【今冬のくどまゆ】
例によって宣伝。
「SUPER TEUCHI MIX!! HELLO 2016」
日時:17時30分/22時30分
会場:TSUTAYA O-nest
出演:うちやえゆか、榎本温子、樹元オリエ、五條真由美
ゲスト:昼の部・千葉一伸/夜の部・工藤真由、前田 愛
(工藤真由さん公式ブログ)
大晦日というひどい日程に、TEUCHI+くどまゆとひどい豪華イベントです。
くどまゆさんの合流は、2010年のTEUCHI以来…だったと思う。実に5年以上。
行きたいがさすがに行けないのが悔しい限り。
■Go!プリンセスプリキュア 第39話「夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!」
憧れの王子様に夢を否定され、絶望に浸る春野さん。その背後では絶望の森がわんさか育ちまくっていました。
たちまち飲み込まれる街。地獄絵図に民間人が絶望し、連鎖反応でゼツボーグが誕生。もはや打つ手がない惨憺たる有様です。
トランプ王国の壊滅を連想しますね…。絶望とかで兵隊を調達できる連中は厄介だ。。
もちろん天ノ川さんらも応戦します。みーてぃあはみんぐ!
しかし数が多すぎます。1個1個、鍵開けて回らないといけないのは非効率すぎる…。
そして苦戦するその中で、この事態のきっかけを知ります。王子が春野さんに止めを刺したからだ。嗚呼、娘っ子らの王子への視線が辛すぎる。
一方その頃。道端でぐったりしていた春野さんも、事態収拾のためにのろのろと現場に向かい出します。
だけど変身アイテムをいじくっても、プリキュアさんになれません。
こうしてみると、ただのプラスチック玩具にしか見えないから不思議。
私はもうプリンセスになれないのか。春野さんは嘆きます。ここで「プリキュアになれない」と嘆かないあたり、彼女のプリンセス愛は筋金入り。
しかしそこでふと春野さんは思います。そもそも何でプリンセスになりたかったんだろう。
幼女春野さん:
「だって、可愛いから」
ぐうの音も出ない直球です。だって可愛いから。うん、ならば仕方ない。だって可愛いもんね、プリンセスは。(ヒメルダさんを眼前に押し出しつつ)
幼女はるはるの、あまりに単純明快過ぎる言い分に、現はるはるは頭を抱えます。
あ、あたしはそれだけのことで今の今まで悩んでいたのか…。
ですが、その「それだけ」のことは彼女の人生の大きなウェイトを占めてきたのです。
確かにきっかけはアホの子だったのかもしれない。
でも「プリンセスになる」夢そのものは、とても大きくて美しい。そして何より…
春野さん:
「夢があったから皆に出会えた」
クローズさんは言った。夢のせいで孤独になると。
しかしそもそも、その夢のおかげで人と出会えているのです。夢がなければ、そのまんま孤独だっただけ。
(別の言い方だと「出会わなければ、別れもなかったのに」みたいなものかしら)
幼はるはるが抱いた他愛もない夢が、彼女を難関・ノーブル学園入学に導き、異様なまでの人脈やスキル取得をもたらしました。
それができたのは、周囲が彼女の夢を守ってくれたから。そしていまや彼女の夢は大きく育ったのです。たとえ周囲が離れたとしても、自立できるまでに。
むくりと顔をあげた春野さんの目には最早迷いはなく。
ちょうどそこに王子がやってきますが、春野さんはびしりと言い放ちます。
止めてもプリンセスになるからね!決めたんだからね!
なんか王子としては立場がないですが…。いや彼も応援するつもりでやってきたのに。あとちょっと悩んでいてくれれば、格好もついたのに。。
すっくと立った春野さんは、びしりと玩具を一捻り。盛大に変身なさると敢然と絶望に立ち向かいます。
なぜ春野さんは変身できたのか。直接的には「夢が電池替わりだから」でしょうけれど、「プリキュアとは何か」等々を考えていくと、色々とこじつけられる気はする。ちょうど「春のカーニバル」でも不可解パワーで変身に繋げていますし。
立ち直った春野さんは、それはもうクルクルと戦います。
襲ってきたクローズさんは強いですし、お供の二人に加えてシャットさんまで襲い掛かってくる中。空を舞い、玩具を打ち鳴らし、それはそれは艶やかに。
この戦闘シーンは本当に美しいな。啖呵を切って圧倒的優勢になるでもなく。空を飛べないので落下しながらの戦いだし、玩具も何度も失敗してる。
決定打が「仲間ふたりから託された玩具」で「渡した直後に仲間は離脱」というのが、「周囲に支えられてここまで来た」を見事に表してるなぁ…。
あと、はるはるの覚醒に影響を受けたか、王子も記憶を取り戻しました。夢を与える側だった王子が、夢を与えられて復活…は、これまでのシリーズの流れを思うとなかなか熱いのですが、如何せん小娘どもの視線が辛い。王子は基本的に悪くないはずなのに。。
【今週の星】
王子を助けに来て一言。
天ノ川さん:
「何がどうなってるの!?」
「…って分かるわけないか」
まぁそりゃ分かるわけないですよ。記憶ないですし。記憶あったとしてもいきなり森が生えて来たんだし。ええ分かるわけがないんですよ。でもなんか冷たくないですかね、その「はいはい、横で大人しくしてて。無能なんだから」みたいな投げやり感。
【今週の姫】
はるはるを助けに来て一言。
トワ様:
「まったく、あなたは」
「落ち込んでいたと思ったら」
「一人で立ち直るなんて…!」
この台詞、対戦相手がシャットさんだったこともあり、彼に対して言ってるのかと一瞬勘違いした。
ちゃんと意味は通るんですよ。あれほどトワイライト様を慕って泣いていたのに、いつの間にか普通に戦線に交じってるシャットさんに「あなたは本当に身勝手だ」と。忠臣の復活を称える姫の貫録とも、裏切りに対する叱責ともとれる。
ストーリー的には、シャットさんが出てくる必要がなかったことも思うと、二重にかけていたりするのかな。というか、そうであって欲しい。
【今週のED】
いきなり唐突にレフィさんが招待されてた。油断も隙もありゃしない。
そしてこれにより「最終回以外で特殊EDを流したのは美翔さんだけ」の記録が破られました。お気の毒に。
いや、ちゃんと記憶をたどってないので間違ってる気もしますが、すぐに思い出せる範囲では。
(夢原さんの失敗ガンバランスは別として)
例によって宣伝。
「SUPER TEUCHI MIX!! HELLO 2016」
日時:17時30分/22時30分
会場:TSUTAYA O-nest
出演:うちやえゆか、榎本温子、樹元オリエ、五條真由美
ゲスト:昼の部・千葉一伸/夜の部・工藤真由、前田 愛
(工藤真由さん公式ブログ)
大晦日というひどい日程に、TEUCHI+くどまゆとひどい豪華イベントです。
くどまゆさんの合流は、2010年のTEUCHI以来…だったと思う。実に5年以上。
行きたいがさすがに行けないのが悔しい限り。
■Go!プリンセスプリキュア 第39話「夢の花ひらく時!舞え、復活のプリンセス!」
憧れの王子様に夢を否定され、絶望に浸る春野さん。その背後では絶望の森がわんさか育ちまくっていました。
たちまち飲み込まれる街。地獄絵図に民間人が絶望し、連鎖反応でゼツボーグが誕生。もはや打つ手がない惨憺たる有様です。
トランプ王国の壊滅を連想しますね…。絶望とかで兵隊を調達できる連中は厄介だ。。
もちろん天ノ川さんらも応戦します。みーてぃあはみんぐ!
しかし数が多すぎます。1個1個、鍵開けて回らないといけないのは非効率すぎる…。
そして苦戦するその中で、この事態のきっかけを知ります。王子が春野さんに止めを刺したからだ。嗚呼、娘っ子らの王子への視線が辛すぎる。
一方その頃。道端でぐったりしていた春野さんも、事態収拾のためにのろのろと現場に向かい出します。
だけど変身アイテムをいじくっても、プリキュアさんになれません。
こうしてみると、ただのプラスチック玩具にしか見えないから不思議。
私はもうプリンセスになれないのか。春野さんは嘆きます。ここで「プリキュアになれない」と嘆かないあたり、彼女のプリンセス愛は筋金入り。
しかしそこでふと春野さんは思います。そもそも何でプリンセスになりたかったんだろう。
幼女春野さん:
「だって、可愛いから」
ぐうの音も出ない直球です。だって可愛いから。うん、ならば仕方ない。だって可愛いもんね、プリンセスは。(ヒメルダさんを眼前に押し出しつつ)
幼女はるはるの、あまりに単純明快過ぎる言い分に、現はるはるは頭を抱えます。
あ、あたしはそれだけのことで今の今まで悩んでいたのか…。
ですが、その「それだけ」のことは彼女の人生の大きなウェイトを占めてきたのです。
確かにきっかけはアホの子だったのかもしれない。
でも「プリンセスになる」夢そのものは、とても大きくて美しい。そして何より…
春野さん:
「夢があったから皆に出会えた」
クローズさんは言った。夢のせいで孤独になると。
しかしそもそも、その夢のおかげで人と出会えているのです。夢がなければ、そのまんま孤独だっただけ。
(別の言い方だと「出会わなければ、別れもなかったのに」みたいなものかしら)
幼はるはるが抱いた他愛もない夢が、彼女を難関・ノーブル学園入学に導き、異様なまでの人脈やスキル取得をもたらしました。
それができたのは、周囲が彼女の夢を守ってくれたから。そしていまや彼女の夢は大きく育ったのです。たとえ周囲が離れたとしても、自立できるまでに。
むくりと顔をあげた春野さんの目には最早迷いはなく。
ちょうどそこに王子がやってきますが、春野さんはびしりと言い放ちます。
止めてもプリンセスになるからね!決めたんだからね!
なんか王子としては立場がないですが…。いや彼も応援するつもりでやってきたのに。あとちょっと悩んでいてくれれば、格好もついたのに。。
すっくと立った春野さんは、びしりと玩具を一捻り。盛大に変身なさると敢然と絶望に立ち向かいます。
なぜ春野さんは変身できたのか。直接的には「夢が電池替わりだから」でしょうけれど、「プリキュアとは何か」等々を考えていくと、色々とこじつけられる気はする。ちょうど「春のカーニバル」でも不可解パワーで変身に繋げていますし。
立ち直った春野さんは、それはもうクルクルと戦います。
襲ってきたクローズさんは強いですし、お供の二人に加えてシャットさんまで襲い掛かってくる中。空を舞い、玩具を打ち鳴らし、それはそれは艶やかに。
この戦闘シーンは本当に美しいな。啖呵を切って圧倒的優勢になるでもなく。空を飛べないので落下しながらの戦いだし、玩具も何度も失敗してる。
決定打が「仲間ふたりから託された玩具」で「渡した直後に仲間は離脱」というのが、「周囲に支えられてここまで来た」を見事に表してるなぁ…。
あと、はるはるの覚醒に影響を受けたか、王子も記憶を取り戻しました。夢を与える側だった王子が、夢を与えられて復活…は、これまでのシリーズの流れを思うとなかなか熱いのですが、如何せん小娘どもの視線が辛い。王子は基本的に悪くないはずなのに。。
(左画像)映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪(Blu-ray特装版) (右画像)Go! プリンセスプリキュア後期主題歌シングル【CD+DVD盤】 Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
【今週の星】
王子を助けに来て一言。
天ノ川さん:
「何がどうなってるの!?」
「…って分かるわけないか」
まぁそりゃ分かるわけないですよ。記憶ないですし。記憶あったとしてもいきなり森が生えて来たんだし。ええ分かるわけがないんですよ。でもなんか冷たくないですかね、その「はいはい、横で大人しくしてて。無能なんだから」みたいな投げやり感。
【今週の姫】
はるはるを助けに来て一言。
トワ様:
「まったく、あなたは」
「落ち込んでいたと思ったら」
「一人で立ち直るなんて…!」
この台詞、対戦相手がシャットさんだったこともあり、彼に対して言ってるのかと一瞬勘違いした。
ちゃんと意味は通るんですよ。あれほどトワイライト様を慕って泣いていたのに、いつの間にか普通に戦線に交じってるシャットさんに「あなたは本当に身勝手だ」と。忠臣の復活を称える姫の貫録とも、裏切りに対する叱責ともとれる。
ストーリー的には、シャットさんが出てくる必要がなかったことも思うと、二重にかけていたりするのかな。というか、そうであって欲しい。
【今週のED】
いきなり唐突にレフィさんが招待されてた。油断も隙もありゃしない。
そしてこれにより「最終回以外で特殊EDを流したのは美翔さんだけ」の記録が破られました。お気の毒に。
いや、ちゃんと記憶をたどってないので間違ってる気もしますが、すぐに思い出せる範囲では。
(夢原さんの失敗ガンバランスは別として)