老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

山口・習近平会談から今日で2日目

2013-01-28 19:58:40 | 安倍内閣
25日に山口公明党代表と中国習近平総書記の会談が終了して2日が経過した。昨日今日のニュースを見聞きしているが、二人の会談後中国が日本の主張する尖閣諸島の海空域に侵入したニュースはないようである。

会談で習近平氏も日中の関係改善に言及されたからには、先ず日本の主張する尖閣の領海領空への侵入を自制して、次の日本の出方を一定期間待つのが外交儀礼であり常套手段であろう。そのような意味で会談後の中国の尖閣領海領空侵入のニュースには注目している。

また習近平氏は3年半前に訪日した際には総書記ではなかったが、当時政権与党の民主党小沢幹事長の肝いりで天皇陛下への謁見が叶い、どのような話がなされたか知る由もないが、現在中国のトップに就任された以上、天皇謁見の信義は尊重されるはずである。当時習近平氏の天皇謁見は小沢氏のごり押しとメディアは一斉に小沢批判をしたが、そのように天皇に謁見した習近平氏であるから、今回連立与党の公明党山口代表との会談内容を重視し、無定見に尖閣の領海領空に侵入するような理不尽なことと、外交儀礼を無視するようなことはなさるまいと思う。またそうであるように期待したい。

しかし一定期間内に日本政府に呼応する動きがなければ、再び尖閣の領海領空侵入が再開される可能性もある。そうなっては米国の利害にも反することになり、安倍政権は米国からも見放されることになりかねないゆえ、訪米前も訪米後も日中の関係改善と従軍慰安婦問題に対する対応を軽視することはできないと予想している。これは以前ののワシントンポスト紙と今回のNHKのワシントンポストの報道からも伺えることである。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130127/k10015088931000.html

「護憲+BBS」「政党ウォッチング」より
厚顔の美少年(1/27記)



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