life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

中4日経ってテキサス。

2009-04-14 23:48:02 | 【野球】ペナント日誌 2009
 上原氏、登板2回目です。
 本日も早々に先制点をもらいました。が、今日は初回からツーベース2本であっさり失点、続く2回もソロ1発食らってあっという間にリードを失うという、不穏な空気を醸し出す投球内容。
 立ち上がりが悪いのはまあよくある話なので、百歩譲って(誰に?)初回は計算に入れるとしても、結局ぐだぐだな感じで3回までに2発を含む4失点。数字だけ見ててもだめだこりゃ状態です。打たれるから仕方ないんだけど今日も球数多いし。

 それが4回になってようやっと球数も減り、この回にこの試合初めて無難にイニングを終えて、5回も走者は出しましたがだいたい落ち着いてきていたみたいなので、既に4失点はしてるけどなんとかまともになってきたのかなー、というところで例の6回ですよ。
 とにかく今日は四球が多かった。5イニング(と0/3……)で4つ、さらにうち2つは先頭打者に出していて、しかも最終的には4つのうち3つが失点に繋がってます。四球4は9回投げてもめったにないし(というか死球込みでも4つなんて記憶に全然ない)、そういう意味ではいくらなんでも上原氏らしくないので、ほとんど自分の投球ができてなかったんじゃないのかと思うんですが。

 降板した6回も、無死満塁って、この10年間でほとんど記憶にないシチュエーション。それを自分で責任を負えずに降りたわけですから、思うところはいろいろあるでしょう。映像が見れてないのでなんともですが、監督曰く「変化球が落ちず、五回には疲れているように見えた。六回にはカウントを悪くする場面が多かったので決めた」とのこと。本人は「きょうは何も仕事をしてない。迷惑をかけただけ」というコメントですが、結論としてはやはりそんなとこかなと。
 それにしても、ボールの滑りに未だに慣れないらしいのは正直意外と言えば意外です。WBC球はなんともなかったみたいなのにねぇ。ってそれは3年前だからかなぁ。

 今日は本当に幸運で、チームが頑張って試合を取ってくれましたが、次回はこの借りをチームメイトに返さなければいけない立場になりました。前2年間の役回りというか状況というか(抑えやったり、去年半分まともに先発できてなかったり)は監督も理解はしてくれているようですが、だからといって登板間隔がこれ以上開くわけでもない。
 どれも予想できた事態だし、もともと心配ではあった点でもありますが、焦らずにひとつひとつ解決法を見つけていくしかないのでしょう。こっちも気長に見守るしかないです。と、自分に言い聞かせてみる。(笑)
 そして、MLB.comのGAMEDAYに出る球種表示は、もうChangeup=フォークだと思うことにしました(笑)。あんなにチェンジアップ投げてるわけないしフォークが1球もないなんてありえないので。

神宮も甲子園も雨チューなのに
 マリンはやってました。さすがマリン。普通にみんな合羽とか着てましたよ、スタンド。お疲れさまです。
 そしてまさおも連続完投お疲れさまです。絶好調ですねしかし。ちらちらしか見れてませんけど、危なげない雰囲気ではありました。隈がまだどうにも本調子にならないので、ありがたいところです。ていうか隈もがんばれ。
 でも打線は開幕カードが嘘のような感じになってます。今日はまあ俊介なんで、それでも鷲は勝てただけ良かったですけど。
 さて、明日はそれでも先発で使ってもらえる朝井です。汚名返上なるか。

ミッキー(泣)
 広島のミッキー。亡くなったそうです。球場で会う機会がなくて残念でしたが、ご冥福をお祈りします。



 全然話は別ですが、モンテカルロ・ロレックス・マスターズでつい先ほどサフィンとヒューイットの試合が始まりました。それにしても1回戦からこのドローはないでしょー(笑)どっちが勝ってももったいないっ。
 ……と歯軋りしつつ、最後まで追ってられないのでどっちもがんばれーと思いつつ寝ます。ああ、それにしてもシモンが2回戦で早々に姿を消してしまった……どうもデビスカップからこっち、精彩を欠いていますね。

ボルティモアで起きたこと。

2009-04-09 23:59:49 | 【野球】ペナント日誌 2009
 その人が10年間目標としてきたその場所に初めて立ったのは、日本時間朝8時過ぎ。

 上原氏がメジャーリーガーとしての「開幕」マウンドを踏んだその時、私は残念ながら通勤途中だったんですが(笑)申し訳ないがやっぱり気が気でなく、職場ではGAMEDAY MINIのお世話にならずにはいられませんでした。
 とは言うものの、結局は合間合間に数字をチェックするくらいが精いっぱい。4回で70球超えてたので、5回で100球いくんじゃないの~多いよ~と思ってみたり、そのわりにそんなに打たれてないなとも思ってみたり、投球詳細見てもほとんどFastballとChangeupなんだけどフォークどこ行った? ないわけなかろ?? と混乱してみたり……
 でも、観ていた友人曰く「フォーク2種類投げ分けてるみたいだよ」とのことで、そうだよねーじゃないとピッチングにならないよねーと安心? したりしました。やっぱりMLB.comのstatsの見方(というか用語か)が全然わからないんですが、何をどうやって調べたらわかるんだかもわかりません。(笑)

 終わってみたら5回1失点に被安打4(多分)四球1。球数からしたら本当はせめて6回、できれば7回途中くらい行っててほしいところですが、でも今日は結果が出たことがいちばん嬉しかった。

 「野球やってて良かった」と本人が感じられるマウンドになったのであれば、それが何よりです。
 シーズンは始まったばかり。最初の一歩が、この先の歩みを約束してくれるものでありますように。

 明日また詳しいコメントなどを拾ってみるつもりですが、中4日で浸る間もなく次の登板が来るんでしょうね。本人にはその方が良いかもしれませんが。

3連勝、だがしかし。

2009-04-06 22:00:26 | 【野球】ペナント日誌 2009
 日曜も札幌ドームでは試合があったわけですが、観戦せず仕事でした。
 で、携帯忘れて行ったので帰ってくるまで何も情報がなく、でもさすがに今日は負けるだろうと思ってのほほんと帰ってきて(笑)速報見たら11回裏6-9ってあんた。慌ててGAORAのお世話になりました。
 結果勝つには勝った鷲ですが、ハイライトとボックススコアを参照すると「なんだかなー」って感じのグダグダ感がお互い満載です。2戦目も、リードこそされなかったけどよく負けなかったよしかしって感じでしたし。まあそれでもノリが第1戦はどこへやらの爆発ぶりを示し、負けかけた試合を手繰り寄せたことは良かったと思います。

 ただ冷静になって振り返ると、結局先発が全然機能していないという恐ろしい話が出てきます(笑)。隈は悪いなりに6回投げて試合作ったからともかく、長谷部もラズナーも揃って5回どころか3回もつかもたないかでした。おかげで開幕最初のカードからブルペン総動員しまくり。当たり前だけどこんなんが140試合もつわけありません。恐ろしいです。
 なので、次のカードの3枚がどれだけ計算の立つ投球をしてくれるかに、この先がかかっているのではないかと。頭がまさお(これ、呼びやすい……親しみをこめて今後こう呼びます。)で、残り2枠は朝井・永井でしょうか。札幌に帯同していたので。
 とはいえ、長谷部かラズナーか少なくともどちらかがものになってくれないとローテ回すことも厳しくなっちゃうので、特に長谷部には早いとこ立て直していただきたいと思います。

 打線はこのカード、初戦はどうなるかと思いましたが、全体的にセギノールとノリが効果的な仕事をしてくれてましたね。気づけば鉄平も地味に当たってるみたいですし、牧田にもようやっと定位置掴めるかもしれないチャンスが巡ってきつつあるし(リックさんの状態は心配ですが)。
 出だしは悪くない、けど打線の波が来た時にどうなるか。……やっぱ先発次第ですかねー。

うっちーがレフトなので@横浜さん
 スタベンなじみー。
 じゃあファースト誰なんだ、と思ったら新しい外人さんなんですね。彼を出すからうっちーをレフトにしたという理解でいいんでしょうか。
 ジョンソンがOP戦の間どんな調子だったのかは私はわからないんですが、じみー本人は「今年は近年で1番調子もよくキャンプ、オープン戦といい状態で送る事ができた。もちろん今も感じは良好☆」とか述べていますので、悔しさもいかばかりか。
 とにかく今は代打で結果を出すしかないのか……でも、大西は守備あってこそ生きる選手だと思うんですけどね。別にレフトでもセンターでも構わないと思うんですけどねー……

開幕連勝? した?? のか???

2009-04-04 23:42:21 | 【野球】ペナント日誌 2009
 本日も札幌ドームです。
 長谷部は投げてみないとどこまで投げられるかわからないけど、ある程度はやれるだろう。というかやってくれないと困る。せめて5回までは! という願望と、秀悟はどこかで必ず崩すチャンスがある相手ではある。という印象で、乱打戦にはなるかも知れないけどワンサイドで負ける確率は低いだろうと予想しました。

 それだけに長谷部の出来が左右する試合だと思ってましたが、その長谷部。初回・2回は苦しいなりに、セットになってからは打たせて取る形に持っていけたので、いけるかなと一瞬思ったんですがね。行けなかった。

 問題の3回、金子の1発は仕方ないとしましょう。しかしその後がいけない。すでに5点もらってて、連打されたわけでもない。切り替えることはできたはずの状況なのに、ここでストレートの四球はないよなーと。
 そんなわけでしっかり嫌な雰囲気になっていて、それでも2死まではこぎつけました。そして相手は昨日もチャンスでは打ててないスレッジなのに、ボール先行。警戒するのはわかるけどなんだか逃げてるような……と思った3球目を叩かれてタイムリー。結果、3イニングもたず降板することになりました。
 後を引き継いだグウィンも信二にタイムリーを浴びて、さっき追加した3点をそっくり返されてしまいました。が、最後はなんとか二岡を打ち取ります。
 3回表の時点で「なっしーも意外に秀悟引っ張るなぁ、まだ後ろの準備ができてないのかなぁ」とか思ってましたが、逆に長谷部が先に下りちゃったことになりましたね。

 残念ながら長谷部には、まだ「攻め」の「気持ち」が感じられないところがあります。ボール球になることは必ずしも悪いことばかりじゃないし、意図がある場合もあるだろうけど、今日に限って言えば、苦しい時のボール先行にはやっぱり若干逃げ腰な雰囲気が出てしまっていた気がします。
 期待はしてるんですけど、このままでは一場の轍を踏みそうな気がしてならないんですよね。そうならないように切に願っております。

 さて、その後はお互いソロ1本ずつで加点。動くようで動かない試合になってました。ノリのエラー(走者が若干打球に重なるような位置になっちゃったような気もするんですけどね)が出た時にはちょっと肝が冷えましたね、次が稲葉だったんで。苦労はしましたが、まああそこは1点で済んで良かったというところ。

 そして6回裏、ヒメネスのところで久々の渡辺恒樹登場。左のヒメネスは打ち取ったので最低限の責任は果たしてくれましたが、右の金子には外野に飛ばされちゃいました。
 この打球にリックさんが突っ込んでったのですが、「行ったらあかん!」と思わず叫んでしまったくらい(笑)のタイミング。あれはバウンドを待って良かった球だと思いました。結果やはり捕れずにツーベースになってしまいます。

 リックさん頑張ってくれてるんだけど、好きなんだけど、外野守備してる時に良く思うのが、判断が一瞬遅いということです。昨日もそうだけど(ただ昨日のはどっちにしてもクッションボール処理になってツーベースはツーベースだっただろうとは思いますが)、今日のこの打球は無理をしなくて良かったと思う。リックさんの守備には、きわどいプレイよりも現実的なプレイを期待してるので。
 しかもリックさんはこのプレイで負傷してしまったらしく、速攻で牧田に交代になりました。肩を少し押さえてたみたいに見えましたが、大事無いといいんだけど……。

 賢介が打席に入るところで、ノリが宮出(リックさんの代わりの牧田がライトに入って、宮出がレフトに回ってました。☆maruko☆さんご指摘ありがとうございます)に「前へ出ろ」みたいな指示を出してました。で若干前に出たんだけど、賢介の打球が注文通りにそのレフト浅めへ高く上がって、「すげー! ノリの言った通りじゃん!」と思ったのも束の間、球は宮出の前に落ちた……(笑)。せっかくのノリの予想が半端になっちゃった。もったいない。しかも1点差に詰め寄られるタイムリーだよ(汗)。
 ここで4番手に半袖小山。盗塁はされるものの、ひちょりを空振り三振に仕留めてなんとか踏み止まります。しかし今日賢介に2度走られましたよ、嶋。

 直後の7回の攻撃では、エラーと四球で2死ながらチャンスをもらいながらも生かせず。その裏が嫌――な稲葉からだったのですが、小山絶好調?? 2つの見逃し三振を取り、あっさり3者凡退で片付けてくれます。これはありがたかった!
 しかし守らなければいけないイニングはあと2回も残っており、ここまではしっかり抑えたのに何故か当たってない二岡を出す小山(笑)。佐竹がヒメネスを打ち取って、さらにここで川岸です。
 8回裏だけど、じゃあワンポイントなのか? 1点差でこんなに投手使って万一延長になったらどうしよう、ってな心配も出てきました。おまけになっしーは右の金子を左の坪井に代えてきて、この後まだ賢介も稲葉もいるじゃん! 左ばっかりだよ! という状態に(笑)
 9回は左が2人いるし、じゃあ有銘なのかと思ったら川岸が続投。これが監督言うところの「抑え・川岸」の初舞台になったわけですが、ひちょりにまで代打糸井が出てくる始末で、結果的に左打者5人を相手にしたことに。
 しかし2死後、稲葉に2ストライクからの四球を出して最悪に嫌な雰囲気が。案の定スレッジには、あとほんの1mか50cmか!? ってな特大のファウルを打たれ、危うく絵に描いたような逆転サヨナラ負けを喫するところでした(汗)が、結果なんとかスレッジを打ち取ることができて、試合終了。

 いや疲れた。今日も疲れた。
 とにかく長谷部がもったいなかったです。普通にやれば勝ち星だって取ることができた試合なのに。それに尽きます。まだ時間がかかるのかなぁ……

 でもま、開幕2連勝を目にすることができたのはありがたい話ではありました。一筋縄ではいかなかったけど。昨日勝った時点で、とりあえず隈が勝てたからいいやって感じだったのですが(笑)まあでも、ダルビッシュに土をつけたのに今日負けてしまうというのももったいないと思わなかったわけではないので……これで明日は気分的には楽になるかも? しれません。
 とはいえ、明日は観に行けないので頑張ってくれることを祈るしかありませんが。ラズナーは実際どうなのかさっぱりです(笑)

開幕白星。って、何年ぶり?@福住

2009-04-03 23:58:31 | 【野球】ペナント日誌 2009
 行ってきました。完全アウェイの札幌ドームです。ま、鷲の開幕は常に完全アウェイなわけですが……札幌ドームの、内っかわに向かう感じの音響の雰囲気とかがさらに息苦しい感じにさせられる気がするんですよね~。

 それはそうと、仕事はやっぱり5時上がりが限界だったのでそこからわたわたと弁当代わりに予約してた「さえら」のサンドイッチを取りに行き(同じようなことを考えてた人が多かったのかわかりませんが、今日は食材が早々に切れて17:30閉店になってました。恐るべしさえら人気)、西からはるばるやってきた友人と合流して球場に向かい、福住駅を出たらもう5分前。
 というわけで試合開始には当然間に合わず、「もういいや1回裏からで。どうせ隈見てなんぼだし」とか適当なことを言って(笑)ドーム内をたらたら入場口に向かってました。
 コンコースでは、鶯嬢のアナウンスだけは聞こえてくるのですが状況がさっぱりわからず、あっさり3者凡退かと思ったら、4番・セギノールの呼び出しがあったので「おや? 誰か走者出てる?」。そしたらたまたま通りかかったところにモニタがあって、なんかセギがダイヤモンド回ってるよおい。って状況です。つまり結果的にスミ3を見逃したということなんですが(笑)ま、それはそれ。

 とにかく先制してくれて、しかもそれが3点という大きな点数。あとは隈が隈なりに投げてくれさえすればなんとかなる、という希望は出ました。まあ冷静に考えると初回の3点なんてあって無きが如しではあるんですけどね、普通は。ビジターだし。でもそこは、投げてるのが隈なんで。
 しかしダルビッシュが安定しないなら隈も安定しません(笑)。いきなり賢介にヒットを許しました。が、これは小谷野をお約束の内野ゴロゲッツーで仕留めて、お次は稲葉……なんだけど、見事に打たれました。単打で済んだのは幸いでしたが。でもリプレイを見ると低めの変化球を上手く打ってる感じで、まー稲葉だからあれを打たれたら仕方ないかってとこではありました。そもそも、ああいう打ち方をするから稲葉は要注意なんで……

 その後はお互いちょこちょこ打たれながらもスコアは動かず。
 ハム打者一巡となる3回裏の先頭・金子を塁に出し、またまた賢介に今度はレフトオーバーのツーベースを浴びます。ていうかリックさんの外野守備、ああいうところが若干危ないといつも思います。ギリギリまで追ってはいるんだけども……捕れる捕れないの判断が若干遅れるというか。
 1点を覚悟したところで、とりあえず内野ゴロでアウトだけもらって1死3塁。そしてこんな時に稲葉に回ってしまう悲しさ(笑)いや恐ろしさ。いやそれは試合展開的には手に汗握る感じで怖いけどいい場面なんですが、ただねー……

 お願いだから内野で稲葉ジャンプすんのやめてください(泣)。

 今回すぐ終わったからまだいいけど、立たれると見えないし。得点の時にスタンディングオベーションが出るくらいなら仕方ないと思うけど、応援であれをやるのはやめてほしいです。本当に。マリンぐらいのがっちりした外球場ならともかく、ドームは揺れるし。やりたかったら外野に座ってください。マジで。

 閑話休題。

 そんなこの日いちばんの盛り上がり(多分)にも関わらず、外野フライも許されないこの大事な場面で隈は稲葉をファーストゴロに打ち取ります。よし! と思った次の瞬間、セギノールったら3塁走者を一瞬眼で牽制した……はずなのに、なんと1塁ベースを踏まずにバックホームしてしまいました……orz 当然、野選が記録されてオールセーフで1死1、3塁。
 ここで点取られたらどうしてくれる! セギ!! というところですが、ここは隈がなんとかやり直しのピッチャーゴロ併殺で切り抜けました。

 先発は2人とも決して本調子ではなかったと思います。でもダルビッシュは回を追うごとに打者に先んじるようになっていたと思うし、鷲の打者も若干早打ち気味でした。隈は隈で、ダルビッシュに比べたら上り調子というほどではなく、ただ打たせて取ることだけは変わらず、ぎりぎり自分のペースで低空飛行(言葉は良くないかもしれませんが)という感じ。
 7回の鷲の攻撃では、藤井が出て直人が送れず走者入れ替わり。これを盗塁でチャラにして、とりあえずリックさんがなんとか進塁打……というところで小坂に代打、「必殺仕事人」高須大先生。
 初球を狙い打ちで右に流したところがいかにも高須らしい思い切りの良さ。しかし、「いった!」と思われたその打球が稲葉に見事なスライディングキャッチをされてしまい、高須はヒットと打点を1つずつ損してしまいました(笑)。でもこれで今年も高須健在だと安心はできましたし、今日のダルビッシュはまだ打てないわけではないと再認識。でも結局最後まで加点はできなかったんですけどね。ここはやはり打線の課題ではあると思います。

 そして7回裏。
 球数は最初こそ少しかかりましたが6回までで59球と、結果的にハムも早打ちしていたので、悠長に「隈は完投するのか、それとも『抑え・川岸』を実地試験するのか」とか考えていたんですが、ここでなんと投手交代のコール。隈が6回ぽっちで降りてしまった!
 これはちょっと焦りました。たまたま中継を聴いていた友人が「放送席は驚いてるが特に情報なし」と教えてくれたのですが、それにしてもあまりにも降板が早すぎて、まさか何かあったんじゃなかろうかと心配でしょうがなかったですよ。

 そんな心配をよそに2番手・佐竹が左2人を仕留め、右にはあっさり打たれたところでグウィン登場。どうなのかなーと思いましたが、外野奥まで飛ばされはしましたが無事抑えてくれました。打者が金子だったんで怖かったんですよねー。いらんことしいだから(笑)←褒め言葉ですよ。
 続く8回の攻撃はせっかく猛打賞になった鉄平が盗塁失敗、三振ゲッツー。結局3人で終了。この人なかなか盗塁が上手くならないような……(笑)

 8回のハムの攻撃はトップに返ってまた左からなので、ここで有銘が登場。とりあえず稲葉までは有銘の責任だからねー! と祈るように見ておりましたが(笑)球数は使うものの、相変わらずの変則フォームから変な球(おい)を駆使して3者凡退。
 おまけに9回、川岸かと思ったら有銘が続投。あれ? 川岸ちゃうの? スレッジまで左だから? と思ったんですけど、結局最後まで有銘が行っちゃいました。確かに投げても肩減らないタイプですけどこの人。都合2回パーフェクトでいきなり今季初セーブですよ。
 そしてそして、隈が勝利投手になりましたよ! WBCでダルビッシュに貸しといた星(笑)を返してもらいましたよ! いや去年の投げ合いのかもしれない。どっちだ。というか、そしたらもう1回勝たないとって話ですか(笑)。

 さてヒーローインタビューは誰や? 6回しか投げてないけど隈か? 野選したけどセギか? と思いましたが画的に、または話題的に隈だろう。何事もなければ。というわけで隈が出てきました。とりあえず、どっか痛いとかではないってことだなと一安心。インタビューは場内放送なしでしたけどね……けちー!!

 ひとまず、隈は疲れが出ていての降板だったようです。自ら早めの交代を申し入れたとかで、案の定監督にぼやかれてました(笑)。ま、今日これをぼやかれるのはしゃーないですね。実際多くの人が感じたことではあるだろうと思うので。
 確かにWBCでは変則ローテになったし、そのうえ結局最後は球数めいっぱい投げてたし、多少疲れが残ってるのは仕方ないことかもしれません。が、シーズン初戦で疲れをひきずってると後が心配になります。だから今日こうやってしっかり休ませてもらったことで、次回こそはちゃんと疲れが取れた状態で臨めるようにしておいてもらいたいところです。じゃないと1年間ずるずる行きそうで不安になっちゃうし。それに今年は去年を、投球回数で上回るくらいには投げてほしいし。そのために去年(イニング数を)抑え気味に投げてたんだと思うので。
 そういう意味では、隈をちゃんと安心して休ませることのできた本日のブルペンは上々だったんではないでしょうか。よかったよかった。

 つーわけで、鷲としては結果としていいスタートを切る試合になりました。相手がダルビッシュだっただけに、価値ある1勝です。
 明日は長谷部だそうで、病み上がりというか故障明けで心配ではあるけど、ひとまずそこそこやれる状態さえ見せてもらえれば、と思います。体のこともあったけど、去年はけっこう盛大に打ち込まれることが多かったんで。

 よその球場を気にしてる暇があまりなかったんですが、それにしても俺流が中田でも朝倉でもなく(朝倉はしょうがないけど)なんと浅尾を開幕に持ってきたのがびびりました。さすが俺……。

開幕前夜ですよ。

2009-04-02 23:57:24 | 【野球】ペナント日誌 2009
 ソニー・エリクソンOP@マイアミに気を取られているうちにオープン戦は全日程を終了しておりました。相変わらずナダルは強いしフェデラーはロディックをカモにしてるし。
 でも今回のQFでのフェデラーvsロディックはストレートじゃなかったし、若干ひやりとしないでもなかったんですが。第2セットは明らかにロディックの調子が上がってたっぽかったんで。
 あとナダルの4回戦がバブリンカでしたが、この試合けっこうおもしろかった。っていうか、バブリンカ、頑張ってたー。セットは取れなかったですが、惜しかったー。

 ……話を戻して野球です。いよいよ今年も明日シーズンインです。
 セはもうすっかり開幕投手予想も普通に外しそうなぐらい見ていませんが(汗)パの予告先発は順当に。というわけで、昨年非常に悔しい思いをした(現地では見てないけど)投げ合い再び。の札幌ドームに参戦します。完全アウェイの1塁側でひっそりと隈を応援してきます(笑)。
 3度目の正直で隈になんとか勝ってほしいところですが、それには打線が相手を打ってくれなければいけないし、そー考えると当然非常に厳しいわけで。だから勝ち星つかないまでも、負け投手にだけはしてくれるなと……って相変わらず最初から悲観的ですが(笑)。
 当初予定していた29日のOP戦登板を回避したことはまあ「疲れちゃった(笑)」というわけで、いいんですけど。試合勘なんて今さら必要ないしね。ただ、帰ってきてNPB球に違和感があったという話。これが個人的には心配だったりします。今日までで感覚戻ってるといいんですけど。つーか戻ってないと困るんですけどね。マジで。

 しかしセ・パ同時開幕っていつぶりですかね。自分で開幕に球場行ってた時はパが大体土曜開幕で、おかげで開場時間に合わせて練習観に行けたりしたんですけど、これができないのが痛い金曜開幕。遠征で行く分には休み取るから関係ないんですが、今回は地元だからと思って高を括ってたら却って仕事休めないっつーの。(笑)
 なので、とりあえず試合開始までには現地に着きたいです。最悪、隈が投げるのに間に合えばいいから1回裏からでもいいや。そんなライトな感じで今年も行きたいと思います。

 ところでじみー(大西)はうっちーがレフトに回ったら行く場所がないのですが……また代打ですか。守備要員ですか。うう……