名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

10数年ぶりに名古屋港海釣り公園に行く

2011-02-20 12:09:24 | Weblog
2011.2.20(日)
 1959年9月26日の伊勢湾台風を契機に名古屋港全体を高潮から守るとして建設されたのが、いわゆる知多堤、中央堤、鍋田堤の巨大な防潮堤である。
 知多堤と中央堤の間および中央堤と鍋田堤の間は巨大船も通行できるような航路となっている。
 この三つの堤は、出来た当時から絶好の釣り場として立ち入り禁止もなんのその、長い間釣り好きの市民に利用されてきた。立ち入り禁止区域だけに、堤防先端から落下して死亡するという事故も時折おこった。
 このため名古屋港管理組合は知多堤について1992(平成4)年、延長約1300メートルの釣り場として整備し、名古屋港海釣り公園として開放することとした。
 海釣り公園となってから、この釣り場は一変した。家族、恋人同士などの遊園地と化したのである。釣り場だけでなく、パターゴルフ場や幼児用の遊具も整備された。休日などは釣り場は家族連れであふれ、釣り師にとっては敬遠せざるを得ない釣り場となってしまった。
 以来、筆者もほとんど出かけることもなかったが、つい2~3日前の中日スポーツ紙に、この時期にクロダイが爆釣しているという記事を見て、昨日19日夕方、久しぶりに出かけてみた。
 まず、無風、ベタ凪の状態と、新聞報道のせいか、釣り人であふれていたのには驚いた。開放される以前は、冬場のこの時期こんなに混んでいることはなかった。しかし、来た以上は竿を出すこととし、午後9時までの約5時間、竿先を眺めていたが、当たりらしい当たりは一度もなく、結局無念の帰路についた。
 しかし、月夜に照らされた海と照明に輝く名古屋港の夜景は美しく、再度の挑戦の意慾は湧いた。もう少し暖かくなればいよいよ乗っこみの時期である。

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