今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

メタモルフォーゼの縁側 8

2022-06-17 16:46:13 | ノーヒットノーラン
なんやろ、この心地よさ。
宮本信子と芦田愛菜がBLマンガを通じて育む友情物語。予想以上にすごく、よかった。宮本さんの婆さんはもちろんだけど、オドオドして自信のない庶民女子高生を演じた愛菜ちゃんの魅力。一番遠いところにいるおっさんでも共感するところはたくさんあったし、何よりどちらか一方でなく、両方が成長していくのが良かった。好きなものは時間も性別も超える。熱中する姿は何にででも美しい。始めるのに「もう年だから」なんてない。悪い人の出てこない物語にホッコリしながら、たくさん元気のもとを分けてもらった気がする。
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