Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

F.モンポウ/Federico Mompou

2007-04-11 22:55:28 | 音楽
フェデリコ・モンポウ:20世紀スペイン・カタルーニャ地方の作曲家(Federico Mompou, 1893年4月16日バルセロナ-1987年6月30日バルセロナ)の名前を知ったのはいつの頃だっただろう。何となく記憶の片隅に留まり続けた作曲家の名前だったが、ピアノ作品が多くいつか聴いてみたい、楽譜を見たい・・・と漠然と思っていた。
それから随分時間が経って、実際に聴いたのは、彼の自作自演のCD:モンポウ作品全集(4枚組)彼の音楽、それは密やかにやってきて気付くと隣にひっそりぴったりくっついているような、それがちっともいやでなく、むしろとっても心地よいような・・・。
               
そして、小節線という概念から完全に自由になっている音楽だということに驚愕した。
楽譜を一曲だけでも見てみたいものだと思っていたら、一人のピアノの教え子が持ってきた名曲選に「モンポウ」の文字が・・・!
            
『内なる印象』より「悲しい鳥」、譜面はほんとに簡単そうなのだけれど、弾いてみると、これがなかなか「悲しい鳥」にならない。参考にCDを聴いてみようか、と聴かせたら「凄い、いい曲だったんですね~♪」・・・わかる!わかる!だよね~暗闇に鳥の鳴き声が響く!!

*F.モンポウ Wikipedia
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2 コメント

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Unknown (はな)
2007-04-12 05:39:57
ふうん…小節線という概念から完全に自由になっている音楽…想像がつくようなつかないような…
鳥のさえずり川のせせらぎのような流れなのでしょうか。
機会があったら一度聴いてみたくなりました!
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はなさま、 (rubicone)
2007-04-13 13:19:25
楽譜は見た目ほんとに簡単なのに、聴いていた教え子は「途中で音を見失いました~・・」と、のたまいましたよ!!たははは・・・。
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