デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



6回通って6個スタンプが貯まれば景品をいただける旨の紙製スタンプカードを、5つスタンプが押されている状態でズボンのポケットに入れたままそれを洗濯機で回してしまい、スタンプのインクは朱肉だったので全部洗い流されてしまうという経験をした。スタンプカードは破棄した。
何度か景品はいただいているし、スタンプを一回分おまけしてもらったこともあるし、本来スタンプを集めることがメインではないイベントゆえ、後悔は大きくないのだが、あと一つというところでの自分の不注意には大いに腹の立つ出来事であった。
この出来事は、本を読んでいて年に一度や二度はシーシュポス(シジフォス)やオルフェオの神話を眼にすることがあるものの、案外自分に降りかかる物事に対してその教訓が肝心なところで生かせない好例といえるかも知れぬ。神話のことを思い浮かべる前に、いやな予感を覚えて確認すると案の定、スタンプカードは皺皺状態で出てきてしまうのが世の常であるわけだが、神々は洗濯籠にズボンを入れたときに「オルフェオ譚、ポケットを確認せよ」と御神託を下すことが決してないのも世の常なのである(笑)。次にこのようなスタンプカードの顛末の予感を必要とすべき機会があれば、ぜひとも前もって神話のエピソードを思い起こしたいものだ。

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