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life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

予習にABBAのベスト盤も買いましたよ。

2012-11-15 23:29:32 | 【日常】些事雑感
 劇団四季の「マンマ・ミーア!」、ようやっとこっちで上演が始まったので(何でか知らないけど、昔から「キャッツ」やら「ライオン・キング」やらその他いろいろやってくれてはいるけど、この作品だけやってくれてなかった)相当今さらだけど、やっと観に行くことに。
 で、どうせ観るんだからと、ずーっと興味はあったけど結局買ってなかったABBAのベスト盤(GOLDの2枚組)も買っちゃいましたよ。ついでにその時、どうせTAKE THATのLiveDVDも買うんだからってロビー・ウィリアムスのベスト盤も買った。←この話に全然関係ないけど。

 劇場は割合コンパクトな造りで、ステージもそんなに大きくなかったので、10列目よりちょっと後ろぐらいだったけど役者さんの表情もちゃんと見えるし、ちょうどよかった。しかし、舞台を観ることそのものがもう数年ぶりだったので、あまりにも聞き取りやすい台詞(相当ゆっくりしゃべってくれている感がある)のにびっくりしたり、拍手のタイミングがつかめなかったり、どんな感じで観てればいいのかよくわからなかった(笑)。

 先にABBAを聴いたときに、ミュージカル向っぽい作りだなーと思える曲が結構多かったので話は掴みやすかった。メロディも難しくないので、歌詞が聞き取りやすい。
 ドナ(樋口麻美さん)とターニャ(八重沢真美さん)の存在感が図抜けてた感じがした。声もワイルドだし。最後の衣装はかなり面白いけど、いかにも70~80年代な雰囲気にちょっとほっとしたぐらいにして。って、その時代をそんなに知っているわけではないのだが……イメージというか(笑)。でもとりあえず、曲に親しみがあるのが大きいのか、それなりに楽しかった。

 ひとつ気になったのは、幕が開く前に流れる使用曲のインストメドレーが長すぎることかな(笑)。あと、演出というか演技というかがあえて下世話にしてあるところがあって、後ろの方で中学生か高校生かの団体さんが見ていたので「おいおい、学校の手配でこれ見せるのか(笑)」というツッコミはちょっと入れたくなった。まあでも、そんな点もあんまり深く考えずに、ノリで楽しめる内容だとは思う。

午前半休とって、

2012-08-16 22:46:38 | 【日常】些事雑感
 これを観てきた。@久々の道立近代美術館。

 輪郭線をはっきり描いた絹本の「南天」はとても端正で、風景画とは一線を画していてちょっと新鮮。一線を画すといえば、人物を描きこんだ(あの有名な自画像以外に)作品があるのも、珍しくていいなと思う。

 個人的に好きなのはやはり、北欧の「白夜光」。もう、どんだけ眺めていても飽きない(笑)。最初の1周はゆっくりでも1時間くらいで間に合っちゃうんだけど、予定が2時間あったので3周くらいして、中でも「白夜光」の前に座ってる(ちょうど休憩用の椅子があったから~)時間をこれでもかというくらいとった。
 あとは、「青響」や「残照」はもちろんだけど、水墨と見せて実は彩色の「雲湧く山峡」と、こちらは本当に水墨の六曲一隻屏風「山峡朝霧」なんかもたまらない。山を覆って煙る雲と、余白の使い方と、その静寂にため息が出るばかり。

 桜ものは、かの「花明り」と、「宵桜」の2作品。個人的には「宵桜」の方が好み。月と桜の花の形がはっきりしているのと、ぼんやりして見える山とのコントラストが好きだ。
 〆の2枚が、「行く秋」「夕星(絶筆)」なのも心憎い。「行く秋」は意外に立体的というか、上から樹の根元を覗き込んでいる感じが……なんか、自分が絵の中に入っているような気にもさせてくれる。「夕星」はもう雰囲気です。雰囲気。絶筆だからそう感じるのかもしれないけど、画家の命が描かれているように感じる。

 惜しむらくは、スポットライトのせいか、アクリル板への写り込みが強すぎて観にくい作品がけっこう目についてしまったこと……特に、同系色の微妙な階調を駆使して描かれた作品が観づらくなる。「郷愁」なんか大好きな作品なのに、どこから見ても納得できない(涙)。それでも必死になって、見るのに少しでもいい位置探したけど(笑)。

 鑑賞後は、美術館の西隣の区画にあるスープカレー「SOUL STORE」にてランチ。初めてのお店だけど、リーズナブルさにつられて(笑)ランチ限定の「鶏ごぼうと春雨豆腐のカリー」をいただいてみる。噂の揚げごぼうは拍子木のよう。でも絶妙にやわらかくなっていて、スプーンでも切れるくらい。
 スープはあっさり系だった。ハーブがいっぱい入っている。辛さは「2(普通)」にしたけど、辛いのが苦手(でもカレーは好き。)な私としては、「2」と「1(辛くない)」の間でも良かったかもと思った。もう少しコクがあってもいいかな? と思ったので、+100円のBOSSAスープの方がもしかしたら、私好みだったのかもしれない。でも、多めに見えたスープも食べてみればご飯と一緒に間食できる量だし、具だくさんでよかった。

相当小さいけど部分月食

2012-06-04 20:48:56 | 【日常】些事雑感
 携帯電話のカメラでも写った。
 本当は外に出て撮影する方がいいんだろうけど、都合により窓ガラス越しで。こないだの日食は地理的条件により金環食でなく部分食しか見られなかったので、その穴埋めでもないけど(笑)

 食は思ったより長くかかるもので、まだ終わっていない模様。ただの満月でも見飽きないけど、変化するのが見てわかるのはやっぱりいいなー。

「シャーロック・ホームズ2」観てきましたよ

2012-04-05 23:27:53 | 【日常】些事雑感
 半ば無理やり仕事を終わらせて(笑)。前作も一応映画館で観て、個人的にはけっこう楽しめたので続編の話が出てきてからずっと気にしていたのだ。前作の話を半分忘れかかっていたときに、ちゃんとTVでやってくれたのもありがたかった。やってくれないかもとか、勝手に思っていたから(笑)
 前作では、ロバート・ダウニーJr.の飄々とした演技といい、武闘派のワトソンといい、「シャーロック・ホームズ」の名を冠してはいるのだけれどもいかにもな謎解き推理ものというよりは、ホームズの超人的な思考の軌跡を追う感じで、流れが良かったと思っている。それとまあなんというか、とにかくホームズがワトソンに力いっぱいラヴなのがおかしくてたまらなくて(笑)、実際それもいいスパイスで。っていうか、むしろある意味それもメインディッシュになり得るかもしれない(笑)

 で今回はどうだったかというと、前作では影しか出なかった宿敵モリアーティ教授といよいよ対決、というのが今回のメインイベントかと思われる……が、ホームズにとってはワトソンの結婚も同じくらい一大事で(笑)。ホームズのワトソンLOVEっぷりは前作以上であること間違いなしである。ワトソンの結婚式で、甲斐甲斐しく世話を焼きながらも寂しげな表情とかダウニーJr.上手すぎるし、上手いだけに画がおかしすぎる(笑)。
 でもま、ワトソンもちゃんとホームズにLOVEを返してくれたので、よかったですね(笑)。ジュード・ロウが普通にいい男なのも、ホームズの雰囲気といい対比ができてて、いいんだろうな~と改めて思った。
 あと今回、癖のありすぎるマイクロフト兄貴(ホームズの)が登場する。そして彼の周辺にいるキャラクター(約2名)がまた、全く喋らないのに面白すぎる。特にスタンリー爺さんには、観客が皆笑いを誘われていたのが聞こえてきた(笑)

 キャラクターの作り方とかは現実に忠実とまではいかないらしいが、私などは何せ原作をちらりとでも読んでいたのが遥か昔、それこそ小学生くらいのことだからほとんど何も覚えていない。なので、正統派のシャーロック・ホームズファンには顰蹙を買うかもしれないが、私自身はこのシリーズは壮大な所謂2次創作として受け容れている。
 実際、映画の中でのホームズとワトソンのコンビネーションはほんとに良かったし。シャーロック・ホームズなのに笑えるし(笑)。キャラクターのつくりとか、台詞回しの軽妙さとかを楽しめる感じで、個人的には気に入った。あとこれは前作からだけど、敢えて少し明るさを落とした感じの画になっているのが、いつでも夜みたいなイギリスの(いやそりゃイギリスだって晴れてるときは綺麗に晴れてるんだけども)ちょっと重い空気感というか、そういう雰囲気もけっこう気に入っている。

 まあとにかく、個人的には笑いのツボがたくさんあって楽しかった。ダウニーJr.にしてもジュード・ロウにしても、「ホームズ」と「ワトソン」がお互いに向ける表情の演技とか思わず見入っちゃったし。読ませてくれる表情、いっぱいありました。ちょっとDVD欲しいくらいだ(笑)。

年が明けてから

2012-01-03 21:44:48 | 【日常】些事雑感
 案の定寝正月で、TVと読書だけでは間が持たなくなってきたので(笑)おそらく今の家に引っ越して以来一度も整理していなかった、机の引き出し(の一部)の中を整理してみた。
 主に書簡といただきものの写真なのだが、なぜ大掃除のときにやらなかったのかと疑問を呈する向きもありましょう。つまり、年末ここに手をつけると大ごとになりすぎて、逆に部屋の掃除(汚れを落とす方の)ができなくなるから~。

 で、やってみたら何故かお金が出てきた。2回も。

 モノはポチ袋(多分お年玉的な……もしくは大入袋的な)と、何故か友人の(5年以上は前だったはずの)結婚披露宴の招待状に入っていた。前者はともかく、後者は会費払ってないはずがないので、何故だか全然わからない(笑)。
 しかし、やっぱり、時間がかかっても何でも一度は中身を見てみるもんですねー。我ながらびっくりした。

 というわけで今さらながら、あけましておめでとうございます。

「世界音痴」(著:穂村 弘)

2012-01-02 22:06:53 | 【日常】些事雑感
 「本当はちがうんだ日記」で初めてほむらさんに接したときほどの衝撃的なまでの笑いはなかったものの、(もちろん、いかにもほむらさん的なおかしみは変わらないが)その分さらに哀愁が深いような気がする。エッセイだと思って読んでいたら、ときどきちょっとショート・ショート風なものが混じっていたり、読みながら自分が世界のあっちにいるのかこっちにいるのか一瞬わからなくなることがあった。
 勝手なイメージだけど「ジャムガリン」とか「アイパッチ」ってなんか雰囲気が筒井康隆っぽくて好き。あそこまで突き抜けてブラックではないけど、ちょっとモノマニアっぽい感じが。

 ほむらさんの語る「世界音痴」に真顔で納得してしまう自分に気づき、「あ、私も世界音痴なんだ」と、わかっていたはずのことに改めて呆然とする。
 そういう意味では、「あとがき」がちょっとした種明かしみたいなものかも。「人間が自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか」――それを、私も私自身を使って実験している。こんなんだからダメなんだよねぇ、という「わかってるんだよね、でも」的な自嘲の言葉をわざとらしく吹聴しながら。あたかもその言葉が免罪符であるかのように振りかざしながら。

 そして、各題の最後の短歌がまたときどき、ぐさっと、もしくはずしっと来る。五七五七七の中に詰まった哀愁と、昏さと、ときどき光と。意味のすべてを飲み込めなくても、極限までそぎ落とされた言葉ってすごいと単純に思う。

「蛇衆」(著:矢野 隆)

2011-12-23 10:52:23 | 【日常】些事雑感
 久々の時代物。文庫化の広告(だったと思う)を見てちょっと読んでみた。アクションつき時代劇という感じ。夢枕作品並みにほぼ1段落1文なので、読み進むのがすごく早い(笑)。

 読後感としては、最後の嘉近の種明かしには「ああ、なるほど」と思ったけど、総じて個人的には可もなく不可もなく。ストーリー展開はともかくとして、全体的に描写が相当あっさりしているので、物足りなさは残った。人物もそれなりに魅力的なのだが、思わず感情移入するようなところまではいかないというか。変な言い方かもしれないけど、内容は暗いけど作品の雰囲気はライトノベルっぽいなーという感じはした。
 とは言っても、私自身はこれまで時代物といったら司馬遼太郎や山岡壮八とかの、いかにもどっしりした作品しか読んでいないので、そういうところから来る違和感なのかもしれない。でも、そういう大御所作品を思い浮かべてみると、深みは違うよなぁと思ってしまうのは事実。そこはやっぱり人物の描き方から来るのかなぁと思う。

 ただ、キャラクター自体はそれぞれ個性を持っているし、蛇衆がここに至る前の話があったらそういうのもいろいろ出てきそうな気はするし、戦闘シーンも派手に作れそうだからアニメに向いてそう。←だからライトノベルなの? というツッコミもありそうだが。(笑)

本日の自己満足(笑)

2011-08-24 23:13:36 | 【日常】些事雑感
 巷はだいぶ秋物商戦にシフトしてきている模様。
 なので、巻き物もそろそろ出てきており、今年はスヌード1つ買っておくかねぇ~とか思いつつ。いや全然まだ買わないけど。昼間暑いし。

 で、そんな巻き物売り場界隈にストールピン特集発見。
 あ! ちょっといいかも! と思ったこれ。
 ↓


 はい。「3」ですよ「3」。
 さりげに。
 同じデザインで黒地にグリーン+ゴールドがあって、よりシックなのはそっちだったけど、パープル好きだしな。暗い色に合わせても立つのはこっちだよな。残念ながらブルーはないが、グリーンは微妙に入ってるしな。というわけで、昨今本当に「後悔先に立たず」だなぁ……とか思っている私は早々にお買い上げ。

 実は、2、3年前にはこういうものも買っている(笑)
 ↓


 缶バッジですが。
 そうか。スーパースターか。とか思い、「19」とその文言を組み合わせてくれたのがツボに入ってついつい(笑)

 デザインに関わらず、よっぽどわかりにくいものでない限りチームグッズとか恥ずかしくて持てないタイプなので(笑)、これくらいで自己満足している日々です。
 でもほら。なんか持ってると、目にするたびに「忘れないぞ!」て思えるしね。リマインダーみたいなものかな。