life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

次は何を読みましょうか

2005-02-25 23:59:59 | 【書物】1点集中型
 「終戦のローレライ」最終巻も佳境に入ってまいりました。この土日には終わると思われる状態。これが終わると自分の持ち駒がなくなるので、さてどうしようといったところなのだが。

 ひとまず、友人が貸してくれている「バッテリーIII」「NO.6」(あさのあつこ)を読む予定はある。「バッテリー」シリーズの主人公(たち)はまだ中学生なのだが、あまりにも自我とか環境のしがらみとかがはっきりとしているので、高校生でも良いんじゃないのか? 思いながら読んだりしている。でも、高校生だとちょっと大人すぎるのかなあとも思うけど……でも、悪役(笑)の台詞がちょっと、いくらなんでも中学生がこんな口を利くもんかなあとも思ったりしてみる。
 単行本はVIまであるそうで、順に文庫におりてきて現在IIIが文庫最新刊だそうな。1冊ごとのボリュームはさほどないので、1日あったら読んでしまえる。通勤・帰宅だけで読むとしても3日もあれば充分かな。「NO.6」も、まだ中は開いてないけど多分似たようなもんじゃないかと。

 その2冊が終わったら、一瞬読み直しかけていた「新撰組血風録」に行くか、「終戦のローレライ」再読にさっさと突入するか。読み込みという意味では、まだ熟読の足りない「新撰組血風録」かもしれない。短編だから、何回か読まないと人が覚えられないんだよなー。でもそろそろ「白い巨塔」も読みたい……。←ズレまくってる
 そういえば、「マネーボール」も読みたいと思ってAmazonのカートに入れっぱなし(笑)。でもこの本は今読んでも何か逆に後悔しそうな気もしないでもない。「奮い立て!」とかね……ってこれはもうとっくの昔に買って読んだんだけど。再読できる時期じゃないなあ。

 こうして自分でおさらいしてみると、やっぱり新しいジャンルにはなかなか手が出てない。
 ただ、歴史小説はもっとたくさん読んでみたいと思ってはいる。日本史もそうだけど中国史も。かなり気合入れて読まないと話を追うのも大変そうだが(笑)実際、そのくらいの方が集中できるし、理解も深くなるとは思うんだけど。舞台が壮大になればなるほど、流し読みしすぎると人の名前が覚えられなくて何度も前に戻らなくちゃいけなくなってしまう(笑)