今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

タクシー運転手 約束は海を越えて 8

2018-04-30 23:30:36 | ノーヒットノーラン
懐の深さ。
ソン・ガンホ主演、1980年にあった光州事件での事実をベースにした物語。前半は笑いもいれつつ、後半の緊迫感と人情溢れる展開に気持ちを揺り動かされた。こんなことが自分が生きている間にあったという衝撃、ごく普通の人々が仲間のために身体をはる自己犠牲、クライマックスに登場した仲間は鳥肌が立つほどかっこよかった。悔しいけどいろんな意味で韓国映画の幅を感じた。
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レディ・プレイヤー・ワン 7

2018-04-26 22:29:43 | ノーヒットノーラン
ありがとうスピさま。
昭和の晩年を子どもで過ごした自分の周辺世代の男子にとって「どストライク」な作品。ストーリー自体はほぼグーニーズだけど、出てくるパーツが半端ない。最近の「CGなら想像したものなんでも作れる」映画を嘲笑うようなプロの想像力に唖然。夢みた世界っていうのはこういうのをいうんやな。
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名探偵コナン ゼロの執行人 5

2018-04-22 18:33:59 | ノーヒットノーラン
なんだかなぁ…。
アニメながら毎回大人も楽しめるミステリー要素がしっかりあって…というコナンシリーズ。あくまでも「大人も」で主役は子どもたちだと思う。今回、設定や動機が難しすぎて、45歳元少年でも理解できない。公安警察と公安検察の争いがわかる小学生いたら連れて来い!それこそコナンに違いない。
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ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル 6

2018-04-14 22:44:00 | ノーヒットノーラン
おじさんはアナログのほうが好き。
今は亡きロビン・ウィリアムズ主演の名作の23年ぶりの続編。今回はいろんなキャラの高校生が、不思議なテレビゲームの中に吸い込まれちゃう話。それぞれが現実とはまるで違うタイプになって、脱出のために協力してクリアを目指す。ライフの数があったり、テレビゲームのクセの使い方はうまくて、それなりに楽しい作品になったと思う。ただ起こることと現実のギャップとか夢っていう感覚だと、圧倒的に1作目のほうが上!何でもCGで作れる技術の進歩も善し悪しやなぁ。
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ペンタゴン・ペーパー 5

2018-04-04 19:47:53 | ノーヒットノーラン
ビミョーな時期になってもうたなぁ。スピルバーグも苦笑いしてるにちがいない。ホワイトハウスが国民を欺いてきた証拠文書をスッパ抜いたワシントン・ポストの物語。アカデミー賞で箔をつけて日本公開…ところが日本じゃ似たような文書があるやないやで大騒ぎの国会。でもなんかピンとこなかったのは「敵が弱かった」からか。最高機密をやたらとありがたり、政府の影にやたらと怯えるトム・ハンクスやメリル・ストリープ。「この機密をバラしたら全てを抹殺される」わりには、誰も死なないし、ちっとも手を打ってこない政府。40年前、まだまだのどかな時代だったんだろうな。あと、メリル・ストリープをやたら闘うカッコいい女性に見せたがるカットもあざとくて…。アメリカのマスコミには正義がある…わけないやろ。
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