今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

ボックス! 5

2010-05-31 23:42:32 | ノーヒットノーラン
どうせなら主題歌もEXILEで。
原作は結構読みごたえがあった。題材こそ青春ものの王道ボクシングだが、それぞれの人物の成長をジンワリじっくり描いていたと思う。
たしかに尺の問題はあっただろう。でもいつからこの話「少年マガジン」になっちゃったんだ?ビジュアル的に「見てわかる」だけを主軸に置いた薄いキャラクターやロケーション。それぞれの才能も努力も描写が少なすぎるから、説得力もすごさも感じない。物語のキモになる2人の能力のクロスフェードもやたらカクカクしてる。EXILE好きのヤンキーあたりが好みそうな「わかりやすい」話に噛み砕いてある印象だ。
ただ俳優陣は頑張ったと思う。素人目だけどノーカットワンカメでの打ち合いも様になっていた。でもだからってラストの対戦は体格差ありすぎるわ。「ロッキー4」のドラコかと思ったもん。
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ヒーローショー 7

2010-05-31 08:17:51 | ノーヒットノーラン
佐々木のフォーク並の落差。
井筒監督が吉本にお金出してもらって吉本が売り出しているジャルジャルを使って撮った映画。岸和田シリーズみたいな中途半端な作品と思ったら違う。格闘シーンがホンマに痛い、そして芸人としてはあまり好きじゃないジャルジャル、特に後藤くんがカッコよく見える。途中からはどんな風にまとめるかも気になったが、意表をつかれた。普段人の作品の文句を言ってばかりの井筒さんの球のキレに完全にやられた。
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グリーン・ゾーン 4

2010-05-20 21:06:58 | ノーヒットノーラン
え、今ごろ?
残念ながら、予想通りのイマイチな感じ。主人公を追い込む巨悪もその手先も大したことなくて、盛り上がりに欠けてたなぁという印象だ。またその巨悪の企んでいた陰謀が、アメリカのほとんどの人が気づいてるアレだなんて!ぬるい理由でぬるい連中がぬるい戦いをしてるだけ。あかん、やっぱり予想以上の残念さだったわ、これ。
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書道ガールズ 5

2010-05-19 18:44:14 | ノーヒットノーラン
なんか、ちょっとにじんでたかな。
簡単にいうと「成海璃子の書道版スウィングガールズ」。確かに璃子ちゃんは今、日本で一番袴の似合う美少女だろうし、彼女が書いたという設定の美しい文字にも萌える部分はあった。でもそれ以外のセールスポイントがあまり見つからず、クライマックスでも心に染みてくるものがなかった。ただ書道パフォーマンスというアトラクションは面白いと思った。よさこいにしてもこれにしても、日本古来の古くさい文化が視点やアレンジを変えることで再生する。字って人間性がとても表れるものだし、タレント集めて大会やっても充分見れるもんになると思うけどなぁ。
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プリンスオブペルシャ 4

2010-05-18 23:35:35 | ノーヒットノーラン
ブラッカイマー劇場やなぁ。
パイレーツシリーズでさらに一山当てたプロデューサーの新作。俺がいうとおりに作ればヒットするんやとでもいいたげな、パイレーツと似たようなシーンの連続。だいたいCGを絡ませたアクションを見せる口実でストーリーをでっち上げてるだけだから、しょぼいのなんの。見てて眠くてたまらない。年齢とかはこだわらなくていいけど、「何も考えたくない人指定」みたいのはしておいて欲しい作品やったなぁ。
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クロッシング 8

2010-05-07 09:20:08 | ノーヒットノーラン
涙は出なかった、だけど。
飢餓状態の北朝鮮、家族を守るため中国に密入国した父とその帰りを待つ息子の物語だ。設定はよくあるかもしれないが、作り話でも何でもなくじっくり取材して作られた「いまある事実に基づいた物語」だから、力がある。贅沢なんか一切ない、ただ家族で元気に暮らしたい、でもそれすら許されない、かの国の惨状。飽食でぬるい空気の漂う日本で何となく生きていることに、恥ずかしさすら覚えた。一番印象的だったのは家族のためなら何でもする父と、その父を心から信じている息子との絆の強さ。父親としては胸をかきむしられるような場面が何度もあった。他人事だと思って涙を流してる場合じゃない、そんな焦燥感すら感じる作品だった。
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オーケストラ! 6

2010-05-06 13:35:54 | ノーヒットノーラン
やっぱりフランスだからかな。
今は地位を剥奪されたソ連時代の名オーケストラが一計を案じ、憧れのパリで公演するという話。生活も性格もバラバラな連中が慣れない外国で珍騒動を起こす。でも最後は見事なハーモニーを作るというベタな展開だが、バランス変えればもっと面白くなったのに。序盤で笑いを前面にだした方があとの感動も大きくなるのに、中途半端にいい話にしたがるもんだから、盛り上がりもイマイチ。あ~もったいない。
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月に囚われた男 6

2010-05-06 13:27:40 | ノーヒットノーラン
舞台でもできるかも。
登場人物 1人+1台。月の裏側にある基地で資源掘削機の管理という孤独な作業を3年契約で続ける男の話だ。アバターだなんだとCGとカネを使いまくるのが普通のSF映画の向こうをはるように、この作品はほぼ狭い基地内だけでストーリーが進む。もちろん激しい戦闘やスペースバトルはないが、全然不満を感じることはない。うま~く作ってあるなあというのが素直な感想。法廷ものとかでこういう密室劇みたいのは時々あるけど、その手法でSFだってできるのに驚いた。あっぱれ!
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