今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

渇き。 4

2014-06-30 21:38:07 | ノーヒットノーラン
狂ってる。
ひとことで表すとそういう映画だ。クソおやじが行方不明になった自分のクソ娘を探して、クソガキどもの争いに巻き込まれ、滅茶苦茶になっていく…見ている側の頭や心の奥も滅茶苦茶に振り回され、とても疲労感の残る作品だった。それだけの力量がある監督だけど、今回のは勘弁してほしい。さらに狂ってると思ったのが、学生が1000円になるという早割!こんなもんクソガキどもに見せたらあかんわ。
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チョコレートドーナツ 6

2014-06-23 21:58:01 | ノーヒットノーラン
愛なんだよ、愛。
70年代のアメリカでの実話をベースにした、ゲイのカップルと彼らが親代わりになろうとしたダウン症の少年の物語。マイノリティの彼らがお互い愛しあって生きていこうとするのを、そこになんの興味もない社会が、自分たちのルールにないからという理由だけで妨害する、ただ理不尽な話だ。別に当時だとか、アメリカだからというわけではなくて、今の日本にだって形を変えて普通にある話で、「規則ですから」「前例がないので」「普通じゃありえないので」潰された光の元がどれだけあることか!ただ、自分もマルコと同じでハッピーエンドがやっぱり好きだわ。
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スイートプールサイド 6

2014-06-21 16:33:00 | ノーヒットノーラン
ど、ど、ど変態ですが、なにか?
高校生なのに毛が生えてない男子と、剛毛な美少女の水泳部を舞台にした剃毛青春ラブコメ。ひとことで書くとそうなるが、そんなもんちゃう。思春期男子特有のどうしようもない衝動や妄想、コンプレックスを見事に映像化したと思う。いつの間にか高校生の須賀健太くんの見事な演技と、ダイレクトでなくデフォルメした表現。毛の生えた今はくだらなくて笑えるけど、あの気持ちや行動は男性ならいろんな琴線に触れるはずだ。ここのところ薄暗くて小難しい映画が多かっただけに、スカッと笑えてよかった。ヤッパ映画はこうでなきゃ!
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超高速!参勤交代 6

2014-06-21 08:16:41 | ノーヒットノーラン
もう一ネタ!
のぼうの城も受賞した城戸賞を受賞した本を本木克広監督が映画化した時代劇。福島にある小さな藩が江戸の老中の策略で、たった5日で江戸まで参勤しろという無茶ぶりにどう立ち向かったかという話だ。いろいろ突っ込みどころはあるけど、エンターテインメントとしては充分楽しい!最後のアクションを短目にして、危機を乗り越える知恵ポイントがもうひとつふたつあったらもっとよかったのに。
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そこのみて光輝く 4

2014-06-20 21:34:53 | ノーヒットノーラン
どよ~ん…。
綾野剛も池脇千鶴もよかったよ。人生に傷を持つ人たちが、欠けてしまった部分を埋め合うようにひきつけあうのもあるだろう。再生の物語、そう見られなくもないけど、なんでカネ払ってこんな気分にならなあかんねん。考えさせるのと落ち込ませるのは似て非なると思うんだけど。
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私の男 5

2014-06-20 10:52:45 | ノーヒットノーラン
変幻自在。
とは今は彼女のことだろう。二階堂ふみの演技の幅を見せるための映画だ。中学生からOLまでの年齢幅だけでなく、オンナが見せる様々な表情で魅せる。そんな彼女に参ってしまうオヤジの物語が主軸だったけど、参ってるのは監督や観客もなんではないか。たしか劇中「そういう感情が人間を狂わせる」というセリフがあったが、彼女の表情に狂わされた男たちの映画になっている。だから、ストーリーとかは粗いなぁ。
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春を背負って 4

2014-06-18 22:23:57 | ノーヒットノーラン
キレイも良し悪しで。
名カメラマン、木村大作さんがメガホンを取った山岳映画第2作。前作を見逃していたし、キャストも好きな人が多かったので期待値は高かった。木村さんが撮りたかった山の風景はキレイだったし、厳しい環境での撮影に身体を張った俳優陣も素晴らしかった。ただセリフが陳腐すぎる。どこを切り取っても文科省推薦みたいなセリフだらけだし、物語に悪人が誰一人でてこないつまらなさ。やっぱり猪木だけじゃなく、タイガージェットシンとか、ブッチャーがいないと。もりあがらんでしょ。
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ポリスストーリー・レジェンド 4

2014-06-11 23:58:04 | ノーヒットノーラン
なんか、これじゃない。
ジャッキー・チェンの映画は大好きだった。歳をとったのももちろん理解している。それでも残念な作品だった。普通の香港映画にありがちな少し暗めな設定、犯罪のスケールと合わない犯人の動機付け、こないだ見たダイハードなんとかみたいな老ヒーローと子供みたいな関係性…そういう映画としての粗さがあっても、今まではアクションと笑いで不問になっていたが、そうもいかない。アクションが厳しいのはわかるけど、なら笑いの方はもっと大切にしないと!何のために石丸博也さんの吹替え版を見に行ってると思うの!
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