今日のエンドロール

10点満点の採点つきで年間約120本。観る前も観たあともクスッと笑えるレビューをお届けします。

人魚の眠る家 6

2018-11-17 11:45:17 | ノーヒットノーラン
お前ならどうする?
ずっとそればかり考え、結論はでなかった。プールでの事故で推定脳死になった娘。最新の技術のおかげで、人工呼吸は外せ、脊髄への電気刺激で手足を少しだが動かせるように。でもあくまで外部からのコントロールで自分の意思ではなく、それが戻る見込みもない。彼女はまだ生きているのか?動かせる死体なのか?
子を想う気持ちはメチャメチャわかるだけに、苦しくて仕方なかった。
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ヴェノム 6

2018-11-14 12:42:55 | ノーヒットノーラン
新しいわぁ。
マーベルの新キャラ。何が新しいってエイリアンなのに人間に寄生、いや共生するところ。乗っ取り系は恐ろしい展開になるけど、宿主を気に入って、守るようになる。いつの間にか芽生える友情?カラダはひとつだけど(笑)
ケンカしたり、駆け引きしたり、お互いをうまく使ったり、これからの展開が楽しみだわ。
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走れ!T高バスケット部 5

2018-11-12 23:01:22 | ノーヒットノーラン
あまりにも普通だけれど。
主人公が挫折を抱えて、それを救ってくれる仲間ができて、立ち直りかけたところに悪役登場、そして最後は…。アイドル映画には不可欠な展開も、まあええんちゃうと思うのは、ちゃんとバスケシーンが撮れてるから?逆になんであの展開だけの原作がベストセラーになってたのかが、不思議になった。すごい!と面白いはまるで違うもの。
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ボヘミアン・ラプソディー 7

2018-11-10 12:25:04 | ノーヒットノーラン
音楽の力。
クイーンに関しての知識は何曲かとボーカルのフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなった、以上だ。そんなフレディの栄枯盛衰や異端児ならではの苦悩を描いた作品だ。演じた役者の歌唱力は見事だったけど、ドラマ部分は普通。ただオープニングとラストを飾るライブ・エイドの再現シーンは素晴らしかった。ステージからの人の海のような眺めに鳥肌がたった。
あれをいつか作りたいから頑張ってるんだろ、オレも。
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止められるか、俺たちを 5

2018-11-07 20:06:39 | ノーヒットノーラン
セックスの映画の話なのに、なんかオナニー。
70年代の独立プロの雄、若松プロで何かを作りかった、何かをぶち壊したかった若者たちの物語。気持ちはわからなくもないけど、芸術とか思想、哲学という言い訳にしたエンタメ性の低すぎる作品群に辟易した。あとイヤだったのが、若松監督を演じたアラタのモノマネショー。ミュージシャンでもいるけど、メジャーになったあとも俺ってこういうマイナー系作品もやるんだぜ…イキりが見えて見えて。今は地位を獲得した文系オトナたちが、懐かしがるばかり。そういうのは誰かの通夜でやってくれよ。
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華氏119 6

2018-11-05 14:45:06 | ノーヒットノーラン
救急車呼ばな!ってことやな。
腐ったアメリカをいろんな形で風刺するドキュメンタリスト、マイケル・ムーアの新作。これまでは皮肉とか風刺にユーモアがあったけど、ここ数作はかなり直接的に攻撃するだけなのはいよいよ危機が迫ってきているからなんだろう。トランプ当選でいよいよ明らかになったヤバいアメリカの現実。そこに引っ付いてるだけのどこかの国にも他人事ちゃうわ。でも一番悪いのは独裁者でも腐った金持ちでもなく、問題を他人事だと捉え、何もしない普通の人なのかもしれない。周りの空気や情報に流されず、自分で考えて行動する。本来オトナが当たり前にできなきゃいかんことを、さぼってるのは誰か?考えた。
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serch 8

2018-11-02 11:48:49 | ノーヒットノーラン
いや、マジで見事!
ノートパソコンの画面上だけで全てが展開するミステリー。娘が疾走した父親が、パソコンやスマホに残された彼女の痕跡を調べあげ…それだけでもメチャ斬新で面白い。でもそれだけでない巧みな伏線や見事な回収の数々。そんなに予算はかかってないけど、本当にやられた感いっぱい。ネット検索で、調べられることと、届かないところ。親としても考えさせれた。
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オズランド 6

2018-11-01 11:22:16 | ノーヒットノーラン
普通に佳作。
田舎の遊園地に不本意な配属をされたヒロインが、温かい仲間やお客さんの笑顔のおかげで心を開き…という話。意外性はないけど、のんびり楽しめて、田舎の遊園地の役割をしっかり体現した物語だった。いろいろイヤなことや地味な作業も多いけど、お客さんが喜ぶ顔を想像して頑張り、それが実現して充実感を得る。共感できることがたくさんあった。
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ファイティン! 5

2018-10-29 23:37:36 | ノーヒットノーラン
韓国の川田利明(と、俺は思ってる)マ・ドンソク主演の「オーバー・ザ・トップ」。腕相撲というアクシデントが少なく盛り上げ方が難しい素材がメインだったからか、家族愛とか養子とか貧困とか、他の要素を盛り込みすぎ。笑わしたいのか泣かしたいのか、虻蜂取らずになった物語は期待していただけに残念だった。一番いらんかったのはあの腰巾着みたいな兄ちゃん。なんでアイツにそんな義理立てる?
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スカイライン 奪還 6

2018-10-25 18:31:40 | ノーヒットノーラン
男子最高!
エイリアン、アクション、カンフー、爆発、怪獣…おっぱい以外ほぼ全ての男子好きアイテムを全部のせした映画。でもグロいところがあってR15だから、ホントに喜んでるのは厨2病のオトナばかり。会社や家庭ではそれなりの立場になってカッコつけてるけど、一皮剥けばピュードカン!が大好きなんです。そこに細かいストーリーや、エイリアンの正体や動機なんてどうでもいい。ただひたすら、そういう楽しみ方だけをする映画だ。
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Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~ 5

2018-10-23 23:32:55 | ノーヒットノーラン
稲垣潤一は出てきません。
小説「クリスマス・キャロル」を書いた小説家チャールズ・ディケンズのある意味「メイキング・ファンタジー」。自分の産み出したキャラクターと戦いながら物語を紡ぐ姿を、妄想と現実を行き来しながら描いていく。ただ世界的ベストセラーながら、日本人にはそれほど馴染みのない物語が当たり前のものとして進んでいるので、そのへんが面食らうし、なんか西洋臭濃すぎる感じ。日本だと手塚治虫さんとかだったら成立するのかなぁ。アトムとかブラックジャックとケンカしたりして…
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家に帰ろう 4

2018-10-23 23:00:35 | ノーヒットノーラン
話がちゃうわ。
とまで言えないけど、タイトルから想像したようなホッコリしたロードムービーではなかった。足だけでなく、70年経っても消えない傷を引きずりながら、アルゼンチンからワルシャワへ。人の優しさに触れてもうちょい心開くかと思ったけど、そうでもなく。理屈では理解できるけど、あまり共感できなかったなぁ。
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日日是好日 8

2018-10-17 11:25:48 | ノーヒットノーラン
先日亡くなった樹木希林さんの遺作。黒木華演じる不器用な女性が、お茶の稽古に通った20年の話だ。何も考えてなかった女子大生が、理屈のわからないしきたりを学びながら、いろんなことを学び、感じて成長していく。基本的に場面は茶室で、劇的なドラマはなく静かに進む。でもその中に「時間をかけてわかることもある」「何もない毎日を受けとめ、楽しむのが幸せ」なんかセカセカ生きてる自分を諭してくれているような気がした。映画を見ながら、何度も何度も深呼吸させられた。
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教誨師7

2018-10-13 15:30:04 | ノーヒットノーラン
漣さんは彼らと会えたんだろうか?
名バイプレーヤー、大杉漣さんの最初で最後のプロデュース、そして遺作。いつになるかわからない刑の執行を待つ死刑囚の話を聞く教誨室でのほぼワンシチュエーションドラマだ。いろんな死刑囚がいるが、どうして死刑になったかなど詳しい説明はない。だから観客も一緒になって彼らの話を聞き、想像をめぐらせる。映画でありながら落語やラジオのような作品だった。体が悪いわけでもないのに、近い将来確実に死ぬ、でもそれがいつかはわかりない。凄く特殊な状況の人にただただ寄り添う。ビルから飛び降りたり、戦場に行ったりしなくても、人がしたことがない疑似体験ってできるんやな。
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若おかみは小学生 6

2018-10-05 19:07:26 | ノーヒットノーラン
図書館で子供のコーナーにズラッと並ぶ人気シリーズ。うちは男ばかりなので読んでなかったが、気になるタイトルだった。両親を事故で失い、おばあちゃんの旅館で生活することになった「おっこ」の奮闘再生物語。設定がありえんとか、ベタだとかはどうでもいい。死ぬほど辛い状況で健気に前を向くおっこと、それを支えるキャラたち。励ますんじゃなく、黙って受け入れて心を込めて癒す。それに気づかせてくれるだけで、価値がある。
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