諸事情で発売延期となっていた「DX3」の主題歌CD、ようやくの発売です。
「DX」シリーズ最終編の主題歌だけあり、お唄の方も総決算。
ここまでやってしまったら、もうこれ以上はどうするんだという感じ。
キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~/ありがとうがいっぱい(DVD付)
【特典ムービー】
特典は歴代「DX1」「DX2」のOP動画と、「DX3」のスペシャルOP(本編OPの後編で流れたダンスのフルパート)。
前半部の北条さんと南野さんによるダンスは、恐ろしいことに二人の振り付けが違います。
や、やめて。そういう難易度を上げることはやめて…。それにリズムパートをコピるお子様ばっかりになったらどうするんですか。
後半部は全員登場してのダンス。
必然的に美翔さんの姿を探すわけですが、なんとメロディさんの真横という好ポジションをキープ…!
美翔さん、頑張りました。おかげで最後にアップになる瞬間、見切れながらも映っています。良かったですね。
具体的には↑このシーン。
ついっと足を伸ばしてポーズ決めるところが好き。
ミルミルさんのお澄まし具合が可愛いです。
なお最も資産価値が高いと思われる「リズムさんの前」のポジションは、レモネが確保しています。
一体、どんな裏工作が展開されたんでしょうか。
レモネったら物凄く得意気な笑顔です。輝いておられる。
この全員ダンス、よくよく見ると絶妙に各自のダンスがズレてます。
上の画像のパートでいえば、
目を閉じて酔ってるミルミルさん
ダンスに集中しているメロディさん(視線はステージ左方で固定。おそらく余裕がない)
カメラ目線のリズムさん(仕事の出来る子…!)
わが世の春のレモネ
と異なる上に、足の伸ばし具合や手の角度等も異なります。
全てをきっちり合わせることも出来たのでしょうけれど(プリキュア娘の猛反発に耐えながら徹底教育を行えば)、キャラクターの性格が出ていて面白い。
僅か1カットだけでもこれなら、細かいところではどれだけ仕込みがあるのか。さりげなく、とんでもない。
…このダンスの練習光景とか、ちょっと思い浮かべるだけでも凄そうですね。
ダンス優等生の「フレッシュ」チームや、多分オーディションに「ダンス」の項目があった「ハートキャッチ」さんたちはいいとして。
美墨先輩とか夢原さんとか、扱いが大変そうです。
桃園さん:「れ、練習しようヨ!」
美墨先輩:「はぁ!?」
みたいな。それを見た北条さんが「あの黒いのは出来ない先輩だ」と早合点して態度に出して、とんでもない目に遭わされたりとか。
そう考えると、あの立ち位置は妥当なのかもしれません。
中央がスイートさんなのは確定として、目立つ前方にはダンスができるハートキャッチさんとフレッシュさんを配置。
次に多少なりと踊れた面子を、スイートさんの付近に。美翔さん、ダンスの練習、頑張ったんでしょうね…。
そして如何ともしがたかった方々には、恐れながら後ろに行っていただいたと。
突出して後ろに配置されてる夢原さんの事情は、まぁ想像の通りなんでしょう。
ただ途中で美墨先輩がゴネたので、そこだけ入れ替えさせて貰った感じ。
【OP】
OP「キラキラkawaii!」はメイン歌手・くどまゆ。
密かにくどまゆさんが担当されるのは初です。
美墨先輩から夢原さんへの移行のように、「プリキュア歌手」の代表格は五條さんから世代交代してきた印象ですが、それを反映するかのよう。
「キラキラkawaii」シリーズの特徴「各シリーズのタイトルコールが徐々に増えていく」は当然ながら今回も健在。
「スイスイプリキュア」に加え、「オールスター」のコールが追加されてます。
劇中でも「オールスターズ」と名乗っておられましたし、何か正式にプリキュア組合的なものが結成されたようです。多分、初代会長は夢原さん。会議ではずっと寝てるけど。
歌詞としてはプリキュアさんの隠れ象徴「植物」がそこかしこに。
「永久に枯れない1本の木」ではなく、「一つ一つは枯れても世代を繋いで反映していく」を選んだプリキュアさん。
どこまでもそれは徹底しておられる。
また、それに加えて今回は最終章ということで、別れを匂わす歌詞も。
「地球は周ってる 今日も過去になる」「近くにいなくても ココロは自由に 飛ぶよ!」とか。
「近くにいたら飛ぶのが当たり前なのか?」と思わず首をひねってしまいましたが、まぁ飛びますよね。
例えば美翔さんが近くにいたら、そりゃココロも飛びますよ。でも遠くに行かれてからの方が、飛んでる気もする。
番組が終わってからの方が、むしろ盛り上がってる気すらするのは、凄いんじゃなかろうか。(そもそも放送中に盛り上がっていればこんなことには…とも思いますが)
【ED】
ED「ありがとうがいっぱい」。全OPED歌手7名+全プリキュア21名による大エンディング。
大塚監督曰く「ありがとうは最も美しい日本語」。全面的に同意です。
そんな「ありがとう」がいっぱいに詰まってる。
このED曲および映画が綺麗過ぎて、「DX3」見たら「プリキュアシリーズは今年で終わりなんじゃ?」と錯覚するほど。
現実的にはこのタイミングでシリーズを終えるメリットが全く見えないので、おそらくそれはない。(北条さんが大失敗しなければ…!)
頭では分かっていても、思わずそう感じてしまうほどに綺麗。
「目覚めてしまう こころのチカラ」「消すに消せない こころのタカラ」等が、やたらに納得。
もはや意思とは別のところにある。
だからもう「ありがとうがいっぱい」と唄うしかない。双方向で「ありがとう」。本当に幸せなコンテンツだと思う。
…だから、「『宝』とかカタカナ表記されるとムズムズする」とか、そんな無粋なことは言わない。
また「必ずや次のseason 咲いてみせるよ」「さぁ行こう!次のreason 待っているから」等、この先への想いも。
よく見れば「プリキュア」の単語が入ってないです、このお唄。
使おうと思えば、卒園式ソングにも使えそうです。
密かに「メロディになろう」「リズムになろう」と唄ってるのも上手いです。
ちゃんと「DX3」(スイートプリキュア)のEDになってる。
この辺、埋没しないよう奮闘している北条さんの頑張りを感じます。
…思いのほか長くなってしまった。
書こうと思うと、いくらでも出てきます。
「プリキュア」さんは作り手側の愛が凄まじい。それを改めて実感したCDでした。
「DX」シリーズ最終編の主題歌だけあり、お唄の方も総決算。
ここまでやってしまったら、もうこれ以上はどうするんだという感じ。
キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~/ありがとうがいっぱい(DVD付)
【特典ムービー】
特典は歴代「DX1」「DX2」のOP動画と、「DX3」のスペシャルOP(本編OPの後編で流れたダンスのフルパート)。
前半部の北条さんと南野さんによるダンスは、恐ろしいことに二人の振り付けが違います。
や、やめて。そういう難易度を上げることはやめて…。それにリズムパートをコピるお子様ばっかりになったらどうするんですか。
後半部は全員登場してのダンス。
必然的に美翔さんの姿を探すわけですが、なんとメロディさんの真横という好ポジションをキープ…!
美翔さん、頑張りました。おかげで最後にアップになる瞬間、見切れながらも映っています。良かったですね。
具体的には↑このシーン。
ついっと足を伸ばしてポーズ決めるところが好き。
ミルミルさんのお澄まし具合が可愛いです。
なお最も資産価値が高いと思われる「リズムさんの前」のポジションは、レモネが確保しています。
一体、どんな裏工作が展開されたんでしょうか。
レモネったら物凄く得意気な笑顔です。輝いておられる。
この全員ダンス、よくよく見ると絶妙に各自のダンスがズレてます。
上の画像のパートでいえば、
目を閉じて酔ってるミルミルさん
ダンスに集中しているメロディさん(視線はステージ左方で固定。おそらく余裕がない)
カメラ目線のリズムさん(仕事の出来る子…!)
わが世の春のレモネ
と異なる上に、足の伸ばし具合や手の角度等も異なります。
全てをきっちり合わせることも出来たのでしょうけれど(プリキュア娘の猛反発に耐えながら徹底教育を行えば)、キャラクターの性格が出ていて面白い。
僅か1カットだけでもこれなら、細かいところではどれだけ仕込みがあるのか。さりげなく、とんでもない。
…このダンスの練習光景とか、ちょっと思い浮かべるだけでも凄そうですね。
ダンス優等生の「フレッシュ」チームや、多分オーディションに「ダンス」の項目があった「ハートキャッチ」さんたちはいいとして。
美墨先輩とか夢原さんとか、扱いが大変そうです。
桃園さん:「れ、練習しようヨ!」
美墨先輩:「はぁ!?」
みたいな。それを見た北条さんが「あの黒いのは出来ない先輩だ」と早合点して態度に出して、とんでもない目に遭わされたりとか。
そう考えると、あの立ち位置は妥当なのかもしれません。
中央がスイートさんなのは確定として、目立つ前方にはダンスができるハートキャッチさんとフレッシュさんを配置。
次に多少なりと踊れた面子を、スイートさんの付近に。美翔さん、ダンスの練習、頑張ったんでしょうね…。
そして如何ともしがたかった方々には、恐れながら後ろに行っていただいたと。
突出して後ろに配置されてる夢原さんの事情は、まぁ想像の通りなんでしょう。
ただ途中で美墨先輩がゴネたので、そこだけ入れ替えさせて貰った感じ。
【OP】
OP「キラキラkawaii!」はメイン歌手・くどまゆ。
密かにくどまゆさんが担当されるのは初です。
美墨先輩から夢原さんへの移行のように、「プリキュア歌手」の代表格は五條さんから世代交代してきた印象ですが、それを反映するかのよう。
「キラキラkawaii」シリーズの特徴「各シリーズのタイトルコールが徐々に増えていく」は当然ながら今回も健在。
「スイスイプリキュア」に加え、「オールスター」のコールが追加されてます。
劇中でも「オールスターズ」と名乗っておられましたし、何か正式にプリキュア組合的なものが結成されたようです。多分、初代会長は夢原さん。会議ではずっと寝てるけど。
歌詞としてはプリキュアさんの隠れ象徴「植物」がそこかしこに。
「永久に枯れない1本の木」ではなく、「一つ一つは枯れても世代を繋いで反映していく」を選んだプリキュアさん。
どこまでもそれは徹底しておられる。
また、それに加えて今回は最終章ということで、別れを匂わす歌詞も。
「地球は周ってる 今日も過去になる」「近くにいなくても ココロは自由に 飛ぶよ!」とか。
「近くにいたら飛ぶのが当たり前なのか?」と思わず首をひねってしまいましたが、まぁ飛びますよね。
例えば美翔さんが近くにいたら、そりゃココロも飛びますよ。でも遠くに行かれてからの方が、飛んでる気もする。
番組が終わってからの方が、むしろ盛り上がってる気すらするのは、凄いんじゃなかろうか。(そもそも放送中に盛り上がっていればこんなことには…とも思いますが)
【ED】
ED「ありがとうがいっぱい」。全OPED歌手7名+全プリキュア21名による大エンディング。
大塚監督曰く「ありがとうは最も美しい日本語」。全面的に同意です。
そんな「ありがとう」がいっぱいに詰まってる。
このED曲および映画が綺麗過ぎて、「DX3」見たら「プリキュアシリーズは今年で終わりなんじゃ?」と錯覚するほど。
現実的にはこのタイミングでシリーズを終えるメリットが全く見えないので、おそらくそれはない。(北条さんが大失敗しなければ…!)
頭では分かっていても、思わずそう感じてしまうほどに綺麗。
「目覚めてしまう こころのチカラ」「消すに消せない こころのタカラ」等が、やたらに納得。
もはや意思とは別のところにある。
だからもう「ありがとうがいっぱい」と唄うしかない。双方向で「ありがとう」。本当に幸せなコンテンツだと思う。
…だから、「『宝』とかカタカナ表記されるとムズムズする」とか、そんな無粋なことは言わない。
また「必ずや次のseason 咲いてみせるよ」「さぁ行こう!次のreason 待っているから」等、この先への想いも。
よく見れば「プリキュア」の単語が入ってないです、このお唄。
使おうと思えば、卒園式ソングにも使えそうです。
密かに「メロディになろう」「リズムになろう」と唄ってるのも上手いです。
ちゃんと「DX3」(スイートプリキュア)のEDになってる。
この辺、埋没しないよう奮闘している北条さんの頑張りを感じます。
…思いのほか長くなってしまった。
書こうと思うと、いくらでも出てきます。
「プリキュア」さんは作り手側の愛が凄まじい。それを改めて実感したCDでした。