設定、いやタイトルが一番だったかもしれない。
「カメラを止めるな」と同じえんぶゼミ発の自主映画。死んだ人が場所とかでなく、生き物でない物体にとりつくことができる。そのアイデアはメチャいいし、セリフを被せるだけで、それっぽく見せることはできる。ただそのあとがなぁ…。モノ目線は最初だけで、すぐに客観視になっちゃうし、展開にも工夫がない。自分が動けなくても、ネコにくわえさせるとか、時間を変化させるとか、物語を動かすことはできたはず。時間が持たないからオムニバスにしているのはどうやろ?出だしがよかっただけに惜しい作品だった。