おさかな’sぶろぐ

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哲学の道

2021年08月28日 23時33分05秒 | 街の風景
 哲学の道は、京都市左京区にある琵琶湖疏水分線に沿った歩道です。南端は永観堂付近にある熊野若王子神社前の冷泉通若王子橋で、北端は銀閣寺西の今出川通銀閣寺橋になります。距離にすると、約1.5kmです。沿道には多くの樹木が植わっていて、春は桜、秋は紅葉を楽しむことが出来ますが、その頃に歩いたことはないです。下の写真は6月なので、初夏くらいになるのかな。緑が鮮やかな頃になります。日本の道100選にも選ばれています。
 哲学の道は、明治23年(1890)に琵琶湖疎水が完成した際に、管理用道路として整備された道になります。その後、京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し、思案を巡らしたことから「哲学の小径」といわれたり、「散策の道」「思索の道」「疏水の小径」などと呼ばれたそうです。昭和47年(1972)に、地元住民が保存活動を進める際に、哲学に道とすることに決まっています。