デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



19世紀のロシアの小説に『戦争と平和』(Л・トルストイ作)という作品がある。
作品は、19世紀初頭のナポレオンのロシア侵攻に対する防衛戦争(祖国戦争)を扱い、祖国戦争の最中に織り成される人間模様を描いたものだ。ナポレオンがロシアに攻めてきて、敗走するまでの期間を扱っているから、作品はとても長い(新潮文庫で4冊ある)。
だが、名作であることには間違いないので、これまでに舞台やオペラ、そして映画化もされている。
何を血迷ったのか、今日図書館で、ソ連の頃の1960年代に作られた映画『戦争と平和』(С・ボンダルチュク監督)を第一巻から見ようと思い、140分間画面の前に座っていた。
で、感想は…原作に忠実にあろうとしたことが伺えるが、原作の登場人物をなるべくたくさん出そうとした?こともあってか、どいつがどいつなのか分からなくなってしまう。だから、見る側としてはなるべく原作の描写を思い出しながら、映像に対して推し量るようにして鑑賞する必要があるように思えた。
とにかく見始めたので、早いうちに完結まで鑑賞したいものだ。正直、大変だろうけど。

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コメント
 
 
 
「戦争と平和」 (ぱすてる)
2005-10-31 15:41:22
確かこの作品は映画にもなりましたよね

かなり古い映画なんですが前に見たことあります。
 
 
 
ごめんなさい (ぱすてる)
2005-10-31 15:47:26
何かアホなコメントを書いてしまいごめんなさいオペラ座の灰燼さんは本を借りてきて読まれているのかと勘違いしてしまいました。

どうか削除しておいて下さい。

映画長いですが根性で見てみて下さい。
 
 
 
いえ、本当に、 (オペラ座の灰燼)
2005-11-01 18:36:12
映画は大長編ですよね。

それに大長編の小説は登場人物も多い(『戦争と平和』は559人!)ので、

映画にするにはかなり工夫せざるをえなかったことでしょう。

原作の方は新潮文庫で読みました。トルストイの説教訓を除いたら、

本当によくできた作品だと思っています。
 
 
 
TBありがとうございます (hippocampi)
2005-11-03 17:10:28
はじめまして。TBありがとうございます。



トルストイの「戦争と平和」は長いので本を買って満足してしまい、まだ読んでいません。ヘップバーンやメル・ファーラーが出ている200分1956年製作の長い映画、こちらも見ようと思いつつまだです。トルストイは大好きな作家ですが、戦争モノは重いかな~と延び延びになってそのうち忘れておりました。よいきっかけを頂きましたので、休日に腰をすえてチャレンジしてみます!



猪口邦子著「戦争と平和」はトルストイとはまた違った感動の内容が濃く舌をまいてしまった本でした。国際政治に御興味あれば、ぜひこちらもチャレンジしてください
 
 
 
はじめまして! (オペラ座の灰燼)
2005-11-04 00:27:24
hippocampiさん、はじめまして。

自動トラックバックがキーワード『戦争と平和』で反応したようですね(笑)。

ですが、猪口邦子という著者がいることも初めて知ることができました。

私にとってもよいきっかけになりました。



トルストイはまだ有名な分しか読んでいませんが、機会ができたら

また手がけたいと思います。ヘップバーンの分の映画もぜひ見たいですね。
 
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