今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

風に立つライオン 5

2015-03-20 21:34:13 | ノーヒットノーラン
予告の勝ち!
さだまさしの名曲のモデルになった物語をさださんが小説化。それを大沢たかお主演で映画化。モデルの方の行動は素晴らしいと思うけどイマイチ響かなかった。それは作り手のあざとい作戦が見えすぎるから。僕はこんなに熱くて行動力のあるいい人なんですよ!というたかおの自己顕示欲がしんどい。悪いところゼロ、完全無欠の好青年なんているわけない。お前はスティーブン・セガールか!って心の中で突っ込み入れてたら、タイミングよく娘がちょい役で出てきて笑った。
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ドラえもん のび太のスペースヒーローズ 5

2015-03-14 15:27:01 | ノーヒットノーラン
こんなんやった?
毎年春休み恒例の映画ドラえもん。独身の頃から来てるけど、今年は三男も劇場デビューし4人分。金かかる~(涙)。中身はドラえもんの道具でヒーロー映画の撮影ゴッコしてたら、宇宙人にホンモノと間違えられ「ボクの星を助けて下さい」というギャラクシークエストみたいな話。印象はなんか子どもっぽくなったなぁという感じ。物語もアクションも音楽なんかも。ドラえもんなんだから…と言われるかもしれないけど、今までの作品はそれでも大人にも伝わるものがしっかり込められていたと思う。子どもはそういうところにも敏感だ。1年生の次男に「お話が幼稚園ぽかった」って言われてたらあかんやろ。
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みんなの学校 7

2015-03-09 22:17:33 | ノーヒットノーラン
素晴らしすぎる。
こういう先生が増えてくれたらなぁ。見ていて、羨ましくなった。知的障害の子どもたちも一緒のクラスで学ぶ住吉区の大空小学校のドキュメントだ。熱心で立派な先生だけならいろいろ見てきた。でもここにでてきたのは子どもを教えるんでなく、子どもからも学び、子どもたちの間に素晴らしい風土を根付かせられる先生だ。弱い立場の友達の気持ちになって、自然に支えることができる気持ち。中学生がやる方程式や英語の早期教育より、子どもたちに身につけてほしいそういうものに導いてくれる大人。教師としてでなく、親としても考えせられる作品だった。
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君が生きた証 5

2015-03-07 18:22:16 | ノーヒットノーラン
…おっかしいなあ。
大学生の息子を亡くした父親が、彼の残した曲を聞いてその想いに気付き、歌い始める。それに感動した若者とバンドを組むことになったが…という音楽映画。あまりにも息子がすぐ死んでしまい、親子のつながりも喪失感もイマイチ伝わらない。曲はいいけど、歌詞の行間に込められたメッセージは翻訳があかんのか伝わってこない。これだけ父親ものに弱い俺の涙腺が反応しないんだから、あんまりなんじゃないかなぁ。
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味園ユニバース 7

2015-03-07 16:03:50 | ノーヒットノーラン
見直したわ!
渋谷すばるくんと二階堂ふみの共演による大阪ムービー。刑務所を出所していきなり襲われ、記憶喪失になった男がなぜか覚えていた歌がキッカケで、赤犬(ド関西の地バンド)のボーカルに迎えられ…いろいろ突っ込みしろはある。でもそれをぶっ飛ばすパワーがすばるの歌声にあった。関ジャニ∞なんてちゃんと聞いたことなかったけど、ソロであれだけ歌えるとはすごい。曲と声の伸びがぴったりあっていた。あの曲は買う価値あるわ。
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ソロモンの偽証 前編 6

2015-03-07 16:03:40 | ノーヒットノーラン
はよ、おかわり持ってきて!
中学校で起きた飛び降り事件。警察は自殺と断定したが、生徒たちの間には納得できない空気が。そして犯人を名指しで届いた告発文。生徒たちの生徒たちによる裁判が始まった…。これだけだと宗田理あたりのライトノベルでもありそうだが、原作は宮部みゆきの大作。いちいち物語の行方に重みというか、説得力がある。まだ前半のフリ部分しか見てないけど、早く後半を見たくてしょうがなくなった。それはそうと、夏川結衣とまえだまえだ兄の太りかたにちょっと引いたわ。
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さいはてにて 6

2015-03-07 16:03:28 | ノーヒットノーラン
ミルクと砂糖、いりません。
寒村の海辺にある珈琲店を舞台にした女性の物語…と聞くと何ヵ月か前にやってた気持ち悪い作品と被る。でもおっさんらの甘ったるさに包まれたあれとは違い、こちらはブラックコーヒーのようなシンプルで苦味のある物語だ。主演の永作博美、子役たちの演技もいい。永作さんはうまい枯れ方、あと芯の強さが素晴らしい。一方佐々木希はセリフ棒読み、表情のない目は相変わらずで、ここには大人の計算とか政治を感じてしまう。まあそれを差っ引いても静香な、味わいのある1本だった。ちょっと良さげな喫茶店でコーヒー飲みたくなったもの。
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悼む人 4

2015-03-07 16:03:16 | ノーヒットノーラン
バックもできるで~
天童荒太の直木賞作品を堤幸彦が監督、主演は高良健吾…ネームバリュー的にはばっちりだと思うが、これが何とも難しい映画になってしまった。テーマ的には誰も避けて通れない「死」だし、役者も熱演していると思う。ただ誰もが共感しきれるキャラクターはいないし、そもそもエンターテインメントの要素は皆無。大切な話かもしれないけど、お金払ってわざわざ劇場行ってこんな気持ちになりたい人がどのくらいいるんだろう?トリックや二十世紀少年みたいなんだけじゃなく、こっちも行けるんやで!という監督の野心とか欲望が、主人公の物静かさと対称的で見事といえば見事だけど。
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妻への家路 4

2015-03-07 16:03:06 | ノーヒットノーラン
地味にもほどがある!
チャン・イーモウ監督による素朴な佳作。思想犯として長い間捕らえられていた夫と、そのショックで記憶傷害になり、夫の顔だけ思い出せない妻の物語だ。釈放後自分をわかってくれなくても妻をそばで支える夫といつまでも帰ってこない(と思い込んでる)夫を想い続ける妻。ちょっと都合良る設定と、あまりにも灰色だらけな画面と物語に耐えきれず…そら寝るでしょ。
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くちびるに歌を 5

2015-03-06 23:41:26 | ノーヒットノーラン
ハードルあげすぎたかな。
名曲「手紙」をモチーフにした小説の映画化。ガッキー先生と田舎の島の中学生が合唱で結ばれていく展開はメチャ既視感あり。演技も悪いことはないけど、先生を立ててしまった分、歌の主題である15歳の不安定さに割く時間が減ってしまい中途半端。ジャストミートな体験や立場にいないとピンとこない大味な作品になってしまった。残念!
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幕が上がる 7

2015-03-02 20:28:56 | ノーヒットノーラン
ゆうしゃももくろはレベルがあがった。
ももクロ主演のアイドル映画。でも原作が平田オリザ、監督本広克行ということで期待していた。驚いた。高校の演劇部を舞台にした青春ど真ん中ストーリーなのだが、はじめの方の演技は正直、見てられない。それが話が進むにつれ、どんどん成長していく。アイドルロールプレイングムービーだ。解説を見ると忙しい中でしっかりワークショップを受け、順撮りしていったそうだ。アイドル映画だけに男の影がないのは不自然だけど、それでもあの時期特有のモヤモヤや、あの時期だけの輝きはしっかり描かれていた。またそれをビシッと締めたのが黒木華のレベルの違うプロの芝居。年齢とかじゃなくて、「大人なんて」とか思いがちな高校生でも尊敬できる教師。ホンマかっこよかった。滝沢賢治かと思ったもの。
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さよなら歌舞伎町 5

2015-03-01 21:53:58 | ノーヒットノーラン
で、なんなのよ?
大晦日の一流ホテルのドラマを描いた三谷幸喜の「有頂天ホテル」というのがあったけど、これは歌舞伎町のラブホの一日を舞台にした同様の群像劇。ただこっちは現実的すぎて救いがなさすぎる。そりゃある程度ワケアリの物語は予想してるけど、あれを見せて観客はどう反応すればいいの?自分より悲惨な人を見てあれよりはマシという救われ方もあるとは思うけど、映画でそれはイヤだなぁ…。
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