福田首相辞任

－公明党と麻生幹事長に下ろされた福田首相－

安倍前首相の辞職に比べると、今回の福田首相の辞職はある程度予測できたことである。特に次の総選挙に危機感を持つ公明党は、福田首相の低支持率の下では解散総選挙をして欲しくない意思が見え隠れしていた。

公明党はその福田首相を引きずり下ろすために、首相が臨時国会で一番こだわっていたテロ特措法の再延長を如何に巧妙に妨害するかに腐心し、そのために臨時国会の招集日と会期を首相主導（８月末召集９０日会期）にさせないために麻生幹事長を取り込み、９月１２日召集、７０日会期で首相に強引にねじ込んだ。その後野党の代表質問も福田首相が国連総会から帰って来る９月末にセットするような噂を流し、これではとても臨時国会でのテロ特措法とその他法案の成立は難しいと首相に思わせた。その結果、首相も臨時国会乗り切りに協力が得られていない、見捨てられつつあると判断しての辞職であろう。

さて問題は、公明党の力を利用して福田総理を辞任に追い込んだ麻生幹事長は次期自民党総裁候補として得をしたのか損をしたのか、である。安倍前首相に続き、幹事長としてまたしても総理を守れなかったことに対する責任追求は、自民党内から徐々に出て来るであろう。

次期自民党総裁選も、下馬評通りすんなり麻生氏で纏まるのか、一悶着ありそうである。何れにしろ安倍氏に続き政権を途中で投げ出した自公政権は無責任であり、次の内閣は臨時国会冒頭で解散し総選挙で国民の信を問うべきである。

「護憲＋ＢＢＳ」「行政ウォッチング」より
厚顔の美少年
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－福田首相の辞任、震源は公明党？－

今週のコラムで、百山さんは風の色々につて語られています。肌に感じる風、頭の中だけに感じる風、しかしどの風も行き過ぎると大変な事になります。

昨晩９時３０分に、通常番組を中断して開かれた福田首相の辞任会見、これも何かの風が吹いたと思いますが、この風は何の風なのでしようか。

今朝の朝ズバで各党に出演を依頼していましたが、公明党だけは来ないと言っていました。風も自然現象。今回の辞任劇を自然現象に例えるならば、最近の公明党の動きから考えると、首相は辞任に付いて色々言っているが、自然現象に例えるならば、風ではなく地震で、その震源地は公明党だと私は感じています。

肌に感じる風から脱線しましたが、コラムを読んで、子供の頃は北朝鮮に住んでいて、真夏の太陽のギラギラ照る中に遊んでいましたが、湿度が低く気温が高くても肌に当たる風が爽やかに感じていた事、爽やかな風を感じた肌には白い塩も吹き出ていた事など、子供の一時期の懐かしさも思い出させて頂きました。

「護憲＋ＢＢＳ」「コラムの感想」より
ごまめの翁