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ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第52話(最終回)「鳴りひびけ!☆平和のベル」

2007年04月01日 | ふしぎ星のふたご姫
最終回。
思わずOPから感慨深く見入ってしまいました。
このOPは、相変わらず最強すぎると思う。
初めて見た時は泣きそうなほど感動したし、今回も言わずもがな。
旧キャラ、新キャラの紹介が見事の一言。終盤の、曲に合わせた変身バンクも格好よすぎる。
そして歌詞。

 『失敗はサクセスのもと 分かってる!』

…無念、分かってなかった。ここから大逆転劇を期待したのに。

・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第52話(最終回)「鳴りひびけ!☆平和のベル」

昨年は、「必要なアイテムを全部そろえないままラスボスに挑戦」と無謀にもほどがある戦い方をしたふたごたち。
今度は準備万端、起死回生のハッピーパワーとプロミネンスの複合攻撃で挑みます。今こそ唸れ!ハッピーベルン!
しかし必殺のはずの一撃すら、あえなく破られてしまいました。

ブラクリ:
 「このままハッピーパワーを吸い尽くせば、こいつらは二度と笑顔を見せることはない」

笑顔のないファイン。それはとても見たい気がします。
無表情な顔で部屋の片隅に鎮座ましましてるファインとか、凄く可愛くないですかね?
視聴者の期待に答え、ブラクリは猛然とハッピードレインを開始。

 

戦況は再び絶望的。
さしものふたごのハッピーも尽きかけ、変身すら解除寸前。扇情的。
ふたごの大ピンチに、学園中の生徒も騒然としますが、物理的戦力を持たない彼らには打つ手なし。

…と、そこで唐突にミルロ姉さんがアップでカメラの前に。

 

ミルロ姉さん:
 『手をつなぎ歩いてく… Gyu!とGyu!と踏みしめ…』

恐怖でおかしくなった!

とも思いましたが、ふたごを想う気持ちが自然と口をついて出たようです。
その気持ちはすぐに他の生徒にも伝染。
たちまち始まる「ラブフラワー」の大合唱。

…第一期ではトップクラスの人気を獲得したのに、第二期になって急にお仕事がなくなってたミルロ姉さん。
最後の最後で美味しいところを鷲づかみ。
彼女が勝利の鍵になるなんて、誰が予想できたか。

 

生徒の皆様:
 『手をつなぎ歩いてく Gyu!とGyu!と踏みしめ
  いつまでもどこまでも Gyu!とGyu!と輪になり…
  未来に夢を咲かせよう lalalala lalalaラブフラワー…』

歌声はプロミネンスを呼び戻し、ブラクリの結界をも貫通、力尽きたふたごの元へ。
ふたご自身も勘違いしかけてた気がしますが、単身でラストバトルに突っ込んだふたごたちは、ある意味でブラクリと同じ。
グランドユニバーサルプリンセスのハッピーがどれだけ凄かろうが、ひとりのハッピーよりもみんなのハッピーです。

届いたハッピーにより、ふたごの変身能力再起動。

 

ふたご:
 「全てのハッピーを守る グランドユニバーサルプリンセス!」

 

羽根も前より立派になった。

ふたご:
 「宇宙に大いなる祝福を!ハッピーを取り戻せ!」

 

学園の皆さん:
 『ずっと探している大切なもの そう心がいつかGyu!とGyu!と感じるよ』
 『青い空にかけた虹を渡って さあ君の未来をGyu!とGyu!とつかまえよう…!』

歌声に乗せて、再度のベルンアタックを敢行。
でも相手はハッピーを喰らうブラッククリスタルキング。
前回と同じくバクバク吸収されまくり。

ふたご:
 「私達は絶対に負けないわ!」
 「みんなが力をくれるから…!」

それでもめげないふたご&生徒の皆様。
降り注ぐプロミネンスに、天使も急にパワーアップするとブラクリの結界を破壊。
たちまち降り注ぐハッピー&プロミネンス。

 

遂に直撃したベルンアタックの前に、ブラクリも吸収しきれず、

 
 
爆裂霧散。

…いいのか、それで。さりげなくエグいものを見せられた気がする。

脅威を倒して歓声に沸く学園ですが、気になるのは激戦を制したふたごたちの安否。
ブラクリを倒す直前に力尽き、墜落した彼女たちの元に急いで駆けつけます。
しかし、抱き起こされたふたごたちの目は中空を見つめたまま、微動だにせず。

シェイドくん:
 「お前たち、まさか笑顔を…」

 

極限までのハッピーを使い尽くしたふたごは、既に心が壊れていました。
やべぇ、このファイン、予想通り可愛すぎる。
思わず大興奮してしまいましたが、ここで終わっては後味が悪すぎます。
倒したブラクリからハッピーの結晶が舞い降りて、ふたごはちゃんと元通り。
にっこり笑顔で元気になったふたごを見て、今度こそ周囲は大歓声。

生徒の皆様:
 「おかえりなさいファイン、レイン」
ふたご母:
 「レイン!ファイン!」

呼びかけ順を公平にしよう、というスタッフ様の気苦労を垣間見た気がする。
(最終回なのに、余計なことを考えたことを反省します)

ここにきて、今まで謎だった学園長先生の正体も公開。
気になる中身は、ソレイユベルでした。その発想はなかった。
じゃあ散々怪しかった庭師さんは、本当にただの庭師か。

 

ラストシーンは原点回帰のダンスシーン。
うん、ファインさんに変身後の姿のまま踊らせたスタッフ様はよく空気が読めている。
そして49話では食ってばかりだった赤の子が、今度こそ優雅にダンス。

 

嗚呼、まるでお姫様みたい。赤はやればできる子。

ファインさん:
 「見てシェイド、ハッピーフラワーだよ」

すぐに飽きて気を逸らしましたけど。そこが赤の子の良いところ。

 

最後にいつものハッピーダンスも踊って、第1期ラスト彷彿させる宇宙空間のカットをバックにめでたしめでたし。

シフォン姫:
 「ふしぎふしぎ~。やっぱりふしぎ姫」
プーモ:
 「『ふしぎ星のふたご姫』プモ」

 

ふたご:
 「みーんなハピハピ、ハッピッピー♪」

「ふしぎ星のふたご姫」「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」。
二年にわたって続いた「ふたご姫」シリーズ、大団円にて終了。


(左画像)
ふしぎ星の☆ふたご姫 ベストソング&BGM

(右画像)
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最終回だけあって、クオリティが尋常じゃない。
展開、作画、構図、挿入歌、細かなアクションにいたるまで完璧だった気がします。
(再変身の光が差し込むシーン~泣き声挿入歌のあたりなんて特に。)
さりげなく、最後の決め手でプロミネンスを使ってるのも良い感じ。
こういう二年目だからこそ出来る演出を、ちゃんと使ってくれると嬉しくなります。

このブログを書き始めた頃から放送されていた「ふしぎ星のふたご姫」シリーズですが、開始当初は見ていませんでした。
きっかけはファイン役の小島めぐみさんのライブで、第一期中盤から青→黄目当てで視聴し始めました。
そして気が付けばいつの間にか赤の子を狂信的に応援するように。

来期以降は「ふたご姫」の後継と言える番組がないのが残念。
た、確かに玩具の売れ行きはシリーズ通して決して良くはなかったですけど!そこをなんとか!
文具メーカーや雑誌関係にそっぽを向かれたのが切なかった。
開始当初から、商業戦略的には不利な要素満載だったので、それを思えば善戦した方だと思うのですが…。
この路線は、女児様の需要自体は確実にあるので、頑張って踏みとどまって欲しかった。

特に第二期「Gyu!」は、商業的に大圧敗を喫したそうですが(残念すぎる)、個人的には第一期よりも好きでした。
旧キャラの皆さんはなかなか不遇だった気もしますが、ファインの魅力は増したような気がします。
今回で最後となってしまったのがつくづく残念です。まだまだ未消化のエピソードもいっぱいあったろうにさ。
レイン姉さんのアドバイスを貰いながら、必死にデートにこぎつけるファインとか、見たかったなぁ…。
(嗚呼、ちゃんとベルンを買って商業的にも応援してれば良かった)

心残りばかりですが、第三期 or OVAを祈りつつ、これにてお別れ。
スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
おかげで楽しい土曜朝を過ごすことが出来ました。

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4 コメント

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泣きました (mop3)
2008-05-20 01:05:28
ええ、もう。

ファインお嬢さんもレインお嬢さんもステキです。

何度かシェイドに殺意を感じた事もありましたが、
ダンスを踊るファインお嬢さんは本当にハッピーに見えました。

これで終りと思うと少し寂しい気もしますけど、
彼女達は前に進んでいくのでしょう。

願わくば大人になった女児様方が時々でも、
思い出してくれれば……そんな事を思います。
返信する
私も泣きました (RubyGillis)
2008-05-20 03:07:54
>mop3さん
「ラブフラワー」の一連のシーンは今でも忘れることができません。
賛否両論あった第二期ですけど、きっちり成長してエンディングを迎えたふたごが大好きです。
できれば高校生編とかも見たかったなーと未練たらたらですけれど。

ファイン派としてはシェイドくんは微妙ではあるのですけど、わたわたしてるお嬢さんが眼福でした。
ラストのダンスシーンは本当に幸せそうですよね。色々とあっただけに…。

「プリキュア」や「きらレボ」に比べれば絶対数は少ないのかもしれませんが、ふたごを応援し、プリンセスに憧れた女児様は、一生覚えていてくれると思います。
こじまめさんを初め、スタッフの皆様には感謝の気持ちばかりです。
返信する
高校生だと… (mop3)
2008-05-20 21:50:03
知らない女の子と仲良く(楽しそうに)庭の手入れをしているシェイドを見てダメージを受けるファインお嬢さんとか、
アルテッサとソフィーが大ゲンカして間に入るものの、逆効果になってしまうレインお嬢さんとか…。
その頃には、ミルキーも成長しているでしょうから、
そっち方面でも話は作れるかも。
流石にリオーネさんにも彼氏できるでしょうし。
ティオは……八頭身になったらギャグですね。
ミルロさんは相変わらずで(マテ)
タネタネプリンセスは……同じく(苦笑)
エリザベータ様とファンゴも色々と障害はあるでしょうけど、何とかやっていくでしょう。
ビビンさんもクイーンになるでしょうし。
…おひさまの国の王位はどうなるのでしょう?

後、タイムスリップして親世代の話なんかも。

と、まあ……妄想はつきません。
売れる事とメッセージを伝える事とを両立させるのは大変なのかもしれません。
でもスタッフの皆様には感謝です。
返信する
妄想は止まらない (RubyGillis)
2008-05-21 02:55:50
>mop3さん
ついに恋を自覚したファインお嬢さん、嗚呼でもシェイドも成長して周囲に大人気。
どうやってアプローチしたらいいかも分からず、パニックになって失点ばかり。
一方のレイン姉さんは、妄想炸裂しながらもラブラブ関係を堅実に構築していて、それを見てまた凹むお嬢さん…。とか。

個人的に、おひさまの国の王位はレインが継ぎそうな気がしてなりません。
第1期の経緯からブライトが王位継ぐことはなさそうだ、とかストーリー上のこじつけもありますが、ファイン・レインのイメージ的に…。

プリンセスパーティは「小さい子向けのマナー教室」の側面もあったかと思いますし、なりきり願望を適える意味でも需要はあると思うのですけど、なかなか上手くいかないものですね…。
(これが「プリキュア」だと、完全なりきり用にバトルフィールドを用意するわけには行かない)
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