名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

菅内閣支持、風前の灯の19%

2011-02-13 21:16:41 | Weblog
2011.2.13(日)
 先週の土曜日、弟の家が火災に遭うという事故があってその援助に奔走された。弟にとって息子の命にもかかわる大怪我が心を不安定にし、住まいの確保から火災現場の始末、近隣への配慮など急いで処理しなければならないことばかりで、あっという間の1週間であった。
 この間、エジプトの政情不安がピークに達していたが、12日になってついにムバラク大統領(82)が辞任し、一区切りがついた。
 一方国内では、共同通信社が11、12日の両日に行った全国世論調査によると、菅内閣の支持率は19.9%と1月中旬の前回調査から12.3ポイント下がり、菅内閣発足後最低を記録することとなった。不支持率も53.9%から63.4%に上昇した。
 2011年度予算関連法案は衆参ねじれ国会で頼みの公明党や社民党の協力が得られる様子がなく、さらに強制起訴された小沢一郎氏の対応をめぐっても菅首相の指導力は見えてこず、もはや菅内閣は末期的症状である。
 この先、予算は通ってもその関連法案が通る見通しは全く見えない。そうした与野党激突の中で、4月の統一地方選で民主党政権が勝てなければ内閣の崩壊は不可避だ。
 政党は違っても安倍、福田、麻生、鳩山と短命内閣が4代続いた。菅内閣も今や風前の灯である。諸外国から見れば日本の政治情勢を理解することはとうていできないであろう。
 うつろ気な世論とそれを煽るマスコミ、大相撲問題に見られるように何事も徹底的に追求しなければ済ませない国民性にはいささか疲れる思いである。

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