goo blog サービス終了のお知らせ 

life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

有馬から宝塚へ

2012-09-10 22:51:16 | 【旅】ぼちぼち放浪
 軽く朝風呂して遅めの朝食。写真撮り忘れてしまったけど、朝も盛りだくさんだった。先付みたいな小鉢4種類に温泉卵、小さな焼き魚(大きくないので、重たくなくて食べやすい!)、焼き海苔に香の物。
 あと、朝からメインの小鍋(焼き鍋だけど)がついてて、ハーブソーセージやら野菜やらを山椒オイルを塗ったという小鍋で焼き、トマトポン酢でいただいた。トマトポン酢はそんなに酢が強くなくて、私は好みだった。山椒の風味は、味としては目立たないけど、食べ終わったときに仄かに口の中に山椒の爽やかさが残った。なるほど~という味付け。

 有馬から路線バスにて、今度は宝塚へ移動。山の中を下っていくのだが、けっこう急なカーブもある。なかなか大変な道。

 で、宝塚には何をしに来たかと言えばお約束の(笑)歌劇を観に。多分30年ぶりくらいではないかと……(汗)
 その前に、すぐ近くの手塚治虫記念館に寄ってみる。入り口に向かう道には火の鳥のモニュメントが。小さい施設だけど、原画の複製もたくさん見られるし、これだけたくさん作品があるんだなーとあらためて知って、すごいとしか言いようがなくなった。ミニシアターみたいなところで見た、創作の上での悩みや変遷も、知るとまたそれを踏まえて読みたくなるし。

 そのあと、宝塚大劇場へ戻る。現在の演目は宙組の銀英伝@TAKARAZUKA。原作はもう何度も読んでいるので予習の必要がないのは楽なんだけど(笑)、逆に、原作を読むノリで観ちゃダメなのにどうしても……という難点も。オーベルシュタインとチェスしたり、ヒルダを名前で呼んだり、あまつさえ恋しちゃったりするラインハルトには、相当な違和感が(笑)。
 宝塚歌劇としての銀英伝に落とし込むために、このくらいの脚色は予想してはいたので、もちろん否定は全然しないんだけど。この舞台の中の(演者ではなくて、ストーリー的な意味で)ラインハルト像を観てると、なんか意味もなく照れてしまう(笑)のが自分でおかしかった。

 でも、昔のかなり朧な歌劇の記憶を焼き直せたのは、それはそれで良かった。ステージサイズも記憶ではばかでかかった(って、もちろん当時からは建て直してるはず)んだけど、意外に見やすいサイズだった。

 今夜は天王寺に移動してきて、明日は通天閣に行ってみる予定。大阪に年に何度か来ていた時期もあったけど、実はまだ一度も行ったことがなかったりして。ベタベタな大阪が見られるのかなー(笑)

有馬温泉♪

2012-09-09 23:00:21 | 【旅】ぼちぼち放浪
 有馬に着いて、ちょっと散歩して、夕食食べて、風呂に入って。今日のメインは神戸ポークと野菜の蒸し鍋。タジン鍋みたいな形の。ポークは柔らかくて脂もほどよく抜けてておいしかった! ピリ辛の味噌だれと海苔塩で食べるのが良かった。

 温泉街にはちょっとレトロシックなカフェっぽいところとか、同じく昭和レトロな雰囲気の雑貨屋さんとか、惹かれるところもちょこちょこあった。中でも「有馬サイダー」関連はラベルやパッケージが個人的にとても好き♪
 さらっと流して歩いただけだし、18時前後だったので店によっては営業時間が終わるらしいところもあったんで、チェックイン開始時刻くらいに来てゆっくり散歩してもいいなと思った。足湯もあるし(笑)

明石から須磨へ

2012-09-09 20:20:39 | 【旅】ぼちぼち放浪
 須磨水族園に行ってみる。
 今日は気持ち的には明石から有馬への移動日(笑)なので、日中は何をするか迷っていたのだが、一旦三宮に出るなら通り道だし、水族館には久しく行ってなかったのでそれもいいかなと思って、寄ることにした。

 久々にラッコやあざらしを見てそのキュートさに癒されたり、イルカショーも(暑かったけど)水しぶきがすごかったりイルカの表情も可愛かったりで、やっぱ楽しかった。クラゲ(笑特にアカクラゲみたいな)も綺麗だったし♪ あと、写真撮り損ねたけど、ひらひらがたくさんついた華やかなタツノオトシゴの仲間とか。

 本当は須磨離宮公園にも行こうかなと思ったんだけど、意外に長居になったので、そのまま宿に移動。今日は有馬温泉♪

今日も相当歩いたけど

2012-09-08 22:15:56 | 【旅】ぼちぼち放浪
 〆は明石城(趾)。建物が残っているのはこの2つの櫓だけらしい。石垣とか、この櫓同士を繋ぐ壁は残ってたりするけど。ここも、上ると海峡大橋がしっかり見える。まあ、一部建物に遮られちゃうけど(笑)

 城趾全体? は公園になってて、総合運動公園的にいくつかの体育施設もまとまっている。敷地は相当広い。ちなみにお濠にはかなりな数の亀がいる(笑)
 それと、櫓の下には「武蔵の庭園」なる、宮本武蔵が時の城主に請われて作ったという小さな庭がある。茶室つき。何がどうとは言えないけど、なんか全体的に渋みがあったなぁ。余計なものを削ぎ落とした、武蔵のイメージに良く合う雰囲気だなと思った。

午後は明石に移動して、

2012-09-08 21:37:40 | 【旅】ぼちぼち放浪
 日本最長寿のプラネタリウムを体験すべし! というわけで。
 写真は、なんか素直じゃない道を通って(笑)向かってみたら、天文科学館の裏手にたどり着き、そこにひっそり佇んでいた子午線標示柱。
 てっぺんのとんぼは古の日本の呼称「あきつ国」に由来するそうな。配色といい、佇まいは全体的にちょっとかわいい。

 で、表に回ってみたらわりとコンパクトな天文科学館ではあるが、プラネタリウムの部屋は意外に席数が多かった。電灯があるので普段見える星はこのくらいだよ→じゃあ明かりを消した空を観てみよう! ってなったときの満天の星は、やっぱりくらくらきてしまう。うっとり。実物が見たいよ~。

 施設内には、日本標準時のまちということもあり、天文の展示の他に時計の歴史についての展示も。あと、プラネタリウムの基本的な(多分)投影技術について、ミニチュアデモが見られたり。
 大きい施設ではないけど、そのわりに展示は盛りだくさんな感じなので、けっこう楽しい。13・14階の展望室からは明石海峡大橋と淡路島も込みで(当たり前だけど)瀬戸内海ビューを堪能できるし、私としてはなかなか楽しいひとときだった。

 あと、プラネタリウムのシートのリクライニングが快適なので、相当気持ち良く眠りに入っちゃってるお客さんもいたなぁ。私も一瞬落ちかけたけど(笑)←実際「プラ寝たリウム」ってネタにもなってる。これのTシャツも売ってある(笑)

天空の白鷺@修復中天守閣。

2012-09-08 20:55:31 | 【旅】ぼちぼち放浪
 行ってきた。姫路城。
 頑張って朝一に出向き、例によってたらたらと(笑)西の丸から観て回り、エレベーターにて最上層まで。

 普段は中を歩き、外の景色を見ている天守閣の外側を間近に見られるってーのは、確かに貴重な機会だなと思う。次回これだけの修復をするときには生きてないだろうし(笑)。無事に終わったときに、またあの美しい天守閣を観に来たいなーと思う。

 しかし、いつこんな感じになったのかわからないので相当今さらな話だろうと思うんだけど、いちばんびっくりしたのは実は姫路駅がかなり綺麗になってたことだった(笑)。なんかちょっとおされっぽい商業施設になってる~。

遅い夏休みをとり、

2012-09-07 22:38:07 | 【旅】ぼちぼち放浪
 夜は若干?? 涼しくなってきた北から、わざわざ残暑厳しい関西へ。兵庫(最後にちらっと大阪)をふらふらしにきた。

 昼間はちょっと三宮から元町をふらっとして、意味もなくポートタワーに行ってみたり、南京町をそぞろ歩きしてみたり。あまりに暑いので(笑)特に何も食べはしなかったけど。でも、パンダはかわいかった(笑)

 で、明日約20年くらいぶりに(多分)お城に行くために、今日は姫路泊。天気が思わしくないという噂だが、果たしていかに。

彦根城といえば

2012-08-04 22:30:02 | 【旅】ぼちぼち放浪
 外すわけにはいかない。
 ひこにゃん!!

 30分間限定の登場だけど、相当フォトジェニックなひこにゃん。動きも超――キュートで、ついアホみたいに撮りまくってしまった(笑)

 ひこにゃんには非の打ちどころはない(笑)けど、陽射しが強い分、影も強く出てしまったのが唯一残念な点。なので、秋冬の方が良く撮れるかも? とは思った(笑)
 でも、ひこにゃんの魅力には変わりありません!←わかったわかった(笑)

一昨日、昨日と

2012-08-04 22:20:24 | 【旅】ぼちぼち放浪
 滋賀に出張だったので、ついでに延泊して彦根城に行ってみた!

 天守閣の大きさは犬山城くらい? の印象。大手門橋から入って歩く距離はそれほど長くないので、疲れる前にたどり着ける。天気が良くて相当汗だくにはなったが(笑)
 強い陽射しが天守閣の白い壁に映えて綺麗だったー!

 西の丸まで一通り見て下るのが黒門山道だと思うんだけど、こちらの道は大手門橋側の大手山道に比べるとだいぶ険しい。なので、なるべくなら大手門橋側から上がる方がいいと思う。

 あと、彦根城博物館にも寄ったけど、思ったより展示点数や種類が多くて良かった(とは言えもちろん、大きいわけではないんだけども)。持って帰れる説明書きも展示ジャンルごとに細かく置いてあったし。
 能舞台とか、表御殿とかの建物がそのまま見られるのも良い。駆け足で回ってしまったけど、時間があったらもっとゆっくりしたい場所だな~。

 さて、これで国宝4城は3城制覇。あとは松本城を残すのみ!←って、いつ行くのか??

急遽決めた最後の目的地

2012-07-08 19:32:59 | 【旅】ぼちぼち放浪
 ……が、横浜。そごう美術館。たまたま旅の数日前に見つけてしまったのだ、細見美術館展を。

 細見美術館といえば琳派。そして若冲。見たい見たい見たい! となった挙句、それまで行く気満々だった山種美術館の福田平八郎展とサントリー美術館の紅型展を泣く泣く諦めた……。
 細見美術館に由来する展覧会自体は以前にもどこかでやっていたように思うんだけど、見逃していたから、また見逃して忘れてしまわないうちに見たかったのだった。サントリーの紅型とかはまた似たようなのやってくれそうな気がするし……(希望的観測)。

 若冲は水墨がほとんど。カラー(笑)は1枚。例によって鶏の一幅でした。しかし、水墨で屏風1枚ごとに大胆に鶏を描いた六曲一双も、あの鶏の表情が若冲らしい。風に吹かれる竹を描いた一幅も個人的にすごく気に入った。
 琳派は江戸琳派の方が強かった。扇図の屏風にある、燈籠の向こうから顔を見せる鹿や、後ろ足で顔のあたりを掻く仕草のうさぎやらがものすごいキュート。やはり抱一が好きだー、と再確認する。(笑)
 でも抱一だけでなく、久々に其一も見れたのが嬉しかった。表装画もやっぱり素晴らしいし♪ 守一の名前も、見て「そういえばこんな名前を見た気がする」とかうろ覚えに思い出してみたり。(笑)

 あとは工芸品。釘隠しや襖とか箪笥? 長持とか? の引き手の見事な細工。動植物や紋様を図案化した金具、さらにそこに七宝で彩色を施したもの。こんなのがついた和室なら素敵だなーと思う。
 あと、やっぱり文箱だのの螺鈿細工ですね。蒔絵と螺鈿は最強のコンビだ! と実感する(笑)。

 実際に細見美術館に行ったことはないのだが、こういう作品群が京都という地にあると思うと、なんかそれだけで勝手に自分の中で世界ができあがっちゃう(笑)。で、勝手に期待してわくわくしちゃう。行く予定もないのに。
 京都の大きい美術館や国立博物館には全然行ったことがないので、いつか行く機会を作りたいものである。京都だと、ついつい景勝地や神社仏閣ばかりに目が行ってしまうからなぁ。食べ物もだけど。(特に湯葉と生麩)