デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



アルテ・ナショナルガレリーを後にして、とりあえず有名どころのペルガモン博物館に足を運ぼうと思った。


「アルテ」の前には、先ほどピアノを弾いていたおばさんはもういなく、アコーディオンを奏でる青年がいた。私ははたと足を止めた。彼が奏でていたのはヴィヴァルディの《四季》から「冬」の第二楽章だったのだ! 私の好きな曲がアコーディオン単体で、哀感とやさしさをかもし出しながら奏でられていた。この一曲だけだったが、私はじっと聴きいっていた。
おじいさんに言われてか、小さい女の子が恥ずかしそうにコインをケースに入れて、すぐさまおじいさんに擦り寄った。
音楽といい、この光景といい、なんと癒されることだろうと思った。

「アルテ」もペルガモンも博物館島にあるので、そんなに離れていないのですぐに行けた。ペルガモンはターゲスカルテ(一日券)の締めくくりとしては、ちょっとつらいかも、なにせデカイのだ。
ドレスデンへの帰りの列車の時間もあり、急ぎ足での鑑賞だった。だがあとで「結果的に」別に急がなくてもよかったと思うと、少しやるせない。



ペルガモン博物館入口のファラオの像では、像に上がろうとしていた観光客に警備員が注意を与えていた。
以下の写真は、博物館に入ったはいいが、撮り急ぎました!という感じが出ているものだ。でも、そういったことも一つの思い出だ。


ゼウスの神殿!?





バビロンのイシュタル門





同じくバビロンのイシュタル門





↑にあたっては、何の遺跡か失念してしまっている。いつの日か、またじっくり見られる日がくることを祈るばかり…。

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