goo blog サービス終了のお知らせ
デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
CALENDAR
2013年1月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月
2025年01月
2024年12月
2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2024年06月
2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年05月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2007年01月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年09月
2006年08月
2006年07月
2006年06月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年08月
RECENT ENTRY
北村韓屋村(4)
北村韓屋村(3)
桜2025(2)
桜2025
米俳優ヴァル・キルマーさん死去65歳
北村韓屋村(2)
ボクシング元へビー級チャンピオン、ジョージ・フォアマンさんが死去76歳68年メキシコ五輪…
北村韓屋村(1)
北村韓屋村へ
景福宮(10)
RECENT COMMENT
オペラ座の灰燼/
近江八幡(1)
will/
近江八幡(1)
オペラ座の灰燼/
久しぶりの東京
will/
久しぶりの東京
オペラ座の灰燼/
近江神宮(1)
will/
近江神宮(1)
オペラ座の灰燼/
大阪の市営バス
オペラ座の灰燼/
今年の紅葉(2)
will/
大阪の市営バス
will/
今年の紅葉(2)
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
韓国
(153)
ひとりよがりな回想
(270)
タイ王国
(357)
西班牙彷徨
(75)
紐育(New York)
(28)
台湾
(25)
小説
(222)
デジカメ
(989)
オペラ
(15)
Movie
(81)
絵画
(79)
ミュージック♪
(205)
勉強の内容
(52)
Weblog
(423)
BOOKMARK
OperaLuciaのチャンネル
YouTubeでの私のチャンネルです。
マル恥メディア
シムリー(講座の先生)のサイト
京都&神楽坂 美味彩花
ぱすてるさん
―本のすこし窓を開けて―
アンナ・ドンナさん
本嫌いさんの読書感想文~カラマーゾフの兄弟はいつも貸出中?!
雪こぐまさん
露西亞彷徨!?記 第弐篇
ロシアでのつかの間の記憶
フレイムハウス
私が時々出没するカフェバーです。
goo
最初はgoo
MY PROFILE
goo ID
phantom_o_t_o-0567
性別
都道府県
自己紹介
「オペラ座の灰燼」です。美術館や古い建物や廃墟が好きです。メールは
nostalghia-1983★hotmail.com
★ → @
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
URLをメールで送信する
(for PC & MOBILE)
国宝 十二天像と密教法会の世界
絵画
/
2013-01-26 00:00:47
京都国立博物館
京都タワーが見える
特別展観 国宝 十二天像と密教法会の世界(同時開催 方丈記)という特別展を京都国立博物館まで見に行ってきた。この展では金曜日は午後8時まで開館していたので暗くなってからでも見に行けて助かった。
この展は平安時代の空海が朝廷から勅許を得て行なったお祈りの儀式「後七日御修法」で用いられた縁の品々や、密教で僧侶が出世する際の儀式「灌頂(かんじょう)」縁の品々を展示しているものである。
観賞直後の感想としては、聞き慣れん用語で頭がくらくらした。結局のところ、空海の派が天皇と国のために仰々しい祈りを宮内で捧げていた、寺の中での階級を定めた際の辞令とその儀式、寺にかかわる人間の血縁を示す家系図などがあります、という説明に加え、平安時代の朝廷に対する寺社勢力の影響がいかに強かったか、それを示す「名品」を展示しております、とセクションごとの最初に書いてくれていれば分かりやすい展示だったように思う。
展示にあった十二天というのは、要するにもともとはインドのバラモン教の神であって、大体ブッダでさえ、ブッダ死後のバラモン教ではブッダをヴィシュヌ神の9番目の生まれ変わりだとバラモン教が言い出してから「仏教」にいろいろな神様がしゃしゃりでてくるように思うのだが、この展示会の十二天も日本に仏教が伝えられる間に密教や道教の影響で混交したものっぽく感じた。当時の日本では最新のそれをありがたがって自ら模写し、それは模倣の模倣を生み後世に伝わっていったわけだから、日本の「仏教」の宗教画の祖のようなものの権威のもとを考えてしまうとなんだかなぁと思ったのは正直なところだった。
また朝廷も後七日御修法で使用される十二天の絵が「疎荒(そこつ)である」と要するに気に入らなかったら描き直させたエピソードなんかは、結局、権威があったのは朝廷でそれに取り入って勢力を拡大したのが当時の寺であった、という話なのだ。だから朝廷の権威が衰えたりすると天皇や国のために祈る仰々しい宮行事の維持が困難になったり、神仏分離や排仏棄釈などがあると儀式自体ができなくなったというのは分かる話である。
他、「灌頂」に関する展示では誰が灌頂を受けるのかを管理する名簿や、儀式で使う物品の管理表、儀式で使う物品が盗まれどれが無事だったか管理するリストなどもあった。こういった儀式を運営する上で必要になった書類の中には空海直筆のものもあり、僧であり学者であり朝廷とのかかわりにおいて辣腕の事業者でもある空海の人間臭さを感じられた点はよかった。世界のどの宗教であれ時の権力者の庇護があってこそ権勢を振るえるのであって、何を持ってして「偉かった」のか、といったことを考えさせられる展示であった。
特別展を出てから、ライトアップされた博物館にカメラを向けた。暗くなってからの博物館は初めてであった。
月がきれいだった。
コメント (
2
)
|
Trackback ( 0 )
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
【コメント募集中】「備蓄米」を購入しましたか?
「#gooblog引越し」で体験談を募集中
おすすめブログ
@goo_blog
【お知らせ】
【11/18】goo blogサービス終了のお知らせ
【PR】プロ直伝・dポイントをザクザクためる術
【PR】“ポイントが貯まりまくる” アプリがヤバすぎた…!
【PR】ドコモのサブスク【GOLF me!】初月無料
【コメント募集中】「備蓄米」を購入しましたか?
「#gooblog引越し」で体験談を募集中