NHKの「そのとき歴史が動いた~大正デモクラシーを生んだ米騒動~」という番組をみました。
感想の1番は「いざというとき軍隊は国民を護らない。国民に銃を向ける」でした。そして今とすごく共通するものがあると感じました。
「一揆」と「米騒動」の大きな違いは、一揆は凶作で米が無かった、米騒動はたくさんの米が、裕福な人(戦争でもうけた成金)の投機の対象となって値上がりを続け、庶民の手に入りづらくなったと説明されていました。
お母(おかか)と呼ばれる米を荷車で運ぶ仕事をしている富山の主婦たちの、「こんなに多くの米があるのに値上がりして家族に食べさせる米が買えない」ということへの疑問が発端だったのだそうです。
それを伝える一人のジャーナリストの記事が各地へ飛び火して、同じ思いの労働者が立ち上がる。その数100万人!政府は軍隊の出動を要請。軍隊は国民に銃を向ける。死者14人、けが人多数。逮捕者多数。逮捕者の職業はほとんどが貧しい労働者だったそうです。
寺内内閣が総辞職してそれから少しの間大正デモクラシーの時代があり、その後戦争に向かって次第に庶民が物をいえない時代になっていった、とのこと。発端はおかかたちの「おかしい」という気づきだった、と解説の内橋克人さんが言っていました。
今も「空前の好景気」なんておかしいですよね!
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
コナシ
感想の1番は「いざというとき軍隊は国民を護らない。国民に銃を向ける」でした。そして今とすごく共通するものがあると感じました。
「一揆」と「米騒動」の大きな違いは、一揆は凶作で米が無かった、米騒動はたくさんの米が、裕福な人(戦争でもうけた成金)の投機の対象となって値上がりを続け、庶民の手に入りづらくなったと説明されていました。
お母(おかか)と呼ばれる米を荷車で運ぶ仕事をしている富山の主婦たちの、「こんなに多くの米があるのに値上がりして家族に食べさせる米が買えない」ということへの疑問が発端だったのだそうです。
それを伝える一人のジャーナリストの記事が各地へ飛び火して、同じ思いの労働者が立ち上がる。その数100万人!政府は軍隊の出動を要請。軍隊は国民に銃を向ける。死者14人、けが人多数。逮捕者多数。逮捕者の職業はほとんどが貧しい労働者だったそうです。
寺内内閣が総辞職してそれから少しの間大正デモクラシーの時代があり、その後戦争に向かって次第に庶民が物をいえない時代になっていった、とのこと。発端はおかかたちの「おかしい」という気づきだった、と解説の内橋克人さんが言っていました。
今も「空前の好景気」なんておかしいですよね!
「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
コナシ