老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

5/7「反原発」渋谷デモ参加報告

2011-05-09 16:53:10 | 原発
5月7日の「反原発」渋谷デモ、行って来ました。いやー楽しかったですよ。

参加者は主催者側発表で1万5千人とか。そぼ降る雨の中、続々人が集まって会場についたら全然前が見えない状態。

私達のグループはわりと後の方で、子ども連れや中高年、若者達と多彩な人達で一杯でした。私の前を歩いていた藤沢から来たというお母さん、二歳の女の子を抱っこして重たそう。話を聞いたら14㎏あるとか。隣にいたおじさんが肩車してあげたけれどママがいいのかちょっとぐずり出してすぐにママの背中へ。

私の周囲の方達はシャボン玉飛ばしたり、歌ったり、ぬいぐるみを着てチラシ配ったり、とても穏やかなデモだったのに、逮捕者が4人も出たなんて驚きです。今日はいやにおまわりさんが少ないな~と思っていたら、前のサウンドカー辺りで逮捕されたとか、だから後は手薄になっていたのかしら?

警察車両が5台も来てサイレン鳴らして走り出したら、急におまわりさんが増えていつものデモと同じ風景になりました。沿道を歩く人達は5月3日のように目を合わせない人も
多かったけれど、スッと中に入ってきて黙々と歩く方、沿道から親子で手を振ってくれた方、面白かったのはソフトバンクの孫さんのファンクラブの方達が孫さんの写真を掲げて、沿道でエールを送ってくれたこと。

友人の1人が知っていたフランス人のフランス語の先生がデモに参加して(NHKで番組持っていたらしい)、青学の前で一生懸命学生達に話しかけデモに誘っていました。外国人の方が多く参加されていたのも特徴でしょうか。

デモを誘導する人もなく(コースの後半でお巡りさんが車道側に付きましたが)、センター街では、横断する人がデモの間すり抜けて「おう、頑張ってや、放射能は怖いもんな」とおじさんに言われた時は驚きました。

歩道橋では相変わらず公安さんがパチパチ写真を撮っていたけれど、「脱原発」のボードを高く掲げて振る人達や拍手をしてくれる人達も数多くました。

宮台真司さんが言っていた「何回デモをしても、原発推進派にとっては痛くも痒くもない
彼らを本当に困らせるのは、原発をつくっている企業の不買運動をする事と、原発推進派の議員の落選運動をすること」というのは、確かにそうかも知れないけれど、小熊英二さんの「楽しいから参加した。デモに参加することで社会全体の変化を後押しする事になると思う」という発言に私の気持ちは近いかも知れません。

でも、原発について知らない人達にどうやって伝えていったらいいのか、これも大事な事ですね。

私の友人の中で初めてデモに参加した人がいて、集会から解散まで5時間以上に亘る時間の流れはキツかったらしく、もの凄く疲れたようでした。やたらとグループを分断して、デモ隊を止めて、ダラダラ時間かけて「デモはやたらと疲れる」という印象を与えたとしたら残念ですが、規制する側の意図は当たったのかも知れません。

「護憲+BBS」「イベントの紹介」より
パンドラ

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