今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

エクスペンダブルズ2 6

2012-10-27 00:54:12 | ノーヒットノーラン
女人禁制?
スタローン、シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、ジェット・リー、少年だった自分たちが心踊らせたアクション映画のオールスター。バギャーン!ズギューン!ボカーン!ストーリーなんて関係ない。彼らが悪人をバッカバカやっつけるだけで快感!な1本だ。
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希望の国 7

2012-10-26 23:59:03 | 逆転サヨナラHR
これが、映画なのかもしれない。
園子温監督の震災映画。主役は原発20キロの境界線上に住んでいた家族だ。この土地を何が何でも離れたくない老夫婦や、妊娠をキッカケに放射能恐怖症にかかってしまった若妻、その間に挟まれて苦悩する旦那・・・映画って「ちょっとありえないけど」とか「昔あった出来事」を物語という形に紡いでメッセージを伝えるのが普通なんだけど、ここでベースになっているのは「過去でもありえなくもない」今、福島で起こっている出来事。教訓とか感動とかっていう、ちょっと距離を置いた上から目線の気持ちではなくて、当事者として目の前に突きつけられた課題にどう向き合うか?だんだんうつむいてしまう自分がいた。映画の中で事故が起こったのは長島という架空の土地。でもどこで起こっても不思議じゃない状態なのが今の日本。その時にあわてるんではなくて、懐中電灯を押し入れにしまうように、心の準備はしておいた方がいいのかもしれない。まあマイナスを挙げるならば、ちょっとセリフに露骨なメッセージこめすぎなところと、監督夫人の演技があいかわらずなところかなぁ。
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アシュラ 6

2012-10-19 19:09:34 | ノーヒットノーラン
オトナじゃん!
残酷な描写から発売禁止になった40年前のジョージ秋山さんの漫画をアニメ化した作品。応仁の乱くらいの時代、生きるために人肉を食べて大きくなった少年、アシュラが少女や師匠的な坊さんに出会い、少しずつ人間らしくなっていく…という話。アシュラは赤ん坊の時から実の母親に食われそうになるわ、小さな子供時代から斧振り回して人殺しまくるわ、実写じゃ見てらんない凄惨なシーンが冒頭から続く。見ていて感じたのは人間の理性とか社会性なんてものは、食えて初めて存在するという当たり前だけど、普段感じないこと。置かれたことがない究極な状況で、もし自分ならどうなるか?胸にズドンとくる1本だった。
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くろねこルーシー 6

2012-10-17 19:28:13 | ノーヒットノーラン
こりゃ、拾いもん。
ドランクドラゴン塚地くん主演の「癒やし」映画。頼りなくて負け組だった占い師が、ひょんなことから忌み嫌っていた黒猫を飼うことになったことで、いろんなことが少しずつ変わっていく。こういう動物系映画の場合、どうしても猫の可愛さに頼りっきりになりがちだが、これは違う。主役の塚地くんが(当たり前やけど)しっかり描かれ、だんだんあのおっさんがかわいくすら見えてくる。そりゃ、こんなにうまく行くわきゃないけど、人生ってあんな小さなキッカケで変わるんやろな。アラフォー女がパリで都合よく若いツバメを見つけるヤツより、こっちの方がずっといいわ。
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アウトレイジ ビヨンド 4

2012-10-11 23:37:36 | ノーヒットノーラン
少なくとも越えてはいないわ。
ビートたけし信者としては内容如何に関わらず、見ないといけない1本。本人に直接言う自信はないけど、北野作品ワーストの出来だ。豪華な役者陣のヤクザごっこが延々続くだけ。2時間近くひたすら「馬鹿野郎、殺すぞ」が繰り返される。たけしさんってこんな凡庸さが我慢できる人だったっけ?もちろんヤクザにもいいヤクザ、悪いヤクザがいるわけで、そのあたりはちゃんと描いてはるなねんけど、誰がどういう環境で気持ちよくなることを想定されて作られた作品か教えてほしい。残念だ。
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北のカナリアたち 4

2012-10-09 21:35:20 | ノーヒットノーラン
島倉千代子が流れるかと思ったわ。
吉永小百合主演のいつものヤツ。シニア料金の人しか見にこない1000円映画である。人気作家の湊かなえ原案(原作じゃないところがミソ)ということで少しは期待したけど、永遠のアイドル小百合様の前では細かい機微なんか霞んでしまうのね。結局どんな人でもちょっとずつ引っかかる「人生いろいろあるよね」って話で全く驚きがなかった。還暦過ぎた小百合姫を華やかに見せるために、かなり演技力のある若手実力派を揃えたと思うけど、あれじゃ七人の小人だわ。いい加減、権力を握った団塊世代が作るこのタイプの作品、打ち止めにしてほしいんだけど。
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ツナグ 4

2012-10-08 22:40:33 | ノーヒットノーラン
は~い、皆さん、今から感動する話をしますよ~。と言って始まったような物語だが、ビックリするほど心に響かなかった。原因を色々考えてみたら、メリハリのない「いい話」の羅列、それぞれの話の余りにも想定内の展開、そして子供に説明するようなユルユルの演出。ひねくれた見方かもしれないが「ほ~ら、お前らこういう風にしたら泣くんやろ~」とバカにされてるような気すらしてイライラした。あかんかったわ。
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アイアン・スカイ 6

2012-10-04 20:00:13 | ノーヒットノーラン
出オチやなぁ、もったいない。
「大戦後のナチスの残党が実は月の裏側で生き残っていて、UFO作って攻めてきた!」という設定だけでお腹いっぱい!半年くらい前から楽しみにしてた作品だけに、ハードル上げすぎたかなぁ?まず、1945年に宇宙へ逃げる科学力がありながら、負けるのがありえへんところから始まって、突っ込みどころのオンパレード。飲み屋で設定思いついて、盛り上がって作っちゃったみたいな力業の作品だから、細かいことを言うのは野暮なんだけど、せっかくの設定を生かしきれてない、絶対もっとおもろくなったはずだからなぁ。ギャグだけでなく風刺の部分もいろいろあって、大人が楽しめる1本。突っ込み上映とかもいいかもなあ。
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くそガキの告白 7

2012-10-01 23:26:59 | ノーヒットノーラン
じ~ん。
「オレにしか撮れない作品を撮る」と言いながらいつまでも撮れない監督志望のニートと、映画のヒロインに憧れる旬を過ぎたグラビアアイドルの不器用な物語。舞台挨拶で監督が「半自伝的」と言っていたけど、主役のセリフやシチュエーションがリアルで、なんか他人事とは思えなかった。初長編ということで粗い部分もあったけど、素晴らしかったのはクライマックスシーンと、田代さやかの演技。女優魂、見せてもらいました!
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ロックオブエイジズ 6

2012-10-01 21:08:03 | ノーヒットノーラン
ユンケルなんかより、効くかも。
80年代のロックを散りばめたミュージカルの映画化。舞台のための書き下ろしでなく、曲ありきのストーリーだから、こじつけというか大ざっぱでベタな話。でも、それがどうした?ロックなんて今時はやらない?知ったこっちゃない。考えるな、感じろ!カラダがうずけば同世代だ。社会でもそこそこ責任を求められたり、子育てがガッツリ忙しいかもしれない。でもそんな疲れ気味の身体の奥にちょっとだけ残ってる熱さを覚醒させてくれる1本だ。
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