今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

バーレスク 5

2010-12-27 22:55:24 | ノーヒットノーラン
PVにしてはまどろっこしいし。
クリスティーナ・アギレラ主演の歌姫サクセスストーリー。確かに歌はホンマもん。でもストーリーが粗すぎ。恵まれない境遇の少女が歌の才能で人生を切り開いていくってのはよくありすぎるパターン。それを補って有り余るくらい歌がすごかったかと言われると…。アギレラがルックスも悪くない、しかも白人だけに、「ドリームガール」とか「ヘアスプレー」と比べると落差が小さいんだよなぁ。
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シュレックフォーエバー 5

2010-12-25 18:40:35 | ノーヒットノーラン
炭酸の抜けたコーラみたいな。
シュレックのメインテーマはディズニーのおとぎ話へのアンチテーゼだったはず。子供には見せたくないくらいの黒さがメチャ刺激的で第1作を絶賛したのを覚えてる。でもパロディなもんで回を重ねるにつれ、最初の設定を続けるのがしんどくなってる感じがあった。それで今回4回目。ディズニー作品と間違えそうな普通のおとぎ話になっててガッカリ。なんかリリーフ失敗しちゃった感じやなぁ。
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キック・アス 7

2010-12-24 23:40:49 | ノーヒットノーラン
よい子は決して真似しないでね!
僕だって悪と戦うヒーローになって世界を守りたい!男子なら一度は心の片隅で考えたことがあるはずの願望を金も能力もないダメ高校生が実行しちゃうとどうなるか?って映画。設定までは100点。序盤の展開がタルいのがあかんなぁ…と思ってたら、キック・アスじゃなくてホンモノのすごいヤツが出てきてウォッとなった。彼らの活躍はスカッとするけど、最後は結局アメコミらしいマッチョな展開か…。知性の欠片もない表現が続いたが、そういう頭を空っぽにして見る話だ。設定がよかっただけに展開がもったいない。ただ打たれ強いだけじゃなくて、運の良さとか戦いに関係ない能力が意外な所で役にたったり、キック・アスをネットで応援する人たちの力がうまく連動したりしたらもっと膨らんだのに。
まあそれでも大人がスカッとするには最適。でもクリスマスイブに一人で見る映画じゃない…かな。
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相棒劇場版2 5

2010-12-24 20:36:59 | ノーヒットノーラン
いや、良くできてるっちゃあ、そうだよ。
ドラマはこの時代に20%近くを稼ぐ人気刑事シリーズの劇場版2作目。「踊る…」とは対称的な渋い作りが中高年にウケてるんだけど、今回は渋すぎないか?まあ引きこもりのオタク愉快犯じゃないところはマシだけど、動機も犯人も解決法も地味すぎる。たしか「事件は会議室の中で起こってるんじゃない!」ってイキってた刑事がいたけど、この作品のカメラ、ほとんど警視庁の庁舎内から出ないもん。ガワばかり派手で中身の薄いお子様ランチ映画も嫌だけど、わざわざカネ払って味噌汁を飲みたくもない。ま、そういうことですわ。
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最後の忠臣蔵 7

2010-12-22 18:44:56 | ノーヒットノーラン
こういうハッピーエンドもあるんだな。
役所広司主演、「北の国から」の杉田監督による、忠臣蔵アフターストーリー。忠臣蔵の後、生き残った人たちの様々な生き方を通じ、何のために生きるのか?何が幸せか?を考えさせられた。孫左衛門と「かね」。侍の鑑と言われた男の忘れ形見と、身を隠して姫を育てあげた下人。今の基準ならば断然姫の方が幸せだろう。でも自分の人生をかけて使命を全うした孫左衛門と、自分でありながら自分でない存在として生きていかなくてはならない姫。二人の人生を比較して自分ならば…を考えた。涙が溢れたのは輿入れのシーンで身を潜めていた赤穂の家臣たちが名乗り出るところ。大丈夫かなと思ったのはその最後を飾った邦衛さん。「食べる前に飲む!」って言い出しやしないかヒヤヒヤしたわ。
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ノルウェイの森 4

2010-12-14 20:43:32 | ノーヒットノーラン
ちょっと、場所わきまえてよ。
2時間を超える上映中ずっと気持ちわるさを感じていた。本能からくる性衝動を正当化するために妄想を膨らます原作、その「読むため」のセリフをまんま使ってしまった台本、舞台そのまんま昭和40年代のドラマのような演出、娯楽作だけでなく世界に通用する文芸作品も作れるんだぞというフジテレビのスケベ心。全てが俺にはしっくり来なくて、久しぶりに見るのがメンドくさくなった。少なくともTOHOシネマでクリスマスシーズンにやる作品ちゃうやろ、これは。
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武士の家計簿 6

2010-12-08 21:26:02 | ノーヒットノーラン
武士だって人間だもの。
森田芳光カントクによる「普通の武士の家族の物語」。時代劇だけど刀を抜くシーンはゼロ。幕末の厳しい時代に見栄を捨て、倹約と工夫で苦境を乗りきった家族をコミカルに描いていて、面白かった。これまでの時代劇というと大名や将軍が大活躍したり、剣豪と忍者と助さん格さんばっかり、団体戦だと赤穂浪士か新撰組だ。でも多分ちゃうねん!みんな武芸が得意な奴ばかりじゃない。99%は普通の生活をしていて、実戦なんてしたことない侍もたくさんいたに違いない。盛り上がりには欠けるけど、そういう「普通の人の生活」を垣間見れてよかった。わかぎえふさんが書くラックシステムの芝居を思い出した。
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。7

2010-12-07 21:31:50 | ノーヒットノーラン
寒い夜の焼酎お湯割りみたいな。
サイバラさんの亡くなったダンナ、鴨ちゃんの自伝。アル中でどうしようもない鴨ちゃんを浅野忠信が、小さくて大きな存在の母ちゃんを永作博美が好演していた。作品中で描かれるのは色んな形の人間の弱さ。アル中はモデルケースであって、人それぞれが抱えたものをベテラン監督が淡々と写し出していくから心に染みる。さらにそれでも生きて行ける原動力となる家族の存在。あの「おとしゃん!」は反則だわ。
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space battleship ヤマト 6

2010-12-06 22:24:22 | ノーヒットノーラン
ヤマト、のようなもの。
遂に実現した実写版ヤマト。もちろんアニメとは違うけど、たしかに最新のVFXを駆使して画面はしっかり作ってあると思う。また脇の配役は高島礼子以外ほぼ完璧。ダメなのは主役2人と敵の設定。キムタクが出てくると、劇場が途端にお茶の間っぽくなるし、安っぽいラブシーンも勘弁してほしい。あとあれがデスラーか?尺の問題とか女性の集客もあるだろうけど、みんなが見たことあるSF幕の内弁当を作るんだったら、オリジナルで勝負して欲しかった。あとROBOTが作る映画って盛り上げ方全部同じだなぁって気づいて、萎えたわ。
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信さん炭鉱町のセレナーデ 5

2010-12-02 22:47:09 | ノーヒットノーラン
ロ!べ!ルト!ペッタジーニ!
昭和30~40年代の炭鉱を舞台にした少年成長もの。昭和世代としては期待したが、全てがもの足りなくがっかりした。寂れていく炭鉱の厳しさこそ描かれていたが、人物描写が希薄で「好きだ」以外の微妙な気持ちの動きを表せていなかった。信さんの子供時代の子役だけはよかったが、小雪はなんだ?でかすぎるし、10年たっても全く老けない。あれこそ鉄人29号だ。
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