先日、映画『ワイルド・ギース』(1978)を鑑賞した。
春にミリタリーもののC・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』を鑑賞し心が震えたが、この秋にもミリタリーものの『ワイルド・ギース』で心を打たれた。132分があっという間に感じられ、目頭を熱くさせるような作品は久しぶりであった。
心憎いなぁと思ったことが、この作品がイギリス映画であること。作品内のピーターとリンバニのやりとりは、きわめて警句的である。その警句を生かしきれないままであることは、21世紀の現在のアフリカの状態を見れば分かるとおりだ。
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