん:
 (負けない!私のために頑張ってくれた渚のためにも…)

 

レディバ:
 『謎めいた夜更けに口付けを そして永遠になる…!』

とはいえ、根性でなんとかなるわけもなく。
波音さんのマイクを持つ手から力が抜ける。
もはや陥落は時間の問題。

るちあ&姐さん:
 「ピンクパールボイス!」「グリーンパールボイス!」

が、レディバが歌い終わった直後、残りのマメプリさんたちが到着。
すかさず「PoM」のライブスタート。
後もうちょっとだったのに…。レディバットさん、退却。

レディバ:
 「僕の歌が終わってから三人そろうなんて、ずるい、ずるい…!」
 「そうか、一人は囮だったんだ…」

 

ようやくマメプリさんの常勝の秘訣に気が付きました。
でも残念。
もう彼女のメイン回はないのです。


戦闘が終わった後。
倒れた渚くんが気づくのを待って、波音さんたちはデート再開。
自分のために、事情も分からないまま勇敢にも立ち向かってくれた渚くん。

 

波音さん:
 (太郎ちゃん、私の大切な人は、今、私の隣にいてくれます)

遠くの星を見上げるばかりだったあの頃。
でも今は、星を一緒に見上げてくれる人が居る。
波音さん、とうとう渚くんと歩むことを決心。

 

渚くんの大金星でひとまず終了。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼

現在、実家に帰省中(そんなわけで定期更新が遅れます。いつも見てくださってる方、申し訳ありません)。
で、愚妹から「みつかいが可愛いから見るとしたらそこから」と言われた。
さすがは血のつながった兄妹。ぶっちゃけ私もDLよりも「みつかい」派。
基本的なお約束が分かっているならば、「ピュア」1クール後半から見始めるのは割といい方針だと思う。
もしくは第一期のラストバトル付近から。

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「もうみんな黒くなればいいのに」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年08月19日 | ふしぎ星のふたご姫
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第21話「海でバカンス☆ファンゴと仲良し計画」

CMで「シムーン」のDVDが。
「シムーン」といえば、「女の子しか生まれない世界の戦争もの」、
「女の子同士のキスで起動する戦闘機」による超百合推進アニメです。

ファイン&レイン:
 「翠玉のリマージョン!」

多分、ファインがアウリーガ、レインがサジッタ。
ふたごの「祈り」のシーンには、視聴者も毎回大興奮。
物凄く見てみたい。

つうか、スポンサー様は、「ふたご」と視聴者層が被ってるとでもお思いなのでしょうか。
それとも「シムーン」は全国の幼児に大人気なんでしょうか。

ファイン&レイン:
 「新コーナー!みんなのリマージョンの様子を、ビデオで送ってね!」

…日本の未来は暗い。


ふたご+エリー+ファンゴくんは海水浴場へと遊びに。
バックで流れる「サンサンサンバ」に妙な期待が高まります。
それを裏切らぬように、メラメラの国のお二人が登場。

リオーネさん:
 「誘ってくれて嬉しいわ!」
ティオくん:
 「かたじけない」

なんだろう、台詞から悲哀がにじみ出るのは。
良かったね、二人とも。
これでミルロさんに一歩差をつけれました。

とりあえず愉快に遊ぶ一同。
容赦なく水着を披露し、ダメ押しのサービスシーンを連打するふたごたちの頑張り具合には頭が下がるばかり。
しかもレインさんやリオーネさんは、おへそまで見せてます。海外規制なんて怖くない!

そんな中、一行はスイカ釣りをして遊ぶことに。
寡聞にして知らないのですが、近頃のお子様はそんな豪快な遊びをするものなのでしょうか。
ジェネレーションギャップを感じます。

が、そこでいつもの謎の黒幕。
今日はリオーネさんに取り付いてくれました。目的はふたごを貶めて立場を悪くすること。
たちまち黒化するリオーネさん。

 超 か わ い い ん で す が 。

牙!牙!
嗚呼、あの冷酷な瞳で蔑まれたい。
あの牙で噛み付かれて血を啜われてみたい。

黒リオーネさんの暗躍により、せっかく釣り上げたスイカは石に掏り返られていました。
これでは食べることが出来ません。
苦労しただけにがっかり。

リオーネさん:
 「ファインとレインって意外といじわるなのね」
 「スイカを石と取り替えるなんて」
 「せっかくの楽しい気分が台無しだわ」

冷酷に非難する黒リオーネさん。
心が無性に癒されます。
嗚呼、黒い、黒いよリオーネさん。

気を取り直して、今度は流しソーメン。
でも、そのための機械が突然、異様な動作。
再び、楽しい憩いのひと時が悲惨な状況に。

リオーネさん:
 「またあなたたちの仕業?」
 「こんな機械でみんなを驚かすなんて」
 「悪ふざけにもほどがあるわ!」

再びふたごを責めるリオーネさん。
その背中に持ってるものは、とんかちー。
とんかち片手にふたごを非難する彼女の姿が、可愛くて仕方がありません。

再び気を取り直して、ビーチバレー。
ファインの圧倒的な身体能力を前に、完全なワンサイドゲーム。
それまで傍観者を気取っていたファンゴくんも、たまりかねて参戦。

…したところ、ファインの打ったボールが謎の干渉を受けて、ファンゴくんを直撃。

リオーネさん:
 「ひどいわファイン、ファンゴをわざと狙うなんて!」
 「ファインもレインもどういうつもり!」
 「本当はファンゴのことが嫌いなのね。…二人とも、もう帰って」

誘われてやってきた立場なのに、「もう帰って」。
黒リオーネさんの行動は素敵過ぎます。
彼女の黒い表情に、私の中のリオーネ株が上がりっぱなし。

でも、ふたごたちのリオーネ株は下がりっぱなし。
何言ってるのこの娘?今日のリオーネなんか変。
ふたごの人望を計算に入れてない黒幕のせいで、「わけのわからないいいがかりをつける娘・リオーネ」としか見られません。

このまま「リオーネさんが孤独に追いやられる」展開になったら神だと思いましたが、残念ながら回避。
アドリブ効かない黒幕がリオーネさんの憑依を解除。
リオーネさんの黒分が抜け落ちます。

ふたご:
 「リオーネ、元に戻ったの?」

唐突に、黒幕の憑依能力に感づくふたごたち。
良かったね、リオーネさん。
あらぬ誤解をかけられて、みんなからハブられたりしないで…。

そんなこんなで今日の戦闘、敵は巨大くらげ。
なんかあちこちで、触手だの形状が卑猥だのと救いようのない悲鳴が上がってるのですが…。
どこぞのプリティでキュアキュアな人たち張りの戦闘をこなし、無事に撃退。


気が付けば夏休み編も終わり、次回は元の学園生活。
なんていうか、最後の出演機会を逃してしまった居残り組が気の毒です。
そしてそれ以上にミルロ姉さんの安否が気にかかります。

…いっそ、最後まで出番なし、も美味しいような気がしてきた。


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今日のリオーネさん。

一応、態度がおかしかったのは操られてたから、と誤解が解けましたが…。
ふたごたちは、前回までは敵にそんな能力があるとは一切気がついていません。
下手したら、一方的に嫌われてしまった可能性も。

リオーネさん:
 「みんな、なんで最近冷たいの…」
 「私が一体何をしたっていうの…」

わけも分からないまま、一人ぼっちになって沈むリオーネさんが物凄く見たかったです。

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おとぎ銃士 赤ずきん 第8話「心に笛を持つ男」

2006年08月19日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその8】

 赤ずきん:
  「これがファンダヴェーレへと続く『黄色いレンガの道』だよ」
 りんご:
  「ぎりぎりセーフだね」
 いばら姫:
  「いや、ぎりぎりアウトかも」

 なんと!美しかった黄色いレンガの道は粉々に砕かれていたのです。
 慌てて道を辿っていくものの、首都も陥落、瓦礫の山に。
 愕然とする赤ずきんたちを、ホイールマンの集団が包囲する…


…2巻までしか読んでないのですが、これって原作にも出てくるんでしょうか。

・おとぎ銃士 赤ずきん 第8話「心に笛を持つ男」

今日はスィートフォンのCMが見れて、心が癒されました。
やっぱり玩具の販促シーンを無駄に垂れ流さないと!
ぶっちゃけ、本編がCMみたいなものなのだから、もっと気合入れて販促してください。

さて、陥落した城に忍び込んだ三銃士を待ち受けていたのは、カオスビースト・ブレーメンでした。
一匹だけの音楽隊、悪い泥棒をやっつけろ。
5マナ7000、移動コスト2。意外な強敵です。

ブレーメンの繰り出す音声攻撃に一同はなかなか苦戦。
が、囚われの身にあったバイパーことハーメルンが参戦。
思うところあって捕まっていた彼ですが、エルデの鍵・草太くんを見て、戦線に復帰してくれました。

ハーメルン:
 「ぴぷー」

ハーメルンの吹く草笛の前に、ブレーメン敗北。
泥棒を追い払った魔獣と、一つの街を洗脳した男。
さすがに分が悪すぎます。

そのハーメルンからの情報によると、国王は敵の手に落ちたとか。
ひとまず別行動を選んだハーメルンと別れ、一向はファンダヴェーレを巡ることに。
ようやく本編の開始です。


田村ゆかり/童話迷宮コナミ ボイススタチュー おとぎ銃士赤ずきん 白雪姫 【2007年1月予約】【予約】おとぎ銃士赤ずきんコナミフィギュアコレクションVol.1 ボックス【12月中旬発売】コナミ ボイススタチュー おとぎ銃士赤ずきん いばら姫 【2007年2月】

とりあえず、よくやった「赤ずきん」。
やっとまともに童話からネタを採用してくれました。
(実を言うと、ブレーメンは冒頭の「こんな赤ずきんを見てみたい」でネタとして用意してた…)
この調子で童話ネタをどんどん繰り出してください。
せっかくこういう世界観なんだし、そういう遊びは入れていって欲しいなーと。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第30話「抱きしめて…」

2006年08月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

どこぞで聞きつけた「ぴっち」ニュース。

世界コスプレサミット2006・チャンピオンシップ

シンガポール代表に注目!
我らが人魚さんが堂々の出場です。なんて素晴らしい。
このように、「ぴっち」は国の代表に選ばれるほどの人気アニメなのです。
タカラトミーさまは早くこの現実に気づき、一日も早く第三期を以下略。

なお、「ルチア」と「ハオン」なる謎キャラ名が見えますが、そんな些細なことは気になりません。
(正しくは「るちあ」と「波音(はのん)」)
むしろ、メイン三人組なのに、緑の姐さんの姿が見えないのが気にかかります…。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第30話「抱きしめて…」

そんな不幸な姐さんも、浜崎さんという彼氏を見つけて幸せ盛り。
でも、彼女の正体は人魚。
いつかは海に帰らないといけません。

…いつか別れが来るのなら、いっそ。

姐さんは浜崎さんに別れを告げます。
まぁ、シリアスに盛り上がるのは結構なのですが。
同じ「人間との恋」に直面していた第一期のるちあさんは、何の躊躇もなく、海斗くんにアプローチしまくりです。
「人魚であることをバラすと泡になる」の障害をクリアするため、「いかにして気づかれるか」に明け暮れたあの一年は何だったのか。
姐さんも簡単に諦めずにチャレンジすればいいのに。

 

浜崎さん:
 「詳しい事情は知らないけど、俺はキミの行くところだったら、どこへでもついていくつもりだ!」
姐さん:
 「そんなことできるわけないだろ…!」
浜崎さん:
 「どうして!」

人間はエラ呼吸できないからだ。
マーメイドについていくためには、最低でも素もぐりを日単位で出来るようにならないと無理です。
生物種の壁は厚い。

視聴者のどんよりした想いを晴らすかのように、今日の敵幹部は次世代型スーパーアイドルこと、あららさん。
一応「みつかい」は、「蘭花=るちあ」「レディバ=波音」「あらら=姐さん」の組み合わせで動くことが多いのですが…。
あららさんが出てくると全てがぶち壊しになるので、ただでさえ影の薄い姐さんが気の毒なことに。

○ぶち壊しの具体例:今回の場合

あららさん:
 『とっきめきにー!はっずむ、むっねー!おっどるー、くつー!』

 
 【参考:「Oh!yeah!ALALA」&「Start☆メロメロHeart」ラストライブ】

もう、誰も姐さんのことなんて覚えてねぇ。

何の必然性も脈絡もなく、体操服姿でよろしこソングを熱唱するあらら。
わざわざ専用の体育館を作成し、ファンを呼び集めての特別ライブです。
ある種の地獄絵図に、本当にたまたま居合わせてしまった波音さんたちは絶句。

 

波音さん:
 「あちゃーよりよって」
るちあさん:
 「あららだわ。何かするつもりかしら」
波音さん:
 「…あいつの場合、本気で好きで歌ってるだけってことも十分ありえそうだし」

正解です、波音さん。

 

あららさん:
 『いっまーこそ、はーじけるぅぜー Oh!yeah!』

歌って満足したあららは、ファンの前で引退宣言。
ついでに、「全部ぶっ潰す」宣言。本性を現すと、「Star☆メロメロHeart」で、建物を倒壊させ始めます。
民間人の前でなんてことを。

 

あららさん:
 『葉の影に隠したその姿で いろんな私演じてる 可憐に見せつけましょう♪』

【Star☆メロメロHeart】
 あららの歌う戦闘ソング。
 聴いた相手の負の気持ちを消し去り、堕夢の虜にする歌。
 もちろん、そんな複雑な設定を忠実に表現できるはずもなく、アニメでの描写は「星が出る」「寒気がする」。

  『私のことだけ知って どんな話も聞いて ムチャクチャなことまで♪』
  『わがままばかり聞いて 君は嬉しいはずよ♪』

 聞けば聞くほど、心底、自己中心的なお歌だと思う。

これがラストバトルということで、本邦初公開のロングver。

あららさん:
 『星のバトン振ったら、キミを夢中にさせたい♪ キミを虜にするから♪』

 

なお、このお歌は「建物」を対象にとって起動されました。
そのためか、肝心のマメプリは完全に無傷。
それ以前に、彼女はマメプリを捕捉しておらず、この場にいるかどうかも分からないのにとりあえず歌ってます。

…この娘は、一体何がやりたかったんだろう。

せっかくミケルさんから貰った強大な力を、単にライブを開くためだけに使ってしまったあららさん。
当然のこととして、無残に「PoM」を喰らい敗北。
ちなみに最後の捨て台詞はこれ。

 

あららさん:
 「地球の未来のために、あんたたちなんて鯛焼きになってしまえばいいのよ!」

みゅうみゅう。思わずそんな声で鳴きたくなる。


さて、このろくでもない戦闘の余波に巻き込まれ、浜崎さんは意味もなく海に転落。
即座に姐さんが飛び込んで助け出しますが、生命の危機に晒された彼を見て、激しく動揺。
いかに自分が浜崎さんのことを愛しているかに気づきます。

 

ここがチャンスと浜崎さん、一気に畳み込みます。

浜崎さん:
 「俺はキミを離さない!」
リナ姐さん:
 「…もっと、もっと強く抱きしめて。私を放さないで!」

 

嗚呼、姐さんが。
とうとう茨の道を突き進むことを決意してしまいました。
頑張れ、姐さん。正直、あららのラストバトルの方が印象に残ったけど、頑張れ。

次回は、同じく恋に悩む波音さんのお話。…最終回までとうとう残り10話を切ってしまった。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

冒頭の世界コスプレサミットですが、確か昨年はココさんの格好した出場者さんがいました。
黄色の愛されぶりは国境を越えるのです。
地毛がブロンドだったから、とかそんな理由ではなく、ココさんの大人気が故です。多分。

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シムーン 第20話「嘆きの詩」

2006年08月18日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
「電波 DE リマージョン」の話。
我らがネヴィリルさんが、商売を覚えました。
8月25日、シムーンDVD第1巻、発売!

そしてもちろん、ロードレさんも商売の鬼です。

高橋さん:
 「今日もいろいろとシムーンの世界のことを教えてくださいね」
ロードレさん:
 「はい!では、まずは告知です!」

またかよ。なんだかイベントに本気で行きたくなってきた。

・シムーン 第20話「嘆きの詩」

マミーナ戦死。

不幸な結末にテンペスト隊は動揺。
泣きながらも決意を新たにする者、自身の無力さに絶望する者。
仲間のために戦うことを選ぶもの、泉に行こうとする者。

そんな中、精神面のケアなしで出撃要請されるわ、
マミーナさんの遺体がどこかへ持ち運ばれるわで、テンペスト隊も我慢の限界。
特に、死者を、仲間を冒涜する行為をされるに及び、遂に行動に出ました。

アーエルさん:
 「マミーナはシムーン・シヴュラだ!」
ネヴィリルさん:
 「私たちは戦うためにここにいるんじゃない…!」

命令無視してシムーンに乗り込むと空へ。
マミーナさんへの手向けとして次々とリマージョン。
シヴュラの役割は本来祈り。戦うためにいるわけじゃない!

ネヴィリルさん:
 「まずは、マミーナの得意だった波頭のリマージョンを!」

さすがはマミマミ。随分と物騒なリマージョンを特技にしてたんだな…。
破壊力満点と評判の超攻撃的リマージョンを空撃ちし、続いてタンポポのリマージョン。
それぞれの想いを込めて、夜空に軌跡が描かれていく。


一方その頃、マミーナさんの遺体は、練習機に吊り下げられてどこかへと運ばれ中。
その道中で敵国のシムーンの襲撃を受け、練習機は墜落。
遺体も落下し、野の花の中央へ。


別の場所でテンペスト隊のリマージョンは続く。
おそらくそれは、マミマミにとって一番の見送り。
最後に、失われたはずのロードレさんのぬいぐるみが映って終了。


……とりあえず、いくらアニメとはいえ遺体や葬式がテーマの話は茶化す気がしないので、短めで。

しかし、ラストシーンはアレでいいんでしょうか?
良く言えば「地に帰る」ですが、普通に言えば「野ざらし」です。
てっきり、「棺おけの中身は空」という展開を予想(期待?)していたので、ちょっともにゅもにゅ。

次回は「新天地への扉」。
良く分かりませんが、今回の話を鑑みるに、「翠玉のリマージョンを完成させてより良い世界に旅立つ」が最終目標になるんでしょうか。
それだと、別の星から来た移民だとか、失われた観察者ネタに進んでいってしまいそうな…。

謎解きをするのかしないのか(シムーンを神秘の存在とするのか、オーバーテクノロジーとするのか)が、
この話を見始めたときから気になっていたのですが、この分だと謎解き方向に進みそうな感じ。
余計な心配ですが、下手に話をまとめようとして、妙なことにならないといいけれど…。


Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]
Simoun(シムーン)1[初回生産分のみ限定仕様]

【シムーン連載】
 7月発売雑誌コミック百合姫2006年vol.5
 シムーン(第1巻)

「シムーン」外伝CDドラマ~嗚呼麗しの派遣OL,実録シムーン株式会社
7月発売雑誌コミック百合姫2006年vol.5シムーン(第1巻)

「『たかはし』だって、4文字全て濁音つけられて難しいじゃないか!」と叫んでみた。
なんか「シムーン」本編見てから、「電波 DE リマージョン」聴きながら更新するのがパターンになってしまった。
そして本編で欝になった後に、高橋ムーンの主題歌を聴いて躁に。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第29話「みつかいたちのゆううつ」

2006年08月17日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

前提:
 バンクシーンは盛り上がる

悪く言えば「使いまわし」。でも使いまわし前提で作られてるだけに作画は高品質。
なにより、必殺技や変身シーンはやはり一番熱く盛り上がる部分なのです。
しかし、これらのことから当然の帰着として、以下の仮定が導かれます。

 『じゃあ、全編に渡ってバンク流したら、超名作になるんじゃね?』

…気づくだけで実行しなかったら良かったのに。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第29話「みつかいたちのゆううつ」

サブタイトル「みつかいたちのゆううつ」。
「憂鬱」と漢字で書けない事情は分かりますが…。
おかげでシリーズ最多の文字数です。

また、今回の話は放送時に「まるで同人誌のようだ」と揶揄されました。
同時に、「でもこれ以上に同人らしい同人はないんだろうな」とも。
なんだかもうヤケクソという言葉がよく似合う、そんな回。

 

BBSを初め、みつかい一同は失敗続き。
そこで今回は、作戦立案能力に優れた水妖・ナポレオンフィッシュを使い、絡め手で攻めることに。
作戦方針は、「いつもマーメイドプリンセスと一緒にいるペンギン=ヒッポを捕獲する」。

【あららさんの場合】
受けた指示は「街中をほっつき歩いてペンギンを探せ」。
作戦とはいえない内容に、ぶちぶち文句垂れながら街中を闊歩。
けれど、偶然にもペンギンと遭遇。超ラッキー。

 

つうか、その服は普段着なのか。

こんな異常な格好をしていて人目に付かないはずがなく。
しかも彼女はアイドルさまとしてデビューしています。
たちまちファンが彼女を取り囲む。

 

ファン一同:
 「歌って!」「歌って、あららちゃん!」
あららさん:
 「うふふ~♪」

 
 【参考:「Oh! yeah! ALALA」(鳥バージョン)】

あららさん:
 『とっきめきにーはっずむむねー!おっどるーくつー!』

この娘は心底楽しそうに歌うなぁ…。
ファンの声援に応え、急遽、路上ライブを開催するその様子は、アイドルの鏡のようです。
しかし、そんな彼女に悪魔が忍び寄る。

 

カッ

 

マメプリさん:
 「罪もない街の人を気絶させちゃうなんて!」
 「絶対に許さない!」
 「覚悟しな」

ファンのために歌っていただけなのに、何故。
理不尽さに怯える彼女に降り注ぐ「KODOU」。
この時点で放送開始からまだ7分。視聴者の脳裏に嫌な予感がよぎります。

マメプリさん:
 『激しいKODOU あふれ出す愛のメロディー!』
あららさん:
 「あらら~!」

 

その予感が正しいことはすぐに証明されることに。

【レディバの場合】
「氷のベッド」を使ったステージ舞台を用意。
ペンギンは氷が好きだから、必ず来るはず!
ナポレオンフィッシュからそう言われ、半信半疑ながらも実行。

 

即、捕獲。かつてないほどの高頭脳を誇る生物・ナポレオンフィッシュ。

 

カッ

 

マメプリさん:
 「何の罪もないペンギンを檻に閉じ込めるなんて!」
 「絶対に許さない!」
 「覚悟しな」

そして即座に現れるマメプリ。間髪入れず「MOTHER SYMPHONY」。

マメプリさん:
 『愛を憎むもっのっよー! 海を汚すもっのっよー!』
レディバ:
 「なんか、どうでもよくなってきた~!」

 

それはこっちの台詞だ。

【蘭花さんの場合】
落とし穴をしかけて捕まえよう!
仕方がないので、せっせと穴を掘ってペンギン待ち。
期待通り、ペンギンはやってきますが…罠は発動せず。

   

蘭花さん:
 「???」

不審に思って、落とし穴の出来具合を確認。えいっ!えいっ!

 

ずぼぉ!

とても可哀想なことになってる蘭花さんに、影がさす。

 

マメプリさん:
 「罪もない散歩をしている人々を落とし穴に落とそうなんて!」
 「絶対に許さない!」
 「覚悟しな」

落とし穴に落ちて身動きできない蘭花さんの頭上に「ぴちぴちボイス」を浴びせかける。
歌うのは、以前に破られかけた恨みか、「KIZUNA」。
なんだか、もの凄いいじめを見ている様。

マメプリさん:
 『痛いほど涙 こぼれる深海の夜を 越え!』
蘭花さん:
 「今日のマーメイドプリンセス、なんか変!え~ん!」

 

大丈夫、変なのはいつものことだから。

【みつかいの場合】
度重なる失敗に業を煮やした作戦本部は、みつかい全員で作戦に当たるように指示。
内容は「無料カレーを配って、ペンギンをおびき寄せる」。
そんなわけで一同そろって、浜辺に謎の店を出してみた。

 

なにこのドリーム店。
BBSの手作りカレーを、メイド服着た蘭花&あららさんの給仕で食えるのか。
そりゃ誰だって行くわ。というわけで、ペンギンもやっぱり罠に。

 

カッ

四度現われるマーメイドプリンセス。

 

マメプリさん:
 「何の罪もないペンギンを無料カレーで捕まえるなんて!」
 「絶対に許さない!」
 「覚悟しな」

波音さん、読み上げのイントネーションが神。
るちあさん、沸点低すぎ。
姐さん、「覚悟しな」しか台詞がない…。

 

マメプリさん:
 『はーれた日のあーめのよーにー♪』

目視したレディバを瞬殺。
けれど、本命は外のボートの中。
合図とともにボートが走り出すと、ペンギンを捕縛した檻ごと洋上へと脱出。

 

【塔を上ろう】
ペンギンを追って人魚さんたちがやってきた場所には、五階建ての塔が。
BBS曰く「各階に待ち受ける刺客を倒して上って来い」とのこと。
…なんていうか色々と深く気にしちゃダメです。

 

マメプリさん:
 「どりゃあ!」

はしたない掛け声とともに扉を蹴破り、人魚さんたちは塔の内部に突入。

 
 
 

死闘の末、無事に最上階に到着。
さあ、後はBBSだけ!
早速歌おうとしますが、背後からナポレオンフィッシュの不意打ちを受け、大事なマイクを落としてしまいました。

 

旧タカラさまから支給された大切なe-pitchが!
これではスポンサーさまに怒られてしまいます。
青くなるマメプリさん。まずい、お仕置きされる…。

絶体絶命のピンチの中、こっそり抜け出したペンギンがマイクを確保。
とりあえずお詫び代わりに一曲歌ってみました。
ぴちぴちボイスでライブスタート!

 

一同、唖然。

その隙にマイクは無事に人魚さんの手に。
良かった、これでタカラさまから怒られない。
軽く「PoM」を歌って、 BBSも撃破。

【ラストシーン】
夕暮れを眺めながら、BBSは今日も黄昏。
そんな彼女たちの目の間に、ナポレオンフィッシュが落としていった辞書が。
ナポレオンの辞書といえば…、やおら本を取り上げるシスターシェシェ。

シスターミミ:
 「どうするの?」
シスターシェシェ:
 「不可能って文字を書き足して置いてやるのよ!」
シスターミミ:
 「本当だよね~!!」

前後の文脈完全無視でミミが絶叫したところで終了。


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マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

今回の話、正味20分の番組中、ライブシーンが9分以上。
その半分がバンクです。
なんだこのダメなアニメ。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第28話「星羅の花園」

2006年08月17日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

前提:
 挿入歌を流すと、それだけでいいシーンのように見える

どんなヘッポコな展開でも、ただの回想シーンでも、挿入歌つきだとそれなりに体裁が整うものです。
どこぞの大手スタジオの作ったゴミ映画も、挿入歌のおかげで擁護派が頑張れてますし。
しかし、これらのことから当然の帰着として、以下の仮定が導かれます。

 『じゃあ、全編に渡って挿入歌流したら、超名作になるんじゃね?』

…気づくだけで実行しなかったら良かったのに。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第28話「星羅の花園」

先日、「マメプリの曲が配信されてるカラオケ」で人魚さんのおびき出しに成功した蘭花さん。
戦闘には負けてしまいましたが、賢い彼女は一つ学びました。
マメプリはカラオケで釣れる!

蘭花さん:
 「カラオケといえば!」

 

蘭花さん:
 「バスガイド~!」

でも方向性は間違ってる。

 

かくして過酷な肉体労働に明け暮れる日々。
その苦労はようやく報われました。
偶然にも、るちあさんたちの中学校の社会科見学のお仕事に回されたのです。

 

珍道中の果て、目的地の植物園に到着。
園内では男女ペアで見学をすることに。
るちあさんが組むことになったのは、海斗くん。

みかるさん:
 「海斗とるちあちゃんが…!」

 

当然、みかるさんは憤怒。
病気をダシにパートナーチェンジを申し入れますが、海斗くん、拒否。
海斗が!あの従順だった海斗が、私に逆らう!離れていく!

 

みかるさん、大ショック。
あまりの衝撃に、しくしく泣きながら卒倒してしまい、結局、海斗くんは付き添うことに。
おかげで今度はるちあさんが動揺。

星羅さん:
 「ときどき私へと流れ込んでくるこの感情は何?愛しいのに心が痛い、胸が苦しい…」

 

保護者の錯乱振りを嗅ぎ取って、星羅さん降臨。
その様子を蘭花さんに見られてしまい、襲撃を食らってしまいました。
「花と蝶のセレナーデ」、最終バージョンが襲い掛かる。

蘭花さん:
 『金と銀の羽舞う 一夜の夢のうたかたよ 踊り踊れ今宵は花匂う揚羽の舞…!』

 

【花と蝶のセレナーデ】
 みつかい・蘭花さんの持ち歌。
 聴いた対象の心配や悩みを消し去り、享楽の世界に導く歌。
 具体的には、「聴くと勝手に踊り狂う」。…強いんだろうか、これは。

 毎回のようにバンクシーンに手直しが入り、最終的にはDVDBOXにてムービークリップまで提供。

  『いっそ息の根を止めてあげようか 美しい姿のまま…』
  『ひらりふわり踊れば 紫こぼれる花びら 優美なるセレナーデ 全てを忘れて踊れ!』
 
 余談その1:
  一時期、うちのブログに「花と蝶のセレナーデ」の検索ワードで来てくださる方がやたら多かった。何があったんだろう…?

 余談その2:
  去年の「Voice in the Live」で、中の人は当然、この曲を歌いました。
  それも、12分割体の台詞まで『再現』して。
  …当人なのだから『再現』ではないか。
  あれを見た瞬間、声優って凄げぇやと思ってしまった。
  MADや同人誌なら他の人でも作れるけれど、本物を製作可能なのは中の人たちだけ。何だかとても偉大。

 

蘭花さん:
 『…優美なるセレナーデ 全てを忘れて踊れ!』

 

マメプリ、捕獲成功。
なんだかんだで、みつかいは毎回、マメプリを追い詰めています。
最後の詰めが甘いですけど。

 

るちあさん:
 「こんな檻くらい、私たちの歌でぶち壊してみせるわ!」

もはや歌を破壊工具くらいにしか考えてない。

るちあさん:
 『大きな虹が消えるころ 夢のその先で…!』

 

流れ出す、いつものバンク。
狭い檻の中のはずなのに、縦横無尽に動き回る彼女たちの姿がなんとも言えません。
やがて、お歌の衝撃に耐えかね、檻は崩壊、蘭花さん瀕死。

るちあさん:
 『大事な宝箱は Pearls of Mermaid…!』

そして無事に撃破。ところが…。

ミケルさん:
 『光を目指し、羽ばたくけど 冷たい雨が翼を濡らして 今日も一人…』

 

【翼を抱いて】
 ミケルさんの持ち歌。
 みかるさんの曲「明日が見えなくて」とは同じメロディ・別の歌詞。
 戦闘で使われたことはなし。

  『さざ波のように 揺れているよ 心の中の 遠い記憶』
  『いつかはきっと たどり着ける 孤独な心 癒せる場所』

 るちあさんたちは、最終的には「ミケルを救う」ことを目指して戦うのですが、そのきっかけとなったのがこの歌。
 というか、ミケルさんの背景や悩みの説明は、事実上、この歌でしか行われていない。
 歌で全てを描写する、それが「ぴっち」。

ミケルさん:
 『今はただ透明な風の中、静かに眠りたい、翼を 抱いて…』

るちあさん:
 「なんて、寂しい歌声なの…」

 

どこからともなく聴こえてくるミケルさんの歌声に、るちあさんたちもしばし自失。
その歌に反応したか、星羅さんも再び登場。
るちあさんに、先ほどの「愛しいのにつらい」不思議な感情が何なのか、改めて問いかけます。

るちあさん:
 「ごめんね、星羅。不安な気持ちにさせて。あのときはちょっと、せつなくなっちゃって」
星羅さん:
 「『せつない』?あれは『せつない』という思いなの?」

 

分かるような分からないような。
そんなときは、とりあえず歌いましょう。歌えば何かが見えてくる。
星羅さん、なんとなく「Beautiful Wish」。

星羅さん:
 『青い海に浮かぶ 海の揺り篭で夢を見てたの…』

その頃、海斗くん。
植物園の中で、ハイビスカスの花を発見。
俺は昔、この花を誰かのために…?

 

流れる回想シーン。
ハイビスカスは、以前に海斗くんが、るちあさんの誕生日プレゼントに贈った花。
るちあさん=人魚であることに気づいた頃の思い出。

 

海斗くん:
 「!!」

海斗くん、記憶の断片を取り戻す。

星羅さん:
 『美しい海の願いのカケラから 生まれていきたい 闇を開いて…』

るちあさんがバスに戻ると、彼女の席には何故かハイビスカスが。
これは海斗が…?でも、なんで……あ。
その行為の意味するところに気づき、るちあさんは感涙。

 

星羅さん:
 『いつか悲しい争いのため全てが消えるそんな日がきて…』
 『一つの愛を歌いたい、青い海の中で…!』

 

たっぷりと3分以上歌って満足したか、星羅さんも消滅。
一曲丸々フルコーラスで歌ったのは、これが唯一じゃなかろうか。
その間に、「記憶のカケラを取り戻す」という重大イベントを、歌でうやむやにしつつ消化してしまいました。

…「ピュア」もついに残り1クール。終盤戦に入ります。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

今回の話、正味20分の番組中、挿入歌の使われてるシーンが10分以上。
もはや半分が歌です。
なんだこのダメなアニメ。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第27話「決裂の姉妹」

2006年08月16日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

本日16日は星羅の中の人・喜多村英梨さんの誕生日。
今年で御年19歳になられました。
って、まだ未成年か!なんだか物凄く納得がいかない。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第27話「決裂の姉妹(シスターズ)」

冒頭からいきなり戦闘。

 

シェシェ&ミミ:
 「イッツ ショウターイム!!」

マメプリさん、あっさり敗北寸前。
が、勝ちを焦ったシスターミミの不手際で逆転を許してしまいました。
(ちなみにここのカットは当初用意されていたものが急遽差し替えられて放送されました。理由はエロすぎたから。DVD版では再び差し替え)

ようやく用意された短縮版二段変身バンクを起動され、あえなく撤退。

マメプリさん:
 『歌声はもっと高く高く高く…!』


海の底。
また敗北してしまったBBSはぶちぶちと反省会。
普段は倫理的に問題が起こるほど仲の良い二人ですが、度重なる失敗のストレスでもはや精神が限界。

 

シスターシェシェ:
 「ミミがドジする前に、ミケルさまからいただいた光の球を使えばよかったわ…」
シスターミミ:
 「何よ、まるで私が全部悪いみたいじゃない!」

シェシェ&ミミ:
 「なんでいつも大事なとこでミスするのよ!このドジミミ!」
 「シスターシェシェこそ、さっきのメロ、半音ずれてたじゃない!このドジシェシェ!」
 「うるさいわね!その腕のトゲトゲ悪趣味なのよ!」
 「そっちこそ、官能レオタード似合ってないわよ!!」

嗚呼、見苦しい。挙句、売り言葉に買い言葉。

シスターシェシェ:
 「あんたみたいな妹なんて、居ない方が良かったわ!」

シスターミミ、大ショック。
そんなに言うなら出てってやる!そして一人でマメプリ捕まえてみせる!
家出を決行した彼女は地上へ。

 

自立を決意した彼女ですが、何はともあれマメプリを見つけないことには話が始まりません。
彼女たちをおびき寄せるため、シスターミミの取った戦略は…
歌いながら、街中を練り歩くこと。

シスターミミ:
 『ひーかーり、とーざす、ばろーっく♪』

嗚呼、ミミが頭の可愛そうな娘になってる。

恥を晒して一日中歩き回るもの、人魚さんたちは出現せず。
疲れきって公園で休んでると、そこにるちあさん登場。
お互いに正体には全く気づかないまま、話の流れで、るちあさん邸に遊びに行くことに。

 

るちあさん:
 「そういえば、あなたの名前は?」
シスターミミ:
 「私の名前!?……マリーよ」

たまたま窓から見えていたマリーゴールドにちなんで、そう名乗ってみた。
(現在、どこぞで何かのために花の話が出てますが、そこでマリーゴールドが出てるのはこれが由来)

家出してきたと言うマリーさんに、るちあさんは親身になって相談に乗ります。
今日はうちに泊まっていくといいよ!
でもって、夜中、おしゃべりに勤しんでみた。

 

適当に恋話に姦しく花を咲かせた後、マリーさんは自分の悩みを吐露。

マリーさん:
 「私たちにはライバルがいるんだけど、今日、私のドジでそいつらに負けちゃったの…」

 

目の前にいる相談相手はその宿敵です。

人魚さん:
 「態度で示すしかないな。マリーはお姉さんに自分を認めて欲しいんだろ?
  それだったら、自分の頑張ってる姿を見せることだな」
 「例えばそのライバルにマリー一人で立ち向かって、何度倒されても決して諦めない姿とか」

とんでもなく惨いことをアドバイス。
これはいいシーンなんだろうか。
お互いの正体を知らないので、人魚さんたちに他意はないはずですが、この娘らの邪悪な笑顔を見てると、全てを知った上でのような気もする。

でも純真無垢なマリーさんは真に受けてしまいました。

マリーさん:
 「ありがとう♪なんだか力がわいてきたよ!」

 

翌朝、満面の笑顔でマリーさんは海へ。

マリーさん:
 「みんなに応援してもらったんだもん、一人でも出来るってところを見せるわよ…」

 

決死の覚悟で戦闘準備。
竜巻を起こしてマメプリをおびき寄せると、単身、戦闘を挑みます。
ついさっきまでお友達お友達してたのに、無常にも戦場で再会する一同。

シスターミミ:
 「あなたたちには歌わせないわよ!」

全力で竜巻攻撃。
人魚さんのお歌を防いでる間に、ライブアタック。
イッツ ショウタイム!

 

シスターミミ:
 『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ…!』

シリーズ唯一のミミ単独ライブ。
珍しいものが聴けて視聴者的には大満足ですが、マメプリさんには全く通じず。
やっぱりデュエットでないとこの歌はダメっぽい。

波音さん:
 「なんだか大したことないわ」
るちあさん:
 「ぴちぴちボイスでライブスタート!」

 

相手の歌の途中に自分たちのライブ開始。
失礼にもほどがある。
さっきまで友達面してたのに、笑顔で虐殺を始める人魚さんに無性に憎しみがわいてきます。

 

シスターミミ:
 「ぅあぁっ!?やっぱり二人じゃなきゃダメだわ、助けてシェシェ!!」

 

人魚さん:
 「お姉さんと仲直りしたいんでしょ」
 「お姉さんに自分を認めてもらいたいんだろ?」
 「お姉さんはきっと見てくれてるよ」


ミミの脳裏に蘇る、「友人」たちの励ましの言葉。
そうだ、みんな私のことを応援してくれたんだった…。
こんなことで挫けちゃダメだ!

シスターミミ:
 「絶対、負けない。私一人でもお前たちを倒す!!」

ミミ、死をも恐れずマメプリに立ち向かいます。アドバイスをくれた「友人」こそが諸悪の根源だとも知らずに。

 

るちあさん:
 「リナ、波音、もう一曲いくわよ!!」

 

そんなミミに降り注ぐ、無常の二曲目。

マメプリさん:
 『秘密の入り江で拾った宝の地図に まだ誰にも見えない星座が一つ光った…!』
シスターミミ:
 (シェシェ、私、負けないわ…!!)

 

なんでしょう、この理不尽感。
親身になって応援してくれたあの娘と、笑顔で蹂躙してくる娘は同一人物。
マメプリさんにとって、助言なんてしても所詮は他人事というか、実は分かった上でやってんじゃなかろうかとか、嫌なことばかりが思い浮かびます。

 

絶望的な状況の中、ミミは必死に衝撃波を放つも…

 

全てライブステージの前に弾かれ。
あまりに残酷な絵に涙が止まりません。
ちくしょう、余計な助言で退路を断った挙句、安全圏で笑顔で熱唱するマメプリさんが心底憎い。

マメプリさん:
 「ラブシャワーピーチ!!」

 

止めの一撃。力尽きたミミは、お腹を上にしてぷかりと浮かびあがる。嗚呼…。

その様子を見ていたシスターシェシェ。
初めは喧嘩の勢いで見放していた彼女も、ミミの頑張りを見てついに救援に駆けつけます。
ボロボロになったミミを抱きしめ、涙。

 

シスターシェシェ:
 「あなたが一人でも戦えるのは分かったから…もう分かったから…」
シスターミミ:
 「やっぱり私のこと、見ていてくれたんだね…シスターシェシェ…」
シスターシェシェ:
 「あなたは私にとって、大事な、大事な妹だもの…!」

意識を失うミミ。
怒りのシェシェはマメプリを圧倒する勢いで報復に出ますが…。
苦悶の声を上げるミミを治療するために、戦線を放棄。

深い深い海の底に戻ったシェシェは、懸命にミミを治療。その甲斐あって彼女は無事に蘇生。
マメプリ捕縛を放棄したことでミケルさまからお叱りを受けるかもしれない。
その結果、海の底に追放されることになるかもしれない。
でも、そんなことよりも何よりも、彼女たちはお互いの存在が大切。
絆の深さを再確認して二人は抱き合い…。

 

……やっぱりこの番組は、敵サイドの方に感情移入してしまう。笑顔で人を踏みにじるマメプリさんが悪魔のようだ。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼
小林沙苗(レディバット)/他/暗黒の翼

なお、8月7日はみんな大好き黄色の誕生日。
しまった、ネタにするのを忘れてしまった。
まぁ、出番がなくて忘れ去られるのが黄色の宿命ですし、気にしない。

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第26話「アイドルデビュー」

2006年08月16日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

役に立つ豆知識:
 「ぴちぴちピッチ」と書くときは「ピッチ」。
 「ぴっち」と略して書くときは「ぴっち」。
 一応、原作者さま公認の表記設定。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第26話「アイドルデビュー」

緑の姐さんは最近幸せ街道まっしぐら。
今日も浜崎さんと初々しくデートです。
ところが、彼女の目の前に、一人の女の子とアイドルのスカウトマンの姿が。

 

姐さん:
 (あの娘、どこかで…)

女の子の正体は、敵幹部「みつかい」の一人・あらら。
いつもと違い、ぎりぎり普通と言えなくもない格好をしてるせいか、姐さんは正体を看破できず。
しかし、その様子を見た浜崎さんは、「リナはアイドルになりたがってる」と妙な誤解。

そもそも浜崎さんは、リナ姐さんのことをよく知りません。
だって教えてくれないし。
ちょっと前まで「御曹司である自分の正体」を気にしていた彼ですが、最近ようやく、「この娘の方が巨大な秘密を抱えてる」と察し始めました。

浜崎さん:
 「俺って、リナちゃんのこと、ほとんど何にも知らないんだよな」
 「誕生日とか、血液型とか、どこで生まれたかとか…」
姐さん:
 「そんなの大したことじゃないだろ!」

 

全力で拒絶。
以前に、「雅弘は自分に何も教えてくれない」とイライラしていたくせに、逆の立場になるとこれか。
姐さんも結構わがまま。


それはさておき、スカウトされた あららさんはアイドル業に興味津々。

あららさん:
 「いいなぁ。私もアイドルっていうのになりた~い♪」

 

つうか、その服はなんだ。

後日、無事にブラウン管デビュー。
小悪魔フェイスと凶悪なボイスによって一躍お茶の間の人気者に。
もっとも、波音さんには大不評。

 

波音さん:
 「この手の顔は底意地悪いのよ」

物凄く正しいと思ってみた。でもお前が言うな。


それからしばらくして。
リナ姐さんは浜崎さんに連れられ、水族館で行われる あららさんのライブコンサートに。
彼女連れで行くようなイベントではないですが、「リナはアイドルになりたがってる」と思い込んでる彼は、いろいろと気を使った模様。
(ちなみにこの会場は、以前にマメプリさんがデビューに使ったのと同じ場所)

何はともあれ、あららさんは元気にお歌を始めます。



あららさん:
 『とっきめきに はっずむーむね! おっどるーくつー! あっなたへとかけーていく♪』

【Oh! yeah! ALALA】
 あららの第二の持ち歌。通称「あららのアイドルソング」。
 メインキャラの曲としては唯一CD化されておらず、一番しか存在しない。
 後に視聴者からの熱い要望に応え、DVDBOX2でムービークリップが提供されることに。

 聞いた対象を問答無用で虜にし、卒倒させる凶悪なテンプテーションソング。
 ただし、基本的に対男性限定。
 もはやこの時点で、マメプリ相手に意味をなしてない。

 劇中での使用回数は延べ4回。
 全て「趣味で歌う」「ファンの声援に応えて歌う」等々。
 力の無駄遣いというのは、こういうのを言うんだと思う。


 

あららさん:
 『年上のあなたは子供だって 私のおでこをー♪』

強力な洗脳ソングに、会場は大盛り上がり。
まぁ、大半は素で惚れこんで卒倒してるような気もしますが…。
この娘の性格の悪さと可愛らしさは卑怯。

浜崎さん:
 「あららちゃんさいこー」

 

あららさんの魅力は浜崎さんにまで及び、姐さん、唖然。
が、それでようやく、彼女の正体に気づきました。
敵・発見!
同時に、あららさんもマメプリの存在を感知。
この場で歌ってたのは別に罠とかなんとかではなく、単に「歌いたかったから」ですが、せっかくなので戦うことに。

 
 【参考:「Star☆メロメロHeart」(対姐さん戦)】

あららさん:
 『ハートがどっきどきするような視線 やっぱり私に釘付けー 口ずさんだメロディー 君をメロメロにしたい♪』

 

「Star☆メロメロHeart」が姐さんに降り注ぐ。
不安を消し去る洗脳ソングに、姐さん大ピンチ。
なお、背景に現れて舞ってる星にも攻撃判定があります。

 

ぐさり。

どうしようもない状況の中、ようやくるちあさんたち到着。

 

後はいつものように夢の二段変身+「PoM」。
マメプリさんたちは、二段変身するとダメージが全快するのが果てしなくずるいです。
せっかくダメージ負わせても、まとめて仕留めないと意味がない…。


無事にあららさんを撃退した後、姐さんは浜崎さんと静かに会話。

 

浜崎さん:
 「リナちゃんに、これ以上、遠い人になって欲しくない」
リナ姐さん:
 「…先のことは分からない。
  でもお前と一緒にいると楽しい。いつまでも一緒にいたいと、思ってる…」

…いい雰囲気ですが、周囲への警戒は怠らないようにしましょう。

 

邪悪すぎる。


マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2 ◆20%OFF!(左画像)
マーメイド メロディー ぴちぴちピッチピュア DVD-BOX Vol.2

(右画像)
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

ちなみに今回の挿入歌は「Piece of Love」「太陽の楽園」「Star☆メロメロHeart」「七つの海の物語」、「Oh! yeah! ALALA」×2。
つくづく歌いすぎだけど、もはやそれが普通と感じ始めてる自分がいる。
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第25話「恋占い」

2006年08月16日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

「ぴっち」は一般的にネタ番組に分類されます。
それもダメさ加減を笑う感じの。
実際、ダメなところは本当にダメだし、私もその辺が楽しみで見てた部分もあるのですが…。

 酷いときは本当に酷い作画も、気合入ってるときは本当に見事。
 電波で下手と評判のお歌も、アニメソングとしては非常にいい出来。
 いい加減なストーリーも、決めるべきときはきっちり決めてくる。
 声優初挑戦でぴちぴちボイスなメインキャラ二人も、意外にも演技上手。

思うにこの番組は、「一定水準はきっちりクリアしつつ、それでも全体として何かが致命的に狂ってる」のが魅力だと思ってみる。
だからこそ、決定的なタイミングで入る作画ミスや放送事故が映えまくったのかなと。

さらに「ぴっち」でよく言われるのが、「この番組にはスタッフの愛がある」。
事実、終了から2年弱が経過した今でも、声優さんによる自主ライブが開かれてるくらいです。
単にダメな番組なら他にも幾らでもありますが、その辺が大きく違ってるように思う。

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第25話「恋占い」

どうでもいいけど、「ぴっち」はサブタイトルに「恋」が入りすぎ。
「ピュア」だけでも「恋の練習曲」「恋の探偵」「恋の不法侵入」に「恋占い」。
25話中4回。6回に1回は恋関係。さすがは年中発情期。

そんなるちあさんですが、海斗くんの記憶が戻らないことに頭を悩ませ中。
何故、ぴちぴちボイスを浴びせかけてショック療法…という選択に気づかないのかは不思議です。
死者すら蘇るぴちぴちボイスなら、記憶の一つや二つ、いくらでも復元、捏造できそうなものなのに…。

うじうじと悩むるちあさんは、なんとなく恋占いの館へ。
そこで出てきたのは、変装した敵幹部・レディバット。
お互いに正体に気づかないまま、占いを行ってもらいます。

 

レディバ姉さん:
 「(彼に)どうしてもあなたのことを思い出して欲しいのですね」
 「あなたの一番大切なものを海に流すのです」
 「そうすれば彼の記憶は戻るでしょう」

怪しさ満点の自己犠牲を強いる勧誘には注意が必要。
でもおサカナさんな彼女は心が揺れ動きます。
どうしようどうしよう。

 

結局、るちあさんは海斗くんから貰った、事実上の婚約指輪を海に破棄。この魚脳め。

翌日、占いの館に行ってみると、堂々と立て看板。
「占いもお呪いもインチキ。悔しかったら海に拾いに行け」
なんてこった、騙された!

 

パニックになったるちあさんは、慌てて海の中へ。
そこに現れるレディバ。
全ては彼女の仕組んだ罠だったのです。

 

 1.街中で恋占いやってれば、人魚さんが引っかかるだろう
 2.騙されて、海に大事なものを捨てるだろう
 3.インチキだと分かれば、海の中までやってくるだろう

背筋が凍るほどの緻密な計画。

色々と突っ込みたくもなりますが、そんなのの手のひらの上で踊ってる人魚さんを見てると可愛そうになってくるので止めます。
なにはともあれ、戦闘態勢。
唸れ!ピンクパールボイス!

レディバ姉さん:
 「光の球の力、思い知るといいよ」

 

レディバの手からオレンジ色の発光。
星羅さんから奪った力が発動し、マメプリさんのライブステージを粉砕。
そのまま彼女たちを絡めとると、異空間に転送。

 

あっさりと歌も身動きも封じられ、ミケルさんの前に連行。
馬鹿っぽいレディバですが、こう見えても実力はちゃんとあるのです。
いきなり絶体絶命。
ミケルさんの魔の手が、星羅さんのコンパクトに迫る。
せっかく集めた星羅の心のカケラが奪われてしまう…!

きらりん。

 

星羅さん:
 『誰かが優しく名前を呼んでいた 私の願いを聞いていたように…』

 

不甲斐ない保護者に愛想を尽かし、星羅さん自ら出陣。
轟き渡る「Beautiful Wish」。
至近距離から最強マメプリの歌声を浴びせかけられ、ミケルさんはもんどり打って退場。

つうか、マメプリ複数でやっと対抗できるミケルさんをそんなにあっさり…。お前一人でこの戦いを終わらせられるじゃないか。

 

目の前で異次元の戦いを見せ付けられたマメプリさんたち、せめて残ったレディバくらいはと再度、戦闘態勢。

波音さん:
 「女の子の苦しみをそのままそっくり返してあげる!
姐さん:
 「倍返しだ、覚悟しろ!」

姐さん…(つ∀`)
ちょっと気合が入りすぎてる。
でもまぁ、そのままの勢いで「PoM」をぶち込んで勝利。

 

その後、なくした指輪は、偶然にも海斗くんが拾得。
彼の手を通じて、再びるちあさんの元に戻ってきました。
占いは嘘だったけど、海斗くんとちょっと接近。良かった良かった…と強引にオチをつけて次回へ。


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中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海の物語
中田あすみ(七海るちあ)/寺門仁美(宝生波音)/浅野まゆみ(洞院リナ)/七つの海

ついでに、他のネタ番組との割と大きな違いとして、「ぴっち」ではパロディの定番ネタに走ってない。(ガンダムとか北斗とか)
まぁ、「夏休みだよ!全員集合」なんてサブタイトルの回や、死亡遊戯を知ってることを前提としたネタは存在しますが…。
どういう層をターゲットに想定してたんだ、このアニメは。

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