今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

ぼくのおばあちゃん 8

2008-12-31 16:47:18 | 逆転サヨナラHR
これで今年を締められてよかった。
タイトル通り、中年サラリーマンが自分の家族の問題を抱えながら、おばあちゃんを思い出す話。演出やエピソードはベタだが、それがこの映画のトーンにピッタリだ。菅井きんと孫の姿を見ていると溢れでてくる自分のばあちゃんとの思い出。ばあちゃんのカレーは黄色かったよな、麦茶のコップはワンカップだったな、卵焼きは味の素かけてうまかったな…。
オレは主人公のようにばあちゃんに何もしてあげられなかったけど、ワガママ言って甘えてあげるのがばあちゃんたちにとって何よりのプレゼントなんだなと思った。まあ、そのぶんは息子たちに託したいけど、それにしてもアイツら甘え過ぎや!
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未来を写した子供たち 7

2008-12-28 18:22:01 | 逆転サヨナラHR
可能性は無限大ってのはまんざら嘘でもない。
インドの赤線地帯で生活する子供たちにカメラを教えることで、新たな世界を切り開く活動を追ったドキュメント。親は売春などの犯罪で生活をなりたたせ、家事や子守りで学校へ行く時間なんてない、それが当然の世界を見せつけられると、日本で仕事がしんどいやら学校がダルいとか言ってる自分たちが恥ずかしくなる。でも驚いたのはそんな過酷な環境でも、新たな世界に触れた時の子供たちの目がとても輝いていて、力があったこと。自分の息子たちを見ても感じることだが、何かをやろうとするとき、すぐ言い訳したり面倒臭がる大人と違い、子供はそれを楽しむ天才だ。だから才能があるかは別にして、いろんな体験をして可能性に挑戦する機会をどんどん作ること。これが枯れちまった大人たちの責任だと思った。
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ブロークン・イングリッシュ 3

2008-12-24 00:46:04 | デッドボール
またやっちまった!
たまたま時間があったから劇場にいったんだけど、もっとちゃんとポスター見ておきゃよかった。オレの一番嫌いな、アラサー独身オンナの言い訳&共感ムービー。しかもどの設定も真新しさはゼロ。最後のオチに至っては絶句。なんじゃありや?
R18とか年齢で制限することがあるんだから、映画館のお姉さんも「男性のお一人様にはオススメできません」ってちゃんと言って欲しかったわぁ。
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余命 4

2008-12-24 00:01:49 | デッドボール
はい、確かにうまいです、けど…。
松雪泰子の事務所スターダストが作ったプロモーション映画。確かに彼女はとてもいい女優になったと思う。でも「これでもか!」ってそればかり見せつけられても正直しんどい。やっばり俳優というのは、物語を紡ぐための道具とかパーツであって、俳優を見せるために作った物語というのはこういう風に歪んでしまう。何か、残念だなあ。
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小森生活向上クラブ 5

2008-12-23 14:45:31 | タイムリーヒット
週刊少年ジャンプの打ちきりちゃうねんから!
世の中に小さな害悪を撒き散らしている輩を成敗するという設定、そして小さな善行、悪行でも、それぞれを積み重ねれば…という視点は素晴らしいし、途中まではスカッとした物語が進んで行く。でも風呂敷が広がったあとの処置の仕方が最悪。終わり悪けばすべて…になっているのが非常に残念。
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マルタのやさしい刺繍 7

2008-12-23 00:01:49 | 逆転サヨナラHR
今さら、なんてことはないんだな。
田舎のおばあさんが、保守的な周囲の偏見の目に負けずに、昔からやりたかったランジェリーのお店を開く話。なんや、よくある話やん!と思いがちだが、やるかやらないかは大違い。「どうせ無理」「金がない」「忙しいから」言い訳なんか考える暇があったら、そこで一歩踏み出すのが大事で、やった人にだけ道が開ける。そんなことをばあちゃんたちに教わった気がした。
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俺たちに明日はないッス 7

2008-12-19 18:38:01 | 逆転サヨナラHR
そのとおりッス。
17歳、エネルギーが空回りしまくってた童貞物語。今どきとはちょっとズレてるかもしれないけど、カッコ悪さとかズルさとか頭の悪さとか、身につまされることばかりで、卒業アルバムを開いたような気分になった。
今でこそ天下国家を語ったり、偉そうにふんぞり返ったりしてるかもしれないけど、頭の中「おっぱいでいっぱい」で「かわいそうになるくらいバカ」で「明日のことなんてまるで考えてない」生き物だったのよ、大概のオトコなんて。
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誰も助けてくれない 5

2008-12-18 00:01:49 | タイムリーヒット
誰も感情移入させてくれない。
踊るシリーズの取材の中で君塚さんがたどり着いた犯罪の加害者家族の保護というテーマ。加害者の家族は東野圭吾の「手紙」で出てきたので新しさはないし、誰の視点でみたらいいか最後までわからない。何より暗くて、救いがない。確かに苗字を変えるための作業とか驚かせられた部分はあったけど、金取られて陰惨な気分にさせるって、元バジャマ党としてどうなんよ、大将!
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青い鳥 6

2008-12-16 12:25:12 | タイムリーヒット
なぜ映画にする?
最近やたらと映画化されてる重松清作品。なんでもない普通の人々の日常を描かせたらピカイチの作家で、俺も大好きだ。でも逆にこれほど映画化に向かない作家も珍しい。何しろ劇的なことがほとんどない。映像に圧倒されるシーンなんて皆無だ。原作の行間から滲み出るような感情の機微が映画にしたとたん、わざとらしく大げさなものになってしまう。だから今までの映画で原作を越えられたものがひとつもない。
冬の寒い日の温かい日本茶は、繁華街のレストランじゃなくて家のコタツで飲みたいのと同じような感じだ。
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感染列島 6

2008-12-15 13:29:29 | タイムリーヒット
そのへんのホラーよりよっぽど怖い!
アウトブレイクみたいな原因不明の病気の感染爆発、パンデミックの話。かなり誇張表現や死に方の残酷さはあるけど、それを差し引いても「ない話ではない」だけに怖い。原因や感染経路や治療法がわからない病気も怖いが、なんたって一番怖いのはパニックに陥った人間の行動だ。映画館で隣の人の咳がこんなに気になったのははじめてだったし、見終わった後で妙に手洗いを丁寧にしてしまった。
・・・それにしても爆笑の田中さん、なんのために出てたんやろ?
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ブーリン家の姉妹 6

2008-12-11 18:58:00 | タイムリーヒット
女はコワイなぁ…。
簡単に説明するとイギリス版大奥だ。跡継ぎの欲しい王の周りで張り巡らされる「謀」の数々。どんな権力者だって所詮はオトコ。賢いオンナにはそれをコントロールするなんて朝飯前だ。
世の中男が動かしているように見えて、実はオンナのいいように転がされているのかなぁ…我が家も。
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シャッフル 4

2008-12-05 15:57:55 | デッドボール
そりゃ、フィクションは何でもありやけど。
人間の張り巡らしたトリックは品切れなのか、宇宙人や霊やいろんな手を使ってくる最近のサスペンスだけど、こんなんありか?1週間がシャッフルされ主人公だけが全ての記憶をもったまま生活する。よく見るとアラも多いし、他にやることあるやろ!な点もある。でネタばらしなしの強引な幕引き。このイライラをどこにぶつければいいわけ?
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