今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

ターミネーター ニュー・ヘイト 5

2019-11-27 22:14:01 | ノーヒットノーラン
普通にはおもろいけど。
あのターミネーター2の正当な続編という触れ込み。屈強なバアさんになったサラと、なぜか白髪の爺さんのT-800は見ものだけど、ストーリーは今までとほぼ変わらず、しつこく死なない敵からひたすら逃げ回るだけ。T2で衝撃的だった液体から蘇るCGも最早驚く時代でもなく、新しいネタもない。どうして今、わざわざ作ったの?という疑問だけがムクムク頭をもたげてくる1本。
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決算!忠臣蔵 4

2019-11-24 18:46:14 | ノーヒットノーラン
討ち入りすんのかい、せんのかい?
よしもとが作ったおカネの面から忠臣蔵を見直す映画。そこそこ期待してたけどかなりハズレ。これは赤字だろうなぁ。理由1無駄なキャスティング。よしもともそうだし、脇も不必要に入れすぎ。理由2カネがかかる!というオチにしかつながらない貧弱なコメディセンス。理由3全く山を作れないシナリオ。このあとは面白くなるかも、と待ってたのに最後までならずにエンドロール。ええかげんにせい!
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i 新聞記者ドキュメント 6

2019-11-21 16:57:04 | ノーヒットノーラン
正直ちょっと苦手。
AとかA2の森達也監督が東京新聞の望月さんという「もの言う、闘う記者」を追っかけた作品。彼女の熱さとか行動力には共感するところもあるけど、そばに居たら苦手なタイプかも。でも監督が描きたかったのは女性記者のパワフルさではなく、彼女が戦っている日本のダメ政権と既得権益を守ることに必死なマスコミと、それに騙されたままの国民だと思う。考えさせられるところは多かったけど、これまでの作品のような「知らなかった、初めて見た」が少なかったのが残念。籠池夫人が天真爛漫でわらったけど。
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ジョジョ・ラビット6

2019-11-20 18:36:07 | ノーヒットノーラン
これも時代か。
ナチス時代、妄想のヒトラーとすごす10歳の少年。ナチスに憧れる彼が自分の家に潜んでいたユダヤ人のお姉さんに出会い…というコメディ。ナチスもユダヤも世界史に残る悲劇というかトラウマというか、感動的には描けても茶化す映画は作りにくかったはず。子供の目線というエクスキューズを使ってそれを突破しようとした作品だけど、なんかのんびりしていてフリが弱い。戦争の緊張感あっての緩和、そこに爆笑が生まれると思うけどなぁ。
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ひとよ 7

2019-11-15 18:07:56 | ノーヒットノーラン
母ちゃん…。
家族にひどい暴力を振るう父親から子どもたちを守るため、ダンナを轢き殺した母親。その後刑務所に入り、家族はバラバラに。でも約束どおり15年経って帰ってきた。それぞれ辛い思いをしていろいろあった。でも母ちゃんの本物の愛に全てが呑み込まれていく。ダンナを殺したあと、誇らしく思ったという信念。その強さには誰も敵わない。田中裕子さん、見事でした。
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閉鎖病棟 -それぞれの朝-4

2019-11-06 09:26:23 | ノーヒットノーラン
しっくり来ない。
さまざまな事情で心の病にかかり、精神病院に隔離された人たちが助けあって…という物語。群像劇なのである程度しょうがないけど、それぞれの抱える闇の描写が薄すぎる。あとトラウマ的なものと性能的な疾患がごっちゃになっていて、どこに感情を寄せればいいのか?最後の無責任な前向き感もあわせ、とてもムズムズする作品だった。
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最初の晩餐 6

2019-11-03 18:11:26 | ノーヒットノーラン
食い物の記憶。
お父さんの通夜、仕出しをキャンセルして母親が作りだしたのは、家族の記憶の脇にある料理でした。子どもたちも大人になり、バラバラになっていた家族。でもそれを食べるうちにあの頃のいろんな感情を思い出して…ちょっとあざといところもあるけど、うまい脚本だと思った。自分だったら何なんだろう?出来事や感情とは全然違うところにある舌の記憶。そこにフォーカスしたのは素晴らしい。
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108~海馬五郎の復讐と冒険 6

2019-11-02 15:37:46 | ノーヒットノーラン
羨ましい!
素直にそう思ってしまう作品。松尾スズキさんがおっさんの胸に秘めた妄想をカタチにしてくれている。その体験もそういう映画を作れることも、ただだた羨ましい。ストーリー?知らん!中山美穂のあえぎも、女の海も最高や!1000万を1ヶ月で、溶かしてみたい(笑)
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