デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



地下鉄コロネル・ファビアン駅の出入口

地下鉄から出て宿の方角を地図で確かめている傍では、がやがやと数人の人が話しに興じていた。そのなかの一人の若い女性から「May I help you?」と声をかけられた。通りや交差点の位置から方角はすぐ分かったので「No problem, Thank you」と返事した。親切な人だったようだ。

宿ではレセプションに人がいなく、中庭へ通じている開いている扉から「エクスキューズ・ミー」と連呼したが誰も出てこない。
まもなくして私のすぐ後に同じ宿に泊まる若い女性が大きい荷物を持って到着した。「レセプション、いないよ」とこぼすと、彼女も私がさきほど「エクスキューズ・ミー」を連呼した中庭に向かって呼びかけた。
するとどうだ。中庭の方からレセプションのおっちゃんがやってきて、「グッド・イブニン」とにこやかに言いつつ席に着くではないか。「俺の声、きこえてたやろ?」とちょっと気分を害しながら、チェックイン手続きを済ました。ルームキーを受け取り階段を上がろうとすると、私の後にチェックインの手続きをしている女性の声と言葉が聞こえてきた。自己紹介の英語のなかでロシア語をまぜていて、そういえば顔立ちからしてロシア人っぽいなぁと思った。


部屋はこんな感じ

エレベーターのない、シャワーとトイレは共同の安宿であった。共同のトイレではライトが点らなかったみたいであった。それは同じ階の焦燥感に駆られたスペイン系の女性から「どうやって点けるの?」と訊ねられてわかったのだが、私がなにをやってみても点かなかった。
その日は別の階の電灯のスイッチが分かりしっかりと点灯するトイレで用を済ましたのだが、次の日、携帯のライトを頼りにライトが点かないトイレでいろいろ試していると、トイレの中に入り、中からしっかりと強めに鍵をロックすれば自動的にライトと換気扇が作動する仕組みで、それらしい説明のフランス語も赤文字で強調する形で書かれてあったのに気づいた。私だけでなく彼女もおそらくフランス語が分からなかったのではと思った。


窓から

部屋の窓から見える景色はこのようなものであった。この時の旅行では毎日、まだ暗い時間の日の出前に宿を出、日が沈んでから戻ったので昼間の景色をみれなかった。

 ***


チェックアウト前日に

日が経つにつれて、泊まっている部屋が自分らしく散らかってくる。上の画像はそういった散らかりを整理するため、また翌朝のチェックアウトのためにリュックに衣類をつめる前の段階。


机の上

絵葉書を書くタイミングは滞在日程の最終日前日ぐらいになってしまうことが多い。私の場合は訪ねた地で手帳に書きとめた内容と現地で得た印象を整理してから書くことが多いが、絵葉書を書こうとすると手帳に書き忘れていたことを思い出したりして、それをまた手帳に書き込んだりして、時間があっという間に深夜になる。

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