老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「欧州からみた米兵事件」(2/18毎日新聞)

2008-02-18 14:30:27 | 民主主義・人権
沖縄の少女暴行事件について、日米地位協定の改定を求める声が上がっている中、高村外相は、諸外国が結んでいる協定と同じだから改定を求める考えはないとはやばやと発言した。 

それなら、それぞれの国、地域の米軍基地の占める割合、犯罪率などを調べたいと思いながら果たせないでいたら、毎日新聞18日朝刊の「発信箱」に大変いい発言を見つけた。以下町田幸彦欧州総局員の発言である。

**(以下抜粋引用)**

どうして駐留米軍はヨーロッパで規律がしっかりしているのに、アジアの一角・日本になると米軍関係者の凶悪事件がなくならないのか。

英国にも駐留米軍約1万人いる。でも「米兵やその家族による事件など聞いたことがない」と周囲の英国人はいう。

(1995年の沖縄の少女暴行事件のとき、)筆者はボスニア・ヘルツェゴビナにいた。平和維持軍に派遣された米兵たちは率直に言って欧州の部隊より規律に気を配っていた。

当時、欧州最大の駐留米軍(6万8千人)を抱えるドイツで日本のような米兵不祥事がないか、ドイツ在住の友人に尋ねてみた。返事はやはり、「そんなことは聞いたことない。」(欧州の人々は)「沖縄のようなことが起きたら大変なことになる」と皆、思っている。

(高村外相は)根本的な疑問を在日米軍にただしてほしい。米軍はヨーロッパ各国で地元の住民生活に治安の不安をかけることなく駐留している。なぜ、日本・沖縄で同じようにできないのか。米担当者は自問すべきだ。

**(引用終わり)**             

短い囲み記事ですが、まさに知りたい事を教えてくれました。一面に事件関係の記事は載らなくなりましたが、日本人はもっともっと怒り続けなければと思いました。 

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
松林

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-02-18 16:21:09
松林様

「発信箱」欧州からみた米兵事件」を見て、いたら今度は、住居侵入事件が発生したとか・・。衆院予算委員会で沖縄県選出の赤嶺議員がただ今質問中ですが、政府も被害者だと、宣う政府答弁に呆れかえっております。

     「べごおじ」

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