Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

かいじゅうたちのいるところ

2009-12-07 23:46:36 | 
モーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』
私にとってこの絵本は読み手も、絵本を眺めながら聞いていたその頃まだ幼かった聞き手も、マックスと一緒に冒険の旅をしているような気分で心躍らされる一冊であり、年月を経ても色褪せることなく生き生きと心によみがえってくる一冊である。絵本の最後のページが閉じられても、すぐもう一度開きたくなるような魅力に満ちた一冊でもある。

そんな思い出深く、大事な絵本の一冊である『かいじゅうたちのいるところ』がスパイク・ジョーンズ監督によって映画化され、来春公開されるとのこと。期待と懐かしさで前売り券を購入した。
            
これが『毛玉ストラップ付き特別鑑賞券』とのことで、こんな(↓)おまけ付き!!
この本に出会った頃、『クレヨンハウス』で登場人物(マックス+かいじゅうたち)の縫いぐるみを見かけたことがあって欲しいなあ~!とうっとり眺めた記憶がある。その時の縫いぐるみとは比べるべくもないが、でもこんなほわほわした毛玉が付いてるなんて、嬉しいよなぁ~、なんて心秘かに思わないでもない。
              
マックスの部屋に木がどんどん生えるところから、次は!次は!とページを繰る手ももどかしくなるのだけれど、みんながわーわー遊んでいるところは殊に面白く・・・。
         
しかし、これだけ思い入れのある絵本なだけに期待が裏切られたらいやだなあ、という気がどこかでしないわけではなく・・・。つい手ひどく裏切られた『ネバーエンディングストーリー』のようだったら、と心配したりもする。

コメント (4)
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